731を問う!!
2019年8月3日土曜日
細菌戦の系譜!!
●元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●日本の毒ガス
●北支那防疫給水部留守名簿
●人骨発見から30年
●日本軍の毒ガス戦
●7.7「戦争を始めた日」国会前集会
●ソビエト連邦、中華人民共和国とハバロフスク裁判の忘却 1949-1956
●旧陸軍毒ガス詳報、確認 中国北部で使用部隊が記録
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●記憶の継承を進める神奈川の会
●沖縄
●戦争とは何だろうか??
●軍事研究に関する学長声明 龍谷大学 学長 入 澤 崇
●第24回 スタディツアー 事前学習会
●長崎731部隊・100部隊パネル展
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●安倍政権打倒!!
・ニュース
日本はきちんと歴史に向き合え!!
「私たちも日本を除外する」…“ホワイト国”除外決定に韓国が報復宣言
韓国を「輸出優遇」除外 負のスパイラルを案じる
“韓国制裁”で戦略なき安倍首相と文在寅の余裕 ほくそ笑むのは金正恩〈dot.〉
元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
「ホワイト国」除外 第三国が異例の批判=ASEAN外相会議
相模原事件・植松聖被告が犠牲者遺族から賠償請求の民事訴訟を起こされていた
沖縄防衛局が辺野古工事の下請け業者名すべて“黒塗り”開示
新宿戸山の人骨もきちんとDNA鑑定せよ!!
抑留者遺骨「全て日本人でない」
憲法9条はどこ行った!!
防衛省がフリーランスを排除
「かが」初入港 大きさに驚き
イージス・アショア「異様なレーダー選定」の茶番を見逃してはいけない
佐川 元財務省理財局長を証人申請へ 森友文書の訴訟で原告弁護団
旧陸軍毒ガス詳報、確認 中国北部で使用部隊が記録
遺伝子「優性・劣性」“高校教科書では別表現を”日本学術会議
エボラ出血熱など輸入で国と東京・武蔵村山市が合意 国立感染症研究所に
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
感染症対策のウイルス保管を説明
エボラ病原体”輸入”国に安全対策求める
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
人骨発見から30年・
・1937年7月7日→日中全面戦争
・7.7集会(2019)「戦争を始めた日」国会前集会
●香港人見せしめ弾圧事件
●香港の皆様へ!!
●何で微罪で長期勾留する??
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本は人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条(自衛隊は違憲ではないか!!)
自衛隊は、防護のためと言って毒ガスを製造している!!(日中戦争時のも日本軍は本格的な毒ガス戦を中国で行った!!)
日本の毒ガス
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
これでは客観性がないではないのか??官邸主導
統計不正 統一水準でチェックし品質向上を 菅官房長官
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●横浜「戦争の加害展」感想
2月14日
・いろいろなことを(戦争についての)知ろうと努力してきたつもりでしたがこのパネル展で、今までし知らなかったことがたくさんあることに気づかされました。人が人として扱われなくなった時に、その人もまた人として生きられなくなる社会をつくっていく一員になってしまうのだと感じました。誰もが人として大事であるということもう一度、かみしめたいと思います。今後も、パネル展が地づいていくことを望みます。(女性、60代)
●(「琉球処分」から140年、今の沖縄を考える)パネル展感想
6 月 24 日
24.全体的によく整理され、わかりやすかった。(男.70.市内.チラシ、東京新聞、ウエブ、友人、週刊金曜日)
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
解説
―この作品の信憑性について―
編集部 竹村 一
(2)
これは、旧731部隊長石井四郎が警視庁の幹部に名を明かし、順次イモヅル式に下級者の名前が判明したのである。これ以後、ますます秘密保持になったのは神経過敏になったのは著者1人でなかったとのことである。
731部隊の生き残りの人たちが、秘密をじっと胸に持ち、今なお、ある意味では日陰に生きているのは、不幸なことである。一日も早くこの人たちが、苦しみから解放されることを望む。普通の軍属だと思い、入隊し、みずからの意志を封じられて、働かされたのである。たとえ、人体実験の手伝いをやり、ペスト菌蔓延の助手としての責任はあるとしても、当時17歳から21歳までの少年であった彼らを、責めることはできない、と僕は思う。
この作品に出てくる人名も、上級者のみは本名であり、下級者は全部偽名であることを記しておく。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第7章 残虐な毒ガス戦
山西曲沃(チューウォ)戦役(1938.7)
