731を問う!!
2020年2月2日日曜日
細菌戦の系譜!!
●ビザ発給拒否裁判第1審判決!!(細菌戦被害者)
●パネル展「日中戦争ーその実相に迫る!
●知っていますか?「731部隊」
●情報公開裁判「化学学校記事」「衛生学校記事」
●小林開さん 映画「ひろしま」を語る!!
●核なき世界へ 映画「ひろしま」
●ABC企画委員会パネル展2019中野
●第5回三多摩平和交流会2019
●南方軍防疫給水部の記録を探し求めて(リム・シャオピンさん)
●小津安二郎と宮柊二と毒ガス戦
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●731部隊・100部隊展
ビザ発給拒否裁判1審判決
安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?
地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??
●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書)
奇々怪々の現代
科学が明らかにした地球の気温変化
この海面が高くなったピーク時期が、日本では6500~5500年前の縄文時代なので、考古学では縄文海進と呼ぶ。これは考古学を好きな人にとって常識の第1歩である。なぜなら、「石炭も石油も使わなかった縄文時代は、現在よりもはるかに温暖な気候だった」というこの事実は、明治10年に来日した動物学者エドワード・モースが東京で大森貝塚を発見してから、日本人による関東地方での貝塚発見競争が始まり【図14】のようにして明らかにされた。つまり栃木県の山奥にまで、海に面した河口に生息する貝の殻があるのはなぜだろうかという不思議を解いて、図のように各地で海が内陸に深く入り込んでいたことが分かったのである。
●核実験(ウキペディアより)
若くして白血病で亡くなった有名女優、有名歌手、また五輪候選手だったスイマーが白血病になったのは、放射能の影響ではないのか?
月の砂漠の犠牲者 夏目雅子と本田美奈子
核実験(かくじっけん,英語:Nuclear weapons testing)とは、核爆弾の新たな開発や性能維持を確認したり、維持技術を確立したりするために、実験的に核爆弾を爆発させることを指す。1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた。そのエネルギーはTNT換算で530メガトン(大気圏内は440メガトン)でこれは広島へ投下されたリトルボーイの3万5千発以上に相当する。
1945年7月16日に行われた人類初の核実験。詳細はトリニティ実験を参照。
水素爆弾の恐怖・ビキニ環礁 (アメリカ)
「北朝鮮の核実験の威力」と「史上最強の核兵器"ツァーリ・ボンバ"の破壊力」【核兵器】
●核融合もすべきではない!!
20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について
●原発・化石燃料発電→再生可能エネルギー発電の増加
【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) 20191230
核兵器、生物兵器、化学兵器廃絶!! 戦力不保持!!安倍政権打倒!!
どこの研究所で新型コロナウィルスが誕生したのだろうか??
●ニュース
戦争責任を取らぬまま、そのまま在位した昭和天皇、その後の天皇も日本の侵略戦争の謝罪をしていない!!
どこの研究所がこんなウィルスを開発したのか??日本は過去、中国で細菌戦をやっていた!!
この騒ぎを高みの見物をしているのは誰だ??
新型ウイルスによりフィリピンで死者-中国外で初
自民党の岸田政務調査会長が桜を見る会の問題について「軽く見てはならない」と発言 野党の追及に理解
1億5千万円認める 窮地の河井夫妻 連座制・補選で飛び交う臆測
安倍首相が乱発する閣議決定、無知の突破力がもたらす異常事態
安倍首相の地元で「私物化」を討論 「市民も悪いことは悪いと言わないと」
「構図が似ている」 桜を見る会と下関市立大「私物化」問題でシンポジウム
#大竹まことゴールデンラジオ#金子勝 (文化放送 2020-01-31)
●日本政府・自衛隊は情報を公開せよ!!(情報開示!!)
今年も8月12日がくる──。33年前 520人が犠牲になった日航機墜落、遺物の化学分析で判明した事実とは?
中曽根元総理が知る日航機墜落事故の真実とは?墓場まで発言の真意を調査!
ここの研究所は、どんなことをやっているのだろうか??
