2018年11月21日水曜日

細菌戦の系譜!!

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帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ










●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
こうして石井はおよそ1時間、朝枝とたったままで向き合い、捕虜の処遇を含め細かい指示を出したといわれる。ソ連侵攻の翌日午後のことであった。後年、朝枝はこのときの状況について次のように明かしている。

≪1分1秒を争うから、たらい回しにいろんなことをしていては間に合わないからね、ほとんど独断専行だった。(電報も)いちいち作戦課長が考えるヒマがない。(自分は部隊の)内部事情をよく知っていたから。(問題だったのは)結局、人間モルモットだよ≫(太田、37頁)

満蒙開拓団




「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
この種の結晶体を一定程度に砕いて燃えやすい物質と混合し、金属容器の中に詰める。容器の中にはあらかじめ加熱剤を入れておき、容器の上には噴煙口をつける。使用する時はこの加熱剤で加熱すれば、毒剤は熱を加えられて噴煙口から有毒の煙が出ることになる。この種の容器の外部には赤い帯をつけてその標識としているので、これを「あか筒」と呼ぶ。この種の発煙筒は日本軍が中国の戦場で頻繁に使用した化学兵器であり、その中から出てくる煙は杏のような臭いがするが、人の鼻、目の粘膜を刺激し、さらに進めば肺に影響して、呼吸困難に陥る。この種の毒剤は砲弾の中に入れて発射するが、その外部にはやはり赤い筋をつけて標識としている。これを「あか弾」と呼んでいる。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

 1938年の日本の全医師数は6万3000人弱でしたが、軍医の損耗度が高いとして、1942年度までの軍医需要を3万人とし、さらに1943年度以降の大需要を5万人との見積もりで、1939年度から大学医学部・医科大学における3年の修業年限の臨時付属医学専門部の強行設立が始まりました。敗戦時までに新設医専は帝大、官立、公立、私立あわせて51校に達しました。そのうち「外地」は7校でした。




●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃

空襲の後、ブレーメンの撤退する教会社会奉仕病院から移送される患者たち。たいていの防空施設は全く役に立たないこと、すべての医学的援助が手遅れになっていることが、遅くとも1943年には明らかになった。1943年7月から8月にかけてのハンブルク大空襲では、爆撃によって防空壕がかえって死を招き、人々が窒息死した。

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
慰安婦財団の解散決定発表へ、また日韓関係に影響か

東京・小金井市議会の辺野古陳情、意見書提案で引き続き協議へ

沿海域戦闘艦が就役=LCS、将来南シナ海投入も-米海軍



「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


1931年の夏には、浜口の後継者の若槻礼次郎の民政党政権と軍部との政治的軋轢はきわめて険悪化し、宮内官たちも無視できなくなった。同年6月13日の日記に河井はこう記している。

軍縮に対する陸軍最高部の一致的組織的遊説、兵力量の決定は単純なる統率権の行動として軍部のみにて決すべきこと等、政府と軍部と大紛を発すべしとの西公の心配、満州に大乱勃発の場合、陸軍出兵の必要論亦軽視すべからずと云ふ。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月20日火曜日

細菌戦の系譜!!

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京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ




●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
そう言い終え、朝枝は石井に問うた。
≪「部隊に博士は何人しますか」
「53人」と石井。
特使は飛行場で全ての博士を内地へ「直路」返すよう、部隊長に促した。
続けて、朝枝の厳命の聞き終えた石井はこう答えた。
「それでは帰っておっしゃる通りに処置するのでご安心ください、と東京に帰って参謀次長へ報告してください」
そう言い残して飛行機に乗ろうとした部隊長だったが、突然思い立ったように踵を返して特使と再度向かい合った。
「ところで朝枝、最後に1つ質問がある。一切合切証拠を消してしまえというが、世界に誇るべき貴重な学問上の資料を地球上から消すのは全く惜しい」
この一言には、ここまで神妙な態度の参謀次長代理もさすがに頭に来た。
「証拠は、一切合切地球上から永久に隠滅してください」
朝枝は断固たる口調で上官の石井に厳命を徹底した≫(太田、36頁)
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
使用時は外側を打ち壊せばよいのだ。日本軍隊の文献の中に「ちゃ瓶」を使って相手の戦車を攻撃した時、相手に対する脅威は大変なものだったので、他国の心配の的になったという記載があり、オーストラリア軍が日本軍の化学兵器を紹介したパンフレットの中に、特にこの種の兵器に注意すべきだと強調している。日本の化学兵器の中では「あお色」をもって標識とした。
 ジフェニールシアンアルシン(あか1号)はくしゃみ性の毒剤で、防毒マスクをつけても浸透力は強い。この種の毒剤を製造する時に使用する青酸ともう一種の伝統的な毒剤―砒素(ヒ素の旧名)に関係あるヒ素の化合物を原料とするが、複雑な化学反応を経過して精製されたものは、淡緑色の結晶体である。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

