731を問う!!
2019年10月14日月曜日
細菌戦の系譜!!
●主戦場
●黒岩知事に抗議!!
●第5回 三多摩平和交流会
●旧日立航空機(株)変電所ほかフィールドワーク
●脱原発!!
●もっと知りたい、見つけたい(peace8)八王子
●佐々木寛講演会
●前川喜平講演会
●東京発!“核関連施設立地地域と東京を繋ぐ”核燃料サイクル計画映画制作プロジェクト
●「日本の毒ガス戦と遺棄毒ガス」展
●「医学者たちの戦争犯罪ー731部隊・100部隊」展
●「731部隊犠牲者遺族の声を聞け!①のご案内
●沖縄と枯葉剤
●日本はこういう国だった 戦後に生まれたあなたに
●2019 平和をねがう中央区民の戦争展2
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●北支那防疫給水部留守名簿
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
核兵器、生物兵器、化学兵器廃絶!! 戦力不保持!!
●ニュース
2019年八王子 「医学者たちの戦争犯罪―731部隊・100部隊展」感想
・人体実験という恐ろしいことを本当にやっていて、それができてしまう戦争というものの恐ろしさを改めて感じます。そしてそういう人たちが、戦後平気な顔をして“出世”したり“えらく”なっていることに怒りを覚えます。真実を明らかにしてほしいです。
・731部隊は以前より興味があり本が少ない報道等で少しずつ知っていきましたが深い資料等で又更に知ることが出来良かったです。歴史を知る事と又繰り返さない事を願います。(チラシ)
・731部隊だけでなく、ハンセン病や優生保護法、アイヌの遺骨問題まで幅広く取り上げていてすごいと思った。(レイバーネットHP)
軍事費・オリンピック・ワールドカップ・天皇の代替わり等にお金を使うのではなく、災害被災地の復興に多くのお金を使うべきだ!!
東・北日本で天気下り坂 少しの雨でも土砂災害に警戒
千曲川周辺で最大4・3メートル浸水 国土地理院が推定図を作成
台風19号で深い爪痕 河川氾濫 復旧に時間も
9万軒超で停電続く 東電“20日までにほぼ復旧”
各新幹線で台風影響残る 北陸新幹線 本数減らし運行
大竹まことゴールデンラジオ#金子勝 (文化放送 2019-10-11)
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
●日本政府・自衛隊は情報を公開せよ!!(情報開示!!)
特別秘密保護法撤廃!!
憲法9条はどこ行った!!
防衛省がフリーランスを排除
全日空機雫石衝突事故
岩手県岩手郡雫石町上空を飛行中の全日本空輸の旅客機に航空自衛隊の戦闘機が飛行中に追突され、双方とも墜落した。自衛隊機の乗員は脱出に成功したが、機体に損傷を受けた旅客機は空中分解し、乗客155名と乗員7名の計162名全員が死亡した。1985年(昭和60年)8月12日に日本航空123便墜落事故が発生するまで、日本国内の航空事故としては最大の犠牲者数を出した事故であった。
アシタノワダイ削除「日航123便 墜落事件」
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
日航機墜落事故から34年 御巣鷹で慰霊登山始まる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条(自衛隊は違憲ではないか!!)
自衛隊は、防護のためと言って毒ガスを製造している!!(日中戦争時のも日本軍は本格的な毒ガス戦を中国で行った!!)
日本の毒ガス
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
これでは客観性がないではないのか??官邸主導
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●国立感染症研究所村山庁舎(武蔵村山)
特定一種病原体等の受入れについて
このことについて、令和元年9月26日(木曜日)夜、加藤厚生労働大臣から藤野市長に対し、国立感染症研究所村山庁舎が一種病原体を所持するに至ったとの電話連絡がありました。
また、本日、国立感染症研究所から以下のとおり情報提供がありましたので、お知らせします。
令和元年7月5日付で、特定一種病原体等所持者である国立感染症研究所が、特定一種病原体等であって外国から調達する必要があるものとして輸入するウィルスを厚生労働大臣より指定されたところですが、今般、国立感染症研究所は、次に掲げるウィルスを外国より受入れ、所持したことを報告します。
南米出血熱ウィルス
ラッサウィルス
エボラウィルス
クリミア・コンゴ出血熱ウィルス
マールブルグウィルス
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
感染症対策のウイルス保管を説明
エボラ病原体”輸入”国に安全対策求める
●なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。
XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より
・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。
2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。
封印された原爆報告書
水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
JCOの臨界事故
福島第1原発事故
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
●核兵器廃絶
長崎平和宣言(全文)
安倍首相 核兵器禁止条約参加に否定的姿勢 核廃絶へ対話促す
2019 所沢市 平和祈念資料展
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病
●731部隊
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
新宿戸山の人骨もきちんとDNA鑑定せよ!!