●国立感染症研究所村山庁舎(武蔵村山)
●なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。
XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より
・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。
2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。
封印された原爆報告書
水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
JCOの臨界事故
福島第1原発事故
●核兵器廃絶
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病
●731部隊(unit731)
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
●読者から寄せられた記事
タイトル:
ロスチャイルドの犯罪とは、戦争がかれらの最も収益性の高い事業である事なのだ。
ホスト:KD106180012236.au-net.ne.jp
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戦争が最終的に国を荒廃させれば、カバールマフィアの銀行カルテルはその荒廃した国を再建する為により多くの金を貸し出す。
これらの延長されたローンの利子の支払いは彼らがカバールマフィアの奴隷のままである事を保証する訳である。
カバールマフィアは国防会社も所有している為、全ての武器を販売し、巨額の利益を蓄積し
政府への融資を更に必要とさせる。
これらディープステート(=カバールマフィア)が戦争を望まなければ、何も起こる事はありません。
国と個人が企業になったこれらの残虐行為を超えて、多くの国にとって、各国と個人が外国から支配された企業になった事を知るのは衝撃であろう。
構造が複雑過ぎて簡単に説明する事は出来ないが、これらの欺かれた企業の搾取権は
この組織内の英国国王とバチカンによって管理されている事に注意が重要である。
●横浜「戦争の加害展」感想
2月10日
9.私は朝鮮人慰安婦と虐殺問題を中心に勉強と活動をしているが、南京大虐殺、重慶爆撃、マレー半島、731、毒ガスに関してはあまり知らなかったので知ることが出来た。次回は、朝鮮人虐殺のことも取り上げてほしい。(女性50代市内)
●映画「ひろしま」アンケート(1月13日 横浜)
( )は性別・年代・住まい・情報
13、これまで何回も観たいと思っていた映画でしたのでやっと実現できました。
★要望
たくさん 良い映画 上映 願います。
(男性・70代・市内・神奈川新聞)
●【真相】(unit731)
石井細菌戦部隊―極秘任務を遂行した隊員たちの証言
郡司陽子編(1982年11月30日初刷:徳間書店)
編者まえがき
Ⅰ ファインダーがとらえた地獄
―総務部調査課写真班 T・K
日曜日には、中国人集落へよく遊びに行った。部隊の周囲には、三屯(サントン)・四屯(スートン)・五屯(ウートン)など、中国人集落があった。三屯が一番近かったが、近いといっても10数キロはあっただろう。
中国人の家では、お茶を飲んだり(お茶は柳の葉が多かった)、姑娘(クーニャン)をからかったり、また子供たちや姑娘たちの写真を写してあげたりして、帰りには、なす、かぼちゃ、マクワ瓜などを貰った。中国の人たちは義理が固かった。
中国人集落では毎年秋になると、豊年踊りが催されていた。高足踊りである。竹馬のようなものに乗り、数人が互いに言い合って、こっけいな仕草をして、みんなを笑わせる。ちょうど日本のかけ合い漫才のようなものである。
これらを16ミリ撮影機におさめ、隊員に見せると、珍しいとみんなが喜んだ。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第10章 残酷な人体実験毒ガス実験
「戦犯管理所」からの証言
平田日出雄及び柴田修蔵、黒瀬市夫も、1940年9月14日からの2週間に、第39師団工兵第233連隊が湖北当陽県当陽の西南高地において、捕虜を使って毒ガス実験を行った情況を証言している。
(3)砲弾爆発殺傷力に関する実験。宜昌作戦において逮捕した70名の抗日軍捕虜の手足を縛って壕内に押し込み、12門の迫撃砲及び1門の野砲で、20分間連続して榴弾を発射した後、効果を調べた。ところが、連日来降り続いた大雨で、壕内に水が溜まって、溺れたのと砲弾射撃により、全員殺害された。
●証言 人体実験(731部隊とその周辺)
中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳
河本大作供述書(1953年4月10日)
しかし、石井四郎がハルピンで研究所を作り、研究作業に取り掛かったのは1933年以後のことである。石原莞爾はこのことについて堅く機密を保持していたので、私はよく知らない。ただ、ある時列車の中で、私が関東軍参謀のとき公主嶺に駐屯していた中馬大尉と出会い、彼の口から当時牡丹江で細菌研究が極秘に進められていることを初めて知らされた。
(1)119-2、1103,5、第54号)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
ミッチャーリヒとミールケのドキュメンテーションのこの箇所を、ベルリン大学の教授ヴォルフガング・ホイブナーとフルディナント・ザウアーブルフは、彼らが当時もっていた権限によって、強制的に削除させたが、それは、これによって彼らの「よく名声」が「汚される」と恐れたためであった。同時に、ホイブナーとゲッティンゲン大学の生理学ならびに航空医学の教授フリードリヒ・ラインは、ゲッティンゲンの大学新聞でミッチャーリヒに対する猛烈な個人攻撃を行い、ドキュメンテーションの発表は「無責任」で、「まったくの中傷」と「名誉毀損」であると書いた。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作ってもいいのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
2020年2月4日(火)16:00~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
しかし、それも一致するだけで、寄贈されたものではないという。
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。防衛省が提出する資料は内輪の調査であり、本当にきちんと聴取しているのかが、疑問だ。憲法9条で戦力不保持を宣言しているのだから、情報公開に、制限を一方的にかけるのは、本当におかしいと思う。今の自衛隊の実情をきちんと国民に知らせるべきだ!!
