2018年11月23日金曜日

細菌戦の系譜!!

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帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」
元731部隊軍医と強制不妊手術

●お知らせ










●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
≪貴部隊の細菌学の博士号を持った医官53名は、貴部隊の軍用機で直路日本へ送還すること。-その他の職員は、婦女子、子供に至るまで、満鉄で大連にまず輸送の上、内地に送還すること。このため満鉄本社に対して関東軍交通課長より指令の打電済みであり、平房店駅には大連直通の特急(2500名輸送可能)が待機させられています」≫(青木、129頁)

以後、昼夜を徹する破壊作業は空前の勢いで進められた。急進してくるソ連軍に、何1つ押収されるようなことはあってはならない。そして、朝枝中佐厳命の捕虜の扱いである。



満蒙開拓団




「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
発煙筒も大久野島で大量に作られた化学兵器の一種であった。この種の発煙筒の形や種類は、とても多く煙幕を発射すると同時に人体にも毒害を与え、この煙を吸い込むと人は頭痛や吐き気を催し、当然戦闘力にも影響する。日本軍が中国での戦線が長くなって持久戦の状態になるにしたがって、日本軍の発煙剤に対する要求はますます高まった。1942年になると大久野島工場で生産された99式発煙筒は20万個にも達し、100式の発煙筒は30万個にもなった。ただし、この1年発煙筒製造の2つの工室が大火に遭って全焼したので、忠海駅付近に移転した。ここは鉄道線に近く起重機もあって生産規模は大いに拡大された。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■さらなる戦争加担を邁進
―戦時下、医療界は、どのようにさらなる戦争加担に邁進していったのでしょうか。

 1942年2月、従来の医師法などを改正し制定された「国民医療法」は「国民体力の向上を図るを以て日的」(第1条)とし、「富国強兵」策を遂行するための方策(開業の制限、新卒医師への動務地の指定、医師の徴用制度、無医地区での公営医療機関の設置、医療機関の整備統合など)を掲げました。さらに従来の医師の任務は「医事衛生の改良発展を図る」というものでしたが、この「国民医療法」の第3条で「医師及び歯科医師は国民体力の向上に寄与するを以てその本分とす」と明記し、国の方策遂行に寄与するという新しい任務を規定しました。




●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
〔兵士の負傷の種類に応じて、前線介護所、主要介護所、傷病兵集合基地、野戦病院、戦時病院、予備軍病院などへ負傷兵を移送する仕組みを図にしたもの。〕


傷病兵選別の原則(Triage)の犠牲になったのは重傷者、とりわけ腹部負傷者であった。彼らは速やかな手術を必要としていたのに、適当な施設へ送られることができなかったからである。外科軍医にとっての「基本原則」は「個々の人間の運命」ではなく、「軍の戦闘力の維持」であった。


知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
香山リカさん講演中止 「日の丸の服着ていく」市に妨害電話

医学部推薦入試、過疎地の受験生に加点…神戸大

東京医大卒業生、米で医師免許取れない恐れも

“文書改ざん”財務省の行為を違法と認定

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


8月になると、日本軍部は参謀本部員の大尉中村震太郎が満州で行方不明になったと発表し、アジア大陸の危機は深刻化した。日本の新聞は、中村が北満の辺境で中国軍に捕らわれ、殺害されたと報じた。政友会はすぐさま、中国が天皇の軍隊を軽侮していると非難した。政党と新聞の大げさな反応によって、万宝山事件と中村大尉事件は中国人に対する日本人の敵意をかきたてた。これらの格好の口実を背景に、関東軍は奉天政権への圧力を強めた。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月22日木曜日

細菌戦の系譜!!