1938年7月23日、朱徳、彭徳懐は閻錫山、衛立煌に次のような電報を打っている。「今月6日、職路徐海東旅団は陽城西北の町店義の戦闘で、死傷者およそ500余人が出たことはすでに報告済み。これら負傷兵は最近後方に運ばれたが、重傷者がことのほあか多く、治療が極めて困難。その原因の多くは敵のダムダム弾によるものと考えられる。ダムダム弾は国際法で禁じられて久しい。日本軍の悪辣な毒ガス使用の暴挙、その非人道的行為を広く国外に披露されたし」。(以上の引用はいずれも、『細菌戦と毒ガス戦』510、511ページより)
(広島県大久野島毒ガス工場)
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
4)明仁宛公開書簡の目的―天皇「人間化」の試み
C,裕仁を狙った「パチンコ玉発射事件」裁判
奥崎は裕仁の戦争責任を追及しただけではなく、上に述べたような憲法1条と憲法前文との決定的な矛盾を、最高裁への上告のために準備した趣意書の中で鋭く指摘した。憲法前文の「人類普遍のの原理」に照らして、憲法第1章「天皇」は違憲であるというのが奥崎の主張であったが、それを奥崎は次のように展開した。
1,2審の判決と求刑をした裁判官、検察官は、本件の被害者と称する人物を『天皇』であると認めているが、現行の日本国憲法の前文によると、「人類普遍の原理に反する憲法は無効である」と規定しており、『天皇』なる存在は「人類普遍の原理」に反する存在であることは自明の常識であり、『天皇』の権威、価値、正当性、生命は、一時的、部分的、相対的、主観的にすぎないものであり、したがってその本質は絶対的、客観的、全体的、永久的に『悪』であるゆえに、『天皇』の存在を是認する現行の日本国憲法第1条乃至第8条の規定は完全に無効であり、正常なる判断力と精神を持った人間にとっては、ナンセンス、陳腐愚劣極まるものである。・・・(強調:原文)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
■ドイツ国民の健康への奉仕
世界経済恐慌が深刻化し、緊縮財政政策が推し進められていく中で、この改革はその規制の側面だけが残るようになった。病気の社会的問題を病理学的に解決せよという要求が声高に叫ばれ、その解決の行き着く先は社会福祉の削減と「劣等人間」の除去であった。
整形外科医のコンラート・ビーザルスキ(1868年―1930年)が設立した「身体障害者のためのドイツ協会」は「喜捨受領者を納税者に変える」こと、彼らを社会に復帰させ、「非障害者にする」-と当時言われた―ことを、その目的に掲げていた。1920年プロイセンに公布された身体障害者法は、自治体に移動相談所を設けること、全国民に申告を行わせることを義務付けていた。20年代の終わりまでに「身体障害者調査」によって全ての身体障害者がリストアップされ、「治癒可能」で「倫理的に健全」であるか、「治癒不可能」で「道徳的に1人前でない白痴の障害者であるかによって、前者には社会復帰のチャンスが与えられた。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、過去の旧日本軍の毒ガス使用の反省・謝罪もないまま新たな毒ガスを作ってもいいのだろうか??
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「化学学校記事」情報公開裁判
9月4日 11:30~(522号法廷)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
9月26日(木)11:30~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
あとの資料はどこに消えたのか?
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「衛生学校30年の歩み」によせて
12代目の懐想
第12代校長 新家 清
第3回目の学校勤務は51年8月、副校長兼企画室長を命ぜられた時に始まった。泉学校長はは教官としては教育部第4科の2等陸佐時代からの大ベテランであり、行政は陸幕衛生課総括班長、方面の課長等の幕僚勤務も終了し、化学学校副校長、仙台地区病院創設期からの病院長、陸幕衛生課長と何でもこなしてこられた方なので、副校長としては学校校務より駐屯地司令業務を主体に補佐したいと考えた。
学校本館のスチーム暖房化、アルミサッシ化、道路舗装、桜並木の手入れ、国設宿舎の赤水対策・アルミサッシ化・塗装・変電所整備、喫茶店・談話室の新設、通信所移設等駐屯地創設後20数年を経過しているとやることは多々あった。陸幕に対する校務報告のほか東部方面総監部への駐屯地業務報告も文書ばかりでなく、出かけて行ってお礼を言ったりお願いをした。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第9章 聖戦
Ⅱ
1938年の間に華北、華中、華南の主だった都市と鉄道は、日本陸軍の支配下に入り、内陸部の村や山岳地帯が中国ゲリラの基地となった。日中戦争の前半の4年間、各方面の日本陸軍は全般に毛沢東が指揮する共産党軍を単なる「匪賊」と見なして軽視し、事実上、その攻撃の全てを蒋介石率いる「国民党」勢力に向けていた。同様の事は陸軍航空隊にもいえた。この間、陸軍航空隊は華北内陸部や華中に対して長距離爆撃作戦を5回行なった。共産党の支配地域である延安の軍事施設に対しては、1939年10月に2回空爆したに過ぎなかった。主たる標的はいつも重慶だった。陸軍が延安に対して大規模な空爆を行ったのは1941年8月が最初だった。一方、1938年10月、武漢、広東の占領により、日本軍の陸上での進攻作戦は頂点に達し、それ以降は、戦略的な防衛へと移行した。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2019年8月2日金曜日
細菌戦の系譜!!