●「化学学校記事」情報公開裁判
次回 2020年2月12日(水)11:30~ 東京地裁522号廷
1977年発行の化学学校発行の『20年のあゆみ』について、防衛省はマスキングに時間がかかるため、2か月後の提出は難しいかも知れないと述べた。
『20年のあゆみは』は1970年代だから、沖縄での、毒ガス漏洩事件や本土の相模原補給廠での毒ガスの問題がある中、毒ガスや核兵器に関する研究の記述もあるのだろう。それらをマスキングして公開しないというのは、日本の情報公開がいかに遅れているかと象徴している。防衛省は、化学学校記事16号の存在を認め、その間に自衛隊がどのような研究をしていたかを明らかにすべきだ。佐藤内閣時代に実際に核兵器を持とうとしていたのだから、自衛隊ではどんなことが研究をしていたかは、国民に広く知らせるべきである。ましてや日本は、広島、長崎、ビキニ、福一で甚大な被曝をしている国なのだから。
また、『化学学校記事』16号が存在するのだから、正直に防衛省はそれを認め、その他の全ての『化学学校記事」を公開すべきだ!!
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
『BC兵器』 久保綾三著(1969年)より
Ⅱ 自衛隊と生物・化学兵器―その思想と作戦
2、研究開発と自衛官の入学拒否
自衛官の入学 研究発表の拒否
防衛庁は、新兵器や新しい軍事技術の研究開発を目指して医官、技官、研究員の養成に努めていた矢先だけに、隊員特に専門分野の隊員に動揺が起こることを心配した。隊員向けに学界のこの処置についての弁明を矢継ぎ早に出していることを見ても、その慌てぶりがうかがえる。防衛庁衛生局長瀬十一太衛生課長の「学会における研究発表の中止事件について」と題する声明が、自衛隊幹部向けの広報誌『広報アンテナ』(67年12月号)に掲載されている。同声明は、学会の取った処置を遺憾としながら、隊員の研究、発表に及ぼす影響を心配して次のように述べている。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第11章 真珠湾への道
Ⅲ
2日後の10月16日、近衛は辞任した。みずからが作成に関与した国策文書に設けた期限の犠牲となったのである。満州事変以降、近衛は反米親独を声高に主張した。1941年1月21日、国会の秘密会議で、「ドイツの勝利」を断言した。ところが今度は、近衛はドイツの敗北を確実視し、陸海軍の上層部は日本の勝利を約束できないということを確信していた。日本への国際的な圧力をワシントンとの交渉により終わらせようとする近衛の政策は、政府、軍部内の親枢軸派から反発を受けていた。昭和天皇と木戸が東条、杉山、永野により推し進められた開戦論を支持し、もはや天皇が近衛を信任しなくなったと悟ったとき、近衛は舞台から身を退く決意を固めたのだった。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2020年2月1日土曜日
細菌戦の現況は??
日本は中国で行った細菌戦の反省を全くしていない!!
今の国立感染症研究所や加計学園では、今どんなことが起こっているのだろうか??
ビザ発給拒否裁判 1審不当判決
安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
細菌戦の系譜!!
●ビザ発給拒否裁判第1審判決!!(細菌戦被害者)
●パネル展「日中戦争ーその実相に迫る!
●知っていますか?「731部隊」
●情報公開裁判「化学学校記事」「衛生学校記事」
●小林開さん 映画「ひろしま」を語る!!
●核なき世界へ 映画「ひろしま」
●ABC企画委員会パネル展2019中野
●第5回三多摩平和交流会2019
●南方軍防疫給水部の記録を探し求めて(リム・シャオピンさん)
●小津安二郎と宮柊二と毒ガス戦
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●731部隊・100部隊展
ビザ発給拒否裁判1審判決
安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?
地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??
●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書)
奇々怪々の現代
科学が明らかにした地球の気温変化
しかし本書では、氷期=氷河期として用いる。さて、約7000年前から4000年前にかけて、地球は最終氷期を終え、気候の最も温暖な時期を迎えた。そのため地球を覆っていた氷が融けて、地球全体が複雑な地球変動を起こしながら、海面が現在より数mから10mほど上昇したことが分かっている。日本でも現在よりずっと気温が高く、海面が現在より最大3~5mほど高かったことが、各地の考古学的調査で分かっている。
●核実験(ウキペディアより)
若くして白血病で亡くなった有名女優、有名歌手、また五輪候選手だったスイマーが白血病になったのは、放射能の影響ではないのか?
月の砂漠の犠牲者 夏目雅子と本田美奈子
核実験(かくじっけん,英語:Nuclear weapons testing)とは、核爆弾の新たな開発や性能維持を確認したり、維持技術を確立したりするために、実験的に核爆弾を爆発させることを指す。1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた。そのエネルギーはTNT換算で530メガトン(大気圏内は440メガトン)でこれは広島へ投下されたリトルボーイの3万5千発以上に相当する。
放射能の影響
核実験により多量の放射性物質が、放射性降下物(いわゆる「死の灰」・「黒い雨」)として、広範囲に拡散をする事で大気汚染・土壌汚染・海洋汚染・生物汚染を引き起こす。このため短期・長期の様々な影響がある。
・核実験が行われるようになって以降、北部大西洋の中層でも放射性同位体比が上昇している。これは海洋表層に散布された放射性元素が海洋大循環によって沈み込んだためである。
・核実験で放射性同位元素の炭素14が大気中に散布されたため、放射性炭素年代測定法による年代測定は、1950年頃以降を特定するための年代測定としては、従来の手順では使えなくなった。
水素爆弾の恐怖・ビキニ環礁 (アメリカ)
「北朝鮮の核実験の威力」と「史上最強の核兵器"ツァーリ・ボンバ"の破壊力」【核兵器】
●核融合もすべきではない!!
