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●戦争の加害パネル展(横浜)
●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
●「731部隊と100部隊」の現在の課題(八王子)
●第20回『衛生学校記事』情報公開裁判
●第11回『化学学校記事』情報公開裁判
●731部隊の証言(第26回)(ビデオ学習会)
●731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
●京大 軍医博士論文の検証
●731部隊『留守名簿』公開
●ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
●第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
レーダー照射「日韓泥沼化」 安倍政権が利用と韓国紙報道
自民党政権であっても安倍氏以外が首相ならここまで日韓関係をグチャグチャにしなかっただろうね
東京医科大学の裏口入学の疑い強まる 仲介者に謝礼金か
「東京医大、男子・現役生の優遇明白」第三者委報告 歴代3学長の責任認定
森友疑惑報道 NHK局長が激怒するまでの3時間に何があった? 退職した相澤冬樹記者に聞く
辺野古県民投票、不参加は「地方分権の悪用」との指摘も
辺野古県民投票、不参加は「地方分権の悪用」との指摘も
憲法9条を守れ!!
「空母化」ありき 現場困惑 政府、違憲否定「F35B常時は搭載せず」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
ねずみ部隊
だが私は、子供っぽい感傷だと、笑いものにされたくなかったから、ことさら自分に反発しつつ、誰よりも非情な素振りで実習に励んだのである。
翌日は、偶然にも林田と一緒になった。顔を見合わせた瞬間、同じ職場で働けるのだという喜びが、私達に笑顔をかわさせた。
「昨日はどうしてこなかったんだい?配属は決まったんだろ」
せっかちに私はたずねた。
「うん、飼育の方だとゆうんだけど、おれは何か知らんが、憎まれとるけん、まだ勤務場所がはっきりしないのだ。・・・・あとで話すよ」
佐川技手が出て来たので、林田はそういって口をつぐんだ。
私達は2日目なのだから、今度はゴム手袋をはめて、昨日の復習をすることになった。林田だけが初めてなのである。
午後になってから、佐川技手は他に用事があるとの事で、帰ることになり、
「お前、早くみんなに追いつくんだぞ」
と、まだ要領を得ない林田に言った。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
日本式の旅館の習慣だろうか、何人かが同じ部屋に泊まることになった。私と同じ部屋になったのは千葉県から来られた梅精三さん(梅さんは今回私の日本訪問の歓迎委員会の責任者)と、村上先生、それに広島市の松江澄さんだった。この3人の方は梅さんが70歳に近く少し若い他、他のお二人は70歳を越えておられた。だが、もう夜中を過ぎているのに
4人ともとても眠る気になれず、簡単に風呂に入って和服に着替えると申し合わせたように机の前に座った。お互いに初対面なのに、梅さんがわざわざ買って来てくださったきれいな小さなお菓子や、村上先生が持ってこられた日本酒等を机の上に並べると、4人は机を挟んで歓談し、時の経つのも忘れていたが、話題はずっと「戦争と平和」を離れることはなかった。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
■731部隊による人体実験・細菌兵器使用
―731部隊の罪悪をもう少し具体的にお話しください。
731部隊は、現中国黒竜江省の省都・哈爾浜市近郊の平房に、 1939年頃までに完成した細菌兵器開発の一大軍事基地にありました。731部隊では、実験材料にされる人々は、特別に定められた「特移扱」と呼ばれる手続きで憲兵隊により供給されて、「マル夕」と称されていました。敗戦までの5年間に少なくとも3000名が送り込まれ、生存者はいませんでした。21世紀になって、中国では、証拠隠減の焼却跡から発掘された憲兵隊の「特移扱」資料の調査が進み、300名以上の氏名が判明しつつあり、被害遺族からの訴えも出始めました。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
■訳者あとがき
本書は『人間の価値―1918年から1945年までのドイツの医学―』(ベルリン1989年刊)の抜粋日本語訳である。原書は同名の展示会のおりに刊行された書物(カタログ)で、400ページ近いものであるが、本書に訳出したのはその中心的部分だけである。日本で展示会をご覧になった方はもちろん、展示会をご覧にならなかった方にもお読みいただき、理解していただける内容であるとわたしは信じている。なお、展示された資料よりはこの方が分量的に少し詳しく、また多少の異同があることをお断りしておきたい。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅱ
1月9日付の中国の新聞に、天皇暗殺の試み〔桜円門事件〕が失敗したことを遺憾とする記事が掲載され、これに日本居留民が憤激したことから、上海では緊張が高まっていた。9日後、田中隆古陸軍少佐は、満州北部における陸軍の行動から国際社会の注意をそらすことを目的として、中国人の群衆をそそのかし、日蓮宗の日本人僧侶の一団を襲わせた。海軍は、この事件を陸軍に海軍の実力を見せつける格好の機会と見て、上海の艦隊がすみやかに増強され、塩沢幸一少将指揮下の海軍陸戦隊は1932年1月28日、上海に上陸した。そして、同夜租界周辺に3万3500の兵力で駐留して海岸沿いに展開していた第19路軍に戦いを挑んだ。中国軍は陸戦隊に大きな打撃を与えた。艦隊から兵員を増強したにもかかわらず、戦況の好転は望めず、海軍は陸軍に支援を要請しなければならなくなった。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
731を問う!!
2018年12月30日日曜日
細菌戦の系譜!!
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●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
●「731部隊と100部隊」の現在の課題(八王子)
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●京大 軍医博士論文の検証
●731部隊『留守名簿』公開
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●第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
合格依頼し多額寄付か 東京医大入試「個別調整と関連」
レーダー照射「日韓泥沼化」 安倍政権が利用と韓国紙報道
国会議員の「依頼」で看護学科に合格、29人飛び越え
いずもにステルス型戦闘機を搭載できるよう改修へ 利点と問題点は
仕事納めなのに、文部科学省ではロケット視察で公私混同事案を公表 改革の道程は・・・
辺野古県民投票、不参加は「地方分権の悪用」との指摘も
憲法9条を守れ!!
