2019年6月7日金曜日

細菌戦の系譜!!


長野平和の旅
武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
人体実験疑い 京大調査継続せず
「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
ABC企画委員会
4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
731と米国の核戦略
防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
武見太郎と金原節三の関係
ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
731部隊関連年表





徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん

日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか

※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!


●催し物

隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~







●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!

ビキニ「死の灰」世界各地へ


日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!

平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】

・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???

2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影

オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!

●ニュース
戦争とは何だろうか??
隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~

NNNドキュメント「防衛大学校の闇 連鎖した暴力…なぜ」


エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所

危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設



日本は憲法9条を遵守して、もっと災害対策にお金をかけるべきだ!!
西日本で非常に強い雨、広島市などで大雨警報

服に血…母逮捕 金づちで息子殴り、包丁で腹など刺した疑い 父が外出中 息子は家の外に逃げる/狭山

2歳女児死亡、虐待を疑う通告 札幌市児相は対応に問題あったと認める

戦争の傷跡はまだまだ残っている!!
ビル建築現場から不発弾 名古屋・千種区の住宅街

元農水次官、同居翌日に暴力受けたか 長男「俺の人生は何なんだ」

こんなものにお金をかけるな!!
陸上イージス調査ミス、防衛相が陳謝

日露平和条約は困難 プーチン大統領「日米協力が障害」

日米同盟も、空母もいらない!!
トランプ大統領 空母化予定の海自護衛艦「かが」乗艦へ 

馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告


池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実


自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜



このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】



東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ


“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~

東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位


「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声

福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上


彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚


「原発止まれば相当インパクト」 救済一蹴、電力の誤算


医学界の天皇制??
“無給医よ、甘えるな” 真意は…


医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ

強制不妊「反省とおわび」、首相が談話発表へ 救済法成立時

東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」

戦争を放棄した国がなんで高価な戦闘機を爆買いするのだ???
墜落したF35、1機分のお金で何ができたか―「欠陥商品」147機6兆2000億円を爆買いの愚

海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明

【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)


放射能汚染が国際的な問題になっているのではないか!!
WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ

なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?

「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖

20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」



731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報


徴用工を象徴する像 韓国 プサン市が強制撤去

“アッキード”安倍昭恵さんは名誉校長を辞めたくなかった


真理を追究すると食えない社会!!
文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死


原因究明されず、ウヤムヤのまま終止符??
強制不妊救済法案、来週にも成立へ

【平成の事件】19人殺害と強制不妊手術 「善意」の暴走と「生産性」追求の果て、続く差別との闘い

発生50年 終わらないカネミ油症事件

医の倫理はどうなっているの??
東京・公立福生病院 透析中止・非導入21人、同意書なし ずさん体制露呈 都指導


「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない

「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃


人体実験疑い 京大調査継続せず

イージス・アショア 田岡俊次 青木理




森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審

戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術

なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会


2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏


竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任




竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見

【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任


森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活




京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に




●横浜「戦争の加害展」感想


2月13日
・日本軍慰安婦とかいが、毒ガスの後遺症が、衝撃的でした。本当のことを隠そうとする政府、こんなことがないのが一番だけど、起きてしまったことを素直に言ったほうが、どんなに楽でしょう。傷ついた体心は、元に戻らない。辛い苦しみとしてずっと頭に残るから、今少しでも楽にしてほしい。。たくさんの人に伝えていくことも、大事で気持ちが落ち着くと思います。(女性、40代)


●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)

5/2(木)
6. 不明40.川崎.展示を順にずっと見て行って最後まで来たとき、遺棄ガス被害者のかたがたに見つめられる瞬間は体が固まりました。写真一点一点についているコメントがご本人から出た実際の言葉なのか、撮影した人がつけた言葉なのかがわからなかったのが残念でした。事実は事実としてきちんとわかるように展示してほしいと思います。


●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)

第3部

友を残して

しかし、仕事はまだ残っていた。ソ連軍の進行状況とにらみ合わせて一物の証拠物件も残さないようにしてから撤去するという幹部の腹なのであろう。
 家族の者は、隊員よりも一足先に退去することになり、荷物を引込線のそばまで運び出していた。
 私達は、ごった返しているその騒ぎを見ながら、研究室に入って医療器具、研究材料などを片っ端から集めて燃える物は燃やし、鉄製の器具などは酸素溶接機を用いて形のわからぬように溶解した。普通の医学実験には用いない特殊な器具が主体だったところから、こうした処置が必要だったのだろう。培養中の生菌や、貯蔵菌は、鉄爐に入れて焼却したあとらしく、焼け残った試験管をさらに粉々に踏み潰している者もいた。各研究室に据え付けてあった約3000台の双眼顕微鏡を集めてまわり、一室に投げ込んだら、20坪ほどの部屋に一ぱいになった。私達ではみだりに触れることも許されず、極めて慎重に取り扱っていた顕微鏡を、片っ端から投げ込むのだから、仕方ない事態なのだとわかっていても、やはり「もったいない」という気がした。






●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より

第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網

関東軍化学部

当時関東軍化学部に勤務していた人は、みな自分が従事しているのは化学戦に関係のある仕事だという事を知っていた。なぜならば、この部隊に入ると必ず最初に特別訓練を受けねばならなかったからだ。この訓練は何回かに分けて行われ、そしてファッショ的だった。第1期の訓練では、隊員たちに各種毒ガスの臭いの特徴を記憶させたが、目的は将来毒ガスに遭遇したとき、直ちに的確な対応ができるためだった。しかし、訓練の方法は大変残酷で、教材を通して毒ガスの外見の特徴、匂い、味などの化学性質を理解するだけではなく、隊員たちは必ず自分の体で毒ガスを体験しなければならなかった。