●元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●日本の毒ガス
●北支那防疫給水部留守名簿
●人骨発見から30年
●日本軍の毒ガス戦
●7.7「戦争を始めた日」国会前集会
●ソビエト連邦、中華人民共和国とハバロフスク裁判の忘却 1949-1956
●旧陸軍毒ガス詳報、確認 中国北部で使用部隊が記録
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●記憶の継承を進める神奈川の会
●沖縄
●戦争とは何だろうか??
●軍事研究に関する学長声明 龍谷大学 学長 入 澤 崇
●第24回 スタディツアー 事前学習会
●長崎731部隊・100部隊パネル展
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
人骨発見から30年・
・1937年7月7日→日中全面戦争
・7.7集会(2019)「戦争を始めた日」国会前集会
●香港人見せしめ弾圧事件
●香港の皆様へ!!
●何で微罪で長期勾留する??
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本は人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条(自衛隊は違憲ではないか!!)
自衛隊は、防護のためと言って毒ガスを製造している!!(日中戦争時のも日本軍は本格的な毒ガス戦を中国で行った!!)
日本の毒ガス
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
これでは客観性がないではないのか??官邸主導
統計不正 統一水準でチェックし品質向上を 菅官房長官
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●ニュース
日本はきちんと歴史に向き合え!!
韓国優遇除外きょう閣議決定 日米韓が会談も打開困難か
日韓外相、着席後も険しい表情…無言で向き合う
重度障害のれいわ議員が初登院 正副議長選出で代理投票
誤認逮捕された女子大学生の手記
福島第2原発の廃炉、東電が決めた「いばらの道」
元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
韓国への輸出規制強化で日系メーカーに迫る「最悪シナリオ」
沖縄防衛局が辺野古工事の下請け業者名すべて“黒塗り”開示
新宿戸山の人骨もきちんとDNA鑑定せよ!!
抑留者遺骨「全て日本人でない」
憲法9条はどこ行った!!
防衛省がフリーランスを排除
「かが」初入港 大きさに驚き
「やまゆり園」裁判 被害者家族参加 殺傷事件から3年「被告に今、幸せか問いたい」
イージス・アショア「異様なレーダー選定」の茶番を見逃してはいけない
軍事費突出!!
海自イージス艦「はぐろ」進水 ミサイル防衛、8隻態勢に
日韓関係は「戦後最悪」に 収拾困難、歴史的転換点か
韓国 輸出規制や「徴用」問題で日本へ対抗姿勢強める
【横田現場直撃】山口イージス/参院選大物直撃!進次郎・二階・菅20190712
佐川 元財務省理財局長を証人申請へ 森友文書の訴訟で原告弁護団
旧陸軍毒ガス詳報、確認 中国北部で使用部隊が記録
消えゆく「陸軍中野学校」の跡と記憶 「結局は駒」と卒業生は語った
遺伝子「優性・劣性」“高校教科書では別表現を”日本学術会議
エボラ出血熱など輸入で国と東京・武蔵村山市が合意 国立感染症研究所に
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
感染症対策のウイルス保管を説明
エボラ病原体”輸入”国に安全対策求める
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声
辺野古の埋め立て加速 玉城デニー知事「暴挙以外の何ものでもない」
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月14日
・2回目です。先日、すみだ女性センターで守田敏也さんの「慰安婦徴用工」問題の講演会を聞き、初めて「重慶空襲」のことを知りました。ゲルニカを真似た世界初の大規模無差別空襲であったと。その2日後、このパネル展に来ると「重慶空襲」の資料も慰安婦(性暴力被害の少女たち)のことも貴重なパネルが並んでいて、今、「しっかり学べ!」というお告げだと感じています。1日では見切れなかったので、2回目、年表作成者の五井さんに声をかけていただき(私が食い入るように見ていたのでと)解説付きでは拝見でき感謝。ビデオ上映では「私たちは忘れない」を見られました。731部隊などにかかわった医師たたちが裁かれることなく、戦後第一線で活躍したことや、非人道的、無差別殺人が、同じく「広島・長崎」、東京大空襲をはじめとする空爆と取引のようにして「戦争犯罪として裁かれなかった」ことに、今の日本の闇に通じる原因を見ました。考える機会をありがとうございました。(女性、50代)
●(「琉球処分」から140年、今の沖縄を考える)パネル展感想
6 月 24 日