20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について
●原発・化石燃料発電→再生可能エネルギー発電の増加
【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) 20191230
核兵器、生物兵器、化学兵器廃絶!! 戦力不保持!!安倍政権打倒!!
どこの研究所で新型コロナウィルスが誕生したのだろうか??
●ニュース
戦争責任を取らぬまま、そのまま在位した昭和天皇、その後の天皇も日本の侵略戦争の謝罪をしていない!!
どこの研究所がこんなウィルスを開発したのか??日本は過去、中国で細菌戦をやっていた!!
中国本土の感染者9782人、1万人超え間近…死者は213人
バスガイドの女性、運転手から三次感染か 武漢の人間と接触なし
新型肺炎、治癒後も再感染リスク 中国専門家
【特集】12年間、刑務所に服役も…覆る”殺人事件”「捜査のヤミ」を追跡取材
【報ステ】公明党が批判「公文書改ざんは国会軽視」
昭恵夫人、首相公務に同行の交通費と日当計276万円…13~19年度
桜見る会集中審議、首相ゼロ回答 「前夜祭」の夕食会費などで
一つの民族発言「麻生大臣なりの言葉」 政府が擁護?
航空自衛隊も導入しているステルス戦闘機F-35に「弾がまっすぐ飛ばない不具合」などが報告される
公明・太田昌孝氏「桜を見る会」で異例の政府批判 衆院予算委
#大竹まことゴールデンラジオ#金子勝 (文化放送 2020-01-31)
●日本政府・自衛隊は情報を公開せよ!!(情報開示!!)
今年も8月12日がくる──。33年前 520人が犠牲になった日航機墜落、遺物の化学分析で判明した事実とは?
中曽根元総理が知る日航機墜落事故の真実とは?墓場まで発言の真意を調査!
ここの研究所は、どんなことをやっているのだろうか??
●国立感染症研究所村山庁舎(武蔵村山)
●なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。
XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より
・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。
2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。
封印された原爆報告書
水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
JCOの臨界事故
福島第1原発事故
●核兵器廃絶
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病
●731部隊(unit731)
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
●読者から寄せられた記事
タイトル:
ロスチャイルドの犯罪とは、戦争がかれらの最も収益性の高い事業である事なのだ。
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ロスチャイルドとその銀行カルテルは1815年のその日以来、事実上全ての戦争の両側へ資金を提供してきた。
政府の有給代理人が軍事及びintelligence報道機関との銃撃で開始した戦争は全て存在するかのように操作された。
これは少なくとも数億人の命を奪った。
WW1とWW2だけで7500万人。カバールマフィアは提供されたローンの債務返済を通じて政府と人々をコントロール出来た。
●横浜「戦争の加害展」感想
2月10日
8.2018年9月、南京の戦争記念館を見学しました。中国の人たちにとっては、抗日戦争を勝利し、亡くなった方を慰霊する建物でした、南京大虐殺はなかったという人がいるのが信じられません、2000年に入り、右派の言説がネット上に広まるようになり安倍政権はそれらの人々の支持を基盤としていて恐ろしい。この状況を変えたいと切に願っています。(女性60代、藤沢市)
●映画「ひろしま」アンケート(1月13日 横浜)
( )は性別・年代・住まい・情報
12、この映画は是非1人でも多くの若者に見てもらいたい。何があったのか知らないことは不幸です。
(男性・70代・市外・毎日新聞)
★要望
乙羽信子主演のものと、永井博士主演の映画も是非見たいです。
●【真相】(unit731)
石井細菌戦部隊―極秘任務を遂行した隊員たちの証言
郡司陽子編(1982年11月30日初刷:徳間書店)
編者まえがき
Ⅰ ファインダーがとらえた地獄
―総務部調査課写真班 T・K
東郷村では演芸大会、運動会、映画と各種の行事も催され、楽しい思い出も多い。特に、うさぎ狩りは楽しかった。数百人の隊員が野原で、大きな輪を作り、その輪を縮めると必ず何匹かのうさぎが出た。こうして捕まえたうさぎを料理して、昼食会が開かれた。