病理学、細菌学、外科、内科等の学会でも、戦争関連の論文発表が増えました。このような機運が高まる中で、「戦時中においては、学会(協会)の総力を動員して、後方戦力の労働力の確保に大いに貢献するところがあった」と言われた日本産業衛生学会(1927年)、ハンセン病患者の絶対隔離を求めた日本癌病学会(1927年)、「生命の根本を、浄化し--国家を繁栄せしむ--」との趣旨を掲げた日本民族衛生学会(1930年)等が設立されました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
「医師は戦士である。戦士の中でも軍医は最高の戦士である」と1943年の『ドイツ医師報』には書かれている。戦争開始時に国防軍の衛生部は最高の組織を持っていた。きわめて綿密に計画されていたのは負傷兵の移送であった。負傷兵待避地から前線介護所、主要介護所、傷病兵集合基地、野戦病院、戦時病院を経て故郷の予備軍病院に至るまで、移送は精確に組織されていた。しかし、すでに1941年から42年にかけて、この教科書的な制度はロシアの冬という現実の前に崩壊していた。大量の凍傷、伝染病、とりわけ発疹チフスの蔓延と、ソ連の反攻の後、急激に増加した負傷者、重傷者のすさまじい数は、それにふさわしい治療をおよそ不可能なものにした。スターリングラードからの退却では傷病兵輸送車、野戦病院列車、傷病兵輸送機の利用さえもついに不可能になってしまった。
知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
サウジへの責任追及、緩めぬトルコ 中東での主導権狙う

「徴用工判決」問題がこれからの国際政治に与える意外な影響

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


平沼は、日本がその理想を追求するなら軍事力を強化しなければならず、そうすれば次のようなことはなくなるだろうと主張するのであった。
 経済界の不況は殆ど極点に達してゐる。失業者は日々増加しつゝある。一家離散し、餓莩(がひょう)路に載(み)つるの現状は果して人心をして倦まざらしむことを得るか。叡旨(えいし)を奉公するは為政者の任である。晏然(あんぜん)として袖手傍観するが如きは、叡旨に対揚する所以ではない。吾人は新年の初頭に当り、濫(みだ)りに不詳の言辞を弄して、以て自ら快とする者ではない。而も事実を隠蔽して太平を粉飾するは不忠の至りで、皇室を尊び、祖国を愛する為の、断じて為すべき所でないことを確信するが故に、敢て国家主義の神髄を闡明(せんめい)すると共に、これを発揮し、拡充するの根本は人心をして倦まざらしむるに在ることを呼号する次第である。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月19日月曜日

細菌戦の系譜!!

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第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
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沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
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731部隊『留守名簿』公開
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第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ




●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
≪石井は定刻通り飛行場へ向かい、格納庫前で特使の到着を待った。そして正午過ぎ、飛行機から特使朝枝が降り立った。すぐさま石井部隊長に特命を伝える。「参謀次長に代わって参謀次長の御意向をお伝えします。永久にこの地球上から一切の証拠物件を隠滅してください。貴部隊は用意した満鉄の特別急行列車で全員、大連まで退去してください」≫(太田、36頁)
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
この時の状態は頭部の血管がはじけ、続いて痙攣が起き、引き付けを起こして死亡する。ただし、死亡時の体は堅くならず、顔はほのかに赤みを帯びている。通常ではこれらの化合物は「サイローム」といわれる農薬で、害虫や鼠の撲滅薬として使われる。
これらの青酸毒剤が戦争に使われる場合に重要な問題は、その化学的性質が特に活発で抑制がむずかしいことにあるのだが銅粉を安定剤として用いる方法が考えられてからは、工場のなかで大量に生産されるようになった。この種の毒剤は生産されてから、410㏄入りの球型のガラス容器の中に入れられ、「ちゃ瓶」と呼ばれた。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

