731を問う!!
2020年1月9日木曜日
細菌戦の系譜!!
●映画「ひろしま」について(横浜)
●映画「ひろしま」を観て
●知っていますか?「731部隊」
●ABC企画委員会パネル展2019中野
●第5回三多摩平和交流会2019
●パネル展「日中戦争ーその実相に迫る!
●情報公開裁判「化学学校記事」「衛生学校記事」
●南方軍防疫給水部の記録を探し求めて(リム・シャオピンさん)
●小津安二郎と宮柊二と毒ガス戦
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●731部隊・100部隊展
{731部隊展}中国ハルピン(西里扶甬子さん)
http://dw.chinanews.com/chinanews/content.jsp?id=9033541&classify=sp&
日本は唯一の戦争被爆国なのに、なぜ核兵器禁止条約に署名しない?
この異常な降水量の最大の原因は、今までの核実験で地球が壊れてきているからではないか??
●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書)
奇々怪々の現代
それで、かつてニクソン大統領が辞任に追い込まれたウォーターゲート事件と気象(クライメート)をもじって、「クライメートゲート」と呼ばれるようになった。このスキャンダル発覚で重要なことは、アメリカのメディアが自ら反省しているように、「氷河は実際に融けていない」、「気温の予測は外れて、しかもデータは証拠不十分なものばかり」、「ここ10年気温は上がっていない」、「コンピューター・モデルは自分の好きなように予測データを強調している」という山のような事実があったにもかかわらず、「メディアはこうした批判を長い間に渡って無視してきた。
●核実験(ウキペディアより)
若くして白血病で亡くなった有名女優、有名歌手、また五輪候選手だったスイマーが白血病になったのは、放射能の影響ではないのか?
月の砂漠の犠牲者 夏目雅子と本田美奈子
核実験(かくじっけん,英語:Nuclear weapons testing)とは、核爆弾の新たな開発や性能維持を確認したり、維持技術を確立したりするために、実験的に核爆弾を爆発させることを指す。1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた。そのエネルギーはTNT換算で530メガトン(大気圏内は440メガトン)でこれは広島へ投下されたリトルボーイの3万5千発以上に相当する。
核実験は、実施された場所と高度により4つの種別に分類される。
2.地下核実験 地表面下の様々な深度で行われる核実験である。実験の手法は、冷戦時に米国及びソ連にて確立されたが、本実験以外の手法は1963年に締結された部分的核実験禁止条約 (PTBT) で禁止された。核爆発が完全に地中で収束した場合には、放射性降下物は殆ど発生しない。しかし爆発によって地面に穴が空いてしまった場合には、そこから大量の放射性降下物が発生してしまう。地下核実験では、その核出力と爆弾の構造に応じた地震波が発生するが、多くの場合で地殻の陥没によるクレーターも生成される。1974年には、地下核実験の最大核出力を150キロトンとする地下核実験制限条約 (TTBT) が米国とソ連の間で署名されている。
水素爆弾の恐怖・ビキニ環礁 (アメリカ)
東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ
●原発・化石燃料発電→再生可能エネルギー発電の増加
【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) 20191230
核兵器、生物兵器、化学兵器廃絶!! 戦力不保持!!安倍政権打倒!!
●ニュース
戦争責任を取らぬまま、そのまま在位した昭和天皇、その後の天皇も日本の侵略戦争の謝罪をしていない!!
野党、中東派遣の決定見直し要求
ソレイマニ殺害で“戦争再開”に米軍内でも疑問の声
記者が目の前で見たゴーン氏会見 日本メディアには笑顔なく
相模原殺傷事件・植松聖被告 背中一面の刺青、「障害者ぶっ殺す」と発言していた過去
#大竹まことゴールデンラジオ#金子勝 (文化放送 2019-12-27)
●日本政府・自衛隊は情報を公開せよ!!(情報開示!!)
特別秘密保護法撤廃!!
アシタノワダイ削除「日航123便 墜落事件」
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
日航機墜落事故から34年 御巣鷹で慰霊登山始まる
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●国立感染症研究所村山庁舎(武蔵村山)
特定一種病原体等の受入れについて
このことについて、令和元年9月26日(木曜日)夜、加藤厚生労働大臣から藤野市長に対し、国立感染症研究所村山庁舎が一種病原体を所持するに至ったとの電話連絡がありました。
また、本日、国立感染症研究所から以下のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
令和元年7月5日付で、特定一種病原体等所持者である国立感染症研究所が、特定一種病原体等であって外国から調達する必要があるものとして輸入するウィルスを厚生労働大臣より指定されたところですが、今般、国立感染症研究所は、次に掲げるウィルスを外国より受入れ、所持したことを報告します。
南米出血熱ウィルス
ラッサウィルス
エボラウィルス
クリミア・コンゴ出血熱ウィルス
マールブルグウィルス
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
感染症対策のウイルス保管を説明
エボラ病原体”輸入”国に安全対策求める
●なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。
XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より
・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。
2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。
封印された原爆報告書
水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
JCOの臨界事故
福島第1原発事故
●核兵器廃絶
2019 所沢市 平和祈念資料展
ヒロシマ 私たちの心の傷
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病
●731部隊(unit731)
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
新宿戸山の人骨もきちんとDNA鑑定せよ!!