宿舎の清掃、塵運搬などには中国人が使われていた。その頃中国人も衣類に困っていたので、私が古洋服を与えると喜んで、その明けの日に鶏を持ってきてくれた。鶏は食べるようにともらったのだが、玄関で飼っていると、よく卵を産んだ。その後鶏は歩けなくなって、それでも卵を産み続けた。鶏が歩けなくなったことを中国人に話すと、それは青物不足だとのことで、早くつぶした方がよいと言われたが、自分で飼った鶏は、情が移って殺す気にならなかった。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第10章 残酷な人体実験毒ガス実験
「戦犯管理所」からの証言
平田日出雄及び柴田修蔵、黒瀬市夫も、1940年9月14日からの2週間に、第39師団工兵第233連隊が湖北当陽県当陽の西南高地において、捕虜を使って毒ガス実験を行った情況を証言している。
馬・ロバ15頭を用いて、イペリットの実験を行った。飼料の中にイペリットを混入して馬、驢馬に与え、水を口に流し入れたところ死亡した。外部からイペリットを放ったところ、麻痺を起こして死亡した。
(2)一時的にくしゃみを起こさせる毒ガスの効力実験。宜昌作戦において逮捕した70名の抗日軍捕虜の手足を縛り、壕内ないし隠蔽した砲座内に入れ、12門の迫撃砲及び1門の野砲で、20分間連続してくしゃみ性毒ガス弾を発射し、その後訓練に参加した日本兵士たちを現場に連れて行って観察させた。その結果、砲座内に入れられた1名が苦しんでいたほかは、全員毒ガスによって死亡した。
●証言 人体実験(731部隊とその周辺)
中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳
河本大作供述書(1953年4月10日)
あとで1度中断したが、満洲事変勃発後の1933年頃、関東軍副参謀長石原莞爾少将が研究再開を進言し、同時に牡丹江付近と実験を行うよう提案した。こうして、関東軍によってこの研究がはじめられたのである。石井四郎がいつ参加したかについては,、私は当時既に軍を離れていたのでわからない。
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
過去の償いをすることは、我々人間の力をもってしてはほとんどできないことである。しかし、過ちを克服することは、弱者であろうと強者であろうと、最も人間にふさわしい行為である。我々の意図は、努力と恥を惜しまない人、歴史からすべてを学ぼうとする人を助けることであった。その様な人のために、我々はおびただしい書類と愚行の記録を示し、その中に正しい歩むべき道を切り開こうとした。我々は個々の人間の罪を暴露するためにそうしたのではない。その様な弾劾は我々のすべきことではない。
我々は、すべての民族を苦しみの中に巻き込んだ我々の時代の全ての関係の一部を認識できるようにしたのである。我々の罪を小さいものにすることは、我々の関心事ではない。なぜなら、罪を知りながら生き延びる時にのみ、我々は同時代の人々の尊敬を獲得することができるからである。彼らの人間的尊厳を得られるのでなければ、我々の人生はもはや生きるに値しないのだ。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作ってもいいのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
2020年2月4日(火)16:00~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
しかし、それも一致するだけで、寄贈されたものではないという。
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。防衛省が提出する資料は内輪の調査であり、本当にきちんと聴取しているのかが、疑問だ。憲法9条で戦力不保持を宣言しているのだから、情報公開に、制限を一方的にかけるのは、本当におかしいと思う。今の自衛隊の実情をきちんと国民に知らせるべきだ!!
●「化学学校記事」情報公開裁判
次回 2020年2月12日(水)11:30~ 東京地裁522号廷
1977年発行の化学学校発行の『20年のあゆみ』について、防衛省はマスキングに時間がかかるため、2か月後の提出は難しいかも知れないと述べた。
『20年のあゆみは』は1970年代だから、沖縄での、毒ガス漏洩事件や本土の相模原補給廠での毒ガスの問題がある中、毒ガスや核兵器に関する研究の記述もあるのだろう。それらをマスキングして公開しないというのは、日本の情報公開がいかに遅れているかと象徴している。防衛省は、化学学校記事16号の存在を認め、その間に自衛隊がどのような研究をしていたかを明らかにすべきだ。佐藤内閣時代に実際に核兵器を持とうとしていたのだから、自衛隊ではどんなことが研究をしていたかは、国民に広く知らせるべきである。ましてや日本は、広島、長崎、ビキニ、福一で甚大な被曝をしている国なのだから。
また、『化学学校記事』16号が存在するのだから、正直に防衛省はそれを認め、その他の全ての『化学学校記事」を公開すべきだ!!
