2019年5月15日水曜日

細菌戦の系譜!!


ABC企画委員会
4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
731と米国の核戦略
防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
731部隊関連行事
(戦争と医の倫理)パネル展とシンポジウム
武見太郎と金原節三の関係
ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
731部隊関連年表
人体実験疑い 京大調査継続せず(731部隊)
日本の核開発(加藤哲郎さん)

・「5・17ビザ発給拒否・集会妨害裁判」
最大の山場となる、5月17日の第12回裁判
時間と場所は、5月17日(金)10時30分から東京地裁415号法廷です。




徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!

※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!
質疑応答


「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授


遺棄化学兵器被害問題【日中未来平和基金事務局長:南典男弁護士  2019年5月2日(木)かながわ県民センター1階展示場102号室】




731部隊の細菌戦について 奈須重雄さん(細菌戦資料センター)


100部隊の謎 今井雅已さん【岐阜大学非常勤講師(平和学)】


●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!

ビキニ「死の灰」世界各地へ


日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!

平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】

・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???

2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影

オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!



●ニュース
沖縄本土復帰から47年 経済好調も重い基地負担続く

丸山議員発言、地元も怒り「1人の勝手な言動で…」

森友問題で新事実 特捜部と検察審査会に重大な“食い違い”

維新 丸山衆院議員を除名処分 早期に収束図る考え


【北方領土】維新・丸山穂高氏「戦争しないとどうしようもなくないですか?」- 北方四島「ビザなし交流」訪問団に


村上春樹さん、父の従軍体験を綴る

福島第1原発処理水、長期保管も選択肢 政府、処分法検討


福島第1原発 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年

レジ袋有料化、分別の徹底も 廃プラ規制で変わる生活

廃プラスチック 中国が輸入禁止 日米はごみ削減急務


安倍政権「最大の不安」 昭恵夫人の“酔いどれ懇親会”が再開

アメリカは、世界の声に耳を傾けろ!!
NPT会合 合意なく閉会 再検討会議へ隔たり縮められるか

医学部の古い体質!!
東京医大不正入試で2019年の女子合格者が急増?⇒この噂デマでした(全国調査の結果)

今も残る古い体質!!
IHI不正「おかしいと言えず」=第三者委、企業風土を指摘

架空の神学者「でっち上げ」 二転三転した前院長の説明

福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える - 木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲

なんでこんなことをテレビで流すのか??
神話か史実か NHK「皇室の祖先の天照大神」ミス認め釈明

福島第一原発の排気筒を解体へ なお線量高く、難作業に

官僚もストレスがためるだろう??
経産省内で覚醒剤使用か 逮捕の職員の机から注射器

豊中の旧籠池邸が取り壊し。森友学園系列保育園の建物も近日中に解体へ

日米同盟も、空母もいらない!!
トランプ大統領 空母化予定の海自護衛艦「かが」乗艦へ 
馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告


池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実


自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜



このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】


顧問から罵声受け女子生徒自殺 ノートに内容記録

東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ


“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~

東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位


「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声

福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上

原因究明はされるのだろうか??
強制不妊救済法が成立 「心からおわび」320万円支給 月内に施行へ

彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚


「原発止まれば相当インパクト」 救済一蹴、電力の誤算


医学界の天皇制??
“無給医よ、甘えるな” 真意は…


医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ

強制不妊「反省とおわび」、首相が談話発表へ 救済法成立時

東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」

戦争を放棄した国がなんで高価な戦闘機を爆買いするのだ???
墜落したF35、1機分のお金で何ができたか―「欠陥商品」147機6兆2000億円を爆買いの愚

海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明

【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)


放射能汚染が国際的な問題になっているのではないか!!
WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ

なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?

「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖

20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」



731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報


徴用工を象徴する像 韓国 プサン市が強制撤去

“アッキード”安倍昭恵さんは名誉校長を辞めたくなかった


真理を追究すると食えない社会!!
文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死


原因究明されず、ウヤムヤのまま終止符??
強制不妊救済法案、来週にも成立へ

【平成の事件】19人殺害と強制不妊手術 「善意」の暴走と「生産性」追求の果て、続く差別との闘い

発生50年 終わらないカネミ油症事件

医の倫理はどうなっているの??
東京・公立福生病院 透析中止・非導入21人、同意書なし ずさん体制露呈 都指導


「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない

「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃


人体実験疑い 京大調査継続せず

イージス・アショア 田岡俊次 青木理




森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審

戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術

なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会


2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏


竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任




竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見

【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任


森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活


●廃墟の昭和から

帝国陸軍葬送の記
美山要蔵

9月27日
昨日、補導会発会式を挙げたが、前途は憂慮に堪えない。軍管区、連隊区の熱意も不十分である。軍隊だけが熱心である。支部長は知事とする。
 陸軍省を今後どうもって行くかについては、外務省が問題としていて、なかなか政府部内が一致せぬ。陸軍部内の意見すら一致していない感がある。
 人事については9月2日以降は公務死とし、同日以降1年間は復員後といえども、遡及進級を認めていくこととする。嶋田大将の気持は真珠湾攻撃は全員責任を負うし、東條大将は開戦の全責任を負うという気持であってよし。終戦航空便は松戸より毎日西へ、北部には週2回送る。