23.沖縄戦終戦のこの時期にタイムリーな企画だと思います。「琉球処分」は本土の出身者として、とても嫌な響きです。ここから台湾や朝鮮半島の植民地化、アジア侵略の前史が読み取れます。台湾や朝鮮半島は敗戦によって「返還」されましたが、沖縄は74年経っても「返還」されていない(主権が奪われたまま)のは不条理であると思います。140年の重さを(それを許してきた反省を込めて)感じます。それらを学習するとてもよい内容でした。後田多さんの講演に合わせて、パネル展に参加しました。(男.60.市内.神奈川新聞)
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
解説
―この作品の信憑性について―
編集部 竹村 一
(2)
著者は、勇をふるえば本名発表をやる心境まで達したが、かつての同僚に何らかの形で迷惑が及ぶと言い、また彼らは、絶対に本名を出してくれるなと強く言うという。出版社としても、これ以上本名発表を迫ることができなかった。
著者は、昭和3年12月秋田県に生る。中学4年生中退、昭和20年3月31日博多港より乗船、4月6日平房に着く。敗戦の年8月23日船にて山口県萩市に、731部隊の生存者とともに帰還、同日萩市にて731部隊解散、その後職業を転々とし、現在東京に居住す。
著者が内地へ帰還した翌月、731部隊の秘密厳守の訓令があったという。また、昭和23年の4月初めに、勤務先に、村の駐在巡査が来たという。「あなたは、関東軍の医学部隊にいたのですか」ときかれ、いよいよ戦犯だと、ぎくりとした。ところが、その問題には深く触れず「青酸カリ」の所有を執拗に聞くのであった。著者は、お守り袋に入れていた青酸カリの小瓶を、いつの間にか紛失したことを告げた。ところが、この返答で巡査の眼が、にわかに職業的に鋭くなり、今年になってからの行動を根掘り葉掘り会社の人に会い、あるいは、出勤簿を調べて調査した。ところが、著者が今年になって、一度も東京に行った事実がないと解り、はじめて、『帝銀事件の犯人が用いた青酸カリの出どころを、軍関係とにらみ調査している』と答えた。著者は、青酸カリ所有についての社内の疑惑に対し731部隊の出身だと云わず、その理由を明らかにしなかったため、前科ものに疑われ、その社を辞めるに至った。社を辞めたことより、田舎の警察に「自分の秘密」を握られたことに兢々となったそうである。後日、昔の同僚にきいたところ、全部調べられていたという。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第7章 残虐な毒ガス戦
山西曲沃(チューウォ)戦役(1938.7)
作戦開始後、『新華日報』は7月22日付で日本軍が同作戦において使用した化学兵器について報じた。「聞喜、曲沃、桓曲の役、久しく疲労せし敵軍は、わが新生部隊の包囲攻撃に連戦連敗、怒りと恥ずかしさの余り、公法人道を顧みず、極めて強力な糜爛性及び催涙性ガスをわが軍に放射す。わが軍はこのことを事前に予想し準備ありしため、犠牲はさほどに多くには至らず、だが、敵軍の残虐極まりない暴行はまさに激怒に値するものなり」。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
4)明仁宛公開書簡の目的―天皇「人間化」の試み
C,裕仁を狙った「パチンコ玉発射事件」裁判
ここには、奥崎が天皇をあくまでも1個の人間と見なし、その人間に対して、多くの人間を死なせたことの責任に対する個人的感情を問いただしていることが明瞭となっている。こうして問いただされた天皇からは、「神聖不可侵性」や「象徴権威」が見事にはぎ取られ、追求された責任問題に1個の人間としてどう思っているのかを答えざるをえない状況に裕仁は置かれるはずであった。しかし、裁判長・西村法は、前述の五十嵐太仲のような説明も全くなしに、奥崎の請求に対してただ「必要なし」とだけ答えて、「暴力事件」の「被害者」に対する尋問請求を拒否したのである。こうして被害者側からの証言や供述調書の一通すらなく、この「暴行事件」は裁判にかけられ、奥崎は懲役1年6か月という判決を受けた。事実上、奥崎の「暴行罪」は「不敬罪」なみの取り扱いを受けたのである。
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
■ドイツ国民の健康への奉仕
世界経済恐慌が深刻化し、緊縮財政政策が推し進められていく中で、この改革はその規制の側面だけが残るようになった。病気の社会的問題を病理学的に解決せよという要求が声高に叫ばれ、その解決の行き着く先は社会福祉の削減と「劣等人間」の除去であった。
整形外科医のコンラート・ビーザルスキ(1868年―1930年)が設立した「身体障害者のためのドイツ協会」は「喜捨受領者を納税者に変える」こと、彼らを社会に復帰させ、「非障害者にする」-と当時言われた―ことを、その目的に掲げていた。1920年プロイセンに公布された身体障害者法は、自治体に移動相談所を設けること、全国民に申告を行わせることを義務付けていた。20年代の終わりまでに「身体障害者調査」によって全ての身体障害者がリストアップされ、「治癒可能」で「倫理的に健全」であるか、「治癒不可能」で「道徳的に1人前でない白痴の障害者であるかによって、前者には社会復帰のチャンスが与えられた。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、過去の旧日本軍の毒ガス使用の反省・謝罪もないまま新たな毒ガスを作ってもいいのだろうか??
