731を問う!!
2019年6月19日水曜日
細菌戦の系譜!!
●香港の皆様へ!!
●731部隊「講演と合唱の夕べ」
●北宏一朗さんを偲ぶ
●長崎731部隊・100部隊パネル展
●京大 学位授与問題!!
●長野平和の旅
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
●「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
●4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
●731と米国の核戦略
●防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
●原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
●武見太郎と金原節三の関係
●731部隊関連年表
●香港の皆様へ!!
●北宏一朗さんを偲ぶ
6月10日に、北宏一朗さんが逝去されました。
横浜の「戦争の加害展」では、私は大変お世話になり、色々相模海軍工廠の事や、関東大震災時の横浜での虐殺事件のことを教えていただきました。
また、映画「沈黙」の上映会の時は、茅ケ崎、横浜、横須賀と体調の悪い中、先頭に立って、上映会を成功させたことが大変印象に残っています。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
追悼 北宏一朗さん 2019年1月26日文京区民センター
相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
北宏一朗
海軍の毒ガス工場・相模海軍工廠 (寒川町)で、どのような化学兵器が作られていたのか、化学実験部=海軍技術研究所(平塚)では?
平塚にあった海軍技研は現在美術館、警察署、合同庁舎建設現場〔ここから大量の毒ガス(主に青酸)瓶が出てきている〕から北側高砂香料、不二家、パイロットにわたる一帯に研究、実験、製造工場等があり、毒ガス生産の規模拡大の為、寒川に大規模な毒ガス工場を作りました。海軍は毒ガスのことを特薬と名付け(陸軍は色で呼ぶ)、1号特薬(催涙)(緑)、2号特薬(クシャミ)(赤)、3号特薬甲(びらん)イペリット(黄1号)乙(びらん)、ルイサイト(黄2号)、4号特薬(致死)青酸(茶)があり、他にホスゲン(青)、窒素イペリットガス等があり、細菌兵器として11号特薬もある。兵器として砲弾、爆弾(30kg、60kg)、手投弾、噴射、雨下散布等が作られ、他に風船爆弾発火剤用エチル亜鉛(ガラス瓶)数万個、サイダー瓶に詰められた青酸1万本、そして細菌兵器の数々、敗戦時、戦犯逃れの為、そのほとんどが遺棄、隠匿され、全国に及ぶ。
●何で微罪で長期勾留する??
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本も人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
●徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●沖縄
沖縄戦全記録 2015 6 14
海は命!!
シバサシ-安里清信の残照- ダイジェスト
沖縄は、核と枯葉剤で汚れている!!
「天皇メッセージ」 (てんのうめっせーじ)
枯れ葉剤を浴びた沖縄とベトナム戦争
沖縄と核
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●戦争とは何だろうか??
隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~
戦争神経症
治安維持法10万人の記録
治安維持法と長野県
NNNドキュメント「防衛大学校の闇 連鎖した暴力…なぜ」
東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ
●ニュース
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所
危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設
防衛費よりも震災対策にお金を使うべきだ。
山肌がむき出しに 地震から一夜明けた新潟・村上市の様子
避難所近くのり面が崩壊…震度6強の新潟・村上
「新たなミス 遺憾だ」秋田市長 標高調査データの誤り受け
リニア反対!!
リニア静岡工区、JR東海と静岡県の対立再燃 大井川の減水対策で 15年来のしこりも
これもいらない!!