日本医学会(1902年設立)は、ほぼ4年に1回、全国の大学医学部・医科大学・医学研究機関の医学者が参集する医学会(1948年に、日本医師会の改組設立に伴い、日本医学会と日本医師会は統合。戦後は、「日本医学会総会」として)を開催しています。この医学会も戦争動員の場となりました。第9回(1934年、東大)では「石井式無菌濾過機」や陸軍の衛生車、衛生飛行機などが陳列されるなど、軍部の影響が如実に出始め、第10回(1938年、京大)は、陸軍省医務局からの強い要請を受けて、特別に「戦時体制下医学講演会」のテーマで「軍部と医学会が提携して医学報国の大旆(たいはい)」をかかげて開催され、総会招待講演ではナチス・ドイツ軍の将校が毒ガスの講演を行い、第11回(1942年、東大)の主題は、「戦場医学の確立」と「大東亜医学会」を結成する機運を助成することとされ、「戦場医学」と称された演題が次々と発表されました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■学術振興


92 全国学術委員会(これは人的にも制度的にもドイツ学術振興財団と重なる組織であった)の全国戦時経済部長がザウアーブルフ教授へ宛てた報告書。
「キーワード:特殊たんぱく質」という言葉が書かれている。

93 メンゲレがSS大尉としてアウシュヴィッツに就任し人体実験を始めたことを報じるヴェルシェアの書簡と、12歳の子どもの頭の標本を送る旨の1944年6月29日付け書状。
知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

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水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
サウジへの責任追及、緩めぬトルコ 中東での主導権狙う

「徴用工判決」問題がこれからの国際政治に与える意外な影響

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


1931年の年頭、司法官僚で枢密院副議長の平沼は恐慌下の日本の実情を調査した。この10年間というもの、彼は西洋的自由主義、政党の意義、大正デモクラシー全般を攻撃してきた。彼はいまや、1922年以来日本が求めてきた新国家主義と国際主義との中間の道から離脱することを主張していた。
今や列国は口に国際連盟を強調するも、裏面に於て着々軍備拡張に腐心しつゝあるは、掩ふべからぎる事実で1936年以後、第2の世界大戦が再起すべしと予言する者のあるのも必らずしも痴人の囈語(げいご)とのみ笑殺せられない。随つて我国民たる者は、一旦緩急あらば、義勇公に奉ずるの覚悟が必要である。世界の平和、人類の福祉を阻害する者(すなわち欧米)あらば建国の精神に基いて、大に国家主義を発揮するの用意が無くてはならぬ。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月18日日曜日

細菌戦の系譜!!

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第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
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もう一度、強制不妊手術や加計問題を考えよう!!








●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
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『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
1 証拠隠滅
ただ、太田によれば、この電報の差出名は参謀次長・河辺虎四郎(1890~1960)の名になっている。(太田、36頁)。だが重要なことは、資料によって差出名に違いはあったけど、大本営の命令に石井が従ったということだ。
≪私が苦慮した大きな問題がもう1つの問題。それは世界にもない細菌部隊(別名石井部隊、加茂部隊)にまつわることであた。(中略)8月9日、関東軍からソ連侵攻の知らせを受け、731部隊のことを頭に浮かべた朝枝は、あの部隊のことが明るみに出ると累は天皇に及ぶ、と考えた。すぐさま自分で案文を作成し、石井四郎隊長に電報を打った≫(青木172頁)
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
イペリットもルイサイトも普通には砲弾か爆弾の中に充填するが、この種の毒ガス弾の外側には黄色の筋があり、これを「きい弾」と呼ぶ、つまり糜爛性毒ガス弾のことである。
この島では青酸ガスは最も重要な毒剤であった。この毒剤は窒息型に属し、化学合成物質の中では人と動物に対しての害毒は最も大きい。微褐色の液体で動物と人体の呼吸及び消化系統に危害を与え、動物や人が極めて少量の毒剤に接すると運動神経が麻痺し、呼吸と心臓の鼓動は停止して、窒息してしまう。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

文部省科学研究費(1918年創設)の重要項日として採用された医学分野の題目や新たに大学に附置された医学研究所にも軍事化の傾向がみられました。学術研究会議(1920年設立)には科学研究動員委員会が設置され、多くの戦時研究班を擁していました。1942年には、日本の東南アジアへの侵入と符号して「日本人の南方に於ける生活に関する科学的研究」が総合課題とされ、関連分野の5カ年共同研究計画となっています。昭和恐慌を契機に1932年に設立された「日本学術振興会」も、1937年頃から軍部や商工省の意向に沿つて、次第に国策的研究をすすめる機関(医学・衛生学は第8部門)となりました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■学術振興