京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

●横浜「戦争の加害展」感想
2月11日


・学校では習わないことがたくさんあり驚いた。戦時中に日本軍が行ったことをこれからも反省し、二度と起きないようにするために被害にあった国々と協力して歴史の研究、検証を行っていかなければならないと感じた。様々な情報がある中で、真実をしっかりと見極める目を持つためにもこのような展示会に来て、学びたい。(男性、30代)

●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)
4/29(月)
11.男.70.武蔵野市.731部隊は森村さんの小説で知っていました。が、100部隊は知りませんでした。戦争をして誰がトクをするのか?地球の上で同じ空気を吸っているのに。


●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)

第2部

浜中の脱走

「いないかァ!どうだ」
などと叫びかわす声がし始め、1時間もたつと、みなそろそろ、業を煮やし出したようだった。
 そのうち、他の班の者や雇員たちも起きてきて、部隊内は時ならぬ騒動となった。
 私達が一巡りして官舎の前に来たとき、近江属が懐中電燈をちらつかせながらやってくるのにであった。
「何をぼんやりしてやがんだ。まぬけ!こんなところを探したってどうなるんだ。・・・・俺と一緒に来い!貴様らにも責任があるんだぞ」
 と、ものすごい剣幕だった。営外へ出たとすれば、夜警はもとより、部隊としても一大事なので、みな血眼になって探していた。
 それからまた1時間あまり、私達はいくつかに分れて、入り込めそうな建物の中や、土塀のきわ、草原のほうを探し歩いた。
 空はすでに青く明けて、地上も人の顔かたちがはっきり分るほど明るくなっていた。
 丁度、土塀に沿って進んでいた組が両側からであいそうになったとき、
「いるぞ!おおい!こっちだ、こっちだ!」
 と叫ぶ声がした。人々は、そのほうへ一斉になだれ込んだ。
 塀に近い草丈の高いところに、石のようにじっとうずくまっているのは、まがいもなく浜中であった。 




●陸軍軍医少佐 平澤正欣の学位授与授与の内容
(731資料センター会報28号より:西山勝夫「731部隊問題、克服への道」より)
1945年6月6日に京都大学医学部教授会で審査後纏められた平澤正欣論文要旨(国立公文書館学位授与記録より翻刻、京都大学公文書館の内容と同一)は以下の通り




京都大学は何を学位授与に値すると認定したか。【先人の見解と異なり「イヌノミ」もまた人類に対する「ペスト」媒介蚤なる新事実を発見せり】、人と獣(イヌ)、両方同じ媒体、「イヌノミ」により「ペスト」に感染すること、「ペスト」の人獣感染を新事実として評価しました。ネズミ、モルモットやサルで実験をやっていて、どうして人に感染したと言えるのでしょうか。
審査員の戸田元医学部長、木村医学部長は731部隊に教え子を送った人達です。彼らは、自らも陸軍軍医学校の嘱託研究員などを務め、戦後に戸田は金沢大学の学長、木村は名古屋市立大学学長になったことで知られています。
これらの論文を2014年から15年に検討し、15年3月の戦医研例会で紹介し、問題を、以下の4点にまとめました。
・実験対象がヒトであるにもかかわらず、「さる」と偽った
・当該対象者を治療することを目的とした実験ではなかった
・当該対象者の発症後も治療せずに死亡に至るまで経過を観察した
・死亡後の学位授与認可
・・・・・
人体実験疑い 京大調査継続せず




●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第5章 陸軍習志野学校

付記・日本陸軍習志野学校跡考察記

日露戦争当時、この地域の人口はたった6000人、軍隊3000人だったが、ロシアの捕虜は1万5000人もいた。現在その「満州小屋」は、両国軍人の慰霊所になっているそうだ。鶴岡さんはいう。「習志野は日露戦争当時より重要軍事基地となったが、現在まだ軍事基地であり、既に90年の歴史がある。私たちは平和を勝ち取らねばならない。人々はこの事実を理解せねばならない。ですから、今この地域の歴史遺跡の調査を組織しているのです。」


(広島県大久野島毒ガス工場)




●登戸研究所資料館(明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブックより)
第五展示室
第五展示室では、日本軍の戦局の悪化に伴う本土決戦体制の構築の流れと、その一つであった登戸研究所の移転の様子を展示しています。また、敗戦・占領政策と登戸研究所の関係や、登戸研究所が資料館として生まれ変わる過程を、高校生と元所員との交流を中心に紹介しています。



長野で発見された石井式濾水機濾過筒
石井式濾水機とは、野戦における飲料水確保のために石井四郎731部隊長が開発し、陸軍が採用した装置です。長野県松代への大本営移転計画の推進とともに、衛生的な水が求められたことから、長野県には大量に濾水機と濾過筒が運ばれたと考えられています(細菌戦の実施も計画された可能性もあり、その際にも濾水機・濾過筒が必要でした)。