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731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
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●お知らせ










●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)

731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に

『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
かつて731部隊を担当していた朝枝が人体実験などを認識していたのは当然といえる。それが明るみになっては国際社会で大問題になる。すでに関東軍では敗走が始まっていた。自ら特使として関東軍総司令部に飛んだのは、天皇の存在があったからだ。石井との間で、捕虜に関し交わされた次のような会話がある。
ー以下要約―
≪「マルタが何人いるか」
朝枝は石井にこう訊ね、細かい指示を出した。
「公平1個中隊と爆薬5トンを貴部隊に配属するように、既に手配済みにつき、貴部隊の諸設備を爆破すること。-建物内のマルタは、これまた電動機処理した上、貴部隊のボイラーで焼いた上、その灰は全て松花江にながしすてること。-・・・≫



満蒙開拓団




「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
島の中ほどには、もう1ヵ所の催涙毒剤(臭化ベンジル)の工室がある。はじめは規模があまり大きくなく、その日産量は数百キロ程度だったが、1941年には、この工室は島の西側の埠頭付近に引っ越し、規模も大きくなった。この種の毒剤は淡黄色の結晶体で人の目を刺激し、涙が出ると同時に皮膚にも刺激があり、これが付着すると非常に痛い。デモ隊や暴動の鎮圧等の目的で使われるのは、つまりこの催涙剤である。この種の毒剤は各種の発射弾や発射筒の中に入れることができ、外には緑色の標識帯をつけている。つまり「みどり1号」という。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

 医学教育の軍事化・医学生の戦時動員もあげられます。1939年から、軍事教練が全大学の学部学生の必修科目となり、医学部でも、現役の配属将校による軍事教練が課され、軍事講習の授業も実施され、軍隊内の衛生・防疫および戦傷について学ぶ軍陣医学(現在の軍事医学にあたる)の講義も行われました。同年より、「学生衛生部隊」が全国の大学医学部の学生により組織され、夏季休暇時等に各地に「衛生調査」等の名目で派遺されました。




●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
負傷の程度に応じて様々な施設へ負傷者を配置する救護活動の「理想像」、V.オイラー『遊撃線における軍医任務指針』ライプツィヒ、1942年 所収。

〔兵士の負傷の種類に応じて、前線介護所、主要介護所、傷病兵集合基地、野戦病院、戦時病院、予備軍病院などへ負傷兵を移送する仕組みを図にしたもの。〕



知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

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宮川正

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●ニュース
韓国が慰安婦財団解散 「残ったのは謝罪 賠償」

老人施設6人死亡「老衰や病死」関連否定 鹿児島

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
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●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


2週間後、内大臣秘書官長の木戸は、西園寺と木戸の情報係である「原田熊雄から『陸軍方面の満州における策動の容易ならざる事実』を聞き」、牧野に報告した。そして7月、満州〔長春近郊〕の万宝山で、中国人と朝鮮人の住民の衝突が起こった。事件は朝鮮に飛火し、全土で中国人居留民が襲撃された。日本の植民地当局は、朝鮮人が127人の中国人を殺害するのを防げなかった。中国本土では日本商品のボイコト運動が広がった。世界恐慌に苦しむ大多数の日本人には、ボイコットは中国における日本の戦略的・経済的権益を破壊する南京国民政府と奉天〔現、瀋陽〕の張学良体制の陰謀と映った。



小泉親彦と昭和天皇

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近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
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●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
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第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
こうして石井はおよそ1時間、朝枝とたったままで向き合い、捕虜の処遇を含め細かい指示を出したといわれる。ソ連侵攻の翌日午後のことであった。後年、朝枝はこのときの状況について次のように明かしている。

≪1分1秒を争うから、たらい回しにいろんなことをしていては間に合わないからね、ほとんど独断専行だった。(電報も)いちいち作戦課長が考えるヒマがない。(自分は部隊の)内部事情をよく知っていたから。(問題だったのは)結局、人間モルモットだよ≫(太田、37頁)

満蒙開拓団




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日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
この種の結晶体を一定程度に砕いて燃えやすい物質と混合し、金属容器の中に詰める。容器の中にはあらかじめ加熱剤を入れておき、容器の上には噴煙口をつける。使用する時はこの加熱剤で加熱すれば、毒剤は熱を加えられて噴煙口から有毒の煙が出ることになる。この種の容器の外部には赤い帯をつけてその標識としているので、これを「あか筒」と呼ぶ。この種の発煙筒は日本軍が中国の戦場で頻繁に使用した化学兵器であり、その中から出てくる煙は杏のような臭いがするが、人の鼻、目の粘膜を刺激し、さらに進めば肺に影響して、呼吸困難に陥る。この種の毒剤は砲弾の中に入れて発射するが、その外部にはやはり赤い筋をつけて標識としている。これを「あか弾」と呼んでいる。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

