731を問う!!
2020年1月29日水曜日
細菌戦の系譜!!
●パネル展「日中戦争ーその実相に迫る!
●知っていますか?「731部隊」
●情報公開裁判「化学学校記事」「衛生学校記事」
●小林開さん 映画「ひろしま」を語る!!
●核なき世界へ 映画「ひろしま」
●ABC企画委員会パネル展2019中野
●第5回三多摩平和交流会2019
●南方軍防疫給水部の記録を探し求めて(リム・シャオピンさん)
●小津安二郎と宮柊二と毒ガス戦
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●731部隊・100部隊展
核なき未来へ(森川聖詩)
日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?
地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??
●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書)
奇々怪々の現代
日本人全体が、この「考えない葦」メディアと政治家の為、無知という名の島に置き去りにされている。インターネットは、本当に発達したのか。インターネット辞書として多用されているWikipediaが、CO₂温暖化説の広告塔だったことも、現在では強く批判を浴びている。地球科学の事実を知るために、大半の読者はインターネットが必要だと思っているだろうが、それも思い違いであることを、過去の資料から実証してゆこう。
●核実験(ウキペディアより)
若くして白血病で亡くなった有名女優、有名歌手、また五輪候選手だったスイマーが白血病になったのは、放射能の影響ではないのか?
月の砂漠の犠牲者 夏目雅子と本田美奈子
核実験(かくじっけん,英語:Nuclear weapons testing)とは、核爆弾の新たな開発や性能維持を確認したり、維持技術を確立したりするために、実験的に核爆弾を爆発させることを指す。1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた。そのエネルギーはTNT換算で530メガトン(大気圏内は440メガトン)でこれは広島へ投下されたリトルボーイの3万5千発以上に相当する。
朝鮮民主主義人民共和国
詳細は「北朝鮮の核実験 (2006年)」、「北朝鮮の核実験 (2009年)」、「北朝鮮の核実験 (2013年)」、「北朝鮮の核実験 (2016年1月)」、「北朝鮮の核実験 (2016年9月)」、および「北朝鮮の核実験 (2017年)」を参照
・1986年3月、アメリカの偵察衛星が北朝鮮の核施設のある寧辺を撮影、高性能爆発実験の痕跡を示す幾つかの円筒状のクレーターを発見。
・2006年10月9日 咸鏡北道吉州郡豊渓里で初の核実験。
・2009年5月25日 咸鏡北道吉州郡豊渓里で2回目の核実験。
・2013年2月12日 咸鏡北道吉州郡豊渓里で3回目の核実験。
・2016年1月6日 咸鏡北道吉州郡豊渓里で初の水爆実験。しかしこの実験の水素爆弾というのは疑わしい見方も多い。
・2016年9月9日 5回目の核実験。
・2017年9月3日 6回目の核実験。北朝鮮は「水爆実験」と主張している。
水素爆弾の恐怖・ビキニ環礁 (アメリカ)
「北朝鮮の核実験の威力」と「史上最強の核兵器"ツァーリ・ボンバ"の破壊力」【核兵器】
●核融合もすべきではない!!
20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について
●原発・化石燃料発電→再生可能エネルギー発電の増加
【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) 20191230
核兵器、生物兵器、化学兵器廃絶!! 戦力不保持!!安倍政権打倒!!
どこの研究所で新型コロナウィルスが誕生したのだろうか??
●ニュース
戦争責任を取らぬまま、そのまま在位した昭和天皇、その後の天皇も日本の侵略戦争の謝罪をしていない!!
搭乗全員が日本国籍で発症者いないと外務省
昭恵夫人の招待者推薦どのようなルートで?
【音声入手】河井案里議員が選対スタッフに“口裏合わせ”要求 秘書を自宅に行かせ、「弁護士に連絡して」〈週刊朝日〉
田原総一朗「疑惑国会ゼロ回答の安倍首相 自民党から総辞職の声を」〈週刊朝日〉
リニア大井川問題、国専門家会議受け入れへ 新設提案に条件付きで調整 知事会見
「桜」名簿廃棄記録開示しないのは「国家機密漏えいの危険増すから」 菅氏、国会で
自衛隊が「領海侵犯やテロ」に対抗しにくい根因
伊方原発 運転できない状態が長期化か 四電 異議当面見送り
弾劾裁判ではっきりした「トランプこそ腐っている!」
大竹まことゴールデンラジオ#金子勝 (文化放送 2020-01-24)
●日本政府・自衛隊は情報を公開せよ!!(情報開示!!)
今年も8月12日がくる──。33年前 520人が犠牲になった日航機墜落、遺物の化学分析で判明した事実とは?
中曽根元総理が知る日航機墜落事故の真実とは?墓場まで発言の真意を調査!
ここの研究所は、どんなことをやっているのだろうか??
