2018年11月28日水曜日

細菌戦の系譜!!

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帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」
元731部隊軍医と強制不妊手術

●お知らせ












●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
≪1CC足らずの青酸化合物を注射する・・・どさりとひっくり返るやつを、またもや足枷の間をつかんで地面の上をずるずる・・・これが40回繰り返された。特別車の陰はみるみる死体の山になった・・・予防注射だと騙しての続けざまの毒殺だった≫(森村『続』33頁)

石井の思惑がそうさせたのか、護送される捕虜の数は1回につき30~40名であったという。
日本領事館地下に捕らえていた40名の捕虜たちは、たちまちのうちに毒殺された。もはや実験の必要性は失われたということを意味するが、731部隊は彼らを解放するわけにはいかなかった。これは、敗戦に向けての撤収作業の最初のステップだったおである。



満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「被害者」はまた「加害者」でもある

彼らは学生に、「お前たちは将来みな『皇軍兵器』を製造する技術力になるのだ。ここで製造する化学兵器はつまり毒ガスで、毒ガスは大きい範囲で敵を大量に負傷させる性質のものであるが、その目的はただ敵の戦闘力を弱めることで、決して彼らを死殺するものではない。だから、これは一種の人道的な兵器である」と教えた。世の中のことをよく知らない若い学生たちの心を明らかに麻痺させ、毒ガス兵器生産に従事することに対する罪悪感を取り払う事を意図するものであった。当時騙された学生たちは、今、その頃を回顧して憤りを隠せないでいる。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

3、戦後、日本の戦争医学犯罪は裁かれなかったのか
■隠蔽・極秘取引・タブー・無視と検証・克服
―これらのことについて、戦後の医学界・医療界、医学者・医師はどのように向き合ってきたのでしょうか。団体の動きや、個人の発言などもふくめて紹介してください。

 ソ連では、捕虜とした731部隊員たちに対して独自に裁判(ハバロフスク裁判、1949年12月)が行われ、その公判書類の日本語版は1950年には日本でも入手できました。日本の国会でも、1950年3月1日の衆議院外務委員会における聴涛克己(きくなみかつみ)議員のハバロフスク裁判に関わる質問がなされましたが、当時の法務大臣は「さような事実があったといたしましても、 ただいま申し上げました通り、それは連合国で処置されるのでありまして、日本国みずからが自分の戦争犯罪について判断することも処置することもできないのであります」などと答弁し、真摯に向き合いはしませんでした。中国でも、1956年に捕虜の731部隊員に対する特別軍事法延での裁判が行われました。しかし、これにも日本の医学界・医療界、政府は向き合いはしませんでした。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳


■「疫病にたいする戦い」
1941年10月13日から16日まで、100名近いドイツの医師が「疫病の克服」、とりわけ占領下のポーランドにおける発疹チフスの克服について討議するために、集まった。貧困化し、飢え、ゲットーに住むようになったユダヤ人について、と報告書には書かれている。

ヴァルバウム博士
「・・・もちろんこの人々に十分な栄養を与えるのが、最善でもっとも簡単な解決法である。しかしそうはいかない。ことは食糧全般と戦争に関わる問題である。そのため、ユダヤ人で許可なくしてゲットーの外に出る者があれば、射殺するという処置が今度取られる様になった。わたしはこの会議ではっきり言いたい。わたしたちのとるべき道は
餓死させるか、それとも彼らを射殺するか、そのいずれかである。最終的効果は同じであっても、餓死の方法はよりおぞましいものである。わたしたちは、他にはどうすることもできないのだ。なぜなら、ドイツ民族がこの寄生主義者によって汚染され、危険にさらされないようにすることが、わたしたちに課せられた唯一の使命だからだ。そのためにはどんな手段も正当化されるのだ。(拍手と喝采」



知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
自民党総裁選と憲法改正! 微塵も語られない日米地位協定


政府がF35戦闘機100機を購入検討 費用は1兆円超

岩屋防衛相、いずも“空母化”とF35B導入を示唆



「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


 しかし、満州と内蒙古を武力で日本の支配下に置こうとする関東軍の計画の味方だった南は、天皇に対して「近頃若き陸軍将校が外交軟弱を攻撃するの声あり、其言葉が足らざる故、誤解を招きたり」と率直に認め、しかし続けて、「斯の如きは軍紀上許し難きを以て、十分の取締を為すべし。陸軍にては、外交は外務当局の国策遂行に依るべきものと認むるを以て、将来(若手将校を)注意すべし」と付け加えた。



小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月27日火曜日

細菌戦の系譜!!