双生児のカルテをみているオットマー・フォン・ヴェルシェア(1896-1969)。彼は当初カイザー・ヴィルヘルム研究所の人間遺伝学部門の部長であったが、まもなくその双生児研究を拡張したことによって、国際的名声を獲得した。1936年から1942年まで彼はフランクフルト大学に新設された遺伝病理学研究所の所長を務め、その後ベルリンでオイゲン・フィッシャーの後を継いでいる。彼が特に優遇した弟子の1人がヨーゼフ・メンゲレである。1951年、ヴェルシェアはミュンスター大学に人間遺伝学研究所をつくった。当時の原子力庁長官フランツ=ヨーゼフ・シュトラウスの援助を得て、彼はこれを連邦共和国で最も大きい研究所のひとつにすることができた。

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

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水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
CIA「皇太子が殺害を指示」 米紙報道

医学部の団体 不正入試で指針、性別・浪人で差別は「不適切」

国交省→防衛省 出向18人 15年度以降 辺野古移設に従事 「公正判断」に疑問も

エボラウイルスなど輸入、厚労省が提案=東京・武蔵村山の感染研で


感染研村山庁舎BSL4施設関連事象の時系列

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


佐郷屋留雄が1930年11月14日に首相浜口を撃ったのは、浜口のロンドン条約批准推進に憤慨し、政友会内閣の実現を望んだためである。軍令部内の反対分子も彼をそそのかしたと噂されたが、その証拠は見当たらない。
当時の軍事費は、昭和の始まりのころよりわずかに増え、歳出の29パーセント、国民総生産の3.03パーセントに達していた。しかし陸海軍の統帥部は、軍縮の継続と軍事費の抑制をめぐって軍部大臣と激しく対立し、新聞は軍部の「統帥権」への大衆的支持を醸成し始め、陸軍は組織として統制を逸脱する兆候を見せていた。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月17日土曜日

細菌戦の系譜!!

ブログ王ランキングに参加中!

帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ
もう一度、強制不妊手術や加計問題を考えよう!!








●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
1 証拠隠滅
これは敗戦の約1ヶ月前に入隊した初年兵(1926年生まれ)の証言である。この時石井は奉天(現在の瀋陽)におり、平房を留守にしていた。彼の代行として大田澄大佐が総指揮をとった。そして、この日の朝から始まった作業は12日の午後早くに終了し、≪マルタ404本の焼却処置が終了しました≫と部下から報告を受け、≪ほぼ処理の目的が達成された。これで天皇は縛り首にならずにすむ。ありがとう≫と大田大佐は答えたという(太田、35頁)
石井部隊長は9日正午、首都の新京にいた。参謀本部作戦課対ソ作戦参謀の1人である朝枝繁春中佐(1912~2000年)を軍用飛行場で迎えるためだった。その日、朝枝は関東軍に次のような電報を打っていた。

≪貴部隊ノ処置ニ関シテハ朝枝参謀ヲ以ッテ指示セシムルノデ10ヒ新京軍用飛行場ニテ待機セラレタシ≫(青木、172頁)
青木によれば、当時の参謀総長である梅津美治郎の名で朝枝は電報を打った。梅津はかつて関東軍司令官であり、731部隊の責任者でもあった。
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
ルイサイトは毒性がさらに強烈な糜爛性の毒剤であり、本来は微黄色を呈し粘性を帯びた液体で、嘔吐を催すような臭いがある。この種の毒剤が体に付着すると錐で刺すような痛みがあり、さらに進めば呼吸系統に影響して死に至る。この致死濃度は0.005ppmで、実にイペリットの20倍であり、「死の露」といわれる。大久野島でルイサイトを製造する部門は、2番目に大きいA3工室と呼ばれる工室だ。そこには、日産3トンの製造能力を持つ設備が備え付けられ、製造したものは容量50キロまたは20キロ入りのドラム缶に詰められた。この種のドラム缶は2重の金属でできており、外側は鉄で内側は鉛である。詰め終わったドラム缶は島の東と西にある埠頭近くの倉庫の中に貯蔵されていた。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■731部隊と大学
―今述べられた罪悪とのかかわりで、 とりわけ大学医学部は、どのように戦争に加担していたのでしょうか。大学研究の戦争への加担という点で、特徴的なことはあるのでしょうか。
まず、731・「石井機関」に特にかかわる戦争加担についてお話しください。