津波対策の必要性認める 陸上イージス、国の説明一転
イージス・アショア「防衛相は辞任すべき」 立民 枝野代表
"老後2000万円"で解る安倍政権の不誠実
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声
辺野古の埋め立て加速 玉城デニー知事「暴挙以外の何ものでもない」
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
イージス・アショア 田岡俊次 青木理
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月13日
・大変勉強になりました。(男性、40代)
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第3部
魔の廃墟のあとに
つい一週間前までは、私達がふさぎこんでいると、
「おい元気を出せ。原っぱへ行って歌おう。大きな声を出しゃァ、ふさぎの虫なんか吹っ飛んでしまうさ」
と明るい笑顔で私達を励ましてくれた小枝傭員である。
何んという変わりようであろう。しかし無理もないことであった。佐々も泣いていた。彼は自分が入院したときのことを、この現実に当てはめているのであろうか。
(本当にお世話になりました・・・・・)
と私は、おそらく再び逢えはしないだろう人に、心ゆくまでお礼を言っておきたかったのだが、永遠の別離になるだろうと思えば思うほど、それを口に出して言えないのであった。
「傭員殿、自分たちは新しい任地で、傭員殿がおいでになる日を待っています。お体を大事にして、早く退院して下さい」
そういう気持に偽りはないのだが、私の言っていることは、この場合、あまりにも現実離れしていた。
「早くなおって下さい」
と佐々も声を詰まらせた。
「君は、・・・・・秋山、君は、知っているんだな?」
小枝傭員は、わなわなと震える指先で枕元を探していたが、間もなく眼の前にかざしたその細い指の間には、私達もさっき渡されたばかりの、青酸カリの小瓶が光っていた。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網
731部隊との関係
2人は短い会話を交わしながら車を降り、速足で玄関からロ号棟に入り、廊下左隅の手動エレベーターに乗り込んだ。エレベーターは屋上に通じている。片隅に大型のプロパン液化ガスボンベによく似た、鋼鉄製のボンベが転がっていた。男たちはボンベの近くに歩み寄り、あごを上げてロ号棟を取り囲む中庭を見た。そこには窓に鉄格子のはまった左右対称の2棟の建物があった。第731部隊特設監獄―通称マルタ小屋である。
「建物の容積はざっと目測でいくらだ。それを室数で割るといくらになる?青酸の有効濃度はいくらだ?」
青酸、という言葉が大尉の口を突いて出た。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
2)天皇裕仁の免罪・免責を目的とした憲法1章と2章9条の設定
これが、「マッカーサー憲法三原則」と呼ばれるものであるが、下記はその全文である。
1、天皇は国家の元首の地位にある。皇位は世襲される。天皇の職務及び権能は、憲法に基づき行使され、憲法に表明された国民の基本的意思に応えるものとする。
2、国家の主権的権利の発動たる戦争は、廃止する。日本は、紛争解決のための手段としての戦争、さらに事故の安全を保持するための手段としての戦争をも、放棄する。日本はその防衛と保護を、今や世界を動かしつつあるある崇高な理想に委ねる。日本が陸海空軍を持つ権能は、将来も与えられることはなく、交戦権が日本軍に与えられることもない。
3、日本の封建制度は廃止される。貴族の権利は、後続を除き、現在生存する者一代以上には及ばない。華族の地位は、今後どのような国民的または市民的な政治権力を伴うものでもない。予算の型は、イギリスの制度に倣うこと。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
5、いまどんな議論が必要か
■今後の検証で重要なこと
―今後さらに検証を進めるうえで重要なことはなんでしょうか。
厚生労働省社会・援護局業務課が2010年3月に、保管していた戦没者等援護関係の資料については、公開と後世への伝承を図るため、原則として戦後70周年に当たる2015年度までの5カ年の間に国立公文書館に移管することを発表し、ほぼ予定どおり実行されました。
移管された資料に記載された人数は延べ約2300万とのことです。国立公文書館ですでに公表された一覧表から、防疫給水という名のついた部隊の留守名簿が約70あることがわかりました。開示については「要審査」のため時間を要しましたが、731部隊、北京にあった1855部隊、シンガポールにあった9420部隊等については入手することができ、目下分析中です。しかし、それらは「要審査」とされ、審査期間は通常30日程度よりはるかに長期を要するなどの問題があります。これらの問題が一刻も早く解決され、全てが開示されれば、731部隊・「石井機関」の全容を明らかにする大きな一歩となると思われます。
―ありがとうございました。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●「化学学校記事」情報公開裁判
9月4日 11:30~(522号法廷)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
9月26日(木)11:30~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
あとの資料はどこに消えたのか?