 1938年の日本の全医師数は6万3000人弱でしたが、軍医の損耗度が高いとして、1942年度までの軍医需要を3万人とし、さらに1943年度以降の大需要を5万人との見積もりで、1939年度から大学医学部・医科大学における3年の修業年限の臨時付属医学専門部の強行設立が始まりました。敗戦時までに新設医専は帝大、官立、公立、私立あわせて51校に達しました。そのうち「外地」は7校でした。




●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃

空襲の後、ブレーメンの撤退する教会社会奉仕病院から移送される患者たち。たいていの防空施設は全く役に立たないこと、すべての医学的援助が手遅れになっていることが、遅くとも1943年には明らかになった。1943年7月から8月にかけてのハンブルク大空襲では、爆撃によって防空壕がかえって死を招き、人々が窒息死した。

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小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

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相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
慰安婦財団の解散決定発表へ、また日韓関係に影響か

東京・小金井市議会の辺野古陳情、意見書提案で引き続き協議へ

沿海域戦闘艦が就役=LCS、将来南シナ海投入も-米海軍



「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


1931年の夏には、浜口の後継者の若槻礼次郎の民政党政権と軍部との政治的軋轢はきわめて険悪化し、宮内官たちも無視できなくなった。同年6月13日の日記に河井はこう記している。

軍縮に対する陸軍最高部の一致的組織的遊説、兵力量の決定は単純なる統率権の行動として軍部のみにて決すべきこと等、政府と軍部と大紛を発すべしとの西公の心配、満州に大乱勃発の場合、陸軍出兵の必要論亦軽視すべからずと云ふ。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

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2018年11月20日火曜日

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「明治150年礼賛式典」


●お知らせ




●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
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『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
そう言い終え、朝枝は石井に問うた。
≪「部隊に博士は何人しますか」
「53人」と石井。
特使は飛行場で全ての博士を内地へ「直路」返すよう、部隊長に促した。
続けて、朝枝の厳命の聞き終えた石井はこう答えた。
「それでは帰っておっしゃる通りに処置するのでご安心ください、と東京に帰って参謀次長へ報告してください」
そう言い残して飛行機に乗ろうとした部隊長だったが、突然思い立ったように踵を返して特使と再度向かい合った。
「ところで朝枝、最後に1つ質問がある。一切合切証拠を消してしまえというが、世界に誇るべき貴重な学問上の資料を地球上から消すのは全く惜しい」
この一言には、ここまで神妙な態度の参謀次長代理もさすがに頭に来た。
「証拠は、一切合切地球上から永久に隠滅してください」
朝枝は断固たる口調で上官の石井に厳命を徹底した≫(太田、36頁)
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
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第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
使用時は外側を打ち壊せばよいのだ。日本軍隊の文献の中に「ちゃ瓶」を使って相手の戦車を攻撃した時、相手に対する脅威は大変なものだったので、他国の心配の的になったという記載があり、オーストラリア軍が日本軍の化学兵器を紹介したパンフレットの中に、特にこの種の兵器に注意すべきだと強調している。日本の化学兵器の中では「あお色」をもって標識とした。
 ジフェニールシアンアルシン(あか1号)はくしゃみ性の毒剤で、防毒マスクをつけても浸透力は強い。この種の毒剤を製造する時に使用する青酸ともう一種の伝統的な毒剤―砒素(ヒ素の旧名)に関係あるヒ素の化合物を原料とするが、複雑な化学反応を経過して精製されたものは、淡緑色の結晶体である。

日本鬼子のおきみやげ


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15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