●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■さらなる戦争加担を邁進
―戦時下、医療界は、どのようにさらなる戦争加担に邁進していったのでしょうか。

 1942年2月、従来の医師法などを改正し制定された「国民医療法」は「国民体力の向上を図るを以て日的」(第1条)とし、「富国強兵」策を遂行するための方策(開業の制限、新卒医師への動務地の指定、医師の徴用制度、無医地区での公営医療機関の設置、医療機関の整備統合など)を掲げました。さらに従来の医師の任務は「医事衛生の改良発展を図る」というものでしたが、この「国民医療法」の第3条で「医師及び歯科医師は国民体力の向上に寄与するを以てその本分とす」と明記し、国の方策遂行に寄与するという新しい任務を規定しました。


昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)



●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
第21回『衛生学校記事』情報公開裁判

1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊


第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1

金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。

衛生学校の人々
園口忠男(第8代衛生学校長 在任期間 1969.8.1~1971.6.30)
 部隊被験者約1600名をほぼ2分し、1群に真正カプセル(ポリラクトン)を、他群にプラセボを昭和42年6月1日より7月31日に至る2か月間連続投与、(日曜日は除く)
 薬剤服用における副作用と赤痢予防効果を見ることを期待したところ、偶然投与コースの途中で赤痢患者若干の発生があり、さらに投薬終了直後、集団食中毒(細菌性)の発生があって、効果判定の好機会を得た。薬剤投与(プラセボ投与を含む)の期間と、事件発生の関係は左表の通り。(略)
 勝田市衛生局(保健所)に届出がしていないのはなぜか。(法定伝染病届出義務)

園口忠男(第8代衛生学校長 在任期間 1969.8.1~1971.6.30)
S14 熊本医大
S15.6.18~18.4.1
19.12~〇 軍医少佐 731部隊第2部教育部長
寧波作戦の輸送指揮官
戦後、園口は学位授与されている
博士論文 「赤痢菌族の分類に就いて」 授与大学名 熊本医科大学 授与年月日 S21.5.17


※金原節三の遺族は、金原が所蔵していた文献資料を2000点以上を防衛省の彰古館に寄贈したが、今、その資料の紛失が問題になっている!!



※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。

※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?


※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。


第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)





イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ



●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部   陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年


第8章 昭和維新と統制



一度、戦争という非常時に突入すると、天皇の地位が持つ権威は平時のそれをはるかに上回った。そして天皇にとって、この多元的構造による官僚の対立は政策決定への影響力を極大化する可能性を増大させる要因となった。天皇は、みずから国務、統帥両面での任務を果たすことで一貫した経験を積んできており、輔弼者たちが政策を展開する様を注意深観察し、彼らの不一致に注意を払っていた。そして、天皇は、結局、彼らの不一致はそのような構造そのものが招いているものだから国務と統帥を統一するようにと主張した。しかし、彼らにとってそれは不可能であり、天皇が国務・統帥の統一を求めることで、すでに混乱していた政策決定過程はさらに複雑なものとなった。昭和天皇の「統一」カー ドは、内政を天皇の思いどおりに動かすための特別な切り札であり、国策策定過程を中堅幕僚層が支配できなくなるようにし、そしてその過程それ自体を本質的には主に「トップダウン」型のものにしたのである。



小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争




憲法9条を生かそう!!










2019年5月14日火曜日

細菌戦の系譜!!


ABC企画委員会
4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
731と米国の核戦略
防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
731部隊関連行事
(戦争と医の倫理)パネル展とシンポジウム
武見太郎と金原節三の関係
ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
731部隊関連年表
人体実験疑い 京大調査継続せず(731部隊)
日本の核開発(加藤哲郎さん)

徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!

※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!
質疑応答


「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授


遺棄化学兵器被害問題【日中未来平和基金事務局長:南典男弁護士  2019年5月2日(木)かながわ県民センター1階展示場102号室】




731部隊の細菌戦について 奈須重雄さん(細菌戦資料センター)


100部隊の謎 今井雅已さん【岐阜大学非常勤講師(平和学)】


●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!

ビキニ「死の灰」世界各地へ


日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!

平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】

・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???

2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影

オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!