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シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
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731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」
元731部隊軍医と強制不妊手術

●お知らせ












●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
ここで、気になる数字の「マルタ40名」に戻す。
≪運輸班員が「731撤収近し」を明確に悟ったのは、マルタの護送任務を通してである。1945年8月1日午後のことである。運輸班員らはハルビン日本領事館地下室へマルタの受領・護送のため、車を走らせた。(中略)33年型ダッジを走らせて日本領事館門内に到着すると間もなく、地下室から「40本のマルタが現われた」(元運輸班員の証言)全員が男性ロシア人であった。(中略)護送任務に当たる憲兵に急かされて特別車は30分後に平房の731本部建物に姿を現した。」(中略)停車した特別車のドアを囲むように6人の731部隊員が、マルタの降りてくるのを待ち受けていた。第731部隊診療部矢吹技手以下の軍属である。1人の隊員の手の中で注射器が光った。6人の隊員は、これから何が起こるかを、熟知していた≫(森村『続』30~32頁)

隊員が手にする注射器には青酸化合物の液体が入っていた。彼らは足枷のチェーンに手をつかみ、バスから降りたロシア人捕虜の腕に、針を突き刺して行なったのである。



満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「被害者」はまた「加害者」でもある

これ以後、工場の規模も急速に拡大し、毎日の通勤用の船はとても足りず、付近の商船を動員した。しかし、急に大量に徴用した作業員は技術水準が低く、生産力増強の要求に応じられなかったので、1940年には技術訓練所を建て、付近の高等小学校の卒業生を受け入れ、3年間の訓練を行ない、工場に熟練した作業員を供給した。学生たちが訓練所に入った時はたったの14歳だが、もしこの学校に入れば、卒業した後必ずここで20年間仕事をすることが義務付けられていた。この訓練所では、学生は化学兵器に関係のある学科を学び、教員は全員軍人だった。軍人は学生たちが幼くて無知である事を利用して、当時のファッショの力を借りて、学生たちに欺瞞教育と宣伝を行なったのである。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

3、戦後、日本の戦争医学犯罪は裁かれなかったのか
■隠蔽・極秘取引・タブー・無視と検証・克服
―これらのことについて、戦後の医学界・医療界、医学者・医師はどのように向き合ってきたのでしょうか。団体の動きや、個人の発言などもふくめて紹介してください。

1946年に設立された民主主義科学者協会、新日本醫師聯盟(後に新日本医師協会、通称新医協に発展的に解消)などでは、科学者のみならず教育者、知識人の戦争協力について調査し戦犯者として摘発、追放しなければならないという意見がひろく起こっていました。当時の新医協機関紙の調査により、防疫給水部の名で呼ばれ、細菌爆弾やいろいろの細菌謀略のために少なからぬ細菌学者や病理学者が研究に参加し、その間非道な人体実験が行われ、また部分的に実戦に使用されたことは、軍医として徴集された多くの医師が知っていたこともわかりました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃

97.ローバート・コッホ病院の第1内科の実験室で働いているゲオルク・グロスクゥルト(左)と物理学者ローバート・ハーヴェマン(右)。彼らは抵抗運動「ヨーロッパ連合」の創立者で、強制労働に従事させられている人々の抵抗運動を援助し、ユダヤ人や政治的被圧迫者たちを逃亡させたり、地下の隠れ家へ送ったりした。またグロスクゥルトは彼の患者たちに関する情報を政府の指導者層から得て、それを連合国側に流した。彼は、沢山の若い人々が戦場へ送られないようにして、彼らを救った。彼は若い人々に、身体検査の前に葉巻とひまし油ビールの煎じたものを飲ませた。飲んだ後、自転車で坂登りをすると、彼らは翌日には病気にようになってしまい、検査医は彼らを不合格にせざるをえなかった。グロスクゥルトが彼らに飲ませた血液も効力を発揮した。検便で血が確認されるので、検査医は「兵役不適格」もしくは少なくとも「予備役」と診断せざるを得なかった。1943年に「ヨーロッパ連合」のメンバーが逮捕され、国民法廷で死刑の判決を受けた。グロスクゥルトはブランデンブルグ強制収容所で処刑されたが、ハーヴェマンは生き延びることができた。


知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

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水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

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ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

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日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
「2年前の受験料を返して」 東京医科大から届いた入学意向確認の通知に現役医学部生が反発

政府が事実上の空母導入を検討 護衛艦「いずも」を改修




「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

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●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


しかし天皇は、間もなく満州で戦争が始まるとの噂が広まるまで、何も手を打たなかった.彼は9月10日と11日に海軍大臣安保清種(きよかず)、陸軍大臣南にそれぞれ軍紀について問いただした。安保は、それについてはちょうど艦隊司令長官などに尋ねたところだが、海軍に関しては何も問題はなかったと答えた。彼は海軍が満州での陸軍の行動を非常に気にしており、関東軍を監視する「特設機関」を間もなく満州に設けることは報告しなかった。また安保は、2ヵ月前の6月か7月に参謀本部の高級将校が、軍令部の上層部に満州を武力で奪取する計画を明かして海軍の協力を求めたこと、軍令部の将校は陸軍の意図にまったく反対しなかったことをおそらく知らなかった。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

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神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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2018年11月25日日曜日

細菌戦の系譜!!

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●お知らせ












●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
同時に、その数からしてある疑念も払しょくできずにいた。なぜならソ連戦が目の前に迫り、すでに「細菌戦」の準備が春には完了しているのだ。時機を見誤ったのか、あるいはすでに敗戦を覚悟したのか・・・・。その疑問を森村自身が『新版 続・悪魔の飽食』(角川書店、昭和58年8月。以下、森村『続』と記す)において解消させてくれていた。

≪6月から7月にかけて、「穴掘り騒動」「憲兵騒動」「特攻隊騒動」の、3つの不思議な「騒動」が持ち上がった。まずロ号棟中庭において大がかりな穴掘り作業が始まった。深さは1メートル弱。幅2メートル、長さ10メートル近い水を貯める壕のようなものが掘られ始めたのである。この穴掘り作業には、マルタ数十人が使役として動員された。突然の穴掘り作業光景を見た下級隊員らは「いよいよ731もソ連を相手に徹底抗戦か・・・・」と思った。かねてより部隊上層部から「周囲敵に満つるとも731は平房において細菌を用いたゲリラ戦を行う」と聞かされていたからである≫(森村『続』19~20頁)

また、森村はその著で、隊の元写真班員の1人が≪早々と撤収の手筈を整えている・・・・穴はマルタの死体を処理するものに違いないという噂は、一部に広がっていた≫(森村『続』20頁)と証言していることを記している。


満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「被害者」はまた「加害者」でもある

忠海兵器製造所ができたばかりの時、ここで働く作業員はたったの80人であったが、1937年の「盧溝橋事件」の直前には150人近くになった。事件後、日本は大挙して中国に侵攻し、毒ガス兵器に対する需要は日増しに増大した。この年の10月に作業員の数は1009人に、11月には1237人に達した。日本の『陸軍火薬史』の記載によれば「支那事変が勃発してより、軍需産業の動員を行ない、それより生産量は激増した。作業員総計は2045名(職員58名
サービス員48名、技術作業員609名、体力労働者303名)であった。工場の建物、倉庫、埠頭等も皆拡張し、宿舎も大幅に増設され、工場の面貌も大いに改められた」とある。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