●国立感染症研究所村山庁舎(武蔵村山)
●なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。
XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より
・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。
2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。
封印された原爆報告書
水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
JCOの臨界事故
福島第1原発事故
●核兵器廃絶
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病
●731部隊(unit731)
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
●読者から寄せられた記事
タイトル:
ロスチャイルドの犯罪とは、戦争がかれらの最も収益性の高い事業である事なのだ。
ホスト:KD106180012236.au-net.ne.jp
********************
ほんの数例の列挙だが、
ロンドン市のイングランド中央銀行
ローマのバチカン銀行
ワシントンDCの連邦準備銀行
及び欧州中央銀行(フランクフルトam/MのECB)
である。
ロンドンの中央銀行は金の価格を毎日操作しているのだ。
ロンドン市、ローマのバチカン市国、ワシントンDCは文字通り全ての人々から免責を保証する為に
自由国家として認められている。
●横浜「戦争の加害展」感想
2月10日
5.戦争が起こってしまえば、虐殺も慰安婦も出てしまうのが残念ながら普通のことなのだから、戦争をやっちゃいけないと思っています。
「なかった」など平然と言えるやつは、何か利害を持っている者なのか、、、。
松代地下大本営は40年ほども前に、中に入ってみたことがあります。朝鮮語と思われる文が洞窟の壁に残っているのも見て来ました。
AがK学園でそんな大きな奥の目的を達成させようとしているなんて、Aにそんな頭脳はないと思っていますが、Aのジイサマがそれを考えていたという記録があるのなら、Aも考えてしまうかもしれませんね。Aとその仲間はなぜこうも庶民をないがしろにできるのか、全く理解できないし、そのまわりの党所属者もそろそろ「おかしいっ!」と言い出すのがいっぱい出てこないのかな、と不思議です。
官僚が自分の将来を考えて動くのはちょっとわかったりしますが、正義感など表せないのはとても残念だし勤勉だし、思い込んでいた日本全体が不正とウソのかたまりだったとわかってきたのはものすごくショックです。老後は外国で暮らしたいと思うく
●映画「ひろしま」アンケート(1月13日 横浜)
( )は性別・年代・住まい・情報
9、NHKでこの作品を知りました。「原爆の子」のことは知っていましたが、この作品のことは知りませんでした。デジタルリマスターされ、観るkとができたことはとても幸運でした。ありがとうございました。多くの関わってきた方に感謝したいです。たくさんの苦労があったでしょう。一人一人の思いの強さを感じます。生存者・体験者がどんどんいなくなってしまう今だからできることを、次の世代へ伝えなければならないことはたくさんあるはずです。平和への願いをさらに強くしました。
★要望
昼の部に来ました。その部では入れませんでした。会場をあとにしてもエレベーターやロビーなどにたくさんの方々がいらっしゃいました。上映の機会が増えるといいと思いました。
(女性・50代・市外・朝日新聞)
●【真相】(unit731)
石井細菌戦部隊―極秘任務を遂行した隊員たちの証言
郡司陽子編(1982年11月30日初刷:徳間書店)
編者まえがき
Ⅰ ファインダーがとらえた地獄
―総務部調査課写真班 T・K
ノモンハン事件には、石井部隊からも出動した。石井部隊長も前線に出た。制空権は、イ16型戦闘機を投入したソ連側にあった。劣勢の日本空軍の中で、篠原中尉機の活躍は目を見張るものがあった。単機よく敵18機を撃墜し、その際、自らも撃墜されて壮烈な戦死を遂げた。石井部隊長は、この篠原中尉機の焼け焦げたエンジンやその他の部品を集めて、部隊本部1棟2階にある特別標本陳列室に展示し、その戦功を称えていた。実験に使われた人体標本のずらりと並んでいる標本室に、篠原機の残骸が、いかにも場違いな感じで置かれていたのが、印象的だった。
こうして、私は、次第に731部隊を「職場」とし、「丸太」を「材料」とみなすことに慣れていったように思う。少なくとも、意識的には、そうだった。
だからこそ、私たちは、平房の731部隊の本部にいても、「生活」を営むことができたのだ。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第10章 残酷な人体実験毒ガス実験
「戦犯管理所」からの証言
1954年、当時中国の戦犯管理所にいた日本軍第39師団の軍人が、その部隊の行った人体毒ガス実験を暴露した。平田日出雄は次のように認めている。
「1940年5月から9月にかけて、39師団233連隊第5中隊は、湖北省当楊県から南西3㎞のところにある丘陵地帯において、持久性、糜爛性、催涙性毒ガス及びガス榴弾の効力を試すために、金原大佐の命令のもとで演習を行った。当時、私は訓練生としてその演習に参加した。捕まえて来た捕虜を丸裸にして、他の兵士と一緒に、彼の顔に糜爛性ガスを散布したのである。その結果、3名の抗日軍捕虜は上半身がすっかりただれ、直ちに日本兵某によって銃殺された。またある時は、2度にわたって80名の抗日軍捕虜の手足を縛り、連絡壕や2つのトーチカに投げ込んだ後、12門の迫撃砲と1門の野砲で、1㎞の所からガス弾や榴弾を発射し、この80名の捕虜を1度にまとめて殺した。(『細菌戦と毒ガス戦』592頁)