●ニュース
過去の日本の行った戦争の惨さを全く忘れた発言だ!!
“戦争で取り返すしか”ロシア側からも批判

【北方領土】維新・丸山穂高氏「戦争しないとどうしようもなくないですか?」- 北方四島「ビザなし交流」訪問団に


村上春樹さん、父の従軍体験を綴る

福島第1原発処理水、長期保管も選択肢 政府、処分法検討


福島第1原発 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年

レジ袋有料化、分別の徹底も 廃プラ規制で変わる生活

廃プラスチック 中国が輸入禁止 日米はごみ削減急務


安倍政権「最大の不安」 昭恵夫人の“酔いどれ懇親会”が再開

アメリカは、世界の声に耳を傾けろ!!
NPT会合 合意なく閉会 再検討会議へ隔たり縮められるか

医学部の古い体質!!
東京医大不正入試で2019年の女子合格者が急増?⇒この噂デマでした(全国調査の結果)

今も残る古い体質!!
IHI不正「おかしいと言えず」=第三者委、企業風土を指摘

架空の神学者「でっち上げ」 二転三転した前院長の説明

福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える - 木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲

なんでこんなことをテレビで流すのか??
神話か史実か NHK「皇室の祖先の天照大神」ミス認め釈明

福島第一原発の排気筒を解体へ なお線量高く、難作業に

官僚もストレスがためるだろう??
経産省内で覚醒剤使用か 逮捕の職員の机から注射器

豊中の旧籠池邸が取り壊し。森友学園系列保育園の建物も近日中に解体へ

日米同盟も、空母もいらない!!
トランプ大統領 空母化予定の海自護衛艦「かが」乗艦へ 
馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告


池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実


自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜



このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】


顧問から罵声受け女子生徒自殺 ノートに内容記録

東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ


“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~

東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位


「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声

福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上

原因究明はされるのだろうか??
強制不妊救済法が成立 「心からおわび」320万円支給 月内に施行へ

彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚


「原発止まれば相当インパクト」 救済一蹴、電力の誤算


医学界の天皇制??
“無給医よ、甘えるな” 真意は…


医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ

強制不妊「反省とおわび」、首相が談話発表へ 救済法成立時

東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」

戦争を放棄した国がなんで高価な戦闘機を爆買いするのだ???
墜落したF35、1機分のお金で何ができたか―「欠陥商品」147機6兆2000億円を爆買いの愚

海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明

【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)


放射能汚染が国際的な問題になっているのではないか!!
WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ

なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?

「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖

20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」



731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報


徴用工を象徴する像 韓国 プサン市が強制撤去

“アッキード”安倍昭恵さんは名誉校長を辞めたくなかった


真理を追究すると食えない社会!!
文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死


原因究明されず、ウヤムヤのまま終止符??
強制不妊救済法案、来週にも成立へ

【平成の事件】19人殺害と強制不妊手術 「善意」の暴走と「生産性」追求の果て、続く差別との闘い

発生50年 終わらないカネミ油症事件

医の倫理はどうなっているの??
東京・公立福生病院 透析中止・非導入21人、同意書なし ずさん体制露呈 都指導


「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない

「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃


人体実験疑い 京大調査継続せず

イージス・アショア 田岡俊次 青木理




森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審

戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術

なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会


2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏


竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任




竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見

【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任


森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活


●廃墟の昭和から

帝国陸軍葬送の記
美山要蔵

9月26日
極東空軍のやり方、今後実際的になる見込み。
ソ連との直接連絡を一切禁止せられた。
細菌戦については、次の諸件を基本として調査に応対する。
1これを実施すれば日本及び皇室に累を及ぼす
2新しい細菌は得難い
3機密保持は困難である
ゆえに細菌戦は実施し得ない。

*細菌戦をやれば、皇室に累を及ぼす、というのも、新種の細菌は入手困難、第1そんな秘密は保てない。だから細菌戦など絵空事だ。この言い訳は、悲しい。無性に悲しい。心に浸みる悲しみだ。石井四郎=千葉県出身、京大医学部卒、2等軍医、近歩三付を振出しに1等軍医で学位取得、日韓事変中に大佐に進級、関東軍防疫部長、防疫給水部長を3度やって中将。敗戦時にソ連の追及を潜って米軍に確保され、巣鴨に収監されたが、昭和25年、朝鮮戦争が勃発すると、なぜかあわただしく出所、朝鮮戦線での細菌爆弾使用に、何らかの関係があったと見られている。34年10月8日死去




京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

●横浜「戦争の加害展」感想
2月11日


・加害と言うテーマの下、ここまで多岐にわたって展示がなされることはあまりないので非常に勉強になりました。関心があったことでも知らなかったことが多くありました。その一方で展示の統一感がなく、なかなか若者などは足を運ぶのは難しと感じたのが残念です。若い世代が関心はおろか、そもそも知らないから関心をっ持ちようがない時代になっている今、きちんとこうした会や資料から学んでいきたいです。(女性、20代)

●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)
4/29(月)
10.女.50.市内.前回2月の戦争の加害パネル展でも来場しました。731が人体実験や最近製造を行ったのは知りましたが、今日はより詳細に見ることができたと思います。731部隊が後のミドリ十字の幹部となったのは恐ろしいことです。100(部隊)の情報も初めてでしたが、最後に鼻疽菌エサにまぜて馬に食べさせ、野放しにして地域に感染させたのは本当に卑怯です。写真は撮りませんでしたが、SNSでレポートをさせていただきます。

●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)