抑留者遺骨「全て日本人でない」
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
昭和天皇の戦争帰任をもっと追及しよう!!
戦前の天皇がいかに大きな存在であったかが分かる。
NHKスペシャル「 昭和天皇は何を語ったのか」拝謁記
昭和天皇の戦争責任を問う!!
昭和天皇、戦争を悔い退位に言及 改憲再軍備も主張、長官の拝謁記
昭和天皇、戦争の「反省」表明望んだ 詳細記録見つかる
京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
人骨発見から30年・
・1937年7月7日→日中全面戦争
・7.7集会(2019)「戦争を始めた日」国会前集会
●横浜「戦争の加害展」感想
2月16日
8.先の戦争(太平洋戦争)で日本はアジアの国々を侵略したことは自明のことです。それにも関わらす、NHKをはじめとする大手メディア、さらに国家は戦争の被害、被害と国民をあおっています。中国での南京事件をはじめとする蛮行、さらには朝鮮半島の完全なる植民地政策などは、代を継いで深く反省しそれらの国々との真の友好親善を樹立すべきでしょう。そういう意味で「戦争の加害」というタイトルは実に的を得ていると確信します。昨今、日本国内で被害という言葉が毎日のように使われてる部門は、広島・長崎の原爆投下による被害ではなく、いわゆる拉致問題と関連してのわずかな方々の問題ですが、これは太平洋戦争における計り知れない、他国民の大量虐殺と比較すべきではありません。さらにこの拉致問題が、最近多くの右翼勢力、特に安倍政権の庇護を赤裸々に受ける産経新聞およびその傘下のメディアと固く結びついている事実です。(男性、70代)
●(「琉球処分」から140年、今の沖縄を考える)パネル展感想
109.講師の琉球処分とその後の沖縄の歴史に対する強い気持ちが伝わる講演でした。「主権の回復を求める」という最後の言葉に私たちヤマトンチュ-はどのように答えればよいのか。少数民族と共生する日本国憲法を守る多様性のある社会にしていかなければならないと思いました。(女.70.市内.友人)
●日中戦争(『三光』より
小美野義利
戦務班長 憲兵曹長
〈旧部隊名〉
関東軍特別警備隊2大隊本部
山垣内に押さえられている35、6歳の中国人は、ボロボロに引き裂かれた上衣から赤銅色の厚い肩をブルブル震わせ、怒りをむき出しにしていた。小笠原軍医は今度は俺の番だと言わんばかりに、血でグシャグシャになった地面を見ていたが、小美野に、「ここへ草を敷いてくれ」と、言いつけた。桐原と小美野は草を敷き詰めた。土倉衛生曹長が注射器を持って立ち上がった。
「ここへ寝かせてくれ」小笠原軍医は眼鏡をずり上げながら、山垣内と小美野に眼を走らせた。2人が「こっちへ来い」と怒鳴り、押しても引いても中国人の足は土にめり込んだように動かない。太田曹長は「歩け」とうなりながら、刀の峰ですねをなぐりつけた。不意に後ろから叩かれた中国人は横倒しになった。桐原と山垣内は足首をつかみ、ずるずると引きずったが、怒った中国人にポンと腹を蹴られた桐原は血海の穴に落ちそうになり、「ギャーッ」と悲鳴をあげた。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第8章 無辜の被害者
河北定県北坦(ペイトワン)村事件
その残酷非道の有様は、人類を敵に回そうという魂胆をますます明白にするものである。この前代未聞の人民に対する大虐殺は、日本ファシストが既に世界の公理、公法、正義の最後の垣根を越えたことを、はっきりと証明するものである。世界の公理、公法と正義を守る為、我々は全世界の全ての正義の人士にあらゆる手立てを使って、これら公理、公法、正義を破壊する日本のファシストの強盗どもに断固たる制裁を加えることを求めるものである」
同日、「晋察冀日報」は「敵、冀中において毒ガス放射、北坦の同胞800人が非業死、必ず深い恨みに報復す」と題し、前述の檄文を全文転載し、日本の侵略者が引き起こした北坦村事件に血と涙の告発を行った(『細菌戦と毒ガス戦』464~471頁参照)。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●証言 人体実験(731部隊とその周辺)
中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳
田村良雄自筆供述書(1954年9月30日)
2、1943年3月当時の編成と任務
②、第1部 部長は軍医大佐、川島清。研究部である。所属の班、室は以下の通り。
園田班 責任者は軍医少佐、園田太郎。病理研究。
碇班 責任者は軍医少佐、碇常重。炭疽菌研究
江口班 責任者は軍医少佐、江口。任務不詳。