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「化学学校記事」情報公開裁判
9月4日 11:30~(522号法廷)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
9月26日(木)11:30~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
あとの資料はどこに消えたのか?
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「衛生学校30年の歩み」によせて
12代目の懐想
第12代校長 新家 清
昭和40年7月、海田市第13師団は陸幕総合検閲を受けることになっていたが、第13衛生隊長が依願退職して欠となっていたため、急遽5月、不定期異動で単身赴任した。残念ながら「概ね良好」に終わったが、2年余の部隊勤務を終え、三宿の自衛隊中央病院研究部勤務となり、、第2課長、第1課長を拝命する間、1等陸佐に昇任し、49年春に武山の第1教育団本部勤務になるまで、研究検査部に組織改編になった中病の初代管理課長を勤めた。51年4月1日、はからずも陸将補に昇任した。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第9章 聖戦
Ⅱ
近衛内閣は直ちに日中戦争の積極的な第2段階を開始し、それは1938年12月まで続く事となった。盧溝橋の戦闘からこの第2段階に至るまでの日本将兵の死傷者は、戦死6万2007名、戦傷15万9712名に及び、中国、満州双方での戦病死者が総計1万2605名となった。続く2年間にわたり、日本将兵の死傷者は大幅に減少したが、依然、高い水準にあった。1939年には3万81名が戦死、5万5979名が戦傷し、1940年には戦死1万5827名、戦傷7万2653名と戦死者は約半分に減った。戦病死者は、依然、年平均1万1500名で横ばいの状態にあった。重要な事は、日本は中国を軍事的にも支配できる見込みを失ったということである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2019年8月1日木曜日
細菌戦の系譜!!
●元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●日本の毒ガス
●北支那防疫給水部留守名簿
●人骨発見から30年
●日本軍の毒ガス戦
●7.7「戦争を始めた日」国会前集会
●ソビエト連邦、中華人民共和国とハバロフスク裁判の忘却 1949-1956
●旧陸軍毒ガス詳報、確認 中国北部で使用部隊が記録
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●記憶の継承を進める神奈川の会
●沖縄
●戦争とは何だろうか??
●軍事研究に関する学長声明 龍谷大学 学長 入 澤 崇
●第24回 スタディツアー 事前学習会
●長崎731部隊・100部隊パネル展
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
人骨発見から30年・
・1937年7月7日→日中全面戦争
・7.7集会(2019)「戦争を始めた日」国会前集会
●香港人見せしめ弾圧事件
●香港の皆様へ!!
●何で微罪で長期勾留する??
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本は人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条(自衛隊は違憲ではないか!!)
自衛隊は、防護のためと言って毒ガスを製造している!!(日中戦争時のも日本軍は本格的な毒ガス戦を中国で行った!!)
日本の毒ガス
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
これでは客観性がないではないのか??官邸主導
統計不正 統一水準でチェックし品質向上を 菅官房長官
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●ニュース
元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
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かんぽ不適切販売 過大ノルマでモラル失う 経営陣の責任は甚大
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沖縄防衛局が辺野古工事の下請け業者名すべて“黒塗り”開示
新宿戸山の人骨もきちんとDNA鑑定せよ!!
抑留者遺骨「全て日本人でない」
憲法9条はどこ行った!!