「空母化」ありき 現場困惑 政府、違憲否定「F35B常時は搭載せず」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
ねずみ部隊
「全部で、どのくらいの数になるのでありますか?」
私がたずねると、佐川技手は、ちょっと首をかしげていたが、
「そうさね、マウスだけで、10万ぐらいかな」といった。
営内には、40人ぐらいの満人雑役夫が居住していて、草取りや、飼料、石炭などの運搬に従事していた。彼らは絶対に営外に出されることのない、いわば、かいごろしの労働者なのである。
動物の飼料は、麦類、きび類、大豆粕などが主で、その倉庫だけでも、4、5階建ての鉄筋ビルに匹敵する大きさだった。
廿日ねずみとモルモットの生態を観察し、その扱い方になれることが、私に与えられた目的だった。佐川技手にならって、捕まえ方から注射、採血の仕方、殺し方、解剖などを次々に行なってみた。
私は2年ばかり前に、廿日ねずみを飼っていた経験があるので、捕まえ方ぐらいは心得ていた。だが、なまじ、ねずみの可愛さを味わったことがあるだけに、ねずみの生命などにこだわっている場合ではないとわかっていながら、虐待しているような不憫な気持がつきまとった。
廿日ねずみを金網の上にはわせておいて、しっぽをつかむと、ねずみは足をふんばって前進しようとするから、体が固定する。そこを両耳と頸皮をつまんで持ち上げるのだが、小さな赤い足で、しっかと金網にしがみついているのを無理に引き離すのである。愛翫意識が残っていては、とてもできるものではない。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
先生は日本の化学兵器の研究と製造の過程をビデオで紹介してくださり、続いてご自分が14歳から毒ガス島との切れない縁を結んで経歴を話された。私は日本軍の化学兵器が中国に遺留されている状況と人民が被害を受けた事などを紹介した。この様にして私達はお互いに自身の紹介をしない前に、各自の研究状況を紹介することになった。
会議は午後の3時にはじまり、夕食の2時間(この間にも、自己紹介が行なわれた)を除いて、ずっと続けられ、夜の12時になってやっと私達は自分の部屋に引き取った。これこそ日本式の効率の良い時間の配分であろう。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
■「医学犯罪」の舞台はどうつくられたか
―医学界・医療界、医学者・医師は、先の戦争にどのように加担したのでしょうか。また、731部隊をはじめ、どのような規模で、どのような形でおこなわれていたのでしょうか。
「戦争医学犯罪」というと「731部隊」と思われがちですが、私たちは、そのような予断を避け、解明しようということで始めました。
2000年に15年戦争と日本の医学医療研究会(略称、戦医研)が発足した当時、先の戦争、すなわち1931年から1945年8月の日本敗戦(ポツダム宣言受諾) に至るまでの15年戦争の間における史実解明の課題として、
①日本の医学医療の軍事化の経過、
②医学医療の軍事化に積極的に協力し、進めた学会・医学者、そして協力を拒否した人々の経緯、
③研究テーマの軍事的な制約、 戦時体制からくる研究費・研究体制の制約による医学医療の歪み・停滞、
④欧米諸国との交流の断絶による日本の医学医療の停滞、
⑤戦時体制による日本の医療の崩壊をあげました。
その後の調査研究で、日本の医学者・医師らが主に海外の地で、何万人ともいわれる人々を、様々な実験の材料や手術の練習台にして殺害した主たる舞台となったのは、 石井四郎(1920年、京都帝国大学医学部卒業)が組織した、731部隊をはじめとする軍事医学研究機関のネットワーク(「石井機関」ともいわれる)だけでないことを明らかにしました。さらに、日本の医学界・医療界、医学者・医師の戦争加担を間題にする際、731部隊を抜きにして語ることはできないことや731部隊はかつての日本の医学界・医療界における最悪の戦争医学犯罪であることを明らかにしました。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
ミッチャーリヒとミールケのドキュメンテーションのこの箇所を、ベルリン大学の教授ヴォルフガング・ホイブナーとフルディナント・ザウアーブルフは、彼らが当時もっていた権限によって、強制的に削除させたが、それは、これによって彼らの「よく名声」が「汚される」と恐れたためであった。同時に、ホイブナーとゲッティンゲン大学の生理学ならびに航空医学の教授フリードリヒ・ラインは、ゲッティンゲンの大学新聞でミッチャーリヒに対する猛烈な個人攻撃を行い、ドキュメンテーションの発表は「無責任」で、「まったくの中傷」と「名誉毀損」であると書いた。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
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●宮川正
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●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅱ
スティムソンの非承認主義が効果を持つか否かは、フーバー政権が日本に満州を断念させることを積極的にできるかどうかにかかっていた。3週間後、日中間の戦闘が上海に拡大したとき、上海では中国人が大規模な日本製品ボイコット運動を組織化して成功していた。イギリスとアメリカは重大な商業的利害を持っていたが、ワシントンはわずかに抗議したにすぎなかった。スティムソンは、1932年2月23日付上院外務委員長宛の公電で、もし日本が中国における門戸開放の原則に違反し続けるならば、合衆国はその艦隊の増強を始めるであろうと示唆した。このときですら、東京はこの警告を無視した。天皇と犬養内閣は、世界恐慌が悪化するなかで、ワシントンもロンドンも満州で事をかまえる準備はないことをよく理解していたのである。
●小泉親彦と昭和天皇
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●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
合格依頼し多額寄付か 東京医大入試「個別調整と関連」
レーダー照射「日韓泥沼化」 安倍政権が利用と韓国紙報道
国会議員の「依頼」で看護学科に合格、29人飛び越え
いずもにステルス型戦闘機を搭載できるよう改修へ 利点と問題点は
仕事納めなのに、文部科学省ではロケット視察で公私混同事案を公表 改革の道程は・・・
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ねずみ部隊
「全部で、どのくらいの数になるのでありますか?」
私がたずねると、佐川技手は、ちょっと首をかしげていたが、
「そうさね、マウスだけで、10万ぐらいかな」といった。