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「衛生学校30年のあゆみ」
発刊によせて
陸上幕僚監部 衛生部長
陸将 宮崎利雄
将来の進みたい道を質問されるとともに、軍医とは何か、何が使命かをこんこんと教えていただいた情景が、今もなお昨日のように思い出されるのである。「学校で勉強せよ」の一言が私を未だに制服を着用させていただいている1本の宿命的絆であった。それ以来、歴代の名校長にいろいろ教えを受け学校の歴史とともにその道程を歩み続けて来たのである。この30年間に数え切れぬ先輩の教訓、同僚の助言、部下の忠告がどれだけ現在の若い医官にいわゆる「軍医」の道を説くのに役立ったかは枚挙にいとまがない。人生においてよき師、よき友、よき部下に巡り合える幸せは最高のものである。
※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第9章 聖戦
このため、日本政府は戦争の初期から繰り返し「支那事変」を「聖戦」と称していた。戦闘が泥沼化し長期化すればするほど、イデオローグたちはこの「聖戦」という言葉に固執した。それは昭和天皇と天照大神の御稜威(御威光)が全世界に輝くように八紘一宇(天皇の大御心による統治)の下に世界を統一するという国家的使命の表明であった。
11月初旬までに、近衛首相、天皇、陸海軍統帥部は、現地の陸海軍を統制し、国策を実施するには、より合理的で効率的な最高指導体制が必要であると認識するようになっていた。すでに内閣企画院が10月に設置されていた。天皇は、27日には近衛の提案に基づき、宮中に大本営(天皇の司令部)を設けるよう命令を下した。大本営は、これを通じて天皇が大元帥としての憲法上の役割を果たすことができ、陸海軍がより一致して作戦行動ができるようにするための、純然たる軍事機構だった。大本営設置後、一週間に数日、午前中の数時間、参謀総長、軍令部総長、陸相、海相、陸海の作戦担部課長、侍従武官が宮中で執務した。200名以上の定員を持つ大本営は、近衛が本来、心に描いたような戦争遂行と政略ならびに戦略を調整する効率的な機構ではなく、むしろ当初は無計画に将校を集めたものだった。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2019年6月18日火曜日
細菌戦の系譜!!
●香港の皆様へ!!
●731部隊「講演と合唱の夕べ」
●北宏一朗さんを偲ぶ
●長崎731部隊・100部隊パネル展
●京大 学位授与問題!!
●長野平和の旅
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
●「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
●4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
●731と米国の核戦略
●防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
●原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
●武見太郎と金原節三の関係
●731部隊関連年表
●香港の皆様へ!!
●北宏一朗さんを偲ぶ
6月10日に、北宏一朗さんが逝去されました。
横浜の「戦争の加害展」では、私は大変お世話になり、色々相模海軍工廠の事や、関東大震災時の横浜での虐殺事件のことを教えていただきました。
また、映画「沈黙」の上映会の時は、茅ケ崎、横浜、横須賀と体調の悪い中、先頭に立って、上映会を成功させたことが大変印象に残っています。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
追悼 北宏一朗さん 2019年1月26日文京区民センター
相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
北宏一朗
旧日本軍の作った毒ガス、戦時中は国際法違反の軍極秘の毒ガスエ場、陸軍と海軍が共に研究、開発、実戦に使用、そして隠ぺいされてきた実態…日本の侵路戦争と共に使用され、戦後なお隠し続ける化学兵器の数々、歴代政府による遺棄毒ガス処理の抜本的な対策は無にひとしく、それによって被害は今日に至るまで続いています。
●何で微罪で長期勾留する??
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本も人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
●徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●沖縄
海は命!!
シバサシ-安里清信の残照- ダイジェスト
沖縄は、核と枯葉剤で汚れている!!
「天皇メッセージ」 (てんのうめっせーじ)
枯れ葉剤を浴びた沖縄とベトナム戦争
沖縄と核
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●戦争とは何だろうか??
隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~
戦争神経症
治安維持法10万人の記録
治安維持法と長野県
NNNドキュメント「防衛大学校の闇 連鎖した暴力…なぜ」
東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ
●ニュース
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所
危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設
陸上イージス・アショア問題「泥沼」 防衛省の調査ミス
イージス・アショア 地元側“協議応じられず” 事態打開難しく
警官襲撃の飯森容疑者は過去、海上自衛隊に所属 父親の関西テレビ常務謝罪コメント全文〈週刊朝日〉
逃亡犯条例「事実上の廃案」 香港高官、ロイターの取材に
NHK AI特番トップが強制わいせつの疑いで逮捕
お金を使い続けさせるために、カジノが使う9つのトリック
リニア反対!!
リニア静岡工区、JR東海と静岡県の対立再燃 大井川の減水対策で 15年来のしこりも
これもいらない!!