3、戦後、日本の戦争医学犯罪は裁かれなかったのか
■隠蔽・極秘取引・タブー・無視と検証・克服
―これらのことについて、戦後の医学界・医療界、医学者・医師はどのように向き合ってきたのでしょうか。団体の動きや、個人の発言などもふくめて紹介してください。

おもに731・「石井機関」にかかわる当事者の去就について述べます。
1945年8月15日の日本の敗戦以前に、当時の日本政府と軍部は国際的な非難を恐れ、「国体護持」のため、731部隊の証拠隠減を工作しました。
ドイツの医学者・医師が裁かれた1946年12月9日から1947年8月20日にかけて米国が単独で担当したドイツ・ニュルンべルクにおける医師裁判と異なる経緯をたどりました。日本では、米国の細菌戦研究におけるソ連からの立ち遅れを克服するために、「米国への731部隊のデー夕提供と引き換えに、関係者の訴追を免責する」という極秘の取引が連合軍総司令部(GHQ、実体は米軍) と731部隊トップとの間で交わされたのです。731部隊に関係した医学者・医師は、公に露わにならず、そのほとんどが、何食わぬ顔で医学界・医療界に留まり、悪弊を断ち切ることなく、戦後の医学界・医療界などの重職につき、中には叙動、までされました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
1942年にスイスの赤十字の運転手フランツ・ブレットラーが占領下のワルシャワのドイツの戦時医学について述べているが、彼の言葉は少しも勇ましいものではない。彼は見たものは負傷兵にこの上なく悲惨な姿であった。「小さなストーブで辛うじて暖房されたトラックに乗せられて、負傷兵たちはワルシャワへたどり着いた。彼らは長い苦しみの旅をしてきたのである。多くの者は裸でわらの上に寝かされており、10日から15日間も自分たち自身の糞尿にまみれたままにされていた。このような車が発する悪臭はとても口には言い表せないものだった。途中で死んだ者は少なくないが、彼らはみんな車の外へ放り出された。しかし死者たちが何日も生きている者の横に横たわっていたこともよくあった。包帯の下にはしばしば蛆が湧いており、たいていの場合包帯からは膿が流れ出ていた。ほとんどが凍傷だったからである。誰もが虱を湧かしていた。凍傷や負傷によって両手が包帯され、虱が包帯の下にいたので、負傷者は掻くことができなかった。苦痛のため彼らは半ば気が違ったようになっていた。兵士たちはみんな恐ろしくやせ細っていた。ある者は無感情に横になっており、またある者は長い苦痛に満ちたトラックの旅で神経を犯され、半ば狂気になっていた。」

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

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水俣病問題

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ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

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自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
再び起きた香山リカさん講演会中止事件は言論をめぐる状況の危うさを示している

【森友問題】財務省、第2の改ざん事件か…埋設ごみの試掘写真に次々と偽造が発覚

元徴用工訴訟、29日にもう1件も判決 韓国の最高裁

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


8月初め、陸軍大臣南次郎は先例を破り、軍司令官師団長会議での訓示を新聞に発表した。その演説で、南は軍縮の応諾を「裏切り」と非難し、部下の将校たちに軍事費の消滅に抵抗するよう呼びかけた。続いて参謀総長金谷範三、在郷軍人会長鈴木壮六も、軍事費削減に全般に反対の態度を表明した。
こうして危機のきざし強まるなか、天皇と側近グループは政治化した将校団にどう対処するか検討し始めた。天皇の指示で牧野は西園寺と「軍紀維持」の問題について意見を交わし、尊敬を集める老政治家は、この問題は首相若槻を介してではなく、直接事務当局を相手にするのがよいと牧野に助言した。若槻内閣は成果を上げないまま経済恐慌と闘っており、軍部の意に反して財政緊縮政策を続けていた。しかも1931年夏、歳入不足を埋め合わせるため、とうとう官吏の減俸にまで踏みこんだ。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