営内には、40人ぐらいの満人雑役夫が居住していて、草取りや、飼料、石炭などの運搬に従事していた。彼らは絶対に営外に出されることのない、いわば、かいごろしの労働者なのである。
動物の飼料は、麦類、きび類、大豆粕などが主で、その倉庫だけでも、4、5階建ての鉄筋ビルに匹敵する大きさだった。
廿日ねずみとモルモットの生態を観察し、その扱い方になれることが、私に与えられた目的だった。佐川技手にならって、捕まえ方から注射、採血の仕方、殺し方、解剖などを次々に行なってみた。
私は2年ばかり前に、廿日ねずみを飼っていた経験があるので、捕まえ方ぐらいは心得ていた。だが、なまじ、ねずみの可愛さを味わったことがあるだけに、ねずみの生命などにこだわっている場合ではないとわかっていながら、虐待しているような不憫な気持がつきまとった。
廿日ねずみを金網の上にはわせておいて、しっぽをつかむと、ねずみは足をふんばって前進しようとするから、体が固定する。そこを両耳と頸皮をつまんで持ち上げるのだが、小さな赤い足で、しっかと金網にしがみついているのを無理に引き離すのである。愛翫意識が残っていては、とてもできるものではない。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
先生は日本の化学兵器の研究と製造の過程をビデオで紹介してくださり、続いてご自分が14歳から毒ガス島との切れない縁を結んで経歴を話された。私は日本軍の化学兵器が中国に遺留されている状況と人民が被害を受けた事などを紹介した。この様にして私達はお互いに自身の紹介をしない前に、各自の研究状況を紹介することになった。
会議は午後の3時にはじまり、夕食の2時間(この間にも、自己紹介が行なわれた)を除いて、ずっと続けられ、夜の12時になってやっと私達は自分の部屋に引き取った。これこそ日本式の効率の良い時間の配分であろう。
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―医学界・医療界、医学者・医師は、先の戦争にどのように加担したのでしょうか。また、731部隊をはじめ、どのような規模で、どのような形でおこなわれていたのでしょうか。
「戦争医学犯罪」というと「731部隊」と思われがちですが、私たちは、そのような予断を避け、解明しようということで始めました。
2000年に15年戦争と日本の医学医療研究会(略称、戦医研)が発足した当時、先の戦争、すなわち1931年から1945年8月の日本敗戦(ポツダム宣言受諾) に至るまでの15年戦争の間における史実解明の課題として、
①日本の医学医療の軍事化の経過、
②医学医療の軍事化に積極的に協力し、進めた学会・医学者、そして協力を拒否した人々の経緯、
③研究テーマの軍事的な制約、 戦時体制からくる研究費・研究体制の制約による医学医療の歪み・停滞、
④欧米諸国との交流の断絶による日本の医学医療の停滞、
⑤戦時体制による日本の医療の崩壊をあげました。
その後の調査研究で、日本の医学者・医師らが主に海外の地で、何万人ともいわれる人々を、様々な実験の材料や手術の練習台にして殺害した主たる舞台となったのは、 石井四郎(1920年、京都帝国大学医学部卒業)が組織した、731部隊をはじめとする軍事医学研究機関のネットワーク(「石井機関」ともいわれる)だけでないことを明らかにしました。さらに、日本の医学界・医療界、医学者・医師の戦争加担を間題にする際、731部隊を抜きにして語ることはできないことや731部隊はかつての日本の医学界・医療界における最悪の戦争医学犯罪であることを明らかにしました。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
ミッチャーリヒとミールケのドキュメンテーションのこの箇所を、ベルリン大学の教授ヴォルフガング・ホイブナーとフルディナント・ザウアーブルフは、彼らが当時もっていた権限によって、強制的に削除させたが、それは、これによって彼らの「よく名声」が「汚される」と恐れたためであった。同時に、ホイブナーとゲッティンゲン大学の生理学ならびに航空医学の教授フリードリヒ・ラインは、ゲッティンゲンの大学新聞でミッチャーリヒに対する猛烈な個人攻撃を行い、ドキュメンテーションの発表は「無責任」で、「まったくの中傷」と「名誉毀損」であると書いた。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
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●宮川正
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●日本の国家機密
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●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅱ
スティムソンの非承認主義が効果を持つか否かは、フーバー政権が日本に満州を断念させることを積極的にできるかどうかにかかっていた。3週間後、日中間の戦闘が上海に拡大したとき、上海では中国人が大規模な日本製品ボイコット運動を組織化して成功していた。イギリスとアメリカは重大な商業的利害を持っていたが、ワシントンはわずかに抗議したにすぎなかった。スティムソンは、1932年2月23日付上院外務委員長宛の公電で、もし日本が中国における門戸開放の原則に違反し続けるならば、合衆国はその艦隊の増強を始めるであろうと示唆した。このときですら、東京はこの警告を無視した。天皇と犬養内閣は、世界恐慌が悪化するなかで、ワシントンもロンドンも満州で事をかまえる準備はないことをよく理解していたのである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2018年12月29日土曜日
細菌戦の系譜!!
ブログ王ランキングに参加中!
●戦争の加害パネル展(横浜)
●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
●「731部隊と100部隊」の現在の課題(八王子)
●第20回『衛生学校記事』情報公開裁判
●第11回『化学学校記事』情報公開裁判
●731部隊の証言(第26回)(ビデオ学習会)
●731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
●京大 軍医博士論文の検証
●731部隊『留守名簿』公開
●ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
●第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
レーダー照射 防衛省動画公開 韓国の主張に疑問符 日本、データ公表に限界
国際捕鯨委員会脱退を日本政府が決めるまでの「全深層」
私はこの世にいなかったかも…不妊手術を強制した旧優生保護法の恐怖
衆院沖縄3区補選 ジャーナリストの屋良氏出馬へ 玉城知事も支援へ
元慰安婦支援団体、文大統領に「合意の即刻破棄」要求
憲法9条を守れ!!