津波対策の必要性認める 陸上イージス、国の説明一転
イージス・アショア「防衛相は辞任すべき」 立民 枝野代表
"老後2000万円"で解る安倍政権の不誠実
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声
辺野古の埋め立て加速 玉城デニー知事「暴挙以外の何ものでもない」
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
イージス・アショア 田岡俊次 青木理
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月13日
・これほどまでにひどいことが起こった事が良く分かった。私の父(6年前に死亡)も中国に兵隊として行き大変ひどいことをしたそうだ。できることなら中国にお詫びに行きたいということも言っていました。戦争とは加害、被害にかかわらず絶対してはいけないと、肝に感ずるべきですね。(女性、70代)
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第3部
魔の廃墟のあとに
病院まで歩いていたのでは往きだけで10分以上かかってしまう。
病院では、すすり泣く患者の声がそちこちから洩れていた。この部隊の特殊性が、傷病ゆえに残される者に、ことさら先の不安を抱かせるのであろう。
小枝傭員は、手術後のやせ細った体を白いベッドに横たえて、静かに瞑想している様子だったが、私達の気配に首をもたげて、くぼんだ眼を輝かした。
「秋山・・・・佐々・・・・」
と、幾年も逢わなかった者の名前を思い出すように言って、眼をうるませた。
手術後の経過は順調だと聞いていただけに、よりによってこの時期に盲腸手術をする羽目になったことが一層不運な人という悲しみを与えるのだった。
「小枝傭員殿、しばらくのお別れに参りました。自分たちは、今から出発させていただきます」
「そうか、・・・・いよいよ行くのか・・・・」
みなまで言わず、小枝傭員は、おえつに声を詰まらせた。せきを切ったように大粒の涙が頬を伝って落ちた。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網
731部隊との関係
731部隊と516部隊の関係を語るには、まず731部隊の内幕を暴露するのに巨大な努力と貢献をした森村誠一の新版『続・悪魔の飽食』の冒頭に描かれたひとつの事件を引用したい。この事件は1945年8月、日本降伏の直前に発生した。
『この朝、731部隊に隣接する部隊専用の飛行場の一隅から、国防色の1台のトラックがゆっくりと第731部隊本部正門前に到着した。すでに連絡を受けたいたのであろう。衛兵の敬礼に迎えられたトラックはそのまま1棟と呼ばれる総務部・診療部建物の玄関に停車した。
「大尉どの、どうしますか?」
「我々2人だけの作業だ。噴射器を使う時間的余裕はない。急がねばならん・・・屋上にボンベがあるはずだ」
(広島県大久野島毒ガス工場)
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
2)天皇裕仁の免罪・免責を目的とした憲法1章と2章9条の設定
これに対し、マッカーサーは、憲法改正作業をこのまま日本政府に任せておくならば、憲法改正案自体もとうてい受け入れられるようなものにはならないし、極東委員会発足の2月26日までに間に合わなくなると焦った。しかも、3月に入ると東京裁判開廷準備が本格的に動き出し、被告人の最終選定も始まる。そこで、彼はGHQで憲法草案を急遽起草することを2月3日になって決定し、憲法改正にとって最も重要な原則としての三原則なるものを作成して、GHQの憲法草案起草責任者に指名した民生局長コートニー・ホイットニー准将に手渡した。これが、「マッカーサー憲法三原則」と呼ばれるものであるが、下記はその全文である。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
5、いまどんな議論が必要か
■今後の検証で重要なこと
―今後さらに検証を進めるうえで重要なことはなんでしょうか。
また、国政レベルの検証に関して追加しておきたいのは国の資料の開示の問題です。1958年に米国から返還された731部隊と細菌戦に関する文書とその目録の公表や自衛隊の『衛生学校記事』の開示など防衛省が所蔵する旧陸軍防疫給水部資料の全面開示が行われていません。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●「化学学校記事」情報公開裁判
9月4日 11:30~(522号法廷)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
9月26日(木)11:30~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
あとの資料はどこに消えたのか?
