2009年5月18日月曜日

憲法9条

クリックお願いします!!
にほんブログ村 政治ブログ 憲法へ
にほんブログ村



『未来をひらく歴史』(日・中・韓=共同編集 第2版 高文研)より

鳳儀萍(ほうぎひょう)-強制労働者の証言

 1944年8月、14歳の中学生になったばかりの鳳儀萍さんは、上海の四川路(しせんろ)を歩いていたところ、日本軍の見張りの兵隊に敬礼しなかったとしてつかまりました。そして、日本へ強制連行され、北海道栗山町角田炭鉱で強制労働に従事させられました。
 毎朝5時、日本人の現場監督に木刀(ぼくとう)や鞭(むち)でたたき起こされて、石炭掘りに行かされ、夜の10時まで働かされました。食べるものはごくわずかな米、たくあん、ジャガイモだけでした。
 1年もたたないうちに、彼と一緒に強制労働をさせられた290余名の中国人労働者のうち、90人が既に死亡していました。彼は幸い、九死に一生を得て日本の敗戦まで生き続けることができました。
 1945年11月、明優丸に乗って上海に帰りました。帰ってみると、母親が自分の行方不明を嘆き、心配するあまりに亡くなっていたことを知りました。
 1949年8月、鳳儀萍さんは国立江蘇(こうそ)医学院医学部に入学しました。その後、広州医学院泌尿器科の教授を務めました。(既に退職)。彼は、今でも角田炭鉱で死亡した強制労働者の名簿を保管しています。

    516部隊

   731部隊

  
  731部隊は天皇の直接命令によってつくられた。


  化学兵器CAREみらい基金ブログ

  大久野島(毒ガス島)

  中国人戦争被害者の要求を支える会

  中帰連

  ハイナンネット
 
  南京への道:史実を守る会

  根津公子さんのページ

     
     「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳)
1、日本軍の狂暴な集団的虐殺
 大方巷、鼓楼、虎踞関、陰陽営、古林寺、五台山、三牌楼などの地での集団虐殺

  王錦龍(男、65歳)の証言

 1937年に日本軍が南京に入ってくる前は、私の家は大紗帽巷25号でした。南京が陥落した時私たちは難民区に逃れ、陰陽営入りました。1937年12月下旬のある日の午前中、私が1人で上海路に行ったら、そこで日本軍が縄で40人余りを縛っているのが見えました。これを見て、私はびっくりし駆け戻って隠れたのですが、10分くらいしたら、機関銃の音がひとしきり聞こえました。40人余りが機関銃で撃ち殺されたのです。
 ある日の午後、やはり陰陽営の近くで、ある日本兵が銃剣で12歳の子どもを1人刺し殺すのを見かけました。
 わが家としばらく一緒に住まって避難したもう1軒の家に、17歳のお嬢さんがいました。ある日の午後、日本兵が2人闖入して来て、このお嬢さんを輪姦してしまいました。(姚彦花が記録)

  
    「Imagine9」【合同出版】より



戦争にそなえるより


戦争をふせぐ世界



また、資源などを狙う外国が、その国の中の武力紛争を悪化させることも少なくありません。平和づくりはその国の人々が主人公になるべきであり、人々が自分たちの土地や資源に対してきちんとした権利を持つ事が重要です。貧しい国に「援助してあげる」のではなく、人々の権利を保障していく事が、平和の基盤をつくるのです。

 いわゆる「テロ問題」も同じです。テレビでは連日、イラクなどでの「自爆テロ」が報道されています。それに対して軍が投入されても、「テロ」はなくなるどころか、かえって増えていってしまいます。「テロリスト」と言う言葉が独り歩きしていますが、このような暴力をふるう人たちは、いったいどのような動機からそうしているのでしょうか。
 「貧困、不正義、苦痛、戦争をなくしていくことによって、テロを行おうとする者たちの口実となる状態を終わらせる事ができる」と、コフィ・アナン国連前事務総長は語っています。暴力に対してさらに大きな暴力で対処しようとすることは、結果的に暴力を拡大させ、人々の命を奪い、人々を大きな不安の中におとしいれます。どうすれば人々が暴力に走ることを予防できるのか考える事が大事です。
 そのための鍵は、軍隊の力にあるのではなく、市民どうしの対話と行動にあるのです。


第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


クリックお願いします!!
にほんブログ村 政治ブログ 憲法へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

フォロワー

ブログ アーカイブ

自己紹介

新しい自分を発見中