第2部

浜中の脱走

本館の方から、ほのかに届く光を受けて、水をたたえたプールは闇に置かれた薄紙のように光って見える。コンクリートのふちに足をかけながら、この中に浜中の水死体が浮いているかもしれないと思うと、私の足はおぼえずすくみがちになった。30数人の者が、あちこちに分散して探しているのだが、このあたりには、まるで人気もなく、私と森島は不気味さのために自然に肩をくっつけるようにしていた。今見つかるか、今見つかるかと思って水面を見て歩くと、わずかな水の動きも、ふと浮遊する死体のように見えてくる。空間から落ちてくるような風が、さっと私達の頭上を越えて水面を揺さぶるたびに、私は、すうっとこめかみのあたりが寒くなった。
「ここじゃないようだなぁ」
「神社の方へ行ってみようか」
神社の方には、満洲桜などが、ちょっとした木立をつくっている。自殺だと言う確証はどこにもないのだが、木立のかすかなざわめきを眺めた瞬間、私は幼いころ村で見た首吊り男の、鼻をたらしてぶら下がっている、醜く気味悪い様子を思い出してぞっとした。
だが、そのあたりにも手がかりはなかった。私達は方針を変えようとしたが、もう見当がつかなくなり、建物のかげや草原などを、当てもなく探し回った。
「いないかァ!どうだ」




●陸軍軍医少佐 平澤正欣の学位授与授与の内容
(731資料センター会報28号より:西山勝夫「731部隊問題、克服への道」より)
1945年6月6日に京都大学医学部教授会で審査後纏められた平澤正欣論文要旨(国立公文書館学位授与記録より翻刻、京都大学公文書館の内容と同一)は以下の通り




京都大学は何を学位授与に値すると認定したか。【先人の見解と異なり「イヌノミ」もまた人類に対する「ペスト」媒介蚤なる新事実を発見せり】、人と獣(イヌ)、両方同じ媒体、「イヌノミ」により「ペスト」に感染すること、「ペスト」の人獣感染を新事実として評価しました。ネズミ、モルモットやサルで実験をやっていて、どうして人に感染したと言えるのでしょうか。
審査員の戸田元医学部長、木村医学部長は731部隊に教え子を送った人達です。彼らは、自らも陸軍軍医学校の嘱託研究員などを務め、戦後に戸田は金沢大学の学長、木村は名古屋市立大学学長になったことで知られています。
これらの論文を2014年から15年に検討し、15年3月の戦医研例会で紹介し、問題を、以下の4点にまとめました。
・実験対象がヒトであるにもかかわらず、「さる」と偽った
・当該対象者を治療することを目的とした実験ではなかった
・当該対象者の発症後も治療せずに死亡に至るまで経過を観察した
・死亡後の学位授与認可
・・・・・
人体実験疑い 京大調査継続せず




●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第5章 陸軍習志野学校

付記・日本陸軍習志野学校跡考察記

鶴岡さんは1枚の地図を取り出したが、その地図には習志野学校が示されているほか、騎兵学校、騎兵第1旅団、陸軍衛戍病院、射撃場、弾薬庫等、当時たくさんの軍事建物の位置が示されていた。地図の1か所に「満州小屋」と書かれている地点を見て、私は大変不思議に思った。鶴岡さんの話によると、そこは当時中国東北の戦闘場面を想定して建てられた小家屋で、戦闘訓練に使ったが、戦後は人が居住するようになったのだという。鶴岡さんは、「満州小屋」からあまり離れていない場所に「捕虜収容所」と書かれているのを指しながら私に、ここは日露戦争中に捕虜となったロシア兵と、第1次世界大戦で捕虜になったドイツ兵を抑留した場所だと教えてくれた。


(広島県大久野島毒ガス工場)




●登戸研究所資料館(明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブックより)
第五展示室
第五展示室では、日本軍の戦局の悪化に伴う本土決戦体制の構築の流れと、その一つであった登戸研究所の移転の様子を展示しています。また、敗戦・占領政策と登戸研究所の関係や、登戸研究所が資料館として生まれ変わる過程を、高校生と元所員との交流を中心に紹介しています。


大本営移転計画と登戸研究所の移転

大本営移転計画
長野への大本営移転計画に伴い、陸軍主要施設・飛行場・軍需工場も長野へ移転していった。(地図:明治大学図書館提供)


長野での登戸研究所移転先
長野県北部には主に第一科電波研究部門が、南部には総務関係と第二科毒物班・爆発物班などが移転した。
(航空写真:東海大学情報技術センター提供)







●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか
■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

医学教育の軍事化・医学生の戦時動員もあげられます。1939年から、軍事教練が全大学の学部学生の必修科目となり、医学部でも、現役の配属将校による軍事教練が課され、軍事講習の授業も実施され、軍隊内の衛生・防疫および戦傷について学ぶ軍陣医学(現在の軍事医学にあたる)の講義も行われました。同年より、「学生衛生部隊」が全国の大学医学部の学生により組織され、夏季休暇時等に各地に「衛生調査」等の名目で派遺されました。


昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)



●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
第21回『衛生学校記事』情報公開裁判

1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊


第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1

金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。

衛生学校の人々
園口忠男(第8代衛生学校長 在任期間 1969.8.1~1971.6.30)
自衛隊員赤痢人体実験(当時陸佐)実施時期 1967.6.1~7.31
1、研究論文 「集団赤痢発生防止の研究」について
研究者   陸上自衛隊衛生学校副校長    陸将補   園口忠男
陸上自衛隊研究部第2研究室長  2等陸佐  時岡正十郎
指導    陸上自衛隊衛生学校長      陸将    中黒秀外之
支援    陸上自衛隊勝田施設学校長    陸将補   吉武
論文記載  「研究年報」(昭和42年度)第1分冊  昭和43年9月、陸上自衛隊衛生学校

1、研究内容概略
(イ)目的  成人集団人体実験による赤痢及び食中毒予防効果の追跡
(ロ)被験者 陸上自衛隊 勝田部隊隊員 約1600名の成人集団
(ハ)期間  昭和42.6.1~昭和42.7.31
(ニ)試験材料 「株式会社ミドリ十字」で開発した乳酸菌製剤「ポリラクトン」
(ホ)試験要領
ポリラクトン:耐性乳酸菌 乳酸菌製剤/止瀉・整腸剤 早川予防衛生研究所 KKミドリ十字 吉富製薬

※金原節三の遺族は、金原が所蔵していた文献資料を2000点以上を防衛省の彰古館に寄贈したが、今、その資料の紛失が問題になっている!!



※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。

※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?


※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。


第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)





イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ



●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部   陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年


第8章 昭和維新と統制



「東亜大陸」についての言及は、対ソ戦を念頭に入れ陸軍の北進の意図に沿っていた。「南方海洋」とは幅の広い地理概念であり、南進をして、広大な西太平洋で米英に優位を確保するために備えるという海軍の目標を示していた。陸海ともに相容れぬ目標を掲げ、互いに反目していた。陸海が横並びに計画を発表することで、いずれを優先すべきかに決着をつけることを回避し、天皇を輔弼する多元的な仕組みが崩壊しないようにしたのである。
日中全面戦争のわずか一年前、当時、憲法が規定した天皇の輔弼者〔国務大臣〕も、軍首脳も国策に関する合意形成を統一する能力を失い、さらにそれは日本の政治過程に固有な特徴なっていた。そして、広田内閣とその後継内閣のもとで、複雑化した見解の不一致や「国務」と 「統帥」の分裂は、東京の参謀本部と現地で作戦遂行に当たっている将校との間の意見対立をつねに生み出していった。



小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争




憲法9条を生かそう!!










2019年5月13日月曜日

細菌戦の系譜!!


ABC企画委員会
4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
731と米国の核戦略
防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
731部隊関連行事
(戦争と医の倫理)パネル展とシンポジウム
武見太郎と金原節三の関係
ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
731部隊関連年表
人体実験疑い 京大調査継続せず(731部隊)
日本の核開発(加藤哲郎さん)

徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!

※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!
質疑応答


「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授


遺棄化学兵器被害問題【日中未来平和基金事務局長:南典男弁護士  2019年5月2日(木)かながわ県民センター1階展示場102号室】




731部隊の細菌戦について 奈須重雄さん(細菌戦資料センター)


100部隊の謎 今井雅已さん【岐阜大学非常勤講師(平和学)】


●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!

ビキニ「死の灰」世界各地へ


日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!

平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】

・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???

2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影

オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!



●ニュース
村上春樹さん、父の従軍体験を綴る

福島第1原発処理水、長期保管も選択肢 政府、処分法検討


福島第1原発 処理水、迫る限界 タンク容量あと5年

レジ袋有料化、分別の徹底も 廃プラ規制で変わる生活

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安倍政権「最大の不安」 昭恵夫人の“酔いどれ懇親会”が再開

アメリカは、世界の声に耳を傾けろ!!
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このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】


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原因究明はされるのだろうか??
強制不妊救済法が成立 「心からおわび」320万円支給 月内に施行へ

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医学界の天皇制??
“無給医よ、甘えるな” 真意は…


医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ

強制不妊「反省とおわび」、首相が談話発表へ 救済法成立時

東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」

戦争を放棄した国がなんで高価な戦闘機を爆買いするのだ???
墜落したF35、1機分のお金で何ができたか―「欠陥商品」147機6兆2000億円を爆買いの愚

海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明

【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)


放射能汚染が国際的な問題になっているのではないか!!
WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ

なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?