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「衛生学校30年のあゆみ」
発刊によせて
陸上幕僚監部 衛生部長
陸将 宮崎利雄
私自身もこの学校に自衛官生活の大半を教官、研究員、副校長等として勤務した経験があるので、いつも心に第2の母校としての印象が強烈に残っているのである。あれは、昭和30年頃だったか、(已に記憶も薄らいでしまっているが・・・)初めて三宿の衛生学校を訪れたのは丁度10月中旬の頃であり、当時としては立派な中央病院が一際目立った建物として目を見張らせ、今のような桜並木もない砂利道をとぼとぼ歩いて衛生学校の門をたたいた。当時私は1尉で練馬の第1普通科連隊の衛生中隊の小隊長として衛生救護を担当しており、若い医官に共通な将来への不安感、焦燥感に駆られていた。紹介される人があって衛生学校長の金原陸将補(旧陸軍大佐、陸軍省医事課長)にお目にかかったのが、私の永年にわたる衛生学校と共に歩いてきたこの道30年の歴史の運命の動機であった。
※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第9章 聖戦
それ以前の3回の対外戦争も含め、日本が戦争目的を明確に定義することを好まないもうひとつの理由は、より精神的なものだった。結局、公定の神学があり、それを擁護する大学教授、禅宗や日蓮宗の僧侶、そして政府の官僚など多くの神学者がいたのである。その主張は、天皇が現人神であり、天照大神の子孫であること、日本は道義と正義の化身であり、その戦争が正しいのは自明であり、けっして侵略などありえないというものだった。したがって、中国に「皇道」を確立することに努め、「慈悲深く殺すこと」―多くの人々が生きられるように問題のあるわずかな者を殲滅すること―で天皇の御心のもとに中国を占領することは、支配される人々に祝福をもたらし、けっして植民地の拡大とはならない。抵抗する者は、当然にして迷いからさめなければならなかった。しかし、公式に存在するのは「戦争」ではなく「事変」でなければならなかったのである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
香港の皆様へ!!
香港のデモ 過去最多の200万人参加と主催者側が発表
香港の人達は、日本で微罪で長期勾留されている香港在住の中国人を救出すべきではないか。
人権無視は、日本でも深刻だ!!
香港の危機、警察が武力でデモ隊強制排除に
香港デモ参加者が日本語で協力求める投稿が話題に。「逮捕されるかも」それでも日本人に伝えたかったこと
南京大虐殺に抗議する!!日本はきちんと謝罪をしなさい!!
南京大虐殺:侵華日軍南京大屠殺 南京電影制片庁 21分
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本も人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
安倍政権の歴史改ざんが世界で問われている!!
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
2019年2月10日号
牧太郎の青い空白い雲/704
昨年12月のことである。ある香港人らが東京・靖国神社の敷地内で、紙のようなものを燃やし、建造物侵入の容疑で警視庁に現行犯逮捕された。郭紹傑(かくしょうけつ)被告(55)ら2人で、郭被告は香港の民間団体「保釣(ほちょう)行動委員会(中国に尖閣諸島の領有権がある!と主張する団体)」のメンバー。「南京事件(1937年)の賠償を、日本政府は被害者に行っていない!」と主張していた。
日本では、この事件はほとんどニュースにならなかったのだが、香港のネットでは「この男は反中国活動家で、雨傘革命の先頭にいたのではないか?」などと話題になった。香港では「親中派」と「独立派」の対立が一段と激しくなっている証拠だろう。
ところが、である。年が開け、この「靖国神社・建造物侵入事件」は、例の「日産・ゴーン事件」との関係?で、俄然(がぜん)、注目されそうな気配なのだ。
× × ×
もう少し、詳しく書こう。郭紹傑被告は昨年12月12日午前7時ごろ、靖国神社の神門と第二鳥居の間の石畳で「南京大虐殺を忘れるな! 日本の虐殺の責任を追及する」と中国語で書かれた横断幕を広げ、東條英機元首相の位牌を模した紙を燃やし、もう一人はそれを撮影していた。
守衛が取り押さえ、警視庁に引き渡した。この行為が「建造物侵入」という犯罪になるのか?は意見が分かれるが、いずれにしても「微罪」だろう。
にもかかわらず、郭被告は同26日に起訴され、その後も勾留が続いた。念のためだが「拘留」と「勾留」は刑事施設に身柄が拘束されるという意味では同じだが「拘留」は刑法で定められた刑罰、「勾留」は逮捕後、判決が確定するまでの間に、容疑者や被告の身柄を拘禁することで、両者の目的は全く違う(電話などで「こうりゅう」という言葉を聞いた際に取り違えないように、専門家の間では「拘留」を「てこうりゅう」、「勾留」を「かぎこうりゅう」と呼び、区別している)。
さて「長期勾留」に抗議して、郭紹傑被告は約100時間、絶食した。その結果、同27日、体調不良で検査のため病院に運ばれたりした。そして年が明けて1月中旬、保釈を請求したのだが......認められなかった。
それにしても、この程度の「微罪」で、1カ月以上も拘束されるのか?
