731を問う!!
2019年6月1日土曜日
細菌戦の系譜
●武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
●人体実験疑い 京大調査継続せず
●「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●ABC企画委員会
●4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
●731と米国の核戦略
●防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
●原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
●武見太郎と金原節三の関係
●ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
●情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
●731部隊関連年表
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●ニュース
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所
危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設
藤田医大に再生医療センター 細胞採取から投与まで実施
米産業界が政権提訴を検討、対メキシコ関税に猛反発
米バージニア州の市庁舎で銃撃、11人が死亡
差別発言の長谷川氏 維新が公認取り消しへ 参院選比例
丸山穂高議員「戦争」発言 根室市議会が政府に再発防止要求
豊中の旧籠池邸が取り壊し。森友学園系列保育園の建物も近日中に解体へ
日米同盟も、空母もいらない!!
トランプ大統領 空母化予定の海自護衛艦「かが」乗艦へ
馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告
池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
顧問から罵声受け女子生徒自殺 ノートに内容記録
東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
原因究明はされるのだろうか??
強制不妊救済法が成立 「心からおわび」320万円支給 月内に施行へ
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
「原発止まれば相当インパクト」 救済一蹴、電力の誤算
医学界の天皇制??
“無給医よ、甘えるな” 真意は…
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
強制不妊「反省とおわび」、首相が談話発表へ 救済法成立時
東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」
戦争を放棄した国がなんで高価な戦闘機を爆買いするのだ???
墜落したF35、1機分のお金で何ができたか―「欠陥商品」147機6兆2000億円を爆買いの愚
海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明
【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)
放射能汚染が国際的な問題になっているのではないか!!
WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
徴用工を象徴する像 韓国 プサン市が強制撤去
“アッキード”安倍昭恵さんは名誉校長を辞めたくなかった
真理を追究すると食えない社会!!
文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死
原因究明されず、ウヤムヤのまま終止符??
強制不妊救済法案、来週にも成立へ
【平成の事件】19人殺害と強制不妊手術 「善意」の暴走と「生産性」追求の果て、続く差別との闘い
発生50年 終わらないカネミ油症事件
医の倫理はどうなっているの??
東京・公立福生病院 透析中止・非導入21人、同意書なし ずさん体制露呈 都指導
「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない
「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃
人体実験疑い 京大調査継続せず
イージス・アショア 田岡俊次 青木理
森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審
戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月12日
・こういう催しをよく開いてくださいました。とても気が重くなりましたが、この事実を引き受けて若い世代に伝えていくのが責任だと思いました。(男性、60代)
●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)
5/1(水)
12.男.60.-1.改めて勉強になります。何度も見て読んで初めて自分の中にはいるのかな?と思います。
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第3部
燃える死体の山
骨だけになったものは、粉砕機にかけて粉々にし、それを大八車やトラックへ積んで外へ運び出す。
骨を上げ終わった穴には残りの死体を投げ込んで焼き続ける。地上はかなり暗くなってきたとはいえ、骨片や肉片などが血と一緒にそこいらじゅうに散乱し、まさに正視するに耐えない有様である。
暗くなると投光機をかけて、作業は続けられた。
何度目かのトラックが私のそばに来たとき、車から飛び降りざま、私の肩に手をかけた者がある。林田だった。私達は顔を見合わせただけで言葉もなかったが、林田が「行こう」というふうに、あごでトラックの上をさした。スコップで、まるで濡れた石炭でもすくうように粉々にした骨を投げ上げ、私も、その上に乗った。
「とうにくればよかったものを・・・」
と林田は言った。
珍しい雨のために、草のない地面はどろどろになっていて、突っ走るトラックの両側にはもの凄く泥がとぶ。
営外に出ると、トラックは草の上を走った。一面の草原と言っても、ところどころくぼんだところがあって、そこはもう水溜りになっていて、草の先だけが出ている。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第6章 悪魔の兄弟たちの毒ガス網
関東軍化学部
チチハル市は、現在、中国黒竜江省第2の都市で、かつて相当長期間、黒竜江省の首都だった。1931年、日本軍が「1918年事変」を引き起こして中国東北各地に進攻したとき、ここではじめて中国軍の大規模で組織的な反撃に出会った。当時、黒竜江省政府主席代理の馬占山は中国軍を率いて嫩江橋付近で日本軍と決死の戦闘を行ったが、これこそ「江橋抗戦」の輝かしい壮挙で、北方辺境の地にある都市チチハルが世界のたくさんの人々の知るところとなった。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●登戸研究所資料館(明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブックより)
入門者におすすめ
山田朗・渡辺賢二・斎藤一晴著
『登戸研究所から考える戦争と平和』
芙蓉書房出版 2011年
本書は、「平和教育の1つの試み」として行われている明治大学学部間共同総合講座「登戸研究所から考える戦争と平和」のテキストとして書かれたものです。登戸研究所が担っていた「秘密戦」についてや、戦後、歴史から抹消されかけた同所が、多くの人々の尽力で「明治大学平和教育登戸研究所資料館」という平和教育発信の場として蘇った過程などが克明に説明されています。
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
4、ドイツではどのように向き合ったのか
■二ュルンぺルクにおける訴追
―ところで、医学の戦争への加担ということでは、世界で、とりわけドイツではどのように向き合ったのでしょうか。
ところが、私が2002年に、同書の著者と面談した際には、「世界医師会に西ドイツ医師会が加盟する際に約束した医師会会員へのジュネーブ宣言の配布は実行されずに放置されていた」「日本ではドイツが進んでいるかのように言われるが、遅々たるものだ」「ドイツ医学界の重職には元ナチ党員が多数を占めていた」「1994年には、ドイツ医師会会長歴(西山注:1973~1977年)があり、9年間務めていた世界医師会の財務理事(西山注:2010年7月、逝去)が辞任に追いやられたが、それはナチ親衛隊将校で戦争医学犯罪を犯したことが暴露されたから」「彼を推薦し、サポートし続けたドイツ医師会長が後任(西山注:1999年迄、以降名誉会長で現在に至る)」と聞きました。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
・第21回『衛生学校記事』情報公開裁判
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「巻頭言」
日本医師会長 武見太郎
先生は実に科学的で、丹念な方であったので、大東亜戦争の陸軍衛生史に関する資料は、既に発刊されたもの以外にも、かなり多くお持ちのことと思う。
今回、その資料目録が防衛庁の関係者ばかりでなく、一般の方々の協力も得て公開されることを、私は大変喜びとするものである。
防衛庁の防衛医科大学校を設立することになり、私が設立委員長を仰せつかったのも、そのもとはと言えば金原先生との人間関係にあった。そこで、私は世論に反対してもこれを作り上げることが義務だと思って実行した。
※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。
※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?