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「やまゆり園」裁判 被害者家族参加 殺傷事件から3年「被告に今、幸せか問いたい」
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感染症対策のウイルス保管を説明
エボラ病原体”輸入”国に安全対策求める
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
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辺野古の埋め立て加速 玉城デニー知事「暴挙以外の何ものでもない」
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日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月14日
・過去の惨事を忘れてはならぬ。日本人はもっと多民族に対して敬意を払わなければならぬ。アメリカによる空爆も日本の重慶爆撃と同じだ。アメリカに対して???(男性、80以上)
●(「琉球処分」から140年、今の沖縄を考える)パネル展感想
6 月 24 日
22.琉球「処分」の意味を多くの人に知っていただきたい。「処分」は今も続いている。(女.70.市内.チラシ、友人)
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
解説
―この作品の信憑性について―
編集部 竹村 一
(2)
この著者、秋山浩は本名ではない。ペンネームである。これは、著者の希望である。現在の段階においては、僕としては諒とせざるを得なかった。他人の体験を聞いて、書いたものならいざ知らず、著者は、731部隊生き残りの一人である。著者は、敗戦後3、4年戦犯問題への恐怖で一杯であった。731部隊にいた秘密が、漏れはしないかという不安に、いつもつきまとわれていた。それは、、自分の生命に対する不安のみならず、命令であるとはいえ、戦慄すべき人体実験や、死体焼却の手助けをしたという罪の意識であった。「マルタ」の死の絶叫が耳の奥に残り、素手でつかんだ無数の骨の不気味な感触がしみついていた。口外できぬ秘密をもつことほど苦痛なものはない。18歳の少年であった著者に強制された「731の誓い」は28歳の今日まで著者の耳朶から離れることができないのである。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第7章 残虐な毒ガス戦
山西曲沃(チューウォ)戦役(1938.7)
日本軍は戦闘後の総括で、「毒ガス兵器を使用したため、進攻速度が大幅に加速、傷亡は急減。従来1つの村を占領するのに傷亡者は平均30~40人であったが、毒ガス使用後はわずか10人前後にとどまった。対照的に、なだ毒ガスを使用していない部隊が受けている抵抗は極めて強い」と言及している。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
4)明仁宛公開書簡の目的―天皇「人間化」の試み
C,裕仁を狙った「パチンコ玉発射事件」裁判
奥崎は、東京地方裁判所の第1審で、憲法上刑事被告人に保障された権利である「すべての証人を審問する権利」に基づき、「被害者」である天皇裕仁の証人請求を行うと同時に、10項目にわたる尋問予定事項を提出した。その中には、次のような質問が含まれていた。
「被告人(奥崎)が、聖戦の名の下に行われた太平洋戦争に徴収され、ニューギニア島で戦い、傷つき、辛うじて生き残った帝国陸軍の一兵卒であったことを知っていますか。」
「あなたは被告人が徴収された帝国陸軍(いわゆる皇軍)の統帥権者の地位にあり、その権威の下に右戦争が遂行されたこと、そして被告人が右戦争の犠牲者・被害者の1人であることを同じ人間としてどう考えますか。」
「被告人が、ニューギニア島で飢え、傷つき、そして死んでいった同じ部隊の何千の戦友たちへの慰霊・供養として本件行為に出たことをあなたはどう考えますか。」(斜字強調:引用者)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
■ドイツ国民の健康への奉仕
「国民の健康」という概念は、当時の社会民主党の中にも広まっていた。国民をひとつの有機体とみるものの見方から出たものであった。危険にさらされている国民、病気になった国民に対して、診断、予防、治療を行うためには、申告義務の強化と患者の状態把握が必要であった。一方で、乳幼児、学童、母親、結核患者、精神病者、身体障害者、貧困者のような、リスクを負ったグループはよりよい医学的保護を受けることができた。しかし一方で、国民は―国民保健の旗印の下に―監視と強制の強化に委ねられることになった。ワイマル共和国の公衆衛生制度の改革がまだ真価を発揮し、定着することができないでいるうちに、それは世界経済恐慌によって技術万能主義的な方向へ傾斜させられ、国民1人ひとりの健康に対する国家福祉の要求が、負担と効用の計算に、治癒不可能者・「劣等者」の除去へと変わっていった。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、過去の旧日本軍の毒ガス使用の反省・謝罪もないまま新たな毒ガスを作ってもいいのだろうか??
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「化学学校記事」情報公開裁判
9月4日 11:30~(522号法廷)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
9月26日(木)11:30~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
あとの資料はどこに消えたのか?