病理学、細菌学、外科、内科等の学会でも、戦争関連の論文発表が増えました。このような機運が高まる中で、「戦時中においては、学会(協会)の総力を動員して、後方戦力の労働力の確保に大いに貢献するところがあった」と言われた日本産業衛生学会(1927年)、ハンセン病患者の絶対隔離を求めた日本癌病学会(1927年)、「生命の根本を、浄化し--国家を繁栄せしむ--」との趣旨を掲げた日本民族衛生学会(1930年)等が設立されました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■外科用メスと銃
「医師は戦士である。戦士の中でも軍医は最高の戦士である」と1943年の『ドイツ医師報』には書かれている。戦争開始時に国防軍の衛生部は最高の組織を持っていた。きわめて綿密に計画されていたのは負傷兵の移送であった。負傷兵待避地から前線介護所、主要介護所、傷病兵集合基地、野戦病院、戦時病院を経て故郷の予備軍病院に至るまで、移送は精確に組織されていた。しかし、すでに1941年から42年にかけて、この教科書的な制度はロシアの冬という現実の前に崩壊していた。大量の凍傷、伝染病、とりわけ発疹チフスの蔓延と、ソ連の反攻の後、急激に増加した負傷者、重傷者のすさまじい数は、それにふさわしい治療をおよそ不可能なものにした。スターリングラードからの退却では傷病兵輸送車、野戦病院列車、傷病兵輸送機の利用さえもついに不可能になってしまった。
知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

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相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
サウジへの責任追及、緩めぬトルコ 中東での主導権狙う

「徴用工判決」問題がこれからの国際政治に与える意外な影響

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


平沼は、日本がその理想を追求するなら軍事力を強化しなければならず、そうすれば次のようなことはなくなるだろうと主張するのであった。
 経済界の不況は殆ど極点に達してゐる。失業者は日々増加しつゝある。一家離散し、餓莩(がひょう)路に載(み)つるの現状は果して人心をして倦まざらしむことを得るか。叡旨(えいし)を奉公するは為政者の任である。晏然(あんぜん)として袖手傍観するが如きは、叡旨に対揚する所以ではない。吾人は新年の初頭に当り、濫(みだ)りに不詳の言辞を弄して、以て自ら快とする者ではない。而も事実を隠蔽して太平を粉飾するは不忠の至りで、皇室を尊び、祖国を愛する為の、断じて為すべき所でないことを確信するが故に、敢て国家主義の神髄を闡明(せんめい)すると共に、これを発揮し、拡充するの根本は人心をして倦まざらしむるに在ることを呼号する次第である。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月19日月曜日

細菌戦の系譜!!

ブログ王ランキングに参加中!

帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ




●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
≪石井は定刻通り飛行場へ向かい、格納庫前で特使の到着を待った。そして正午過ぎ、飛行機から特使朝枝が降り立った。すぐさま石井部隊長に特命を伝える。「参謀次長に代わって参謀次長の御意向をお伝えします。永久にこの地球上から一切の証拠物件を隠滅してください。貴部隊は用意した満鉄の特別急行列車で全員、大連まで退去してください」≫(太田、36頁)
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
この時の状態は頭部の血管がはじけ、続いて痙攣が起き、引き付けを起こして死亡する。ただし、死亡時の体は堅くならず、顔はほのかに赤みを帯びている。通常ではこれらの化合物は「サイローム」といわれる農薬で、害虫や鼠の撲滅薬として使われる。
これらの青酸毒剤が戦争に使われる場合に重要な問題は、その化学的性質が特に活発で抑制がむずかしいことにあるのだが銅粉を安定剤として用いる方法が考えられてからは、工場のなかで大量に生産されるようになった。この種の毒剤は生産されてから、410㏄入りの球型のガラス容器の中に入れられ、「ちゃ瓶」と呼ばれた。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

日本医学会(1902年設立)は、ほぼ4年に1回、全国の大学医学部・医科大学・医学研究機関の医学者が参集する医学会(1948年に、日本医師会の改組設立に伴い、日本医学会と日本医師会は統合。戦後は、「日本医学会総会」として)を開催しています。この医学会も戦争動員の場となりました。第9回(1934年、東大)では「石井式無菌濾過機」や陸軍の衛生車、衛生飛行機などが陳列されるなど、軍部の影響が如実に出始め、第10回(1938年、京大)は、陸軍省医務局からの強い要請を受けて、特別に「戦時体制下医学講演会」のテーマで「軍部と医学会が提携して医学報国の大旆(たいはい)」をかかげて開催され、総会招待講演ではナチス・ドイツ軍の将校が毒ガスの講演を行い、第11回(1942年、東大)の主題は、「戦場医学の確立」と「大東亜医学会」を結成する機運を助成することとされ、「戦場医学」と称された演題が次々と発表されました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■学術振興