「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖

20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」



731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報


徴用工を象徴する像 韓国 プサン市が強制撤去

“アッキード”安倍昭恵さんは名誉校長を辞めたくなかった


真理を追究すると食えない社会!!
文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死


原因究明されず、ウヤムヤのまま終止符??
強制不妊救済法案、来週にも成立へ

【平成の事件】19人殺害と強制不妊手術 「善意」の暴走と「生産性」追求の果て、続く差別との闘い

発生50年 終わらないカネミ油症事件

医の倫理はどうなっているの??
東京・公立福生病院 透析中止・非導入21人、同意書なし ずさん体制露呈 都指導


「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない

「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃


人体実験疑い 京大調査継続せず

イージス・アショア 田岡俊次 青木理




森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審

戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術

なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会


2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏


竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任




竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見

【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任


森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活


●北京にも細菌部隊(1950年1月10日 AKAHATA)


部隊の存在を抹殺
隊長ら、背広で逃げ帰る

1945年9月には天津の病院付きとなり11月から開始された復員者の検疫にあたった。同年12月隊長の篠田統と軍医大尉の高岡満、軍属技師の尾崎繁雄のの3名は軍籍を抜き背広姿に頭髪を分け居留民の中に紛れ込みLSTで内地に帰った。時岡孝元兵長は歩兵部隊に復帰し同年11月他の部隊の兵隊に混ざって帰還した。
 私は1946年1月盲腸炎で入院し、手術後化膿し、46年3月まで病床で生活を送り、同年4月帰還したからその後のことは分らぬが、おそらく細菌研究所は戦犯容疑にもならず、全員帰還した模様である。




京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

●横浜「戦争の加害展」感想
2月11日


・とてもいろいろ勉強になりました。知らなかったことがたくさんあってよかったです。(男性、50代)


●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)
4/29(月)
9.男.40.市内.先日、池袋で死亡交通事故があり、事故の加害者は政府の要職を務めてきた人物で、一部ネット上では「上級国民」と呼ばれ、そのため逮捕されないのでは?と言われています。731部隊の医師らは戦後責任を追及されていないこともまた彼らが国策のために働く上級国民なのだからかもしれません。日本は今も昔も変わらず身分制社会なのだと感じました。建前は平等だとうたっていても。「100部隊」のことは詳しく知りませんでした。人も動物も命が軽んじられていて、現代の日本も一般国民と上級国民の間に命の格差があるように思われてなりません。毎年、戦争の加害展に来ています。本当に勉強になります。100部隊も学校の教科書にのって、若い世代の人にも知ってもらいたいと思います。あと、「ネトウヨ」は無視していいです。

●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)

第2部

浜中の脱走

「俺の当番のときに限って事故をおこしゃがる」
 などという傭員たちの声を、私は帰りながら耳にとめた。
 野口傭員も、やはり脱走、または自殺と判断し、私達が初めに属していた内務班の全員がたたき起こされて捜索が開始された。
 営外へ出ることは、まず不可能なことなので、営内を探し回るのだが、周囲1里以上もある営内のことであるから、1人の人間を見つけるというのは容易なことではない。まして、月のない夜だからなおさらである。
 阿部のこともあるので、私と森島は“自殺”のほうに重点を置いて探すことにした。
「自殺だとすれば、どこだろうかねぇ?」
 “自殺”という言葉を言いながら、私は自分でも、いやぁな気がした。私の憶測では、第一に、プールが考えられた。私達は時々プールで泳いだものだったが、私は浜中の泳いでいるのを見たためしがなく、彼は泳ぎが上手ではないのだと思われた。もっとも浜中は泳ぎに興じている精神的ゆとりがなかったともいえるが、それにしても水に親しむ男ではなさそうだった。
「プールのほうを、見てみようか?」
 森島は無言で、私の発言に従った。




●陸軍軍医少佐 平澤正欣の学位授与授与の内容
(731資料センター会報28号より:西山勝夫「731部隊問題、克服への道」より)
1945年6月6日に京都大学医学部教授会で審査後纏められた平澤正欣論文要旨(国立公文書館学位授与記録より翻刻、京都大学公文書館の内容と同一)は以下の通り




京都大学は何を学位授与に値すると認定したか。【先人の見解と異なり「イヌノミ」もまた人類に対する「ペスト」媒介蚤なる新事実を発見せり】、人と獣(イヌ)、両方同じ媒体、「イヌノミ」により「ペスト」に感染すること、「ペスト」の人獣感染を新事実として評価しました。ネズミ、モルモットやサルで実験をやっていて、どうして人に感染したと言えるのでしょうか。
審査員の戸田元医学部長、木村医学部長は731部隊に教え子を送った人達です。彼らは、自らも陸軍軍医学校の嘱託研究員などを務め、戦後に戸田は金沢大学の学長、木村は名古屋市立大学学長になったことで知られています。
これらの論文を2014年から15年に検討し、15年3月の戦医研例会で紹介し、問題を、以下の4点にまとめました。
・実験対象がヒトであるにもかかわらず、「さる」と偽った
・当該対象者を治療することを目的とした実験ではなかった
・当該対象者の発症後も治療せずに死亡に至るまで経過を観察した
・死亡後の学位授与認可
・・・・・
人体実験疑い 京大調査継続せず