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福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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2018年11月24日土曜日

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第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
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「明治150年礼賛式典」
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●お知らせ










●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
≪10日の夕刻から夜半かけてハルピン市一帯は雨だった・・・雨中を突いてホルマリン容器がトラックに詰め込まれた。何十何百という人体標本が731を出発し、夜半に松花江へ向かった。標本は夜陰に乗じて松花江に投げ捨てられたが、撤収作業を急ぐ関係で全部はトラックに積み切れなかった≫(森村、281頁)

これまで、関係者の証言によって幾つもの真相が浮き彫りとなっていた。しかしながら、これまで引用してきた森村の著書『悪魔の飽食』における≪8月10日の時点においては、「マルタ」の総勢は40名足らずであったという≫(森村、280頁)とある「40名」という数字には、疑問が残った。何故なら、彼らが収容されているはずのロ号棟監獄の収容スペースを考えればその数では、余りにも少ないからである。



満蒙開拓団




「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
大久野島で生産された毒剤は、「あか筒」に入れる他、大部分はその他の兵工廠へ運ばれて化学兵器の中に充填される。広島市の出汐町にこの分廠があり、1937年に付近の福岡県に曽根兵工廠が建てられ、その任務は専門に大久野島で生産した毒剤を砲弾の中に充填することだ。だが、この様に毒剤の輸送や装填の過程で、また、多くの被害者を出した。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■さらなる戦争加担を邁進
―戦時下、医療界は、どのようにさらなる戦争加担に邁進していったのでしょうか。

医師会はかねてより戦争への協力姿勢を取っていましたが、1942年に改組され、いわゆる「官制医師会」が創られました。医師会の規約では、日本医師会の会長は厚生大臣の指名制となり、日本医師会の総会は道府県医師会会長と特別議員で構成するとされ、国策への協力が医師会の大目標とされました。国民体力管理医、健民修練所指導医、「産業戦士に対する優先受診方実行」と「重要工場事業所の医療保健への協力」、動労報国隊員の健康管理、健民運動耐寒心身鍛錬への協力、町内会の耐寒心身鍛錬への協力などが次々と下部医師会に指示されました。「国民体力ノ向上二関スル国策二即応シ医療ノ普及ヲ図ルコト」を目的とする日本医療団も1942年に創設されました。
看護師は戦時召集令状で応召義務を課せられ従軍看護婦として戦地に派遺されましたがその大部分は日本赤十字社からでした。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
『ドイツ医師報』に収録されている、軍医たちによって英雄小説張りのスタイルで書かれた報告は、この現実を垣間見させてくれる。例えば軍医中尉のペーター・フック博士は1942年の1月から3月までホルムの谷間の主要介護所でマイナス50度の気候条件と戦っていた。彼は手術を―頭蓋開口手術やその他ありとあらゆる切断手術であってもー「無菌にはほど遠い」条件の下で、ろうそくの火を頼りに開放エーテル麻酔で行っていた。たいていの場合、敵は手術台から100メートルしか離れていないところに所にいた。時には戦闘が場所を移動し、主要戦線が手術の場の真っ只中を通ることもあった。「いつもわたしたちは銃を取るべきか、メスを取るべきか、わからなかった。」戦闘能力のある兵士が大量に戦死したため、軍務遂行能力の判定にも厳しい尺度が適用されるようになり、「頭が腕の下にあるようになった者だけが満員の主要看護所へ収容されることができる」といわれた。

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
48人死亡の大口病院殺人看護師事件 遺族が激白する異常性「病室が霊安室替わりに…」【2018ベスト20】〈週刊朝日〉