※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第9章 聖戦
この間、昭和天皇は華北での事態に対して、当初、ソ連からの脅威を懸念していた。これより1週間前の6月30日、当時、血気にはやる第1師団は、アム-ル川の乾岔子(カンチャズ)島に要塞を建設した。この地点は満州国北部とソ連の国境で、その境界線があいまいになっていた。ソ連部隊が同島に上陸し、銃撃戦が後に続き、日本軍はソ連の砲艦2隻を破壊した。ソ連は反撃を控え、さらに部隊や砲兵を増強したものの、さりとてこれに反撃することもなかった。東京とモスクワは非難を応酬し、解決の試みが始まるように見えた。ソ連は満州国に攻撃をしかけないだろうか?天皇は近衛首相、新任の杉山陸相、海軍軍令部総長との相次ぐ会見の前に閑院宮参謀総長を召喚した。その時の状況は次のように記録されている。
「もしソヴィエトが後から立つたら、どうするか」といふ御下問があつたが、閑院宮殿下は「陸軍では立たんと思つてをります」と奉答された。すると重ねて陛下から「それは陸軍の独断であつて、もし万一ソヴィエトが立つたらどうするか」といふ御下問あつたが、殿下はたゞ「致し方ございません」といふやうな御奉答をされた。このため陛下には非常に御不満の御様子であらせられた。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2019年5月31日金曜日
武蔵村山の国立感染症研究所問題!!
●ニュース
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所
危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設
国立感染症研究所の前身国立予防衛生研究所は、かつて原爆の威力調査だけを行い、治療をしなかったはABCC(原爆傷害調査委員会)に職員を派遣していた。
国立予防衛生研究所には、元731部隊員が多く在籍していた。そして、元隊員がトップに立っていた。
小林六造 陸軍軍医学校防疫研究室嘱託(戦時中・・731部隊に指示を与えていた所)初代研究所長
小島三郎 同上 2代目所長
柳沢謙 同上 5代目所長
福見秀雄 同上 6代目所長
村田良介 同上 7代目所長
こういう流れにある国立感染症研究所は、戦時中の人体実験や細菌戦の事を細菌戦の反省を全くしていない!!
やはり、強毒な菌を培養することは、危険だ!!
藤田医大に再生医療センター 細胞採取から投与まで実施
イージス・アショア巡り応酬 日露2プラス2 平和条約交渉の「後押し」には遠
東電ミスで排気筒解体を延期 福島第一、クレーン届かず
星野受刑者が収容先で死亡 渋谷暴動事件で無期確定
細菌戦の系譜!!
●安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
●人体実験疑い 京大調査継続せず
●「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●ABC企画委員会
●4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
●731と米国の核戦略
●防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
●原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
●武見太郎と金原節三の関係
●ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
●情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
●731部隊関連年表
●廃墟の昭和から
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●ニュース
エボラ出血熱のウィルスなど危険の高いものをなぜ輸入する?
日本は全く細菌戦の反省をしていない!!
危険性高いウイルスの取り扱い 住民に伝達 国立感染症研究所
危険性高い病原体扱えるBSL4稼働へ 武蔵村山の施設
藤田医大に再生医療センター 細胞採取から投与まで実施
イージス・アショア巡り応酬 日露2プラス2 平和条約交渉の「後押し」には遠
東電ミスで排気筒解体を延期 福島第一、クレーン届かず
星野受刑者が収容先で死亡 渋谷暴動事件で無期確定
アメリカは、世界の声に耳を傾けろ!!
NPT会合 合意なく閉会 再検討会議へ隔たり縮められるか
福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える - 木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲
なんでこんなことをテレビで流すのか??
神話か史実か NHK「皇室の祖先の天照大神」ミス認め釈明
福島第一原発の排気筒を解体へ なお線量高く、難作業に
官僚もストレスがためるだろう??
経産省内で覚醒剤使用か 逮捕の職員の机から注射器
豊中の旧籠池邸が取り壊し。森友学園系列保育園の建物も近日中に解体へ
日米同盟も、空母もいらない!!
トランプ大統領 空母化予定の海自護衛艦「かが」乗艦へ
馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告
池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
顧問から罵声受け女子生徒自殺 ノートに内容記録
東南海地震:「地震の次は何をお見舞いしましょうか」とB29がビラ
“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
東大院出てもUターン就職。東京より地元、転勤より家族、就活しない……親世代とは変わる優先順位
「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と言っている国が、なんで空母を持つのだ???