京都帝国大学医学部同窓会誌には、「本学が生んだ巨人、学を以て国を護る熱血の人、石井四郎陸軍々医少将閣下(大9=大正9年卒<西山注、1920年>)は、4月19日午前5時59分入洛、故渡邊助教授の遺族に部隊長としての誠心あふれる弔慰を棒げた後、翌20日懐かしの母校に卒業後21年ぶりに来学、堂々たる体躯に親愛の情をこめて、日曜にもかかはらず、内科講堂を立錐の余地なきまでに埋めた学生・生従・職員は勿論、小川学部長、松本教授以下の各教授を前に、諄々として熱烈に、日本の進むべき道、医学の行くべき道、京大学風の趨(おもむ)くべき道を説くのであった」という記述があります。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳


■学術振興
1943年、遺伝学者のハンズ・ナハツハイムはDFGにこの研究の申請をした。「わたしたちの動物実験では老人の癇癪と若者の癇癪の間に本質的な相違があることがわかったので、低圧で同じ方法を使って癇癪の子どもの実験をしてみたい。しかしこれまでは11歳から13歳までの年長の子どもしか手に入らず、彼らには4000mから6000mの低圧を与えても発作は起こらなかった。11歳から13歳までの子どもは、5ヶ月から6ヶ月の兎に相当する。この年齢では、癇癪の兎でもわかるが、低圧である程度規則的に発作が起こるようにするのに、痙攣の閾値を十分低く設定することができない。比較を可能にするためには、5歳から6歳の子どもを検査しなければならない。」

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
慰安婦財団の解散、日本に伝達

鳩山元首相、徴用工に言及…韓国で戦争被害シンポ

北朝鮮側「真相究明と謝罪が必要」と主張 徴用工問題で

「事故」発言、菅氏修正せず 普天間の返還合意巡る答弁、具体名は示さず

医学部不正、性差別なら除名も 大学・病院参加会議

米軍根岸住宅の原状回復費計上へ 防衛省、来年度予算に

柏崎市長 東電の報告に「不快感」 原発ケーブル火災

東海第2再稼働に5市町「反対」

感染研村山庁舎BSL4施設関連事象の時系列

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


宮中と政党に対する批判者は、西洋的な自由主義・民主主義を長らくユダヤ主義およびフリーメイソン主義と同一視し、それを敵視した。彼らが現実に望んだのは、日本の海外膨張を妨げるアングロ・サクソンの「鉄のたが」と見なす、ワシントン条約体制の制約を打破することだった。彼らに言わせれば、日本は、かつて第1次大戦期のその大陸進出をくじこうとした米英という白人強国に再度従属したのだった。ロンドン海軍条約に対する反対勢力は、日本に劣勢な主力艦比率の受諾を迫る英米の主張から、西洋はもはや日本を一等国と見なくなったものと推測し、明治憲法体制から積極的に離反する意識を高めた。昭和天皇への讃仰(さんぎょう)は、国家自体への活力の付与、天皇の名による政局運営の正当化を意味した。不満を抱く軍部や一部政治家にとって、問題はこのような政策をいかに転換させるかだった。彼らが選んだ手段は、堕落した政党政治と、天皇の意思を妨害する宮中側近の排除だった。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月16日金曜日

細菌戦の系譜!!

ブログ王ランキングに参加中!

帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
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沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ
もう一度、強制不妊手術や加計問題を考えよう!!








●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
1 証拠隠滅
≪破壊作業あ9日の午前7時に命令された。終わったのは12日正午。突然のソ連の侵攻で、我々は本部の壁に穴を開ける仕事をした。黄色薬という爆薬を仕掛けた。本部は外から見ると赤煉瓦だが、中は鉄筋コンクリートでほとんど破壊活動というわけにはいかない。9、10、11の3日間、そうした作業をして、最後にマルタの作業をして、最後にマルタの処理があった。しかし初年兵はマルタを焼くための薪を運ぶくらいだった≫(大田、33頁)