「空母化」ありき 現場困惑 政府、違憲否定「F35B常時は搭載せず」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
ねずみ部隊
思うに、上級幹部以外は、実務に携わっている隊員にすら、部隊の全貌を知らせまいという配慮からであったろう。
私達7人の者は、これまでの狭苦しい班から出て、アパート式官舎の1階に移った。そこは独身の居住者を他に分散して空けたところだった。
他班の配属決定者も移って来て、部屋の割当があったが、私は、浜中、森島、来住野と4人同室だった。
起床、点呼、夜の講義だけは、これまで通り皆と一緒だが、食事は独身者食堂でとり、7時半にそれぞれの部署に出勤するというかたちをとった。ところが、林田も確か配属が決まったと聞いていたのに、彼は移って来ないのである。どうしたわけだろう、と案じていたのだが、尋ねてみる機会がなかなかなかった。
私はまず、実験動物飼育場に回された。形も大きさも学校のような建物で、馬、牛、緬羊、豚、鶏、家兎など、それぞれ相当の数であったが、なんと言っても多いのは、廿日ねずみ、とモルモットで、その数は私の想像を絶していた。百聞は一見にしかずというけれども、1度や2度見たって、見当のつく数ではなかった。そのため営内は、どこへ行っても、くさった小便のにおいに似たねずみの臭気がしているのであった。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島い、ふさふさとした銀髪は、明らかにかなりのお年だろうと思われるのだが、かくしゃくとして、年長者の一種の風格を感じた。私は村上先生にお会いしたものの、挨拶もそこそこに、会議が始まってしまった。午後の会議で先生と私はそれぞれ1時間ずつの発言時間があった。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
■「医学犯罪」検証のとりくみ
そこで、莇先生の論考以降の医学界・医療界における取り組みを踏まえて、 15年戦争中の「医学犯罪」について、いろいろ伺いたいと思います。
今言われた一昨年からの情勢の変化を私も大変危険だと思つています。15年戦争中の「医学犯罪」を論じる際にも、その視点が重要だと思います。
その際も、 莇先生の論考を継承すべきと考えます。
その後の活動と検証結果を一言では語れませんので、その都度、書などにまとめられて公表されているものをお読みいただきたいと思います(以下に掲載)。
[参考となる本]
第27回日本医学会総会出展「戦争と医学」展実行委員会編『戦争と医の倫理』(かもがわ出版、2007)、
「戦争と医の倫理」の検証を進める会『パネル集「戦争と医の倫理」』、
15年戦争と日本の医学医療研究会編では『N0 MORE731 日本軍細菌戦部隊』(文理閣、2015)、
同『戦争・731と大学・医科大学』(文理閣、2016)、
拙著『戦争と医学』(文理閣、2014、中国語版有)、
川嶋みどり共著『戦争と看護婦』(国書刊行会、2015)など。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
過去の償いをすることは、我々人間の力をもってしてはほとんどできないことである。しかし、過ちを克服することは、弱者であろうと強者であろうと、最も人間にふさわしい行為である。我々の意図は、努力と恥を惜しまない人、歴史からすべてを学ぼうとする人を助けることであった。その様な人のために、我々はおびただしい書類と愚行の記録を示し、その中に正しい歩むべき道を切り開こうとした。我々は個々の人間の罪を暴露するためにそうしたのではない。その様な弾劾は我々のすべきことではない。
我々は、すべての民族を苦しみの中に巻き込んだ我々の時代の全ての関係の一部を認識できるようにしたのである。我々の罪を小さいものにすることは、我々の関心事ではない。なぜなら、罪を知りながら生き延びる時にのみ、我々は同時代の人々の尊敬を獲得することができるからである。彼らの人間的尊厳を得られるのでなければ、我々の人生はもはや生きるに値しないのだ。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅰ
この件について犬養は、軍部、森内閣書記官長、そして外務官僚と対立していた。外務省は他の対外公務や調整案件のなかでも、とりわけ満州国に対してはみずからが責任を負うつもりでいた。犬養は陸軍急進派を押さえ込むことに努める一方で、市場、技術、資本、原材料を依存していたアメリカとの関係が悪化することをよしとしなかった。
こうしたなかで、アメリカ合衆国大統領ハーバート・フーバー政権は、犬養が軍部の錦州占領を承認した直後から日本への態度を硬化させた。スティムソン国務長官は重要な行動を起こし、その後、1930年代におけるアメリカの対日政策を決定づけることになった。 1932年1月7日、スティムソンは合衆国政府は日本が満州に強制したいかなる政治的変化も承認することはできないと宣言し、日中に正式に通告することで圧力を強めたのである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
●戦争の加害パネル展(横浜)
●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
●「731部隊と100部隊」の現在の課題(八王子)
●第20回『衛生学校記事』情報公開裁判
●第11回『化学学校記事』情報公開裁判
●731部隊の証言(第26回)(ビデオ学習会)
●731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
●京大 軍医博士論文の検証
●731部隊『留守名簿』公開
●ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
●第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
レーダー照射 防衛省動画公開 韓国の主張に疑問符 日本、データ公表に限界
国際捕鯨委員会脱退を日本政府が決めるまでの「全深層」
私はこの世にいなかったかも…不妊手術を強制した旧優生保護法の恐怖
衆院沖縄3区補選 ジャーナリストの屋良氏出馬へ 玉城知事も支援へ
元慰安婦支援団体、文大統領に「合意の即刻破棄」要求
憲法9条を守れ!!
