2019年4月16日火曜日

原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略

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都築正男は軍人であり、医学者であった。
病気を治すのにも関心はあっただろうが、731部隊の石井四郎のように、細菌兵器やその他の兵器にも大いに関心があったのではないか??
都築は東大が中心になって作った同仁会に属していたが、勿論陸軍の731部隊などの情報も得ていた。
第10回の日本医学会総会では、最後報告として「支那事変における戦傷について」という題で講演をしている。
この第10回の医学総会からは、軍事色一色の研究になった。
以下、「原爆調査以前の都築正男ー日本軍の中国侵略との関わり」から引用
原爆調査の日米合同調査団の日本側メンバーは村地孝一(理化学研究所)を除けば東大医学部だけで組織された。米国の進んだ知識や技術を利用できて、かつ世界初の学術的成果を残せるかもしれないという東京帝国大学としての学術的な「野心」もあったかもしれないが、第1章で述べた「助教授自殺事件」を含め、戦争犯罪に関わるような不都合な事実を隠蔽して「東京帝国大学を守るために」東大医学部が米軍に積極的に協力する道を選んだと解することもできるのではないだろうか。さらに『東京大学医学部百年史』にも、米軍の原爆調査への東大の協力は一言も触れていないという不自然さもまた存在するのである(笹本1995:66)
以上引用

東大も自らの戦争犯罪を隠蔽するために原爆調査に積極的に米軍に協力したが、同じように731部隊も原爆調査に積極的に協力し、自らの戦争犯罪の免責を米軍から得たのではないか!!
原爆調査は、残留放射能はないと言ったり、放射能の被害を矮小化した!!
今の、フクシマで起きている事象にも、同じようなことが起こっている。





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