2009年5月2日土曜日

日本軍の徴発

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5月3日は憲法記念日ですね。今の憲法が施行された日ですね。
特に憲法9条の解釈をめぐっては、いろいろと拡大解釈が出てきて問題が多いように思います。
 どうしたら憲法9条が本当に実のあるものになるか、この3日に私たちは、よく考えるべきだと強く思います。

『未来をひらく歴史』(日・中・韓=共同編集 第2版 高文研)より


 日本軍による中国民衆への残虐行為

 
 1、戦場における民衆と難民

 日本が侵略戦争を始めてから、中国の民衆の生命は、どのような脅威を受けたのでしょうか。その家庭や財産は、どのような損害を受けたのでしょうか。中国の民衆はどのような戦争状況を生きたのでしょうか。

 日本軍の徴発(ちょうはつ)

 日本軍は、食糧・軍需品を供給・補充する後方支援を軽視していたため、戦場においては、食糧や燃料などの軍需物資を現地で徴発する作戦を実施しました。日本軍は、自分たちは戦勝者なのだから略奪するのは当然の権利であると見なし、勝手に民家に侵入して財物を略奪し、家屋を焼き払い、女性を見つければ強姦しました。住民は少しでも抵抗すると、容赦なく殺害されたのです。

■河北省賛皇県白鹿村の農民、丁国華(ていこくか)の回想
 あるとき、行軍中の日本軍の一部隊がわれわれの村で宿営しました。・・・・わが家の全員を一部屋に押し込めると、日本兵は2つの部屋を占拠しました。彼らは、丁喜来(ていきらい)の家の大きな豚を捕まえてきて、殺して食べました。翌日出発する時、わが家のロバを連れ去り、私の兄を人夫(にんぷ)として拉致(らち)していきました。兄は山西省へ通じる道をよく知っていたので、すぐに逃げ帰ってきました。しかし、私の従兄弟(いとこ)の斉銀伝(さいぎんでん)は拉致されて人夫にされたまま行方不明となり、帰ることはありませんでした。(王之鑑編著『日本軍の暴行の目撃記録』から)


  「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳)
1、日本軍の狂暴な集団的虐殺
 大方巷、鼓楼、虎踞関、陰陽営、古林寺、五台山、三牌楼などの地での集団虐殺

 程金海(男、74歳)の証言 
 
 日本軍が南京で大虐殺をした時、私は生き残りになりました。あの時は琅琊路11号に住んでいました。1937年の陰暦冬月のある日、隣の人と3人で街に出てみたら、日本軍に見つかってしまい、3人とも身体検査をされました。彼らは私の体つきが兵隊みたいだと思い、両手を背中の後ろで縛り、大方巷の難民区へ連行し、他の2人は家へ返しました。朝の9時から、捕まった人は、みんなここに集められ、午後の4時までに、何百人にもなっていました。朝9時に捕まってから、ずっと両手を縛られっぱなしで、大小便もズボンをはいたままするしかありませんでした。4時から、機関銃で私たちに狂ったような掃射をかけて来ました。私は後ろにいたのと、前の人が倒れて来てその下敷きになったのとで、弾に当たりませんでした。機銃掃射の後、小銃でまだ死んでいない人を狙い撃ちしているのが聞こえ、伏せたまま動かないでいたので、死んだのだと思われたのでした。日本軍が行ってしまってから、這い出して来てあまり遠くまで行かないうちに、黄さんという隣人に出会い、縄をほどいてもらい、家に帰りついたので、こうやって生き残ることができたのです。(王天柱、黄広誠、達武宏などが記録)


 
 「Imagine9」【合同出版】より



想像してごらん、


9条がゆきわたった世界を。



Imagine,



A world filled with 



Article 9.



憲法9条は、日本という「国」のものではありません。
日本に住んでいる「人々」、つまりみなさん自身のものです。
そしてそれは、日本国民にとってだけではなく、すべての人類にとって重要なのです。
(アメリカ/男性)


第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


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