「空母化」ありき 現場困惑 政府、違憲否定「F35B常時は搭載せず」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
ねずみ部隊
思うに、上級幹部以外は、実務に携わっている隊員にすら、部隊の全貌を知らせまいという配慮からであったろう。
私達7人の者は、これまでの狭苦しい班から出て、アパート式官舎の1階に移った。そこは独身の居住者を他に分散して空けたところだった。
他班の配属決定者も移って来て、部屋の割当があったが、私は、浜中、森島、来住野と4人同室だった。
起床、点呼、夜の講義だけは、これまで通り皆と一緒だが、食事は独身者食堂でとり、7時半にそれぞれの部署に出勤するというかたちをとった。ところが、林田も確か配属が決まったと聞いていたのに、彼は移って来ないのである。どうしたわけだろう、と案じていたのだが、尋ねてみる機会がなかなかなかった。
私はまず、実験動物飼育場に回された。形も大きさも学校のような建物で、馬、牛、緬羊、豚、鶏、家兎など、それぞれ相当の数であったが、なんと言っても多いのは、廿日ねずみ、とモルモットで、その数は私の想像を絶していた。百聞は一見にしかずというけれども、1度や2度見たって、見当のつく数ではなかった。そのため営内は、どこへ行っても、くさった小便のにおいに似たねずみの臭気がしているのであった。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島い、ふさふさとした銀髪は、明らかにかなりのお年だろうと思われるのだが、かくしゃくとして、年長者の一種の風格を感じた。私は村上先生にお会いしたものの、挨拶もそこそこに、会議が始まってしまった。午後の会議で先生と私はそれぞれ1時間ずつの発言時間があった。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
■「医学犯罪」検証のとりくみ
そこで、莇先生の論考以降の医学界・医療界における取り組みを踏まえて、 15年戦争中の「医学犯罪」について、いろいろ伺いたいと思います。
今言われた一昨年からの情勢の変化を私も大変危険だと思つています。15年戦争中の「医学犯罪」を論じる際にも、その視点が重要だと思います。
その際も、 莇先生の論考を継承すべきと考えます。
その後の活動と検証結果を一言では語れませんので、その都度、書などにまとめられて公表されているものをお読みいただきたいと思います(以下に掲載)。
[参考となる本]
第27回日本医学会総会出展「戦争と医学」展実行委員会編『戦争と医の倫理』(かもがわ出版、2007)、
「戦争と医の倫理」の検証を進める会『パネル集「戦争と医の倫理」』、
15年戦争と日本の医学医療研究会編では『N0 MORE731 日本軍細菌戦部隊』(文理閣、2015)、
同『戦争・731と大学・医科大学』(文理閣、2016)、
拙著『戦争と医学』(文理閣、2014、中国語版有)、
川嶋みどり共著『戦争と看護婦』(国書刊行会、2015)など。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
過去の償いをすることは、我々人間の力をもってしてはほとんどできないことである。しかし、過ちを克服することは、弱者であろうと強者であろうと、最も人間にふさわしい行為である。我々の意図は、努力と恥を惜しまない人、歴史からすべてを学ぼうとする人を助けることであった。その様な人のために、我々はおびただしい書類と愚行の記録を示し、その中に正しい歩むべき道を切り開こうとした。我々は個々の人間の罪を暴露するためにそうしたのではない。その様な弾劾は我々のすべきことではない。
我々は、すべての民族を苦しみの中に巻き込んだ我々の時代の全ての関係の一部を認識できるようにしたのである。我々の罪を小さいものにすることは、我々の関心事ではない。なぜなら、罪を知りながら生き延びる時にのみ、我々は同時代の人々の尊敬を獲得することができるからである。彼らの人間的尊厳を得られるのでなければ、我々の人生はもはや生きるに値しないのだ。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅰ
この件について犬養は、軍部、森内閣書記官長、そして外務官僚と対立していた。外務省は他の対外公務や調整案件のなかでも、とりわけ満州国に対してはみずからが責任を負うつもりでいた。犬養は陸軍急進派を押さえ込むことに努める一方で、市場、技術、資本、原材料を依存していたアメリカとの関係が悪化することをよしとしなかった。
こうしたなかで、アメリカ合衆国大統領ハーバート・フーバー政権は、犬養が軍部の錦州占領を承認した直後から日本への態度を硬化させた。スティムソン国務長官は重要な行動を起こし、その後、1930年代におけるアメリカの対日政策を決定づけることになった。 1932年1月7日、スティムソンは合衆国政府は日本が満州に強制したいかなる政治的変化も承認することはできないと宣言し、日中に正式に通告することで圧力を強めたのである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2018年12月28日金曜日
細菌戦の系譜!!
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●戦争の加害パネル展(横浜)
●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
●「731部隊と100部隊」の現在の課題(八王子)
●第20回『衛生学校記事』情報公開裁判
●第11回『化学学校記事』情報公開裁判
●731部隊の証言(第26回)(ビデオ学習会)
●731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
●京大 軍医博士論文の検証
●731部隊『留守名簿』公開
●ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
●第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
突然怒る松井知事 公明の密約「もういい、全部ばらす」
「国民はだまされている」 森友問題・籠池被告ら懇談会 水戸
憲法9条を守れ!!
「空母化」ありき 現場困惑 政府、違憲否定「F35B常時は搭載せず」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
ねずみ部隊
私達は、4週間足らずで細菌学そのほかの基礎を一通り教え込まれると、すぐに適性検査があり、配属の決定したものだけが、レンガ塀内の研究所、または秘密を要する建物の中に入って、更に専門的な実地研習を受けることとなった。あれだけの輸送困難と危険を冒して連れて来たのであるから、よほど緊急に人手がほしかったのであろう。
私の班からは、17人のうち、7人が選ばれた。
総務部には東京の浜中、第1部に私、第2部には来住野と岩手の森島、和歌山の白山、第3部は熊本の石塚と岡山の金井が、それぞれ配属された。残りの10人は学科、教練のかたわら農耕に従事するのである。
私達7人は、互いに作業の内容を他言することを禁じられ、第1部のペスト班に回された私も、上官の佐川技手から、
「仕事の内容は、同じ宿舎の者にもしゃべってはいけない。もし間違いがあっては、大変なことになるからな」
と、厳重に言い渡された。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
村上先生からは、お手紙と自費で出版された大久野島の毒ガス工場の資料集を送っていただた。
あれから、私は村上先生と何回もお手紙の往来をしているので、折りがあればぜひお会いしたいと考えていた。今回お会いできたことは私にとってこの上ない喜びであった。村上先生は背が高く、血色もいい、ふさふさとした銀髪は、明らかにかなりのお年だろうと思われるのだが、かくしゃくとして、年長者の一種の風格を感じた。私は村上先生にお会いしたものの、挨拶もそこそこに、会議が始まってしまった。午後の会議で先生と私はそれぞれ1時間ずつの発言時間があった。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
■「医学犯罪」検証のとりくみ
本誌では、一2007年9月号特集「戦争体験をどう継承するか」において、莇(あざみ)昭三(城北病院名誉院長・全日本民医連名誉会長・15年戦争と日本の医学医療研究会名誉幹事長)先生に「15年戦争中の『医学犯罪』と私たちの今日の課題」を執筆していただきました。一昨年、政府与党は安保法制の採決を強行しました。