(広島県大久野島毒ガス工場)




●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
1)日米軍事同盟の原点としての「原爆正当化」と天皇免罪・免責の共同謀議
ところが、戦後、米国は戦争を終わらせるには原爆が必要であったという原爆使用正当化の神話を打ち立てて、「将爆画策」と20万人以上に上る無差別市民大量殺戮の犯罪性と責任を隠蔽した。
 他方、日本側は、原爆によってもたらされた戦争終結にによって、一部の軍人に利用された「国体=天皇」から、、本来あるべき姿である「平和の象徴的権威」としての「立憲君主的天皇」を取り戻し、維持していくのだという詭弁を弄することで、裕仁と日本政府の「将爆責任と自分たちがアジア太平洋各地で犯した様々な戦争犯罪行為に対する責任を基本的にはうやむやにしてしまった。

「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん





●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

5、いまどんな議論が必要か

■日本ではまだ広く知られていない戦争医学犯罪

―現在、日本では、どのような議論がなされているのでしょうか。また、いま、軍事研究への大学や研究機関の動員という問題が大きな問題となっているときに、どんな議論がなされる必要があるとお思いですか。


 第27回日本医学会総会出展「戦争と医学」展実行委員会が、2007年4月に国際シンポジウムを主催した際に、招いた米国の生命倫理学者は「過去の世代の不正は、それがとりわけ隠蔽された場合には、現在の世代の重荷としてそのまま残されると言えます。731部隊の場合、米国が一度日本の科学者たちとこのような取引をしたために、日本が抱えていた秘密が、我々の抱える秘密にもなってしまいました」「調査を行い、過去に何が起こったのかを誠実に、率直に、正確に報告することによって、そして過去と対峙することによって、我々は常々持ちたいと望んできた価値観を肯定するのです。最も重要なのは、そうすることによって、過去との共犯関係から若い世代を解放し、過去の不正に対する責任を負う必要をなくすことです。隠蔽や共犯の伝統を保持するよう若い世代に求めるのではなく、代わりに彼らをこの責任から完全に解放することです」と述べました。
 戦争医学犯罪の検証について国際的な連携・協力をするための議論が必要だと思います。




昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)



●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
第21回『衛生学校記事』情報公開裁判

1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊


第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1

金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。


金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。


細菌戦を指導していた金原節三と、原爆研究をしていた仁科芳雄の下で、放射線の人体に与える影響を研究していた武見太郎は、先輩、後輩の関係だ。
武見は、吉田茂の私的なブレーンでもあった。
1954年にビキニで水爆実験があったときの首相は、吉田茂。その時の日本医師会の会長は、東大の田宮猛雄で副会長は武見太郎。(戦時中東大医学部長を務めた田宮は、勿論731部隊などの細菌戦や人体実験のことは、よく知っていた。)
 水爆実験で被ばくした船は延べ1000隻にも及んだが、きちんと調査もせず、打ち切り、第5福竜丸だけに被害を矮小化した。
 日本は、戦争に負け、731部隊員が免責されたことにより、アメリカの核戦略に異を唱えることはできなかっただろう。全面的に日本はアメリカの核戦略に協力する方針を取ったのではないか。1953年12月8日にアイゼンハワーの「アトムズフォーピース」国連演説。その後の日本は一気に原子力の平和利用に突き進む。
 敗戦後、アメリカとの取引で細菌戦や人体実験のデータを渡す代わりに、731部隊の研究者はすべて免責になり、公職に復帰した。ABCCなどの機関に、予研(東大伝研から主に検査・製造などに関わる部門などを厚生省所管の国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)として分離)から元731部隊員などが出向し、原爆調査に協力し、ビキニの水爆実験などの被曝調査にも積極的に元731部隊員は協力し出世した。元731部隊員でレントゲン班にいた宮川正などもその1人だ。
 積極的に協力とは、水爆実験の影響を小さく見せかけるために、頑張ったということだ。


※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。

※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?


※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。


第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)





イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ



●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部   陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年


第9章 聖戦

日本軍の総攻撃は、天皇の裁可を受け、中央から出た命令に厳格に従っていた。戦闘のわずか2日後には、日本軍は北京と天津を占領することとなった。そこにはイギリスとフランスの租界が含まれていた。支那駐屯軍の任務を在留邦人保護から中国領土の占拠へ変更したことで、昭和天皇は事件のエスカレーションに拍車をかけ、華北に新たな事態を招いたのだった。
 7月29日から30日にかけて、「暴支鷹懲」の名のもとに再開された日本の侵略政策を正当化するのに格好なタイミングで、新たな事件が起きた。北京東部に通州という城壁で囲まれた小さな町がある。そこは対日協力者の殷汝耕〔糞東政府の代表〕とその中国人保安隊(日本により訓練された)が支配していた。7月29日から30日にかけて、この保安隊が反乱を起こし、日本の駐屯部隊主力が近くの北京、天津に出撃して無防備となった日本人居留地域を攻撃したのである。日本の北京・天津占領に激しい憤怒の雰囲気があり、それが反乱の引き金となった。学生、労働者の支持を得て、中国人の部隊は18名の日本兵、9名の情報将校、385名の日本人ならびに朝鮮人の居留民のうち、女性子どもを含む223名を殺戮した。



小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争




憲法9条を生かそう!!










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