2021年3月22日月曜日

ミャンマー軍への制裁強化 国際社会に呼びかけ “国連大使”

ミャンマーで、軍がデモ隊への弾圧を強めるなか、軍が解任を伝えた後も職にとどまっている国連大使がNHKの取材に応じ、制裁の強化や、軍が統治する現体制を承認しないよう国際社会によびかけました。

軍への抗議デモが続くミャンマーでは、軍が市民への弾圧を強めていて、21日も、中部の都市モンユワなどでデモ隊と衝突し、地元のメディアは、合わせて2人が死亡したと伝えています。

また、現地の人権団体は声明を出し、クーデター以降、治安部隊による発砲などで死亡した人は247人に上ったと明らかにしました。

こうした中、国連総会の会合で軍を非難したとして解任が伝えられ、その後、反逆罪で訴追されて逮捕状が出されている、ミャンマーのチョー・モー・トゥン国連大使がNHKのインタビューに応じました。

チョー・モー・トゥン氏は抗議の意思を示し、国連大使にとどまっていて「国際社会は軍に対する可能なかぎりの行動を取り、それを拡大させるべきだ」と述べ、軍への制裁を強化するとともに軍が統治する現体制を承認しないよう呼びかけました。

一方、軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官が演説し「国外の脅威から国を守らなければならない」と述べたと国営テレビが伝え、外国の動きを強くけん制したとみられています。

今月27日には軍の記念日の式典が予定され、これを前に、軍が大規模な弾圧に乗り出すのではないかという見方も出ていて、事態はさらに緊迫しています。


日本国憲法9条

第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
①、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

②.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

RENUNCIATION OF WAR Article 9.

Aspiring sincerely to an international peacebased on justice and order,the Japanese people foreverrenounce war as a sovereign rightof the nation and the threat or useof force as means of settling international disputes.

 

In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea,and air forces, as well as other war potential, will never be maintained.The right of belligerency of the state will not be recognized.

 

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