防衛省では、安全保障技術研究推進制度が導入され、一昨年(2015年)には3億円の予算の配分が開始され、昨年は6億円、今年は110億円と急激に拡大されました。
敗戦を契機として、まき起こった学術体制の民主的改革を求める運動の中で1949年に創立された日本学術会議では、1950年の「戦争のための科学研究には従わない声明」、1967年の「軍事目的のための科学研究を行わない声明」と、2度にわたって戦争や軍事目的のための研究を拒否する誓いの見直しの動きが出るなど、軍事研究復活の動きが風雲急を告げています。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
我々医師の社会内部の人間によって行われたもの、行われなかったものは、我々が辛抱強く事実を突き止め、その恐ろしい側面を我々自身のものとして理解することを学ぶとき、他の人々にとっても信じられるものになり、我々によって克服されることができるであろう。我々自身に許されていないのは、人間は変えることのできない邪悪な存在であると弁解することである。この裁判の被告たちは、弁解のために、他の国々でも行われた冷酷な行為、残忍行為のドキュメントを提出している。これは彼らの形式的な権利である。しかしそれは個人的な論拠にはなりえない。他人の罪を引き合いに出して自己の罪を否認することは、まじめに考えればできることではない。昔の時代に邪悪が勝利したからと言って、我々の存在の責任がなくなるわけではない。我々は、歴史の開始期の無邪気で安全な世界に生きているのではなく、人間存在の完全な成熟期の時代に生きているのであって、我々にとって陶酔的な自己忘却は危険極まりない。警戒を怠らないようにしよう。かつて我々が軽蔑した世界の人々の記憶は、我々自身のそれよりも誠実で厳しいものだろうからだ。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅰ
1932年2月16日、関東軍司令部は奉天で中国の指導的立場にある対日協力者とともに東北政委会設立するための会議を開いた。翌々日、同委員会は新国家満州国の独立を宣言した。3月1日、満州国建国が正式に宣言された。関東軍司令部は、大養内閣が陸軍の政策を実行することに自信を持ち、新国家をすみやかに承認するよう東京に圧力をかけた。11日後大養内閣は中国からの満州ならびに内蒙古の分離、そして「独立」国家の設立を承認した。しかしながら、大養は、新国家の法的承認というきわめて重要な問題については手間取ることになった。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
●戦争の加害パネル展(横浜)
●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
●「731部隊と100部隊」の現在の課題(八王子)
●第20回『衛生学校記事』情報公開裁判
●第11回『化学学校記事』情報公開裁判
●731部隊の証言(第26回)(ビデオ学習会)
●731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
●京大 軍医博士論文の検証
●731部隊『留守名簿』公開
●ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
●第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
●731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
突然怒る松井知事 公明の密約「もういい、全部ばらす」
「国民はだまされている」 森友問題・籠池被告ら懇談会 水戸
憲法9条を守れ!!
「空母化」ありき 現場困惑 政府、違憲否定「F35B常時は搭載せず」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
ねずみ部隊
私達は、4週間足らずで細菌学そのほかの基礎を一通り教え込まれると、すぐに適性検査があり、配属の決定したものだけが、レンガ塀内の研究所、または秘密を要する建物の中に入って、更に専門的な実地研習を受けることとなった。あれだけの輸送困難と危険を冒して連れて来たのであるから、よほど緊急に人手がほしかったのであろう。
私の班からは、17人のうち、7人が選ばれた。
総務部には東京の浜中、第1部に私、第2部には来住野と岩手の森島、和歌山の白山、第3部は熊本の石塚と岡山の金井が、それぞれ配属された。残りの10人は学科、教練のかたわら農耕に従事するのである。
私達7人は、互いに作業の内容を他言することを禁じられ、第1部のペスト班に回された私も、上官の佐川技手から、
「仕事の内容は、同じ宿舎の者にもしゃべってはいけない。もし間違いがあっては、大変なことになるからな」
と、厳重に言い渡された。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
村上先生からは、お手紙と自費で出版された大久野島の毒ガス工場の資料集を送っていただた。
あれから、私は村上先生と何回もお手紙の往来をしているので、折りがあればぜひお会いしたいと考えていた。今回お会いできたことは私にとってこの上ない喜びであった。村上先生は背が高く、血色もいい、ふさふさとした銀髪は、明らかにかなりのお年だろうと思われるのだが、かくしゃくとして、年長者の一種の風格を感じた。私は村上先生にお会いしたものの、挨拶もそこそこに、会議が始まってしまった。午後の会議で先生と私はそれぞれ1時間ずつの発言時間があった。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
■「医学犯罪」検証のとりくみ
本誌では、一2007年9月号特集「戦争体験をどう継承するか」において、莇(あざみ)昭三(城北病院名誉院長・全日本民医連名誉会長・15年戦争と日本の医学医療研究会名誉幹事長)先生に「15年戦争中の『医学犯罪』と私たちの今日の課題」を執筆していただきました。一昨年、政府与党は安保法制の採決を強行しました。
防衛省では、安全保障技術研究推進制度が導入され、一昨年(2015年)には3億円の予算の配分が開始され、昨年は6億円、今年は110億円と急激に拡大されました。
敗戦を契機として、まき起こった学術体制の民主的改革を求める運動の中で1949年に創立された日本学術会議では、1950年の「戦争のための科学研究には従わない声明」、1967年の「軍事目的のための科学研究を行わない声明」と、2度にわたって戦争や軍事目的のための研究を拒否する誓いの見直しの動きが出るなど、軍事研究復活の動きが風雲急を告げています。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
我々医師の社会内部の人間によって行われたもの、行われなかったものは、我々が辛抱強く事実を突き止め、その恐ろしい側面を我々自身のものとして理解することを学ぶとき、他の人々にとっても信じられるものになり、我々によって克服されることができるであろう。我々自身に許されていないのは、人間は変えることのできない邪悪な存在であると弁解することである。この裁判の被告たちは、弁解のために、他の国々でも行われた冷酷な行為、残忍行為のドキュメントを提出している。これは彼らの形式的な権利である。しかしそれは個人的な論拠にはなりえない。他人の罪を引き合いに出して自己の罪を否認することは、まじめに考えればできることではない。昔の時代に邪悪が勝利したからと言って、我々の存在の責任がなくなるわけではない。我々は、歴史の開始期の無邪気で安全な世界に生きているのではなく、人間存在の完全な成熟期の時代に生きているのであって、我々にとって陶酔的な自己忘却は危険極まりない。警戒を怠らないようにしよう。かつて我々が軽蔑した世界の人々の記憶は、我々自身のそれよりも誠実で厳しいものだろうからだ。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅰ
1932年2月16日、関東軍司令部は奉天で中国の指導的立場にある対日協力者とともに東北政委会設立するための会議を開いた。翌々日、同委員会は新国家満州国の独立を宣言した。3月1日、満州国建国が正式に宣言された。関東軍司令部は、大養内閣が陸軍の政策を実行することに自信を持ち、新国家をすみやかに承認するよう東京に圧力をかけた。11日後大養内閣は中国からの満州ならびに内蒙古の分離、そして「独立」国家の設立を承認した。しかしながら、大養は、新国家の法的承認というきわめて重要な問題については手間取ることになった。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2018年12月27日木曜日
細菌戦の系譜!!