92 全国学術委員会(これは人的にも制度的にもドイツ学術振興財団と重なる組織であった)の全国戦時経済部長がザウアーブルフ教授へ宛てた報告書。
「キーワード:特殊たんぱく質」という言葉が書かれている。

93 メンゲレがSS大尉としてアウシュヴィッツに就任し人体実験を始めたことを報じるヴェルシェアの書簡と、12歳の子どもの頭の標本を送る旨の1944年6月29日付け書状。
知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
サウジへの責任追及、緩めぬトルコ 中東での主導権狙う

「徴用工判決」問題がこれからの国際政治に与える意外な影響

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


1931年の年頭、司法官僚で枢密院副議長の平沼は恐慌下の日本の実情を調査した。この10年間というもの、彼は西洋的自由主義、政党の意義、大正デモクラシー全般を攻撃してきた。彼はいまや、1922年以来日本が求めてきた新国家主義と国際主義との中間の道から離脱することを主張していた。
今や列国は口に国際連盟を強調するも、裏面に於て着々軍備拡張に腐心しつゝあるは、掩ふべからぎる事実で1936年以後、第2の世界大戦が再起すべしと予言する者のあるのも必らずしも痴人の囈語(げいご)とのみ笑殺せられない。随つて我国民たる者は、一旦緩急あらば、義勇公に奉ずるの覚悟が必要である。世界の平和、人類の福祉を阻害する者(すなわち欧米)あらば建国の精神に基いて、大に国家主義を発揮するの用意が無くてはならぬ。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


2018年11月18日日曜日

細菌戦の系譜!!

ブログ王ランキングに参加中!

帝銀事件と登戸研究所
第19回「衛生学校記事」情報公開裁判
シンガポールで、731部隊は何をやっていたのか?
peace8(八王子)「731部隊と100部隊の現在の課題」(アミダステーション)
沈黙(横浜)
731部隊『留守名簿』(不二出版)2018年9月
京大 軍医博士論文の検証
731部隊『留守名簿』公開
ある元自衛官の回想 「化学学校の黒い霧」
第9回『化学学校記事』情報公開裁判 9月26日 16:00~東京地裁522号法廷
第10回ビザ発給拒否・集会妨害国賠訴訟【9月21日(金)11:30~東京地裁415号室】
731部隊と「要塞」遺跡を訪ねる
「明治150年礼賛式典」


●お知らせ
もう一度、強制不妊手術や加計問題を考えよう!!








●「731部隊 人体実験はこうして拡大した/隊員たちの素顔」
●NHKスペシャル「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」


『731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~』の起こし

『満洲天理村「生琉里(ふるさと)」の記憶

第5章 ソ連参戦と731部隊の撤退
1 証拠隠滅
ただ、太田によれば、この電報の差出名は参謀次長・河辺虎四郎(1890~1960)の名になっている。(太田、36頁)。だが重要なことは、資料によって差出名に違いはあったけど、大本営の命令に石井が従ったということだ。
≪私が苦慮した大きな問題がもう1つの問題。それは世界にもない細菌部隊(別名石井部隊、加茂部隊)にまつわることであた。(中略)8月9日、関東軍からソ連侵攻の知らせを受け、731部隊のことを頭に浮かべた朝枝は、あの部隊のことが明るみに出ると累は天皇に及ぶ、と考えた。すぐさま自分で案文を作成し、石井四郎隊長に電報を打った≫(青木172頁)
満蒙開拓団



「元満州中川村開拓団 私の敗戦回顧録」


日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
●『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第2章 地図から消えた神秘の大久野島