●証言 人体実験(731部隊とその周辺)
中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳
河本大作供述書(1953年4月10日)
石井四郎はもともと細菌学者で、陸軍中佐だったときに濾水器を発明した。(日中事変の期間)揚子江一帯の部隊はみな、作戦期間中この濾水器を携帯した。あとで聞いたところでは、石井は濾水器を普及させるため参謀本部で宣伝活動を行ったことがあり、参謀たちを集合させたうえ、濾水器で参謀本部前にあった池の水を濾過し、その場で飲んで見せて、十分に濾過すれば細菌は無くなると説明した。
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
恐ろしい行為があのように日常性を規定し、化け物じみた思想が現実生活の指針となったが、そうなるまでに、あの宿命的な歴史の流れはさまざまな源泉を持っていたに違いない。医者たちは、彼らの攻撃的な真理追求と独裁のイデオロギーとの二つの発展が交錯する点にたったとき、はじめて公認の殺戮者・公的に任命された拷問吏になったのである。人間を『症例』としてみるか、腕に入れ墨された番号としてみるかは、彼らにとってほとんどどちらでもいいことだった。残酷的な時代を示す二重の無表情がそこにみられる。この裁判では絶えず高い学問的レベルの男たちの名前が出てくるが、それはなぜか。彼らは直接的には刑事罰的行為をしていないかもしれない。しかし、彼らは、客観的には、無防備の人間に加えられた残酷な運命に肯定的な関心を抱いていた。なぜだろうか。学問の実践と政治の間に、ある種の秘かな一致があったからこそである。深刻な非人間性がずっと以前から準備されていたのだ。これは、現代の錬金術であり、主体の客観への転換、人間の、抑制も知らぬ破壊本能が発揮される事物への転換である。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作ってもいいのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
2020年2月4日(火)16:00~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
しかし、それも一致するだけで、寄贈されたものではないという。
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。防衛省が提出する資料は内輪の調査であり、本当にきちんと聴取しているのかが、疑問だ。憲法9条で戦力不保持を宣言しているのだから、情報公開に、制限を一方的にかけるのは、本当におかしいと思う。今の自衛隊の実情をきちんと国民に知らせるべきだ!!
●「化学学校記事」情報公開裁判
次回 2020年2月12日(水)11:30~ 東京地裁522号廷
1977年発行の化学学校発行の『20年のあゆみ』について、防衛省はマスキングに時間がかかるため、2か月後の提出は難しいかも知れないと述べた。
『20年のあゆみは』は1970年代だから、沖縄での、毒ガス漏洩事件や本土の相模原補給廠での毒ガスの問題がある中、毒ガスや核兵器に関する研究の記述もあるのだろう。それらをマスキングして公開しないというのは、日本の情報公開がいかに遅れているかと象徴している。防衛省は、化学学校記事16号の存在を認め、その間に自衛隊がどのような研究をしていたかを明らかにすべきだ。佐藤内閣時代に実際に核兵器を持とうとしていたのだから、自衛隊ではどんなことが研究をしていたかは、国民に広く知らせるべきである。ましてや日本は、広島、長崎、ビキニ、福一で甚大な被曝をしている国なのだから。
また、『化学学校記事』16号が存在するのだから、正直に防衛省はそれを認め、その他の全ての『化学学校記事」を公開すべきだ!!
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
『BC兵器』 久保綾三著(1969年)より
Ⅱ 自衛隊と生物・化学兵器―その思想と作戦
1、自衛隊の装備・訓練を探る
装備・訓練の実体は
M25A1型CN内乱鎮圧用手榴弾
〔応急手当〕
M’7A1型擲弾に対する応急手当処置と同じである。
不戦屈敵戦略
(新型コロナウィルスのそうだろうか?)
吉田大桂司陸上自衛隊化学学校長は『化学学校記事』の中でいみじくもこのことを認めているのである。「強大な軍事力を保有し、その威嚇、脅迫のみによって政治目的を達成することができれば、極めて有利であることは申すまでもない。
特殊武器の出現は、このようなことを可能ならしめるに至った。即ち、その驚異的な威力を国力の策源である国民に対し単に誇示することのみによって、その意志の屈上を余儀なくさせることを可能ならしめたのである。この場合、もし、相手国及び国民に防護準備や防護手段が無いとすればそれには屈上の道を選ぶしか方法が無いということになろう」(68年7月第13号)と彼は書いている。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第11章 真珠湾への道
Ⅲ
近衛は外交による打開を望んでいたが、しかし、たとえルーズベルトと会談をしても何ら得ることもなく、戦争が始まるものではないかと懸念していた。山本五十六は、日本の戦争決意を悟られないようにすることを示唆していた。「然し若し希望を言えば洋上会談が仮令(たとい)決裂することとなるも尻を捲ることをせず白黒をはっきり言わず一抹の余裕を残して帰って貰いたし、然らば艦隊はその瞬間より行動を開始すべし」。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
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