抑留者遺骨「全て日本人でない」
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!大嘗祭反対!!
昭和天皇の戦争帰任をもっと追及しよう!!
(1)関東軍防疫部の設置経緯
1936年4月13日参謀本部第1課(編制動員課)「満洲派遣部隊一部ノ編成及編制改正要領(決定案)」作成
戦前の天皇がいかに大きな存在であったかが分かる。
中国への細菌戦・毒ガス戦をきちんと謝罪しないばかりか、アメリカの原爆投下をも容認してしまった!!
NHKスペシャル「 昭和天皇は何を語ったのか」拝謁記
昭和天皇の戦争責任を問う!!
昭和天皇、戦争を悔い退位に言及 改憲再軍備も主張、長官の拝謁記
昭和天皇、戦争の「反省」表明望んだ 詳細記録見つかる
京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
人骨発見から30年・
●読者から寄せられた記事
タイトル:
北朝鮮の平壌に、アメリカの横田基地から、アメリカの軍用機が行っているのだ。 ブルドーザー積んで行って、北朝鮮の軍事基地造るのを援助しているのだ。 それで基地を造ってる。
ホスト:KD106180012236.au-net.ne.jp
********************
ウランの世界最大の埋蔵量を持つ豪、二位はカナダ、輸出は世界第二位、一位はカナダだ。共に、ウランの世界最大の輸出国。
そしてそれらの最大の輸入国は日本だ。
ウラン円システムで世界は日本中心に回ってる。
戦前はアヘン帝国(1937年には世界の90%のアヘンを生産していた)
戦後は原子力帝国(ウランの世界最大のディーラー)
核戦争起きる前に生活核で人類は滅びる。
地球の破滅の道を牽引してるのは日本なのだ!https://twitter.com/hashtag/地下原発
世界の悪の枢軸:JAP
日本が、濃縮ウランをイランに売っているのです。
トランプはそれを知っている。だから、安倍がイランに行くのは、「もう売れません」と言わされる為に行ったのです。
人が元々持っている性質として、お金や権力とかを手に入れると、人の気持ちというのを察する能力、考える能力が低下するという研究結果がある。
人間に必要以上のカネも、権力も永く持たせては絶対にいけないのだ。
7:45~https://www.youtube.com/watch?v=9BW284WQtzQ
●横浜「戦争の加害展」感想
2月16日
93.大日本帝国の否定できない悪事、それを無かったことにする動きがまかり通っていることに怒りをおぼえます。韓国を攻撃するメディア、特にフジサンケイグループは「第2次朝鮮戦争総督府」を作りたくて仕方がないようです。国連の旧敵国条項発動で厳しく追及されるでしょう。(男性、40代)
●なかのゼロ(「過去からいま 未来をつなぐ」展
12月14日(金)の感想
・大久野島での実態についての被害障害、中国に遺した毒ガス弾それによる被害で今も苦しむ人々、現在も続く。謝罪もなくひた隠しの事実。「ウサギの島」とバーベキューと海水浴客を呼び込むだけ、私は5年前に大久野島に行き、休暇村に泊まって、自転車で回りました。資料館には職員の方が不在で困りました。本など資料が欲しかったのですが買えませんでした。(女性、60代、土浦)
●【真相】(unit731)
石井細菌戦部隊―極秘任務を遂行した隊員たちの証言
郡司陽子編(1982年11月30日初刷:徳間書店)
編者まえがき
Ⅰ ファインダーがとらえた地獄
―総務部調査課写真班 T・K
毒ガス実験の撮影は命がけだった
「丸太」の自殺は、今でも、どうやって死んだのか、はっきりしない。とにかく、囲いのない床に備えられた日本式のトイレの水洗の取っ手に、おそらく衣服を裂いたのだろう、布切れを結わえ付けて、縊死しているのだ。人間は死のうと思えば、簡単に死ねるものだと思った。同房の「丸太」が手を貸したのか。
自殺は数件あったようだが、私が写真を撮ったのは、7棟2階で1回だけだった。なぜこの「丸太」だけ念入りに写真を撮らせられるのかわからなかったが、何かの実験中だったのだろう。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第9章 戦犯の証言
戦犯たちの戦後50年
多くの人が金子さんの発言に共鳴したのだろう。場内に拍手が起こった。梅さんが私に、金子安次さんも「中帰連」の常務委員で、今年75歳になると教えてくれた。彼は、生きている内に自分が罪を犯した所を訪ね、被害者に直接謝罪したいという願いを長い間抱いていたという。1989年7月、ついにその機会が訪れ、彼は彼は山東省臨清県を訪問した。そこで彼は、母親を日本兵に殺された中年の人(当時3歳)に会った。金子さんは釈放され帰国して結婚し、子どもが生まれた時、わずか3歳の息子の母親を殺した行為にこの上ない痛恨を感じた。
●証言 人体実験(731部隊とその周辺)
中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳
萩原英雄自筆供述書(1953年4月15日)
入隊(現役兵)前の状況
5、石井四郎という人物