貴宝院班 責任者は陸軍技師、貴宝院秋雄。結核菌研究。
北川班 責任者は軍医少佐、北川。ペスト菌研究。
動物班 責任者は陸軍技師、石井光男。実験用動物の飼育及び供給。
河上班 責任者は陸軍技師、河上一。任務不詳。
渡辺班 責任者は陸軍技師、渡辺辺。ワクチン研究。
吉村班 責任者は陸軍技師、吉村寿人。生理研究。
特別班 責任者は陸軍嘱託、石井。実験用中国愛国者の監禁及び供給を担当。
堀口班 責任者は陸軍嘱託、堀口。ガラス器材製造。
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
■届出の義務と殺害
病気が届出しなければならないものであった場合は、専門担当官がそのアンケートをさらに3人の鑑定医のもとへ送り、鑑定医が持ち回りで子供の生死の決定を決めた。鑑定医は、ライプツィヒの小児科医、ヴェルナー・カーテル博士、ブランデンブルグ=ゲーデンの青少年精神科医であるハンス・ハインツェ教授、ベルリンの開業小児科医、エルンスト・ヴェンツラーであった。
その後、障害児たちはいわゆる特別児童専門部へ送られた。特別児童専門部には30以上の小児科病院と療養施設がネットワークでつながっていた。そこで子供たちは再び診察され、しばしば診断と治療の実験に使われ、最後はルミナールの大量投与によって、殺害された。「全国委員会」の実践は、医師たちの間でとくに模範的なものとみなされており、ドイツ医学の合法的プログラムとなるべきものと考えられていた。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作ってもいいのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「化学学校記事」情報公開裁判
次回 11月13日(水)11:30~ 東京地裁522号廷
防衛省は、次のように主張する。「昭和35年4月以降は、編集は化学学校が行うものの、発行は大宮修親会業務とされている。昭和43年以後の「化学学校史」には学校記事の記載は無いものの、廃刊に関する記載は無く、化学学校記事が発行されていなかったことは確かであるが、昭和42年発効の第12号が最終号であるかは不明であると。」
何で、自分の所が出している機関誌がいつ廃刊したのか分からないのか?
こんなことでは、税金の無駄遣いである。
それ以後の「化学学校記事」16号は存在しているのである!!
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
12月12日(木)14:00~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
しかし、それも一致するだけで、寄贈されたものではないという。
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
『BC兵器』 久保綾三著(1969年)より
3、沖縄―核だけなく毒ガスも
秘密の中のBC兵器
沖縄におけるガス中毒事件に対する政府・外務省の見解によれば、「このガスは催涙性が極めて強い〈有毒ガス〉の一種で、大量に吸収すれば窒息死する恐れはあるが、それほど毒性の強いものではなく、米軍がベトナム作戦で使用し、沖縄ではその補給基地として貯蔵保存していた」という。(『毎日新聞』7月19日)
「極めて強い有毒ガスの一種」「窒息死する」のが、どうしてそれほど毒物の強いものでないのか、論理上の矛盾はともかく、後に米国国防省が発表したように、これがVXガスでなくGBガスであったとしても、催涙ガスではなく、ナチスが使用した神経ガスであり、政府・外務省の論理に依れば、米軍は致死性の高い神経ガスをベトナム戦争に使用していうことになるのである。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第10章 戦争の泥沼化と拡大
Ⅱ
昭和天皇や東南アジアヘの軍事的進出の決定に関与した官僚の期待に反して、ルーズベルト政権は、日本の行動を即座に直接的な挑戦と受け止めた。アメリカの政策立案者は政府の内外を問わず、東南アジアやインドネシア諸島を中国とは別の観点からとらえていた。そこはドイツに占領されたヨーロッパの同盟国にとって何よりもまず開放されていなければならない地域であり、しかも、アメリカが通商ならびに金融を支配するうえで、長期的により重要な地域でもあった。日本があえてより危険な道筋を突き進むことなどできないはずであった。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
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