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
『BC兵器』 久保綾三著(1969年)より
Ⅱ 自衛隊と生物・化学兵器―その思想と作戦
2、研究開発と自衛官の入学拒否
自衛官の入学 研究発表の拒否
防衛庁は「不合格」だったものについても、実際には“拒否”された疑いもあるとしており、今後大学の秩序が回復されない限り、自衛官締め出しの傾向が強まるのではないかと懸念しているそうである。
大学や大学院から自衛官を締め出すということは、この春突如として起こったことではない。67年秋、名古屋大学で開催された日本生物環境調整研究会で防衛庁の技官が発表する予定だった宇宙医学の研究発表が拒否された。理由は、軍事目的の研究発表を中止させようとする学生運動が大きくなったからということだった。この研究発表拒否事件は防衛庁にとって大きなショックであった。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第11章 真珠湾への道
Ⅲ
国交調整は4月から6ケ月間継続し此間外相は相当に努力苦心せられた事は敬意を表するところなり然しもうどんづまりと思ふ・・・「外交交渉により10月上旬頃に至るも尚我要求を貫徹し得る目途なき場合に於ては直ちに対米英蘭開戦を決意す」とある而して本日は10月14日で御座る・・・数十万の兵力を動員し支那満洲からも動かしつつある、船も二百万屯も徴傭して皆様に御迷惑もかけて居るが之を以て此兵を移動して居る、斯く此席で話しておる今でも兵は動いておる、外交上打解の方法があるなれば之を止めて宜しい止めなければならない・・ (わ
れわれに課せられている仏印、支那からの)撤兵問題は心臓だ撤兵を何と考へるか陸軍としては之は重大視して居
るものだ米国の主張に其儘服したら支那事変の成果を壊滅するものだ満洲国をも危くする更に朝鮮統治も危くな
る
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2020年1月31日金曜日
細菌戦の系譜!!
●ビザ発給拒否裁判第1審判決!!(細菌戦被害者)
●パネル展「日中戦争ーその実相に迫る!
●知っていますか?「731部隊」
●情報公開裁判「化学学校記事」「衛生学校記事」
●小林開さん 映画「ひろしま」を語る!!
●核なき世界へ 映画「ひろしま」
●ABC企画委員会パネル展2019中野
●第5回三多摩平和交流会2019
●南方軍防疫給水部の記録を探し求めて(リム・シャオピンさん)
●小津安二郎と宮柊二と毒ガス戦
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
●京都大学に対する第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求める活動
●平沢正欣論文を検証する(人体実験は行われたか?)
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●731部隊・100部隊展
ビザ発給拒否裁判1審判決
安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?
地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??
●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書)
奇々怪々の現代
科学が明らかにした地球の気温変化
後に述べるが、温室効果ガスには、CO₂やメタンだけではなく、最大の影響を与える水蒸気があり、IPCCはこの水蒸気を無視している。
この奇想天外のIPCC仮説に対して、近年の地球の気温上昇は「地球本来の自然な変化に過ぎない」という事実を証明する数々の科学がある。寒冷化した時代を私たちは「氷河期」と呼ぶが、氷河は氷が流れる河の事である。寒冷化時代には、氷河だけでなく、流れが無い大きな氷つまり氷床が陸土と海を覆ったので正しくは「氷期」であり、氷期が終わった後の温暖期は間氷期である。
●核実験(ウキペディアより)
若くして白血病で亡くなった有名女優、有名歌手、また五輪候選手だったスイマーが白血病になったのは、放射能の影響ではないのか?
月の砂漠の犠牲者 夏目雅子と本田美奈子
核実験(かくじっけん,英語:Nuclear weapons testing)とは、核爆弾の新たな開発や性能維持を確認したり、維持技術を確立したりするために、実験的に核爆弾を爆発させることを指す。1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた。そのエネルギーはTNT換算で530メガトン(大気圏内は440メガトン)でこれは広島へ投下されたリトルボーイの3万5千発以上に相当する。
核実験の禁止
大気圏内で行う核実験は、大気中に放射性物質が飛散することになるため、これを禁止する国際条約が締結されることになった。1963年に、核実験を地下に限定する大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約(通称部分的核実験禁止条約:PTBT) が締結され、同年中に発効した。この条約には100ヶ国以上が調印しており、アメリカ合衆国及びソ連も批准している。フランスや中華人民共和国は署名していないが、後には大気圏内核実験を取りやめた。PTBT自体は、実験の規模や回数を制限していない。アメリカ合衆国とソ連は1974年に地下核実験制限条約(TTBT)を締結、1976年には平和目的地下核爆発制限条約を締結し、地下核実験における核出力を150ktに制限し、相互に検証することに合意したが、これらの条約の発効は冷戦終結後の1990年までずれ込んだ。
地下核実験も禁止対象とする包括的核実験禁止条約 (CTBT) が提案され、1996年より署名が開始された。この条約は、発効の条件とされた特定の44カ国全てにおける批准が実現されておらず、2011年時点では有効な条約にはなっていない。また、臨界前核実験も CTBT では禁止されていない。
水素爆弾の恐怖・ビキニ環礁 (アメリカ)
「北朝鮮の核実験の威力」と「史上最強の核兵器"ツァーリ・ボンバ"の破壊力」【核兵器】
●核融合もすべきではない!!
20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について
●原発・化石燃料発電→再生可能エネルギー発電の増加
【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) 20191230
核兵器、生物兵器、化学兵器廃絶!! 戦力不保持!!安倍政権打倒!!
どこの研究所で新型コロナウィルスが誕生したのだろうか??
●ニュース
戦争責任を取らぬまま、そのまま在位した昭和天皇、その後の天皇も日本の侵略戦争の謝罪をしていない!!