満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
A2工室はドイツ方式でイペリットガス(きい1号甲)を製造し、1937年に生産を始めてからは昼夜を分かたず作業が続けられた。作業場は通風が悪いのでいつも湿っぽかったという。作業員は一日中毒ガスと付き合っているので、皮膚は黒褐色になり、潰瘍ができた。イペリットは製造した後は黒褐色の液体で、油に溶ける性質を持っているので、いったん人体に付着すると皮膚や粘膜の表層を透して細胞に達し、破壊する。触れるとまず皮膚に赤い斑点ができ、その後火傷のように水泡になり、さらに進めば破裂して潰瘍となる感染する。この種の潰瘍と糜爛は治療がとても難しい。たとえそれが治っても皮膚には痕跡が残り「毒ガス斑」を形成する。これらの毒剤が発した気体を吸い込むと、呼吸器と消化系統に出血と潰瘍が起こり命は危なくなる。人間の致死濃度は0.1ppmで、30分ほどで死亡することから、「毒ガスの王」といわれる。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■731部隊と大学
―今述べられた罪悪とのかかわりで、 とりわけ大学医学部は、どのように戦争に加担していたのでしょうか。大学研究の戦争への加担という点で、特徴的なことはあるのでしょうか。
まず、731・「石井機関」に特にかかわる戦争加担についてお話しください。

日本病理学会総会では731部隊関係者が「特殊研究」、ヒトを「サル」とした研究報告がなされていました。多くの医学者たちはそれが何かを知っていたと思われます。戸田正三京都大学医学部長や正路倫之助教授【京大教授のまま佳木斯(ジャムス)医科大学教務主任、生理学教授に赴任)】は当時たびたび満州に出向いていました。また、恩師である京都帝国大学医学部病理講座教授で石井の指導教授でもあった清野謙次や名古屋医科大学医学部細菌学教授の鶴見三三も平房に招待されていました。官立金沢医科大学の定例教授会記録(1942年1月19日)には、第2病理学講座の後任教授選考に当たっての「京都には尚石井と一言う人ありて研究も大に宜しく石井部隊におらるる由なるが--相談を持て行かば承諾を得んかと思う--」という学長発言が記録されていることから、「石井部隊」という名称が一般に使用されていたことが伺われます。


●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳


■学術振興
1943年、ベルリン=ダーレムのカイザー・ヴィルヘルム人類学・人間遺伝・優生学研究所の所長になったばかりのオットマル・ヴェルシェアは、ドイツ学術振興財団(DFG)にいくつかの研究計画の助成を申請した。申請は認められた。この研究プロジェクトのふたつは、最初の報告から明らかなように、「SS全国指導者の承認を得て」アウシュヴィッツ強制収容所で行われた。そのひとつのプロジェクト「特殊タンパク質」のために、ヴェルシェアの助手であるヨーゼフ・メンゲレは、送られてきた双生児の囚人と家族をチフスに感染させ、彼らの反応を観察し、その血液検査と組織標本をベルリンへ送った。もうひとつのプロジェクト「眼球の色彩」に、メンゲレはこの目的のために殺された子どもたちの目を送っている。ヴェルシェアがDFGに提出した報告は、とりわけ、全国学術委員会医学部門の長であるフェルディナント・ザウアーブルフのもとに送り届けられた。1944年11月3日、研究計画は秘密裡に延長実行されることに決まった。

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
<徴用工判決>河野外相の非難発言、韓国が懸念表明

徴用工の英訳「強制労働の犠牲者」 韓国が違法性強調

玉城知事、3者協議要請 辺野古移設 米は返答せず

医学部入試、性差別認めず

陸自砲弾落下 自治体連絡2時間半後 覚書生かされず

植民地支配の亡霊はここにも 米政府、フィリピン人虐殺の戦利品「バランギガの鐘」返還へ

東電 原発ケーブル火災情報伝達の不備を謝罪

遺族「母は東電に殺された」 原発事故裁判、年末求刑へ

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


ロンドン海軍条約をめぐる紛議は、最終的に若き天皇のイメージを大きく傷つけた。不満を抱く右翼政治家は軍部と結託して、1930年9月の条約調印を道徳的限界を逸脱するものとして非難した。彼らは、民政党はその一線を越えることで国家の矜持(きょうじ)に泥を塗ったと告発した。天皇を批判することはできないので、彼らは天皇の意思を独占し、政党政治を崩壊させようとしていると、宮中グループを攻撃した。司法官僚の中の指導的超国家主義者で多くの右翼団体を援助する平沼騏一郎は、すでに1929年に、天皇が牧野に依存し過ぎ、西園寺に何度も使者を送るとして暗に批判し、使者を送るのは元老の意見を聴くためなのか、それとも天皇自身の意思を伝えるためなのかと述べた。平沼は極右グループの間では、天皇の「意思」は、西園寺と、彼の行動をとりしきる側近グループの手に全面的に握られているという誤解が育っていた。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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