防衛省、護衛艦「いずも」「かが」を空母化へ 自衛隊内部からも疑問の声
福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上
原因究明はされるのだろうか??
強制不妊救済法が成立 「心からおわび」320万円支給 月内に施行へ
彼の無念晴らしたい 森友疑惑 自殺職員の元同僚
「原発止まれば相当インパクト」 救済一蹴、電力の誤算
医学界の天皇制??
“無給医よ、甘えるな” 真意は…
医学界の反省の弁はないのだろうか???原因は何だ???
強制不妊、首相「反省とおわび」 救済法成立時、談話発表へ
強制不妊「反省とおわび」、首相が談話発表へ 救済法成立時
東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」
戦争を放棄した国がなんで高価な戦闘機を爆買いするのだ???
墜落したF35、1機分のお金で何ができたか―「欠陥商品」147機6兆2000億円を爆買いの愚
海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明
【原発】福島の政治家がついに決死の大暴露! 「政府は現実をことごとく隠す」「復興は原発セールスのため」「動植物の奇形も増加」(インタビュー)
放射能汚染が国際的な問題になっているのではないか!!
WTO逆転敗訴 誤算の外交戦略、見直しへ
なぜ、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!
「わざわざ自分らのことを『げんしりょくむら』とは?
「あつまれ!げんしりょくむら」に批判相次ぐ サイト閉鎖
20190330 UPLAN 小出裕章「フクシマ事故8年 原子力を廃絶させる道」
731部隊の病理解剖の顧問をした清野謙治も、窃盗事件で京大を追われた後、戦後は東京医大教授になった。731部隊で細菌を製造していた柄沢も東京医大だ!!
日本の底にツルハシでも崩れない差別がある 東京医科大の不正入試提訴 会見詳報
徴用工を象徴する像 韓国 プサン市が強制撤去
“アッキード”安倍昭恵さんは名誉校長を辞めたくなかった
真理を追究すると食えない社会!!
文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死
原因究明されず、ウヤムヤのまま終止符??
強制不妊救済法案、来週にも成立へ
【平成の事件】19人殺害と強制不妊手術 「善意」の暴走と「生産性」追求の果て、続く差別との闘い
発生50年 終わらないカネミ油症事件
医の倫理はどうなっているの??
東京・公立福生病院 透析中止・非導入21人、同意書なし ずさん体制露呈 都指導
「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない
「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃
人体実験疑い 京大調査継続せず
イージス・アショア 田岡俊次 青木理
森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審
戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月12日
・重慶無差別爆撃など、今までほとんど知識のなかった事柄を詳細な資料で学ぶことができ感謝いたします。日本の加害・侵略性をきちんと確認することこそ真に歴史を知ることになるのだと思いました。このような企画を続けておられる方々にお礼を言いたいと思うと同時に今後も今後も続けていただきたいと思います。(男性、60代)
●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)
5/1(水)
11.女.-1.-1.とても勉強になりました。孫くんの手紙に胸が痛みました。ありがとうございました。
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第3部
燃える死体の山
すると、急に夕暮が落ちてきたように中庭はうっすらと暗くなった。火が消え次第、焼けただれた死体を穴から引き上げる仕事が始まった。よく焼けたところは骨がバラバラになっていて、スコップやフォークですくえたが、大半はまだ人間の形が崩れずにいて、フォークを突き刺して上げようとすると、こっちが吸い込まれて転げ込むようになった。仕方なく手づかみでやることになったが、手をかけると、表面の肉がぬるりと崩れて、指の間からはみ出してくる。折り重なったまま焼けているので軽くつかんだぐらいでは到底引き出せない。鬼になった気持で思い切り手をこじ入れて上げるよりなかった。死体になれてしまった後では、生焼けの骨も、臭気もさして神経を刺激しなくなっている。しかし、始末に困るのは生焼けの肉片や、ところどころ焦げて破れた臓腑であった。まだ生色を失わない眼の玉や、顔半分がそっくり残っているのには時々ぎくりとさせられた。表面が黒焦げになって顔かたちがわからないと思ってつかみ出すと、半顔がまだ死に切れない人間の怨霊のように眼に飛び込んでくる。
この世界のものとは思えぬ凄惨な作業にたずさわる者の顔は、もはや平衡な感覚を備えた人間の表情ではなかったろう。私は、自分の顔がぼうぼうと燃えていながら熱さを感じなくなってしまった狂人のような、気の遠くなるような気分で、つかれた者の如く手を動かしていた。
雨はなおも降りしきっている。粉砕機と大八車がきた。引き出した半焼けの死体をスコップの甲で叩いたり地面に叩きつけたり転がしたりして、骨から肉を落とし、肉はまた穴へ投げ込んで石油をかけて焼く。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第5章 陸軍習志野学校
付記・日本陸軍習志野学校跡考察記
(注)