米、中国への渡航禁止を勧告
安倍首相“桜”国会で野党追及 公明党も厳しく批判
昭恵夫人の交通費、昨年2万円 政府答弁書
大竹まことゴールデンラジオ#金子勝 (文化放送 2020-01-24)
●日本政府・自衛隊は情報を公開せよ!!(情報開示!!)
今年も8月12日がくる──。33年前 520人が犠牲になった日航機墜落、遺物の化学分析で判明した事実とは?
中曽根元総理が知る日航機墜落事故の真実とは?墓場まで発言の真意を調査!
ここの研究所は、どんなことをやっているのだろうか??
●国立感染症研究所村山庁舎(武蔵村山)
●なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。
XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より
・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。
2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。
封印された原爆報告書
水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
JCOの臨界事故
福島第1原発事故
●核兵器廃絶
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病
●731部隊(unit731)
●昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!!
●読者から寄せられた記事
タイトル:
ロスチャイルドの犯罪とは、戦争がかれらの最も収益性の高い事業である事なのだ。
ホスト:KD106180012236.au-net.ne.jp
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ネイサンは6500倍以上の自分自身の富の増加を見い出したのだった。
そして、本質的に、彼は英国ブラインドを奪い彼は全てのアカウントと目的の為に
イングランドの大部分の所有者になった。
その時点から彼の家族は、彼らが想像した以上の富を持って、政府で影響力のあるプレーヤーになり
彼らはその時から政治家に賄賂と支払いをする事で、政策決定を進めた。
ロスチャイルドによるこのスキームは別の理由で歴史的に重要であるので注意が必要である。
それは、災害をもどのように「加工」するかという事が大金銭的利益につながるかを示した。
戦争はかれら(ロスチャイルド)の最も収益性の高いビジネスであり、ロスチャイルドの寄生虫銀行家の血統にとっても非常に有益である為、世界が終わりの無い戦争に絡み合っている理由でもあるのだ。
彼らの借金が使われている限り、世界は平和を決して知る事は無い。
●横浜「戦争の加害展」感想
2月10日
7.東京の三月十日をいうが、日本軍もやってきた事を知らない人多い。マスコミが報道しない。教科書から、それらの事をまっ殺してしまっている。若い人はなおさら知らない。恐ろしい事である。戦後処理がまったくなされてない日本である。日本は豊かで民主的だと思わされているが、貧しいのである。夕食を一家団欒で食べてる家はどの位あるのだろうか。夫は残業で、子供はじゅくで、、、。みんなで声をあげないと。
最近のかん国への報道はとてもひどい。音楽番組のDGまでかん国はひどい、ずるい、なんていってます.困ったものです。(女性80以上藤沢市)
●映画「ひろしま」アンケート(1月13日 横浜)
( )は性別・年代・住まい・情報
11、想像以上に多勢の参加者。若い人に観てほしい。
(女性・70代・朝日新聞)
●【真相】(unit731)
石井細菌戦部隊―極秘任務を遂行した隊員たちの証言
郡司陽子編(1982年11月30日初刷:徳間書店)
編者まえがき
Ⅰ ファインダーがとらえた地獄
―総務部調査課写真班 T・K
家賃は要らないし、電灯・ガスも無料、食料品は酒保で安く買えた。
奥さん同士の茶飲み話の中で、時には「あの本部の中では何か人間を使って実験をしているらしい」との噂も出たらしい。しかし、そのような話は滅多にしない。隊員を含めて大部分の者は、そのような場面を見たこともないし、また、話すこともなかった。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第10章 残酷な人体実験毒ガス実験
「戦犯管理所」からの証言
平田日出雄及び柴田修蔵、黒瀬市夫も、1940年9月14日からの2週間に、第39師団工兵第233連隊が湖北当陽県当陽の西南高地において、捕虜を使って毒ガス実験を行った情況を証言している。
7、訓練及び実験内容:
(1)イペリット(糜爛性ガス)実験。目的は、イペリットの効力、消毒方法及びその効果に関する研究。方法としては、宜昌作戦において逮捕した5名の抗日軍捕虜の手足を縛って実験を行った。1人目は、上半身を裸にし、顔と上半身をイペリットにさらして、その糜爛情況を観察した。2人目は、顔にイペリットを振りかけ、10分後に消毒を行って、効果を観察した。3人目は、上と同じ方法で、間隔を20分とした。4人目も、上と同じ方法で間隔を30分とした。5人目も上と同じ方法で、間隔を40分とした。実験終了後は総て刺殺した。
●証言 人体実験(731部隊とその周辺)
中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳
河本大作供述書(1953年4月10日)
日本軍は1918年11月頃から細菌研究を始めた。当時、長谷部
照信少佐が憲兵隊や特務機関と連絡を取りあって、情報を得ており、その機関がロシアのスパイを1人捕まえたことを知った。名をアレクサンドルといい、スイス赤十字社に勤務していた。取り調べの中で、その男が細菌戦研究を行っていること、大量の細菌を保管していることが分かった。そこで1918年の末、長谷部は細菌戦を主要問題として参謀本部に報告し、その後、陸軍省医務局が研究を始めることになった。
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
我々医師の社会内部の人間によって行われたもの、行われなかったものは、我々が辛抱強く事実を突き止め、その恐ろしい側面を我々自身のものとして理解することを学ぶとき、他の人々にとっても信じられるものになり、我々によって克服されることができるであろう。我々自身に許されていないのは、人間は変えることのできない邪悪な存在であると弁解することである。この裁判の被告たちは、弁解のために、他の国々でも行われた冷酷な行為、残忍行為のドキュメントを提出している。これは彼らの形式的な権利である。しかしそれは個人的な論拠にはなりえない。他人の罪を引き合いに出して自己の罪を否認することは、まじめに考えればできることではない。昔の時代に邪悪が勝利したからと言って、我々の存在の責任がなくなるわけではない。我々は、歴史の開始期の無邪気で安全な世界に生きているのではなく、人間存在の完全な成熟期の時代に生きているのであって、我々にとって陶酔的な自己忘却は危険極まりない。警戒を怠らないようにしよう。かつて我々が軽蔑した世界の人々の記憶は、我々自身のそれよりも誠実で厳しいものだろうからだ。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作ってもいいのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!