「毒ガスの王」と「死の露」
イペリットもルイサイトも普通には砲弾か爆弾の中に充填するが、この種の毒ガス弾の外側には黄色の筋があり、これを「きい弾」と呼ぶ、つまり糜爛性毒ガス弾のことである。
この島では青酸ガスは最も重要な毒剤であった。この毒剤は窒息型に属し、化学合成物質の中では人と動物に対しての害毒は最も大きい。微褐色の液体で動物と人体の呼吸及び消化系統に危害を与え、動物や人が極めて少量の毒剤に接すると運動神経が麻痺し、呼吸と心臓の鼓動は停止して、窒息してしまう。

日本鬼子のおきみやげ


●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①

15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪

西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表

2、戦争医学犯罪に医学界・大学医学部はどうかかわったのか

■医学界全体が戦争に加担した
―個々の大学というより、医学界の戦争加担ということで見なければならないということでしょうか

文部省科学研究費(1918年創設)の重要項日として採用された医学分野の題目や新たに大学に附置された医学研究所にも軍事化の傾向がみられました。学術研究会議(1920年設立)には科学研究動員委員会が設置され、多くの戦時研究班を擁していました。1942年には、日本の東南アジアへの侵入と符号して「日本人の南方に於ける生活に関する科学的研究」が総合課題とされ、関連分野の5カ年共同研究計画となっています。昭和恐慌を契機に1932年に設立された「日本学術振興会」も、1937年頃から軍部や商工省の意向に沿つて、次第に国策的研究をすすめる機関(医学・衛生学は第8部門)となりました。



●『人間の価値』
―1918年から1945年までのドイツ医学
Ch.ブロス/G.アリ編
林 功三訳



■学術振興

双生児のカルテをみているオットマー・フォン・ヴェルシェア(1896-1969)。彼は当初カイザー・ヴィルヘルム研究所の人間遺伝学部門の部長であったが、まもなくその双生児研究を拡張したことによって、国際的名声を獲得した。1936年から1942年まで彼はフランクフルト大学に新設された遺伝病理学研究所の所長を務め、その後ベルリンでオイゲン・フィッシャーの後を継いでいる。彼が特に優遇した弟子の1人がヨーゼフ・メンゲレである。1951年、ヴェルシェアはミュンスター大学に人間遺伝学研究所をつくった。当時の原子力庁長官フランツ=ヨーゼフ・シュトラウスの援助を得て、彼はこれを連邦共和国で最も大きい研究所のひとつにすることができた。

知ってるつもり「731部隊と医学者たち」



イタイイタイ病を究明した男 萩野昇

●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く

水俣病問題

小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去

小泉親彦と宮川米次の絆

ヒロシマからフクシマへ

宮川正

「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—

ビキニ「死の灰」世界各地へ

自衛隊とサリン

相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場

日本の国家機密

兒嶋俊郎さんを偲ぶ

●ニュース
CIA「皇太子が殺害を指示」 米紙報道

医学部の団体 不正入試で指針、性別・浪人で差別は「不適切」

国交省→防衛省 出向18人 15年度以降 辺野古移設に従事 「公正判断」に疑問も

エボラウイルスなど輸入、厚労省が提案=東京・武蔵村山の感染研で


感染研村山庁舎BSL4施設関連事象の時系列

「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ

松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示

“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)


真相を解明していないからこうなるのだろう!!
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活

●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!


●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)


佐郷屋留雄が1930年11月14日に首相浜口を撃ったのは、浜口のロンドン条約批准推進に憤慨し、政友会内閣の実現を望んだためである。軍令部内の反対分子も彼をそそのかしたと噂されたが、その証拠は見当たらない。
当時の軍事費は、昭和の始まりのころよりわずかに増え、歳出の29パーセント、国民総生産の3.03パーセントに達していた。しかし陸海軍の統帥部は、軍縮の継続と軍事費の抑制をめぐって軍部大臣と激しく対立し、新聞は軍部の「統帥権」への大衆的支持を醸成し始め、陸軍は組織として統制を逸脱する兆候を見せていた。


小泉親彦と昭和天皇

近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~

近代天皇制の真髄は

福沢諭吉

神武と戦争


●日本国憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

憲法9条を生かそう!!


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