(5)その後日本から来た手紙によると、この塔は95年1月に解体された。その際、複雑な地下配管や、塔から7,80m離れた毒ガス実験室(八角形)のコンクリート礎石が掘り出された。工事に立ち会った平和委員会の人達の調査では、実験に使った毒ガスをこの塔で中和し、大気中に放散したのではないかと推定されている。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●登戸研究所資料館(明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブックより)
登戸研究所についてもっと調べたい人のために
・鈴木俊平著『風船爆弾 最後の決戦兵器』 光人社NF文庫 2001年
・吉野與一著『風船爆弾 純国産兵器「ふ号」の記録』朝日新聞社 2000年
・中條克俊著『中学生たちの風船爆弾』さきたま双書 1995年
・木下建蔵著『消された秘密戦研究所』信濃毎日新聞社 1994年
・長野・赤穂高校平和ゼミナール・神奈川・法政二高平和研究会
『高校生が追う陸軍登戸研究所』教育史料出版会 1991年
・斎藤充功著『謀略戦 ドキュメント陸軍登戸研究所』時事通信社 1987年
・川崎市中原平和教育学級編
『私の街から戦争が見えた 謀略秘密基地登戸研究所の謎を追う』教育史料出版社 1989年
・林えいだい著『女たちの風船爆弾』亜紀書房 1985年
・林えいだい著『写真記録風船爆弾 乙女たちの青春』あらき書店 1985年
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
4、ドイツではどのように向き合ったのか
■二ュルンぺルクにおける訴追
―ところで、医学の戦争への加担ということでは、世界で、とりわけドイツではどのように向き合ったのでしょうか。
1947年米国主導で、ニュルンべルク国際軍事裁判における医師たちの訴追は「共同謀議」「戦争犯罪」「人道に反する罪」「犯罪組織への所属」の4点にわたって行われました。被告弁護側の抗弁・反論は、検察側のヒポクラテスの誓いなどを典拠にして断罪され、許容できる人体実験の条件が判決で示されました。これが「ニュルンべルク綱領」です。「ニュルンべルク綱領」は、前述のジュネーブ宣言や1949年10月にロンドンで開催された世界医師会第3回総会(1949年10月)で採択された国際医倫理綱領(2006年までに3回改訂、「医師の一般的な義務」の4項目には「医師は、患者や同僚医師を誠実に扱い、人格や能力に欠陥があったり、欺まん、またはごまかしをするような医師の摘発に努めるべきである」という規定がある)、1964年6月フィンランド、ヘルシンキで開催された第18回世界医師会総会で採択され、以後、人体実験に関する倫理規定の基本をなすヘルシンキ宣言(2013年までに9回改訂)の基礎となりました。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
・第21回『衛生学校記事』情報公開裁判
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「巻頭言」
日本医師会長 武見太郎
その後、私は原子力に関する一切の研究をGHQが停止したのでサイクロトロンを使うこともできず、東大の佐々教授の推薦で、田宮学部長が日本医師会長になられ、私は副会長を務めることになった。
先生が終戦後、防衛庁にご在職中日本医師会をお尋ね下さって、防衛衛生学会を開くので挨拶に来るようにとのお話があったので、私は喜んで伺うことにした。
その時私は、「上官の命令だから伺いました」と言って挨拶をしたら、拍手喝采であった。その際、先生も非常に喜んでおられたのを記憶している。
※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。
※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?
※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第9章 聖戦
参謀本部の第1部長(作戦)石原莞爾少将、部下の第2課長(戦争指導)河辺虎四郎を中心としたより上層の少数のグループは、中国との泥沼の戦争に巻きこまれることによって、対ソ防衛の軍備を転用されることを懸念していた。7月9日、近衛内閣は臨時閣議を開き、華北への増派をとりあえず延期することを決定した。第2のグループ、つまり、問題を現地で決着することを主張した不拡大派が、一時的に優位となったのである。しかし拡大派はすでに画策して、内地師団に出動態勢を敷き、増派部隊を送る命令の草案を作成していた。11日の閣議では、9日の決定をひるがえして関東軍、朝鮮軍、内地から華北へ数千の部隊を送ることが決定された。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
2019年5月30日木曜日
北京にも細菌部隊(1950年1月10日 AKAHATA)
北京にも細菌部隊(1950年1月10日 AKAHATA)
終戦後ノミ入り石油缶1万個持ち去る
当時の衛生兵松井寛治氏語る
満州で細菌兵器が使われていたことが先にソ同盟の元陸軍大将山田乙三氏らの裁判で明らかになったが、たまたま昭和20年北京に衛生兵として駐屯していた電産神奈川支部執行委員長松井寛治氏が9日代々木の党本部を訪れ、北京でも細菌兵器の培養所があったと、終戦と同時に細菌を培養したノミ入り石油缶1万個がトラックでどこかへ持ち去られたと当時の事情を次のように語った。
応召になり、満州で3か月の歩兵訓練を受け、昭和20年4月に北京に回され衛生2等兵として1855部隊篠田隊に配属された。ここは細菌兵器研究所だった、ペスト菌とノミの培養を主として行い、対ソ戦の準備が行われていた。北支派遣1855部隊とは当時の北支派遣軍総司令官下村定元中将の指揮下にあり、部隊長は西村英二元軍医大尉だった。本部は北京の名所天壇のすぐそばにあって表面上の仕事は野戦給水及び伝染病予防ということになっていたが、現業部門として第1課(病理試験)、第2課(ワクチン製造)、第3課(細菌兵器研究所)があって活動していた。第1課は北京市内東南のロックフェラー医大に、第2課は北京市内の北海公園の国立博物館にあった。
同部隊は北京本部の他に開封、天津、石家庄、張家口、青島、太原などに支所を持ち部隊は総員1000名以上だった。