「ママ、わたし撃たれた」米で銃規制訴えた少女、犠牲に

「大音量の車来たら…」香山リカさん講演会中止

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核廃絶「広島から行動を」 サーローさん、母校で講演

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


日中間の紛争が拡大するのと並行して、日本国内の政治的危機も深まっていった。陸軍士官学校第25期生〔1923年卒業〕の将校は、元老西園寺に対し、「『昭和維新は政党政治の打破にあり』とうたい、全国の中・少尉が『昭和維新の振興力』になるべきことを唱えた」宣言文を送った。若き天皇の目下の治世に関する声明であり、彼は祖父のような偉大な改革者にならなければならず、少なくとも彼の治世下で改革が行われなければならないというのだった。青年将校が高齢の元老にこのような警告を発するなどということは、軍の規律と階級秩序の崩壊の進行を象徴する前代未聞の不敵なふるまいだった。それはまた、天皇に話のできる旧世代の最後のひとりに対する若い世代のいやがらせという、昔ながらの常套手段のなごりでもあった。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月23日金曜日

細菌戦の系譜!!

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『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
≪貴部隊の細菌学の博士号を持った医官53名は、貴部隊の軍用機で直路日本へ送還すること。-その他の職員は、婦女子、子供に至るまで、満鉄で大連にまず輸送の上、内地に送還すること。このため満鉄本社に対して関東軍交通課長より指令の打電済みであり、平房店駅には大連直通の特急(2500名輸送可能)が待機させられています」≫(青木、129頁)

以後、昼夜を徹する破壊作業は空前の勢いで進められた。急進してくるソ連軍に、何1つ押収されるようなことはあってはならない。そして、朝枝中佐厳命の捕虜の扱いである。



満蒙開拓団




「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
発煙筒も大久野島で大量に作られた化学兵器の一種であった。この種の発煙筒の形や種類は、とても多く煙幕を発射すると同時に人体にも毒害を与え、この煙を吸い込むと人は頭痛や吐き気を催し、当然戦闘力にも影響する。日本軍が中国での戦線が長くなって持久戦の状態になるにしたがって、日本軍の発煙剤に対する要求はますます高まった。1942年になると大久野島工場で生産された99式発煙筒は20万個にも達し、100式の発煙筒は30万個にもなった。ただし、この1年発煙筒製造の2つの工室が大火に遭って全焼したので、忠海駅付近に移転した。ここは鉄道線に近く起重機もあって生産規模は大いに拡大された。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■さらなる戦争加担を邁進
―戦時下、医療界は、どのようにさらなる戦争加担に邁進していったのでしょうか。

 1942年2月、従来の医師法などを改正し制定された「国民医療法」は「国民体力の向上を図るを以て日的」(第1条)とし、「富国強兵」策を遂行するための方策(開業の制限、新卒医師への動務地の指定、医師の徴用制度、無医地区での公営医療機関の設置、医療機関の整備統合など)を掲げました。さらに従来の医師の任務は「医事衛生の改良発展を図る」というものでしたが、この「国民医療法」の第3条で「医師及び歯科医師は国民体力の向上に寄与するを以てその本分とす」と明記し、国の方策遂行に寄与するという新しい任務を規定しました。




●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
〔兵士の負傷の種類に応じて、前線介護所、主要介護所、傷病兵集合基地、野戦病院、戦時病院、予備軍病院などへ負傷兵を移送する仕組みを図にしたもの。〕


傷病兵選別の原則(Triage)の犠牲になったのは重傷者、とりわけ腹部負傷者であった。彼らは速やかな手術を必要としていたのに、適当な施設へ送られることができなかったからである。外科軍医にとっての「基本原則」は「個々の人間の運命」ではなく、「軍の戦闘力の維持」であった。


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イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

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小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

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自衛隊とサリン

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「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

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“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


8月になると、日本軍部は参謀本部員の大尉中村震太郎が満州で行方不明になったと発表し、アジア大陸の危機は深刻化した。日本の新聞は、中村が北満の辺境で中国軍に捕らわれ、殺害されたと報じた。政友会はすぐさま、中国が天皇の軍隊を軽侮していると非難した。政党と新聞の大げさな反応によって、万宝山事件と中村大尉事件は中国人に対する日本人の敵意をかきたてた。これらの格好の口実を背景に、関東軍は奉天政権への圧力を強めた。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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