石井のこうした独断専行については、関東軍司令官と陸軍大臣でさえ見て見ぬふりをしていた。膨大な額の研究費のために、彼はみずから陸軍省に出向いてこれを認可させたらしい。平房の陸軍宿舎内の設備は、関東軍陸軍宿舎の中で最も完備したものであったという(実際には私も見たことがない)。日本特殊工業株式会社は石井部隊の研究器材を生産して莫大な利益をあげたし、石井の親戚の鈴木茂は一文無しの臨時雇いの大工だったが、石井に呼ばれて満洲に渡り、1939年までわずか4,5年で10数万円の財産を築き上げている。以上の事実は、国民に重税に課して制定された国家予算が、どこに使われ、誰の懐に入ったのかを物語っている。
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
■ある大学講師のおこなった人体実験
「秘密」というスタンプの押された『ソビエトの捕虜に行われた臨床調査についての暫定報告書』と、これに先行する、同じように秘密の『暫定的報告』に、ベルニングの実験の指示内容が示されている。彼の結果報告によれば、飢餓水腫が発生するようにするため、かなり長期にわたって、与えられるタンパク質は日に30グラムを下回るようにされなければならない、とされていた。ベルニングは本物の飢餓水腫が始まるのを観察し、飢えた人間が長い段階を経て体重が減少していき、すぐに疲れやすくなり、性欲がなくなり、頭痛を覚え、めまいがするようになるさまをメモしている。彼は、捕虜の下腹部が膨張するのを観察している。寒さが、また労働が水腫を強めた。彼にとってとりわけ貴重な研究は、実験の結果死亡した患者であった。
「検死に見られる胃・腸=管の変化は特に興味深いものである。」
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作ってもいいのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
2020年2月4日(火)16:00~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
しかし、それも一致するだけで、寄贈されたものではないという。
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。防衛省が提出する資料は内輪の調査であり、本当にきちんと聴取しているのかが、疑問だ。憲法9条で戦力不保持を宣言しているのだから、情報公開に、制限を一方的にかけるのは、本当におかしいと思う。今の自衛隊の実情をきちんと国民に知らせるべきだ!!
●「化学学校記事」情報公開裁判
次回 2020年2月12日(水)11:30~ 東京地裁522号廷
1977年発行の化学学校発行の『20年のあゆみ』について、防衛省はマスキングに時間がかかるため、2か月後の提出は難しいかも知れないと述べた。
『20年のあゆみは』は1970年代だから、沖縄での、毒ガス漏洩事件や本土の相模原補給廠での毒ガスの問題がある中、毒ガスや核兵器に関する研究の記述もあるのだろう。それらをマスキングして公開しないというのは、日本の情報公開がいかに遅れているかと象徴している。防衛省は、化学学校記事16号の存在を認め、その間に自衛隊がどのような研究をしていたかを明らかにすべきだ。佐藤内閣時代に実際に核兵器を持とうとしていたのだから、自衛隊ではどんなことが研究をしていたかは、国民に広く知らせるべきである。ましてや日本は、広島、長崎、ビキニ、福一で甚大な被曝をしている国なのだから。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
『BC兵器』 久保綾三著(1969年)より
Ⅱ 自衛隊と生物・化学兵器―その思想と作戦
1、自衛隊の装備・訓練を探る
その戦略的根拠
まず、教範の制改定の経過をまとめてみると、3つの段階に大きく分かれていることがわかってくる。
第1の段階は、50年の警察予備隊発足から57年の「案32-119化学防護教範」が制定されるまでの“借り物時代”である。
第2の段階は、57年から67年の「特殊武器防護教範」制定までの“研究開発時代”であり、この10年間は自衛隊の生物・化学戦にとって記念すべき10分の1世紀であった。
第3の段階は、67年以降の“自前生物・化学兵器装備と訓練時代”である。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第11章 真珠湾への道
Ⅲ
9月5日午後5時、近衛首相は連絡会議が決定し、そして前日遅くに内閣が右から左へと承認したこの最新の「国策」の文書について報告するため参内した。40歳の昭和天皇はすでにこの文書の概要を知っており、報告を聞いても、また御前会議の開催を要請されてもほとんど驚くということはなかった。統帥部は天皇に確実に悪化する危機と軍事的な方策について、詳細な情報を提出していた。『木戸日記』によると、昭和天皇は、「若し米国が日本の申出につき単純率直に受諾せざる場合には、真に重大なる決意」をするよう求められることになると思っていた。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
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