第3課の作業内容は(1)ノミの大量生産(2)ペスト菌の大量生産(3)ノミとペストの結合(4)航空機上からの撒布などだった。
ここの隊長は篠田統で京大教授理学博士で大佐待遇の軍属だった。下には軍医将校2名、将校待遇軍属3名、衛生下士官6名、衛生兵45名、女子軍属3名、下士官3名、中国人苦力5名、その他北京高女の邦人少女10名が働いていた。建物の地下室は細菌培養室、動物室、ハエ培養室、マラリア研究所があり、2階全部はノミ培養室だった。第3課は作業内容により第1業室(ノミの生産)第2業室(ハエの生産、マラリア研究)第3業室(ペスト菌の生産)小動物室(ねずみ)等に分かれ、作業中は内部からカギがかけられ常に当直者がおかれていた。
作業終了後宿舎に帰っても作業内容についての話は一切禁止され、日曜の外出中でも部隊の内容は憲兵の尋問にも答えるなと厳重に申し渡されていた。
部隊の存在を抹殺
隊長ら、背広で逃げ帰る
1945年6月には、ドイツが降伏し、米軍は沖縄に迫り本土の空襲の激化が伝えられてもノミとペストの生産は着々と行われていた。ノミの発育には暗闇と摂氏28度の気温と90%の湿度が必要なため研究所の2階の窓はかたく閉ざされ、ガラスには内側から黒ペンキが塗られ室内は暗黒が保たれ、湿度を保つために廊下や各室には天井からボロ布が吊り下げられ、1時間に1回ずつ噴霧され、床には2㎝以上の水が常に蓄えられていた。
各室に取り付けられたスチームのバルブは少しずつ緩められ1日中蒸気が室内に立ち込めて回転し、木製の棚が数列並べられ、その上に無数の石油缶が置かれノミが入っている。缶の中にはノミの餌として小かごにネズミが入れられ、数千匹のノミから生血を吸われている。このネズミには毎日餌をやる。ネズミは4日ないし1週間で死亡するから毎朝点検して、死んだ奴は生きたものに取り換え、ネズミの死体はそのまま地下室に運ばれ、ヘビの培養室の餌に使われる。
しかし恐ろしいことにはネズミの体内にある発疹チフスの病原体はノミを通じて人体に入り戦友は次々と倒れて一時は部隊の3分の1の人員が入院したことがあった。
私が配属される1年ほど前ここで人体実験が行われ2人の中国人が犠牲になったという話を聞いた。実験の内容はよくわからないが、その中国人は手足を縛られて口にはサルグツワをはめられ、カマスに詰め込まれトラックで白昼北京市内から部隊に搬入され1週間目に絶命したということだ。さらに私が尾崎技師から直接聞いたところによると1942年頃徹夜でノミの大量生産を行い外部に出したことがあり、またノミの対空実験をやり満足すべき結果を得たと言っていた。
8月9日ソ連の参戦と同時に細菌戦研究所の人員は銃を持って張家口方面に出動して作業は不可能になりブラブラしているうち8月15日の終戦になった。
例の正午のラジオ放送の終わった20分後、篠田は細菌研究所の破壊を指令した。作業は3日3晩徹夜で続けられれ太。
中庭に大穴が掘られ、ノミをその内に入れ、ガソリンをかけて焼き払った。重要書類、細菌培養器具はすべて焼却された。ノミ培養の石油缶1万個はトラックで、どこかへ持ち去られた。
終戦7日目、私達は破壊作業を終わり、本部に集結したが、それと同時に中国国民党の目をごまかす為、部隊の解散が指令され、北支那防疫給水部の名称は終戦直後、北支那派遣軍の名簿から抹消され、所属の将校は各陸軍病院へ転属させられた。
1945年9月には天津の病院付きとなり11月から開始された復員者の検疫にあたった。同年12月隊長の篠田統と軍医大尉の高岡満、軍属技師の尾崎繁雄のの3名は軍籍を抜き背広姿に頭髪を分け居留民の中に紛れ込みLSTで内地に帰った。時岡孝元兵長は歩兵部隊に復帰し同年11月他の部隊の兵隊に混ざって帰還した。
私は1946年1月盲腸炎で入院し、手術後化膿し、46年3月まで病床で生活を送り、同年4月帰還したからその後のことは分らぬが、おそらく細菌研究所は戦犯容疑にもならず、全員帰還した模様である。
細菌戦の系譜!!
●安倍政権の歴史改ざん政策(中国人ビザ発給拒否裁判)
●人体実験疑い 京大調査継続せず
●「北東アジア国際関係の激変と日中関係」 大西広慶応義塾大学教授
●「731部隊・100部隊・毒ガス戦」パネル展 2019年4月29日~5月3日
●ABC企画委員会
●4月18日(木)18時~「ビザ発給拒否国賠裁判」報告会
●731と米国の核戦略
●防衛省731部隊情報公開裁判の途中経過から見えてきたこと
●原子爆弾症研究者都築正男と米の核戦略
●武見太郎と金原節三の関係
●ABC企画総会・講演、「講演と合唱の夕べ」
●情報公開裁判、意見交換会、細菌戦センター総会・講演
●731部隊関連年表
●廃墟の昭和から
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!
日本の医学界はなぜ謝罪しない???
又、ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマと4度被曝した日本は、世界に先駆けて核兵器廃絶・脱原発と叫ぶべきではないか!!
なぜ、日本医学界は、先頭に立って「脱原発!!」と叫ばないのか!!
戦後、731部隊員はアメリカの核戦略に協力した!!
※次回 情報公開裁判『化学学校記事』は9月4日(水)11:30~
自衛隊・防衛省は、保管資料を速やかに国民の前に公開すべきだ!!
●水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が被爆した!!
ビキニ「死の灰」世界各地へ
日本は、あの侵略戦争を反省して、憲法9条を作った!!
平和条約締結は「日本が大戦の結果認めること」 露外相
●憲法第9条
1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本の政治の常道【historyとは、彼(his)(権力者)の物語(story)】
・まずい事は隠す!!(=あったことを無かったことにする、=データ改ざんは当たり前)
・責任を下に押し付ける!!(=権力者は、責任を取らない)
統計不正聴取に厚労省官房長同席 中立性への疑念、更に
水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!!