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●戦争の加害パネル展(横浜)
●防衛費の異常な増加に抗議!!
●映画 立ち上がる慰安婦「沈黙」アンケート
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日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
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1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
沖縄・与那国、県民投票実施へ 町長が議会の反対覆す
トランプ米大統領がイラクを予告なしに訪問
「二階幹事長は神様」喜ぶ捕鯨の地 でも残る疑問と疑念
松岡洋右以来の「お家芸」? 主張通らずIWC脱退は国益か
日産 全従業員にゴーン氏やケリー氏らとの接触禁止を指示
防衛大綱改定 いずも事実上空母化明記
「国民はだまされている」 森友問題・籠池被告ら懇談会 水戸
憲法9条を守れ!!
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松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
国立公文書館で公開された留守名簿を巡る問題
中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
●お知らせ
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
軍機に閉ざされた牢獄
「所属と名前を言ってみろ」
私達は、はっと気付いて、身分証明書を出して、2人それぞれに答えた。その衛兵は、調書をくりながら、上官の名前やら生年月日などを聞き、そのあげく、
「上衣とじゅはんをとってみろ」といった。
私と森島は、上半身をむき出しにして、内心びくびくしながら、調べられるに任せるよりなかった。
しかしどうやら、相当なれた顔でない限りは、この程度の検査は普通だったらしい。
調書には、写真のほか、体の細かい特徴まで記載されてあるはずだったから、もし身分証明書を盗んで変装し、潜入を企てる者があるとしても、絶対成功しなかったに違いない。常識的に考えるならば、たかが少年のことであるから、写真だけで充分なはずである。だが、もしこの部隊にもぐり込む者があるとすれば、それは決して常識的な手段と方法ではやってこないであろうから、それを熟知している彼らだけに、無駄と思えることにも万全を期していたのだと思われる。
部隊の守らねばならぬ秘密。―私達にはまだ正体のわからぬ秘密が、いかに重大なものであるかが察せられるのであった。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
先生はその返事の中で、次のように述べておられる。
私達は自国で作った毒ガスによる被害者ですが、事実ははっきりと日本が第2次世界大戦で、具体的にいえばあの15戦争の時代に中国の戦場で化学戦を行なったことが証明され、毒ガスを製造した私達も戦争の加害者なのですから私達はここで深刻に反省をしないわけにはいかないのです・・・・」
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
5、いまどんな議論が必要か
■今後の検証で重要なこと
―今後さらに検証を進めるうえで重要なことはなんでしょうか。
厚生労働省社会・援護局業務課が2010年3月に、保管していた戦没者等援護関係の資料については、公開と後世への伝承を図るため、原則として戦後70周年に当たる2015年度までの5カ年の間に国立公文書館に移管することを発表し、ほぼ予定どおり実行されました。
移管された資料に記載された人数は延べ約2300万とのことです。国立公文書館ですでに公表された一覧表から、防疫給水という名のついた部隊の留守名簿が約70あることがわかりました。開示については「要審査」のため時間を要しましたが、731部隊、北京にあった1855部隊、シンガポールにあった9420部隊等については入手することができ、目下分析中です。しかし、それらは「要審査」とされ、審査期間は通常30日程度よりはるかに長期を要するなどの問題があります。これらの問題が一刻も早く解決され、全てが開示されれば、731部隊・「石井機関」の全容を明らかにする大きな一歩となると思われます。
―ありがとうございました。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
過去の恐るべき行為が今静かな法廷で法廷で明らかにされているが、あの過去を本当に克服できるのは、破局の歴史的原因をさかのぼって究明できる者だけである。それが唯一我々にふさわしい客観性である。なぜなら、裁判官の判決がどのようなものになろうと、23人の被告だけを罪人として見、彼らを異常な性格の持ち主にみることは、まったく許されないことであろう。仮に彼らが、現実にそうであるよりも、個人的にもっと重要な人々であったとしても、この少数の人間だけであの巨大な危害を作り出せたわけではあるまい。我々は死と絶望と、嫌悪に満ちた人間蔑視の行為の記録者にならなければならない。我々の任務は、告発でもなければ、免罪でもなく、同時代史を伝達することである。我々は、我々の報告を大きな声をあげることなく、行おうと努めてきた。殺戮を行い、人を苦しめ、その上、あのような自己抑制の欠如によって支配をめざし、支配者の方法を編み出したのはドイツ人であるが、そのことに深刻な苦痛を感じたいから報告したわけではない。嫌悪と落胆と悲しみを忘れたいから報告したのでもない。そのことについての知識が今この地上のどの片隅にも届いている、この現実をまず身じろぎしないで、声を上げないで、受け止め、その重要さを全面的に理解することが必要だと考えるからこの報告をしたのである。
読者も、この医師たちのディレッタンティズムと権力意識、うぬぼれと従僕的屈従に驚くであろうが、その場合でも、早急な判断を控えて欲しい。このドキュメンテーションの読者は、今半ば過去のものとなっているものを、ありのままに理解し、現在化させることによって、我々すべてにかかわる真実に到達することができるであろう。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
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●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
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第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅰ
その間、中国やソ連からの軍事的な反撃に遭遇することなく日本は満州や内蒙古への侵略を続けた。1931年12月31日、境界の定義があいまいであった満州北部・ソビエト極東周辺ヘ日本が侵攻したことで、ソビエト政府は大いに混乱し、日本に不可侵条約を提案した。ソ連の提案に対する天皇の反応が、(仮にそれを知っていたとしても)どのようなものであったかはわかっていない。しかし、大養内閣はこれを無視した。日本の拒絶回答は1年後の1932年12月になされた。スターリンは条約締結の申し出を1933年末まで続けたが、そのころには日本の脅威は一時的に収まったと判断するようになっていた。
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●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
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1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
●ニュース
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真相を解明していないからこうなるのだろう!!