●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第5章 陸軍習志野学校

付記・日本陸軍習志野学校跡考察記

そして彼は、前月に行った調査の際使った資料を取り出した。その資料の冒頭には、次のような一説があった。
「戦争が終わって間もなく50年。戦争で310万人が命を落とし、苦労された人は大勢います。アジア諸国民は、天皇制政府が起こした侵略戦争で多くの犠牲者を出しました。この、習志野原も、戦前は侵略戦争の拠点で、朝鮮人虐殺という悲しい出来事も起きました。いまだに自衛隊基地があり、パトリオット“愛国者”ミサイルや第1空挺団が置かれ、・・・・戦争終結、被曝50周年を前に、習志野周辺の史跡と今の自衛隊基地を訪れ、戦争と平和を考えてみませんか」

これらの資料を見て私は、習志野は元々単に陸軍化学兵器学校の所在地であっただけでなく、実に「悠久の歴史」のある位置軍事基地であることを知った。 


(広島県大久野島毒ガス工場)




●登戸研究所資料館(明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブックより)
第五展示室
第五展示室では、日本軍の戦局の悪化に伴う本土決戦体制の構築の流れと、その一つであった登戸研究所の移転の様子を展示しています。また、敗戦・占領政策と登戸研究所の関係や、登戸研究所が資料館として生まれ変わる過程を、高校生と元所員との交流を中心に紹介しています。


大本営移転計画と登戸研究所の移転

実験器具類(奥)、登戸研究所製謀略兵器と思われるもの(手前)
長野県の登戸研究所疎開先に保管されていたもの【林ちゑ子氏(奥)、矢澤古里氏(手前)寄贈】


大本営移転計画
長野への大本営移転計画に伴い、陸軍主要施設・飛行場・軍需工場も長野へ移転していった。(地図:明治大学図書館提供)







●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか
■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

 1938年の日本の全医師数は6万3000人弱でしたが、軍医の損耗度が高いとして、1942年度までの軍医需要を3万人とし、さらに1943年度以降の大需要を5万人との見積もりで、1939年度から大学医学部・医科大学における3年の修業年限の臨時付属医学専門部の強行設立が始まりました。敗戦時までに新設医専は帝大、官立、公立、私立あわせて51校に達しました。そのうち「外地」は7校でした。


昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)



●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
第21回『衛生学校記事』情報公開裁判

1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊


第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1

金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。

衛生学校の人々
園口忠男(第8代衛生学校長 在任期間 1969.8.1~1971.6.30)
戦後、園口は学位授与されている
博士論文 「赤痢菌族の分類に就いて」 授与大学名 熊本医科大学 授与年月日 S21.5.17

以下、『細菌戦センター会報第27号』より引用(【 】の部分)
【金原衛生学校長の要請で自衛隊に1956年8月に入隊し衛生学校教育部教官(第4課長)となる。

1967年12月、陸上自衛隊衛生学校にて衛生史編纂協議会が置かれ、1968年3月、金原節三を含む6人に編集顧問を委嘱した。
『大東亜戦争陸軍衛生史』全9巻が、1970年前後に刊行された。その中の7巻目が「軍陣防疫」であり、監修は園口忠男、執筆者は元731部隊の2代目隊長と幹部である。

各タイトルと執筆者は以下の通り
「防疫給水部編成の由来」(北条円了)、「防疫給水部の運用と活用」(村上隆)「今次戦争における第12防疫給水部の活躍」(渡辺廉)、「防疫給水と香港の衛生行政について」(江口豊潔)、「検疫について」(羽山良雄)、「今次戦争における2.3の病原に関する研究」(北野政次)】

1969年8月1日~1971年6月30日まで第8代衛生学校長、陸将となる。


※金原節三の遺族は、金原が所蔵していた文献資料を2000点以上を防衛省の彰古館に寄贈したが、今、その資料の紛失が問題になっている!!



※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。

※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?


※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。


第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)





イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ



●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部   陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年


第8章 昭和維新と統制



真の合意に到達するために論争するよりは、むしろ、より簡単で安易な手続きを取った。目標の達成に必要な資源の算定を先のばしにし、軍事でいくのか、外交でいくのか、それともその双方でいくのかについてもあいまいにしたまま、「国策」という文書にそれぞれの立場を書きこんだのだった。
国策の起草者は、その第1の基準である「東亜に於ける列強の覇道政策を排除」することを外交政策における「皇道精神の具現」と同一視した。その結果、外交はより膨張主義的で、急進的なものとなる。というのは対外的に「皇道」とは天皇の「御仁愛」を全アジアに日本の宗主権が及ぶまで拡大してゆくことを意味していたからである。彼らにとってこの「健全な」外交政策の第2の尺度は、軍備の確立により、日本が、「名実共に東亜の安定勢力たるべき」ことを要件としていた。「国策の基準」の第一項の(三)ならびに(四)―これがこの文書の核心となる―は「外交国防相侯つて東亜大陸に於ける帝国の地歩を確保すると共に南方海洋に進出発展するに在り」としている。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争




憲法9条を生かそう!!










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