なぜ、「731」と書かれた戦闘機に乗れるのだ???
2013年5月12日 安倍 731と書かれた戦闘機に乗る!!宮城県松島市にある航空自衛隊の基地で撮影
オリンピックにお金をかけるのではなく、いじめ対策・貧困対策・戦争被害者対策にお金をかけるべきだ!!
●ニュース
戦力は保持せず!!
安倍首相&トランプ大統領が海自護衛艦「かが」視察 日米の強固な絆を誇示 潮匡人氏「海洋覇権を狙う中国が最も気にする動きだ」
モラー特別検察官 ロシア疑惑 大統領潔白とは言い切れない
田口淳之介、逮捕1か月前に安倍昭恵さんと親密ゴルフ
キャリア官僚、また職場で覚醒剤使用か 注射器を押収
廃プラスチック 中国が輸入禁止 日米はごみ削減急務
アメリカは、世界の声に耳を傾けろ!!
NPT会合 合意なく閉会 再検討会議へ隔たり縮められるか
福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える - 木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲
なんでこんなことをテレビで流すのか??
神話か史実か NHK「皇室の祖先の天照大神」ミス認め釈明
福島第一原発の排気筒を解体へ なお線量高く、難作業に
官僚もストレスがためるだろう??
経産省内で覚醒剤使用か 逮捕の職員の机から注射器
豊中の旧籠池邸が取り壊し。森友学園系列保育園の建物も近日中に解体へ
日米同盟も、空母もいらない!!
トランプ大統領 空母化予定の海自護衛艦「かが」乗艦へ
馬毛島所有会社「縁切られた」 国に交渉打ち切り通告
池袋・高齢者暴走事故の遺族会見と“私”の現実
自衛隊の不祥事!!
日航機123便墜落の真相 〜JALボーインング747に訪れた悲劇の全貌〜
このままでは終わらせない…“森友事件”のいま【ザ・ドキュメンタリー】
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“私は不妊手術を強いられた” ~追跡・旧優生保護法~
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「原発止まれば相当インパクト」 救済一蹴、電力の誤算
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東大祝辞の核心「日本は世界一冷たい国」
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海上保安庁の100%落札 予定価格は把握可能か 内部調査で判明
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医の倫理はどうなっているの??
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「令和」はツッコミどころ満載、日本政府は“想像力”が足りない
「基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ」元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃
人体実験疑い 京大調査継続せず
イージス・アショア 田岡俊次 青木理
森友問題、佐川前長官ら「不起訴不当」…検察審
戦後の「闇」優生保護法 障害者らに繰り返された強制不妊手術
なぜ、日本は脱原発と叫ばないのか??
20181104 小出裕章と樋口健二のコラボ講演会
2005/12/25 【原発問題】推進派vs反対派 小出裕章氏
竹田恒和JOC会長、IOC委員を辞任
竹田会長の記者会見は本当に「潔白主張」なのか
海外メディア「かえって疑惑深まった」 JOC竹田会長の会見
【大竹まこと×金子勝×室井佑月】 日立がイギリス原発輸出を断念! 世界に逆行する日本と経団連の責任
森友・加計問題 疑惑の核心/下 政治家、官邸官僚… 「安倍側用人」を覆う「黒い霧」
「水俣病は終わらない」公式確認から60年―私たちに託されたメッセージ
松本元死刑囚らの死刑執行文書、ほぼ全て黒塗りで開示
“旧優生保護法”強制的な不妊手術 事業として推進(18/04/27)
真実を隠すために死刑にしたのでは??
オウム13人死刑で「上川陽子法相」一生SPつきの生活
●北京にも細菌部隊(1950年1月10日 AKAHATA)
部隊の存在を抹殺
隊長ら、背広で逃げ帰る
1945年9月には天津の病院付きとなり11月から開始された復員者の検疫にあたった。同年12月隊長の篠田統と軍医大尉の高岡満、軍属技師の尾崎繁雄のの3名は軍籍を抜き背広姿に頭髪を分け居留民の中に紛れ込みLSTで内地に帰った。時岡孝元兵長は歩兵部隊に復帰し同年11月他の部隊の兵隊に混ざって帰還した。
私は1946年1月盲腸炎で入院し、手術後化膿し、46年3月まで病床で生活を送り、同年4月帰還したからその後のことは分らぬが、おそらく細菌研究所は戦犯容疑にもならず、全員帰還した模様である。
京大の「731部隊」論文疑惑(上) 勝間田秀樹(京都支局)
731部隊将校の学位取り消しを 人体実験疑い論文で京大に
●横浜「戦争の加害展」感想
2月11日
2月12日
・昨年731部隊に係わったものの名前が分かったということは、画期的です。これからの研究の成果を期待します。(男性、70代)
●横浜「731部隊・100部隊・毒ガス戦パネル展の感想(4月29日~5月3日)
5/1(水)
10.女.50.市内.戦争の総括をこの国はきちんと行っていない。被害(原爆・空襲等)はいつでも思い出したいが、加害からは目をそらしたい、隠したいという姿勢…。パネルを拝見して日本人の蛮行が改めてよくわかりました。
講演を拝聴し、100部隊が加計学園に通ずる懸念が一層強くなりました。安倍政権と日本会議・神社本庁の緊密な一体化した関係、両者の政治的主張が一致している。国家主義の風潮が強まっている。日本会議が大東亜戦争を賛美し、侵略戦争を否認し、正しい戦争だったと正当化、戦前・戦中への回帰に大変危惧している。この情勢だから尚一層、歴史を学び、戦争の加害にしっかり向き合っていかなければと思っております。今後も展示、講演をよろしくお願い申し上げます。今井先生、近藤先生、スタッフの皆さま、本日は誠にありがとうございました。益々のご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げます。
●「特殊部隊731」
秋山 浩著 (三一書房 1956年6月30日 発行)
第3部
燃える死体の山
完全に焼き尽くしてばらばらの骨にしたのなら、8つの穴で間に合ったのだったろうが、あわてたことが災いして、死体は焼けきらずに場所をふさぐ結果となったわけである。
刻々と迫りつつある我が身の危険を前に、この誤算は大きな打撃であった。
「困ったなぁ、どうしよう」
「外へ穴を掘るか」
「そんな時間はないじゃないか」
などと指揮に当っている者の間で口論じみた相談が始まった。1人が、幹部へ報告するために駆けつけて行った。工兵隊を頼んで穴を掘らせようという者もあったが、「マルタ」と監獄のことは同じ営内に駐屯している工兵隊にも知らせたくないのだった。その上、死体を本館の外へ出せば、使役の満人たちもいることとて秘密の漏れるおそれがある。
だが、このときになっては手段などにこだわっていられない。いくばくもなくして、次の手段が講じられた。
「水をかけろ、火を消すんだ」
命令一下、手渡しで水を運び、水をかけた。すると燃えさかる石油は一時ますます火勢がつのるかに見えたが、大量の水のために火は消えた。
●日本は、日中戦争で国際法に違反して、毒ガス戦、細菌戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!