日産前会長・カルロス・ゴーン被告の長期勾留を諸外国のメディアが批判。「人質司法」という言葉が使われ、その余波で、この「靖国神社侵入事件」も一部の外国メディアの間で注目されているのだ。
× × ×
どちらかと言えば、日本のメディアは「人権」を軽視している。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動で、器物損壊罪などに問われた反対派リーダー、山城博治(やましろひろじ)氏が長期勾留された時も、主要メディアはほとんど報道しなかった。(山城氏は2016年に逮捕され、約5カ月間勾留された。この事件では、国連の作業部会が「恣意的な拘束に当たり、国際人権規約違反だ!」とする見解を日本政府に伝えている)
× × ×
メディアだけではない。それ以上に、裁判所までが「人権」を軽視しているように見える。
裁判所は検察の「勾留請求」の95%以上をすんなり認めている。本来、裁判官の役目は検察をコントロールし、勾留が適切に行使されているか?を確めることだが、どうやら、検察をコントロールする責務を事実上、放棄している。
森友学園の籠池泰典・諄子の両氏は補助金詐欺事件で、実に10カ月、長期勾留された。のちに無罪が確定した元厚労事務次官の村木厚子氏も、虚偽有印公文書作成および行使の罪などを否認したことで5カ月以上も勾留された。
裁判所は、検察の「言いなり」なのだ。
再三書いているが、森友問題では「国有地売却不正」がバレると、公文書が改ざんされ、意図的に廃棄された。誰が見ても「背任」だ。誰が見ても「有印公文書変造」だ!「公用文書等毀棄(きき)」の罪だ! しかし、検察当局は財務省関係者38人を不起訴処分にした。
検察はどこかおかしい。これを放置する裁判所も、メディアも、国民も、どこか、おかしい。
もしかして「靖国神社・建造物侵入事件」の長期勾留は安倍政権はもちろん、中国政府に対する「忖度(そんたく)」だったりして......。
ゴーン事件より、深刻な「人質司法」ではあるまいか?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
ゴーン元会長弁護人が会見「勾留する理由ない」
保釈された籠池夫妻が会見 勾留10カ月「お久しぶりでございます」
2019年6月17日月曜日
細菌戦の系譜!!
●731部隊「講演と合唱の夕べ」
●京大 学位授与問題!!
●長野平和の旅
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
●「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
●4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
●731と米国の核戦略
●防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
●原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
●武見太郎と金原節三の関係
●ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
●情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
●731部隊関連年表
●北宏一朗さんを偲ぶ
6月10日に、北宏一朗さんが逝去されました。
横浜の「戦争の加害展」では、私は大変お世話になり、色々相模海軍工廠の事や、関東大震災時の横浜での虐殺事件のことを教えていただきました。
また、映画「沈黙」の上映会の時は、茅ケ崎、横浜、横須賀と体調の悪い中、先頭に立って、上映会を成功させたことが大変印象に残っています。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
追悼 北宏一朗さん 2019年1月26日文京区民センター
相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
北宏一朗
水質検査によれば環境基準の450∼17,000倍の有機ヒ素化合物が検出され被書は拡大しています。更に4月神奈川県平塚市の工事現場から旧海軍の使った 「硫酸ビン (煙幕として使用)」、土壌からマスタード(イペリットのこと)、 くしゃみ剤の毒ガス成分、致死性の青酸(シアン化水素)も検出された。総数は445個(2004年3月31日まで)、現場は、相模海軍工廠平塚化学実験部の跡地、工事中に作業員が負傷し、今もって原因が明らかにされていません。更に8月には中国チチハル市で日本軍の遺棄した毒ガス(イペリット缶)で死者1名、負傷者40名以上という惨事が起こっています。9月には福岡県苅田町苅田港周辺海域で毒ガス弾の可能性の高い爆弾538個が発見されています。
●何で微罪で長期勾留する??
微罪で長期勾留?おかしくないか?日本も人権意識が欠如している!!