日本の毒ガス
沖縄・南西諸島が軍事要塞化している現実はおかしくないか??
「琉球処分」から140 今の沖縄を考える
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
2020年2月4日(火)16:00~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
しかし、それも一致するだけで、寄贈されたものではないという。
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。防衛省が提出する資料は内輪の調査であり、本当にきちんと聴取しているのかが、疑問だ。憲法9条で戦力不保持を宣言しているのだから、情報公開に、制限を一方的にかけるのは、本当におかしいと思う。今の自衛隊の実情をきちんと国民に知らせるべきだ!!
●「化学学校記事」情報公開裁判
次回 2020年2月12日(水)11:30~ 東京地裁522号廷
1977年発行の化学学校発行の『20年のあゆみ』について、防衛省はマスキングに時間がかかるため、2か月後の提出は難しいかも知れないと述べた。
『20年のあゆみは』は1970年代だから、沖縄での、毒ガス漏洩事件や本土の相模原補給廠での毒ガスの問題がある中、毒ガスや核兵器に関する研究の記述もあるのだろう。それらをマスキングして公開しないというのは、日本の情報公開がいかに遅れているかと象徴している。防衛省は、化学学校記事16号の存在を認め、その間に自衛隊がどのような研究をしていたかを明らかにすべきだ。佐藤内閣時代に実際に核兵器を持とうとしていたのだから、自衛隊ではどんなことが研究をしていたかは、国民に広く知らせるべきである。ましてや日本は、広島、長崎、ビキニ、福一で甚大な被曝をしている国なのだから。
また、『化学学校記事』16号が存在するのだから、正直に防衛省はそれを認め、その他の全ての『化学学校記事」を公開すべきだ!!
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
『BC兵器』 久保綾三著(1969年)より
Ⅱ 自衛隊と生物・化学兵器―その思想と作戦
2、研究開発と自衛官の入学拒否
自衛官の入学 研究発表の拒否
主として武器などの研究開発という立場から大学などに通学させているもので、32年度から自衛隊内から技官、医官らに選抜して派遣していた。これまで毎年2,30人が入試に合格していたのが、44年度学生については理工系大学院を受験した延べ23人全員不合格となり、3月14日には熊本大学工学部大学院の第2次募集に応募した自衛官と技官が、試験場で大学側から受験を“拒否”されるという事件が起こった。このことがあって全国の大学で相次いで、自衛官の入学拒否事件が起こった。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)吉田裕監修 2001年ピュリッツァー賞受賞
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第11章 真珠湾への道
Ⅲ
当時、近衛は、日本を助けるどころか窒息させようとするアメリカ大統領との頂上会談のことではなく、辞任を考えていた。9月26日、近衛は、9月6日に決定して最終期限が間近となるなか、木戸内大臣に、もし軍部が10月中旬に開戦の決定をするならば、自分は進退を考えると苦衷を訴えた。
昭和天皇は、10月上旬を米国との関係を「調整する」最終期限としたが、交渉に何の進展もなかった。10月13日、天皇は木戸に対し、「昨今の情況にては日米交渉の成立は漸次望み薄くなりたる様に思はるる処、万一開戦となるが如き場合には、今度は宣戦の詔勅を発することとなるべし」と語った。翌日、近衛は最後の閣議を開いた。東条陸軍大臣が最も多く話した。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
ビザ発給拒否裁判第1審判決!!(細菌戦被害者)
安倍政権は、中国で戦中にあった細菌戦を隠蔽しようとするのか??
東京地裁判決
請求を却下する
裁判費用は原告の負担とする
ビザ発給拒否裁判 1審不当判決
安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
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