『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店より
第5章 陸軍習志野学校
付記・日本陸軍習志野学校跡考察記
(注)
(4)寺内寿一(1879~1946)
日本陸軍大将、元帥、陸軍士官学校、陸軍大学を卒業。父は陸軍元帥、首相寺内正毅。師団長、軍司令官を歴任。1936年以後陸軍大臣、教育総監等の職に任じられ、陸軍士官中の皇道派一味刷新の責めを負う。太平洋戦争勃発後はずっと日本南方軍総司令官としてサイゴンに駐在。日本投降時は病気のため降伏儀式には出席せず、戦犯にもならなかった。
(広島県大久野島毒ガス工場)
●登戸研究所資料館(明治大学平和教育登戸研究所資料館ガイドブックより)
登戸研究所についてもっと調べたい人のために
・山田朗・明治大学平和教育登戸研究所資料館編
『陸軍登戸研究所〈秘密戦〉の世界』明治大学出版会 2012年
・木下健蔵著 『日本の謀略機関 陸軍登戸研究所』文芸社 2016年
・渡辺賢二著 『陸軍登戸研究所と謀略戦 科学者たちの戦争』吉川弘文館 2012年
・姫田光義監修・旧陸軍登戸研究所の保存を求める川崎市民の会編
『学び・調べ・考えよう フィールドワーク陸軍登戸研究所』平和文化 2009年
・櫻井誠子著『風船爆弾秘話』光人社 2007年
・海野福寿・山田朗・渡辺賢二編
『陸軍登戸研究所 隠蔽された謀略秘密基地』青木書店 2003年
●特集 軍拡に走る安倍政権と学術①
15年戦争中の「医学犯罪」に目を閉ざさず、繰り返さないために
1、戦争における医学者・医師たちの犯罪
西山勝夫さん(滋賀医科大学名誉教授)に聞く
にしやま・かつお=滋賀医科大学名誉教授、 15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長、「戦争と医の倫理」の検証を進める会代表世話人、軍学共同反対連絡会共同代表
4、ドイツではどのように向き合ったのか
■二ュルンぺルクにおける訴追
―ところで、医学の戦争への加担ということでは、世界で、とりわけドイツではどのように向き合ったのでしょうか。
ナチス・ドイツ政権下における医学者・医師の非人道人体実験には、超高度(標高20000mに相当する低気圧)、低体温、マラリア、毒ガス、サルファ剤等の薬品、骨・筋肉・神経の再生および骨移植、海水飲用、流行性黄だん(肝炎)、断種、発疹チフスなど、毒物、焼夷弾治療、障害者の「安楽死」、仮病対策、電気ショック、子宮癌の早期診断法、双子の利用、肝臓移植、血液確定、敗血病などに関する実験がありました。これらがドイツでは裁かれました。
昨年2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)
●「衛生学校記事」とはどんなものだろうか?
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?
・第21回『衛生学校記事』情報公開裁判
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
第4代衛生学校長
『衛生学校記事』を発刊したときの、衛生学校長金原節三とはどんな人物なのだろうか?