以前までは香港の日本領事館が南京大虐殺の抗議を受け取っていたが、去年は受け取らないので、日本まで抗議に来たという。
香港人「靖国神社」建造物侵入事件"長期勾留"の謎?
靖国神社でぼや、横断幕も=中国籍の男を逮捕
●徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
「日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 」 田中利幸さん
●日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
●沖縄
海は命!!
シバサシ-安里清信の残照- ダイジェスト
沖縄は、核と枯葉剤で汚れている!!
「天皇メッセージ」 (てんのうめっせーじ)
枯れ葉剤を浴びた沖縄とベトナム戦争
沖縄と核
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●戦争とは何だろうか??
隠されたトラウマ~精神障害兵士8000人の記録~
戦争神経症
治安維持法10万人の記録
治安維持法と長野県
NNNドキュメント「防衛大学校の闇 連鎖した暴力…なぜ」
東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ
●ニュース
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所
危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設
香港デモ、収拾みえず 逃亡犯条例「撤回せず」に反発
香港のデモ 過去最多の200万人参加と主催者側が発表
神奈川県、やまゆり園の再建 定員66人の施設2カ所整備方針
「きのうの敵はきょうの友やね」籠池氏“森友急先鋒”と握手
リニア反対!!
リニア静岡工区、JR東海と静岡県の対立再燃 大井川の減水対策で 15年来のしこりも
これもいらない!!
津波対策の必要性認める 陸上イージス、国の説明一転
イージス・アショア「防衛相は辞任すべき」 立民 枝野代表
"老後2000万円"で解る安倍政権の不誠実
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声
辺野古の埋め立て加速 玉城デニー知事「暴挙以外の何ものでもない」
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
イージス・アショア 田岡俊次 青木理
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月13日
・初めて参観しました。特に毒ガス製造使用については、初めて知ることが多かったです。しかもまだあ明らかになっていないこともあると、現在進行形には驚いた。地道な資料集めに頭が下がります。ありがとうございました。PS。アウシュビッツを見学しましたが、あちらは高校生の修学旅行として、みんな必修していました。過去を見つめる姿勢を学びたいですね。(女性、60代)
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第3部
魔の廃墟のあとに
夜はほの白く明け染めていた。あと2時間ほどで出発だというとき、私達全員は、小さい瓶に入った青酸カリを渡された。
「もし脱落して、敵の捕虜になるようなことがあったら、これを飲んで部隊の秘密を守り通せ」
尾藤判任官は、一同を見渡した。かねて、決死の覚悟ができているとはいえ、自殺用の青酸カリを渡されたとなると、さすがに冷たいものが背筋を走った。私はそれをお守り袋の中に入れた。最悪の場合、私の名誉と忠誠を保ってくれるであろうその新しいお守りを。・・・
眠いのだが、とても眠る気にはなれない。来住野のことはあきらめるよりないが、出発までの間に、私は一眼なりとも小枝傭員に会って別れを告げたがった。
私は、同じ高木班にいた佐々と保坂を探そうとしたが、保坂はすぐには見当たらなかった。佐々は、
「俺も考えていたところだよ。だけど、許してくれるかなぁ」
と、同じ思いを口にした。
尾藤判任官はすぐに許してくれた。ただし出発まぎわのため、30分以内に戻るという条件である。
「ほかにいないか、残らなければならない戦友に会いたい者は行ってもいいぞ」
という声を背後に聞きながら、私は佐々と一緒に駆け出した。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網
731部隊との関係
この細菌部隊は平房に大規模な実験場と細菌繁殖基地を建設し、人類の生命を深刻に脅かす10数種の細菌を研究製造した。これらの細菌は侵略戦争に使用され、無数の罪のない平民が殺害された。この部隊はここに抑留された捕虜に対しても残酷無道な生体実験を行ない、3000名以上の中国、ソ連、蒙古及び朝鮮人を殺害した。
このような悪魔部隊は日本軍隊の中で孤立していたわけではなく、関東軍の中では516部隊がその兄弟だった。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●天皇制廃止に向けての第一歩:雲上人を人間化する運動を!