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「衛生学校30年の歩み」によせて
12代目の懐想
第12代校長 新家 清
2回目は、陸幕衛生課衛生班長補職のまま、予防衛生に関する部隊研修を終了して米国出張から帰国した36年11月末、再び衛生学校研究部研究員となり、第3科長、第4科長(「衛生学校記事」編集発行事務担当)、総括室長を命ぜられた。38年8月には「衛生資料速報」を創刊して、主として陸幕衛生課の施策に資する様努力した。
学校長は第6代の中黒秀外之陸将補だったが、33年以来5年目の陸幕総合検閲を控えて38年11月には、受閲準備を含めて研究部総括室を創られ、私を初代室長に指定された。全校一丸となって準備万全の努力をした結果、「良好」の成績をもって39年4月の受閲を終了した。因みに中黒校長は同年7月に陸将に昇任され、42年12月には学校長補職も陸将となった。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第9章 聖戦
Ⅱ
中国を全面的に「抹殺する戦争」には反対の参謀本部は、依然、上奏する機会をうかがっていた。近衛の有名な「爾後、国民政府を対手(あいて)とせず」の声明が出される前夜、閑院宮は近衛首相が声明についての上奏をする前に、参謀本部を代表して、天皇に直接、上奏しようとしたが、天皇は取り合わなかった。1月15日午後9時30分になって、天皇はやっと閑院宮の話を聴いたが、その時はすでに交渉ではなく、戦争の継続に決意を固めていた。「南方に中国の抗日軍隊が残るが日本軍はいかにする考えか」と天皇は閑院宮に下問した。天皇は、他に、「なるべく表に立たぬよう顧問などを通じて」華北で間接的に傀儡政権を支えるのが賢明なのではないか、陸軍は「ゲリラ戦術」への対策としてどんな計画があるのか、「中国側回答」にどんな準備があるのか、などについて下問した。昭和天皇の質問は主に作戦に関するものであったが、最後の質問は、すでに大本営政府連絡会議で決定した事項を再び問題にする不拡大派の言動を暗に、そして冷たく批判したものと理解する事ができる。こうして、不拡大派は再度、行く手を阻まれたのである。昭和天皇は近衛や海軍省の強硬派と同じ立場をとって、軍事力による事変の早急な解決を推進したのである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
7/31(水) 20:49配信 チューリップテレビ
日韓関係悪化の要因の一つとなっている元徴用工の問題についてです。
戦時中に日本で強制労働をさせられた、韓国の元徴用工たちを支援する団体が31日、機械メーカー不二越の富山事業所の前で謝罪や賠償を求める集会を開きました。
富山市内の不二越の事業所前で集会を開いたのは、「不二越訴訟を支援する北陸連絡会」です。
「私たちは韓国の人の訴えに対して、共に戦う立場にならなければ、安倍政権や不二越とともに滅びる道を進んでしまう。その様な危機感を私たちは持っています」(中川さん)
この団体は、戦時中、日本で強制労働をさせられた、韓国の元徴用工らを支援していて、31日も不二越の富山事業所の前で、謝罪と賠償を求めました。
いま、韓国では元徴用工への強制労働をめぐり日本企業に対し、賠償を命ずる判決が相次いでいます。
去年10月には、韓国の最高裁で現在の日本製鉄に対し4人の原告に一人当たり1000万円の賠償を命じる判決が確定しました。
不二越も韓国で同様の訴訟を抱えていて一審・二審はともに敗訴し、現在、最高裁で争っています。
一方、日本政府は韓国で相次ぐ徴用工訴訟について、1965年の日韓請求権協定において『戦後補償は解決済み』との立場をとっています。
この団体は2002年に結成して以来、17年にわたって活動しています。
集会では長く続く活動の中で亡くなった、7人の原告を悼み、追悼式が執り行われました。
チューリップテレビ
最終更新:7/31(水) 20:49
京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
日本の医学者・医師、医学界・医療界の戦争加担の検証 京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
○ 西山勝夫(滋賀医科大学)
【目的】
日本の医学者・医師、医学界・医療界の戦争加担について、本学会では1998年に初めて論じた以降様々な報告を行い、日本医学会・日本医師会による資料や証言の国内外からの収集整理と開示の取り組み、全国の大学における検証と医の倫理の徹底した教育、各医学会における学会の検証などが必要と述べてきた。なかでも京 都大学(以下、京大)の占める位置が極めて大きいが、京大による検証は未だないことも示した。
この状況を見過ごせば、京大も再び軍学共同の道を突き進み、その行き着く先はかつての日本軍細菌戦部隊・「731」に象徴されるような医学・医療にあるまじき残虐な戦争加担の再来と想い、京大が自ら検証を行うようになることを目指した。