金原節三(1901~1976)
陸軍省医事課長時代(1941.11~43.8)に731部隊から報告を受けていた。「陸軍省業務日誌摘録」
厚生省東海北陸医務出張所から衛生学校へ 1955.8.1
金原節三と細菌戦
金原の略歴を見ると、昭和16年11月に陸軍省医務局医事課長になっていて、17年に8月に軍医大佐になっている。
細菌戦資料センターの会報には、次のような記載がある。「陸軍省医務局医事課長だった金原節三元軍医大佐が、1955年に陸上自衛隊に入隊した。細菌戦部隊を指導していたのは、陸軍参謀本部、陸軍省医務局衛生課そして陸軍省医務局医事課である。金原は、「金原業務日誌摘録」に細菌戦部隊からの報告を記録している。
金原節三と武見太郎
金原と戦後日本医師会会長になり、医師会、薬剤師会、歯科医師会に大きな影響を及ぼした武見太郎は、軍隊内の先輩・後輩関係にあった。『金原節三資料目録』(陸上自衛隊衛生学校)の巻頭言は、日本医師会長武見太郎が書いている。
「巻頭言」
日本医師会長 武見太郎
また、その見識は非常に示唆に富んだものであった。実は、先生の奥様は、東京音楽学校の学生時代に、私の母のところに2,3回みえたことがあって、私も多少存じ上げていたが、先生とお目にかかったのはその時が初めてであった。しかし、10か月の幹部候補生の生活は、先生のお陰で非常に和やかに、また勉強できるような雰囲気を作っていただき素晴らしい10か月であった。
その後、先生は陸軍省に行かれて大いに活躍された。私も軍の戦時研究に携わっていたので、時々お目にかかる機会があった。私の研究が医学と物理学の中間をいくものであったので、当時先生は非常に興味を持って激励してくださった。そして、私の恩師、仁科芳雄博士ともお会いになったことがあった。先生は研究資料が戦争終結後にアメリカに渡ることを極力防いでおられれた。その考え方は仁科先生にも通じて、仁科研究室の資料もアメリカに対しては、ある程度のものしか出さずにすんでいたのである。
※CBRとは化学(Chemical)、生物(Biological)、放射性物質(Radiological)用いた兵器はそれぞれの頭文字をとってCBR兵器と呼ばれている。
※明らかに、自衛隊では、化学兵器、生物兵器、核兵器の積極的利用を考えている!!
理研では、核兵器の研究を戦後もずっとやっているのだろうか?
※細菌戦に関わった金原と、戦後日本医師会で権力をふるった武見。こんな2人に関係があると、日本医師会が細菌戦のことなど反省するはずがない。防衛医科大学校は、武見と金原の人間関係で設立された。もちろん、生物戦、化学戦、原子戦などを想定して、色々なことに取り組んでいるのではないかと思う。すべて防御のためと称して。
第5代衛生学校長
井上義弘【1904~1969(65歳)、石川県出身
1929年に台北医専卒、陸軍見習士官を経て1931年3等軍医、1948年軍医中佐、その間、陸軍軍医学校教官、陸軍医務局課員、シンガポールに設置された細菌戦部隊(南方軍防疫給水部9420部隊)に所属、戦後、第1復員省、厚生省復員局勤務、1953年復員局から保安庁に出向、陸上幕僚監部衛生課長、陸上自衛隊衛生学校第5代校長、陸上幕僚監部衛生監を歴任1960年退官。近代5種競技世界選手権大会(ブタペスト)に日本選手団長として参加中、1969年9月急逝。1969年日本体育協会近代5種・バイアスロン連合会副理事長となり、専門の体力医学の分野で活躍】
第4代衛生学校長であった金原が1957年12月突如転任になり、第5代の衛生学校長になったのが井上だ。両人とも戦時中の細菌戦部隊にかかわった人物である。それも金原は細菌戦部隊の指導的な立場にあった。それがアメリカの圧力か何かで、衛生学校長の職を転任になり、その後を井上が引き継いだ。
井上は、自衛隊に保管されていた731関連の資料を自宅に持ち帰り、保管していたが、ブタペストで急逝したため、何も知らない遺族がそれらの資料を廃棄してしまった。ところがそれが神田の古書店に行きつき、某大学の研究者の目に留まり、その大学で買い取った。そこで改めてその資料を検証すると、731部隊の毒ガス実験等の論文があった。某大学では、その買い取った731関連の資料や、731部隊のデータを使って書いた論文等は、以前はその大学研究者は許可を得て見ることができたが、今ではそれらを見ることができなくなっている。
又、京大の次に多くの医学者を731に送った東大も細菌戦に関する資料を公開せず問題になっている。
東京医大等の不正入試だけでなく、大学医学部の戦中の細菌戦関連の資料の隠蔽も今、大きな問題になっている。
※1955年に二木秀雄が精魂塔を多磨霊園に建立し、731部隊の戦友会「精魂会」が発足した。
1950年には日本ブラッドバンクが内藤良一(元731部隊員)らによって設立され、元731部隊員は復権に向けて動き出している。
南方軍防疫給水部(岡9420部隊)
●イタイイタイ病を究明した男 萩野昇
●驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く
●水俣病問題
●小島三郎国立予防衛生研究所所長の過去
●小泉親彦と宮川米次の絆
●ヒロシマからフクシマへ
●宮川正
●「想定外」 と日本の統治—ヒロシマからフクシマへ—
●ビキニ「死の灰」世界各地へ
●自衛隊とサリン
●相模海軍工廠・寒川と平塚にあった秘密毒ガス工場
●日本の国家機密
●兒嶋俊郎さんを偲ぶ
●昭和天皇の戦争責任を問う!!大嘗祭反対!!
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
第3部 陛下の戦争
1931(昭和6)年―1945 (昭和20)年
第9章 聖戦
参謀本部の第1部長(作戦)石原莞爾少将、部下の第2課長(戦争指導)河辺虎四郎を中心としたより上層の少数のグループは、中国との泥沼の戦争に巻きこまれることによって、対ソ防衛の軍備を転用されることを懸念していた。7月9日、近衛内閣は臨時閣議を開き、華北への増派をとりあえず延期することを決定した。第2のグループ、つまり、問題を現地で決着することを主張した不拡大派が、一時的に優位となったのである。しかし拡大派はすでに画策して、内地師団に出動態勢を敷き、増派部隊を送る命令の草案を作成していた。11日の閣議では、9日の決定をひるがえして関東軍、朝鮮軍、内地から華北へ数千の部隊を送ることが決定された。
●小泉親彦と昭和天皇
●近現代史を《憲法視点》から問う~「湘南社」の憲法論議~
●近代天皇制の真髄は
●福沢諭吉
●神武と戦争
憲法9条を生かそう!!
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