田中利幸
2)天皇裕仁の免罪・免責を目的とした憲法1章と2章9条の設定
その決定的手段として、連合諸国が驚嘆するに違いない「戦争放棄条項」を新憲法に盛り込むことが非常に有効であることを、彼は1946年1月24日の幣原首相との会議で突然思いついたのである(幣原は、「戦争を世界中がしなくなる様になるには、戦争を放棄するという事以外にはない」という理想論をこの段階で述べた9.これならば、後日、極東委員会も裕仁不起訴と天皇制維持を追認せざるを得ないであろうとマッカーサーは思ったのであろう。
しかしながら、幣原内閣(松本烝治・国務大臣を委員長とする憲法問題調査委員会)は明治憲法の修正をなるべく最低限にとどめ、天皇の統治権もできるだけそのまま維持するという方針で憲法改正作業を進めようとしていた。
日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか 田中利幸
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
5、いまどんな議論が必要か
■今後の検証で重要なこと
―今後さらに検証を進めるうえで重要なことはなんでしょうか。
国政、日本学術会議、日本医師会、日本医学会で検証を行うという意思決定がなされていない状況を考慮しなければなりません。これまでは「戦争と医の倫理」の検証を進める会などは、4年に1回開催される日本医学会総会での意思決定を期待して主に日本医師会や日本医学会に働きかけてきましたが、今後はどうするかということが問われているように思います。この間の検証で、個々の専門医学会や大学医学部、医科大学が自省すべき史実も明らかとなっていますが、その気配が見られないところにどのように働きかければ自省が進むのかの議論です。具体的には、戦中の医学部教授会の議事録の開示、不正・非人道性が疑われる論文を学会誌に掲載した当該学会(日本病理学会、日本感染症学会など)における検証、不正・非人道性が疑われる学位授与論文が受理されている大学(京都大学、東京大学、新潟大学など)における当該学位授与の検証、九州大学医学部「生体解剖」事件に関する九州大学における検証、731部隊や戦中の学術に関する学術会議における検証などです。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●「化学学校記事」情報公開裁判
9月4日 11:30~(522号法廷)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
次回 第23回『衛生学校記事』情報公開裁判
9月26日(木)11:30~419法廷
金原節三氏が寄贈した資料が、衛生学校庁舎3階の彰古館に1982年に「金原節三コーナー」として展示された。
その2000点を超える資料はその後どうなったのであろうか?
防衛省の回答では、金原氏の目録と一致する資料は、今現在は641点だという。
あとの資料はどこに消えたのか?
彰古館に勤めていた人(1996年から2013年)の聞き取りでは、彰古館では、きちんと整理していていなかったようである。
金原資料は、1995年に防衛庁戦史部に移管されたが、翌年また彰古館へ戻したという。
その時はすべてを戻したわけではなかったようだ。
2010年に、彰古館が学校庁舎3階から今の建屋になり、資料も移管されたが、金原資料の整理はきちんとされていないようだ。
金原資料の一部はあるようだが、その他の金原資料は、どこに保管しているのだろうか。
また、彰古館には旧軍資料しか置いていないともいう。本当に「衛生学校記事」や教範類は置いていないのだろうか?
次の裁判までに、勤めていた人の陳述書を防衛省側は出すという。
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「衛生学校30年のあゆみ」
発刊によせて
陸上幕僚監部 衛生部長
陸将 宮崎利雄
過去の記憶は時として忘却の彼方にきえてゆく、しかし心に残った「出会い」はいつまでも脳裏から去ってゆかない。歩み続けた歴史の一齣一齣が貴重な人生の体験として、ある時はそれが刺激となり、ある時はそれがまた郷愁としてよみがえってくるのである。三宿衛生学校も已に創立30周年を迎えた。思えば人生の約半分を経過した学校と言えよう。
※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
天皇万歳に浮かれる無責任国家 田中利幸より
重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第9章 聖戦
じつは日本には宣戦布告することなく戦争を「事変」として遂行することが必要だった。
石油、鉄鋼、綿、銅をアメリカからの輸入に依存していたため、日本の指導者は、もし国際法上、正規の交戦国となるとアメリカが戦略物資の輸出を拒むのではないかと恐れていたからである。戦争というよりは、むしろ「事変」として日本が戦えば、アメリカの輸出産業と原材料輸出業界は、1935年のアメリカ合衆国中立法、さらに規制強化された1937年5月の同法の適用を受けずに済む。そして景気回復の手段としてアメリカ実業界も利益が継続する道を強く望んだのである。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
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