【方法】
これまでの検証で京大の加担の中で最も典型的非人道的な史実を問題とした。それは、京都帝国大学時代に医学博士の学位を授与された旧満洲第 731 部隊軍医将校の学位論文の主論文「イヌノミのペスト媒介能力ニ就テ」(以下、論文)である。京大は、1945年5月31日付の「学位申請」を受け付け、医学部教授会の議、総長 による文部大臣宛申請、文部大臣の認可を経て、同年9月26日に学位授与を決定し、学位記を同人の妻に届けた。論文の主な疑問点をあげる。
① 実験の対象、方法の項では「さる」について説明が一切ないにもかかわらず、結果の項では「特殊実験」の項があり「さる」の結果が記述されており、学術論文の体をなしていないのではないか。
②「特殊実験」の項では「發症さるハイヌノミノ附着後 6-8日ニシテ頭痛、高熱、食思不振ヲ訴ヘ」という記述があるが、サルが「頭痛、高熱、食思不振」を訴えられるか。さらにグラフで示されている死亡「さる」 の体温は、サルの平熱に相当し高熱とはいえないのではないか。
③ 文中の「動物感染試験により該蚤も亦『ペスト』媒介者なる事実を確認し、更に進んで特殊実験を行い、先人の見解と異なり『イヌノミ』も亦人類に対する 『ペスト』媒介蚤なる新事実を発見」を京大医学部教授会の審査委員により作成された論文審査要旨では、学術上有益と認めている。この文脈から「特殊実験」はヒトに対する感染試験を指しているのではないか。ヒトに対する感染試験抜きの結果で「イヌノミ」もまたヒトにペストを感染するとは認めることはできないのではないか。
「目的」に賛同する有志により、満洲第 731 部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会 (略称: 731 学位授与の検証を求める会、5名の共同代表、5名の事務局員、西山事務局長)が2018 年1月20 日に創立された。
会は、上述の疑いが当たっていれば、実験報告のねつ造に留まらず、実験が極めて非倫理的・非人道的であったことになるとして、厳正な学位審査を行なうべき学術機関として、京大は、このことについて検証する義務があり、もしヒトであったことが判明した場合、学位授与を取消すのが当然ではないかという旨を京大の山極壽一 総長に要請することを焦点にした。会は、賛同・加入の呼びかけ、要請署名・募金の訴え(署名用紙と多言語インターネットサイト署名)、記者会見などによるメディアへの広報、集会、京大との折衝などの活動を展開した。
【結果と考察】
京大は、2018年7月26 日に野田亮研究倫理・安全推進担当副学長 (医学研究科教授)、研究推進 部と教育推進・学生支援部の事務職員でもって会との面談に応じ、
1) 皆さんの要請書を深く受け止める。
2) 過 去を変えることはできないが、未来に生かすようにしたい。
3) 未来にいかすということは、現在の問題として とらえ、過去の検証をすることも含まれている。
4) 皆さんの言われたことを執行部で検討する。
5) 9 月上旬に 大学執行部で検討し、その結果を会に報告すると約束した。
同9月18 日には同副学長より、「京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規程」及び「京都大学における研究活動上の不正行為に係る調査要項」を準用し、当該論文に関する調査を実施することとする回答が届き、規程・要項に基づく予備調査が開始された。
しかし、2019 年2月8日に通知された「予備調査」の結果は、
「サルの頭痛を把握するのは不可能ではない」
「39 度の体温を有するサルもある」ので、「特殊実験」に使用された動物がサルであるということを明確に否定できるほどの科学的合理的理由があるとは言えず、実験報告の捏造・改ざんであるとまでは断定できない。
さらに著者 に対するヒアリングも不可能であり、また、対象論文を科学的に検証するための実験ノートや生データが存在しないことから調査を継続することは不可能である。したがって本調査は行わないとするものであった。
同通知に対する異議申立は却下された。
さらに文科省ガイドラインでは規定されている調査機関の委員等の氏名や議事録・資料の開示を要請したが、京大は「開示が必要」との判断には至らなかったと報告してきた。
【結論】
目的達成のためには京大による「本調査」実施が待たれる段階に達した。京大が「本調査」に踏み切るかどうかは世論次第であると考え、京大構内での連続企画、国内外の署名筆数の大幅、関連学会での発表・意見 交換などを進めるとともに、 「開示」については行政訴訟も辞さずに情報公開制度も活用していくことにした。
【参考文献・資料】https://war-kyoto-university.jimdo.com/, http://war-medicine-ethics.com/nishiyama/ Nishiyama_Work/NKWork_hyperlink.htm
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