2019年8月1日木曜日

元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山


元徴用工の強制労働めぐり 不二越に謝罪と賠償求める/富山
7/31(水) 20:49配信 チューリップテレビ



 日韓関係悪化の要因の一つとなっている元徴用工の問題についてです。

 戦時中に日本で強制労働をさせられた、韓国の元徴用工たちを支援する団体が31日、機械メーカー不二越の富山事業所の前で謝罪や賠償を求める集会を開きました。
 富山市内の不二越の事業所前で集会を開いたのは、「不二越訴訟を支援する北陸連絡会」です。

 「私たちは韓国の人の訴えに対して、共に戦う立場にならなければ、安倍政権や不二越とともに滅びる道を進んでしまう。その様な危機感を私たちは持っています」(中川さん)

 この団体は、戦時中、日本で強制労働をさせられた、韓国の元徴用工らを支援していて、31日も不二越の富山事業所の前で、謝罪と賠償を求めました。
 いま、韓国では元徴用工への強制労働をめぐり日本企業に対し、賠償を命ずる判決が相次いでいます。
 去年10月には、韓国の最高裁で現在の日本製鉄に対し4人の原告に一人当たり1000万円の賠償を命じる判決が確定しました。
 不二越も韓国で同様の訴訟を抱えていて一審・二審はともに敗訴し、現在、最高裁で争っています。
 一方、日本政府は韓国で相次ぐ徴用工訴訟について、1965年の日韓請求権協定において『戦後補償は解決済み』との立場をとっています。
 この団体は2002年に結成して以来、17年にわたって活動しています。
 集会では長く続く活動の中で亡くなった、7人の原告を悼み、追悼式が執り行われました。

チューリップテレビ

最終更新:7/31(水) 20:49


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