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731部隊員・長友浪男軍医少佐の戦中・戦後、甲第1855部隊考、他
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中国の侵略被害者の証言を聞く集い2018 11.30
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京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
軍機に閉ざされた牢獄
「所属と名前を言ってみろ」
私達は、はっと気付いて、身分証明書を出して、2人それぞれに答えた。その衛兵は、調書をくりながら、上官の名前やら生年月日などを聞き、そのあげく、
「上衣とじゅはんをとってみろ」といった。
私と森島は、上半身をむき出しにして、内心びくびくしながら、調べられるに任せるよりなかった。
しかしどうやら、相当なれた顔でない限りは、この程度の検査は普通だったらしい。
調書には、写真のほか、体の細かい特徴まで記載されてあるはずだったから、もし身分証明書を盗んで変装し、潜入を企てる者があるとしても、絶対成功しなかったに違いない。常識的に考えるならば、たかが少年のことであるから、写真だけで充分なはずである。だが、もしこの部隊にもぐり込む者があるとすれば、それは決して常識的な手段と方法ではやってこないであろうから、それを熟知している彼らだけに、無駄と思えることにも万全を期していたのだと思われる。
部隊の守らねばならぬ秘密。―私達にはまだ正体のわからぬ秘密が、いかに重大なものであるかが察せられるのであった。
「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」
日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島
記録2 村上初一館長と「毒ガス資料館」
先生はその返事の中で、次のように述べておられる。
私達は自国で作った毒ガスによる被害者ですが、事実ははっきりと日本が第2次世界大戦で、具体的にいえばあの15戦争の時代に中国の戦場で化学戦を行なったことが証明され、毒ガスを製造した私達も戦争の加害者なのですから私達はここで深刻に反省をしないわけにはいかないのです・・・・」
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
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■今後の検証で重要なこと
―今後さらに検証を進めるうえで重要なことはなんでしょうか。
厚生労働省社会・援護局業務課が2010年3月に、保管していた戦没者等援護関係の資料については、公開と後世への伝承を図るため、原則として戦後70周年に当たる2015年度までの5カ年の間に国立公文書館に移管することを発表し、ほぼ予定どおり実行されました。
移管された資料に記載された人数は延べ約2300万とのことです。国立公文書館ですでに公表された一覧表から、防疫給水という名のついた部隊の留守名簿が約70あることがわかりました。開示については「要審査」のため時間を要しましたが、731部隊、北京にあった1855部隊、シンガポールにあった9420部隊等については入手することができ、目下分析中です。しかし、それらは「要審査」とされ、審査期間は通常30日程度よりはるかに長期を要するなどの問題があります。これらの問題が一刻も早く解決され、全てが開示されれば、731部隊・「石井機関」の全容を明らかにする大きな一歩となると思われます。
―ありがとうございました。
今年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳
後書きに代えて
アレクサンダー・ミッチャーリヒ/フレート・ミールケ
過去の恐るべき行為が今静かな法廷で法廷で明らかにされているが、あの過去を本当に克服できるのは、破局の歴史的原因をさかのぼって究明できる者だけである。それが唯一我々にふさわしい客観性である。なぜなら、裁判官の判決がどのようなものになろうと、23人の被告だけを罪人として見、彼らを異常な性格の持ち主にみることは、まったく許されないことであろう。仮に彼らが、現実にそうであるよりも、個人的にもっと重要な人々であったとしても、この少数の人間だけであの巨大な危害を作り出せたわけではあるまい。我々は死と絶望と、嫌悪に満ちた人間蔑視の行為の記録者にならなければならない。我々の任務は、告発でもなければ、免罪でもなく、同時代史を伝達することである。我々は、我々の報告を大きな声をあげることなく、行おうと努めてきた。殺戮を行い、人を苦しめ、その上、あのような自己抑制の欠如によって支配をめざし、支配者の方法を編み出したのはドイツ人であるが、そのことに深刻な苦痛を感じたいから報告したわけではない。嫌悪と落胆と悲しみを忘れたいから報告したのでもない。そのことについての知識が今この地上のどの片隅にも届いている、この現実をまず身じろぎしないで、声を上げないで、受け止め、その重要さを全面的に理解することが必要だと考えるからこの報告をしたのである。
読者も、この医師たちのディレッタンティズムと権力意識、うぬぼれと従僕的屈従に驚くであろうが、その場合でも、早急な判断を控えて欲しい。このドキュメンテーションの読者は、今半ば過去のものとなっているものを、ありのままに理解し、現在化させることによって、我々すべてにかかわる真実に到達することができるであろう。
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
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水俣病問題
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●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
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第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第7章 満州事変
Ⅰ
その間、中国やソ連からの軍事的な反撃に遭遇することなく日本は満州や内蒙古への侵略を続けた。1931年12月31日、境界の定義があいまいであった満州北部・ソビエト極東周辺ヘ日本が侵攻したことで、ソビエト政府は大いに混乱し、日本に不可侵条約を提案した。ソ連の提案に対する天皇の反応が、(仮にそれを知っていたとしても)どのようなものであったかはわかっていない。しかし、大養内閣はこれを無視した。日本の拒絶回答は1年後の1932年12月になされた。スターリンは条約締結の申し出を1933年末まで続けたが、そのころには日本の脅威は一時的に収まったと判断するようになっていた。
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- 12.8 ビデオ学習会(ABC企画委員会)
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11月
(27)
自己紹介
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