2009年8月12日水曜日

この世の地獄!731部隊・南京大虐殺

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「日の丸」・「君が代」反対!!
●731部隊とはどんな部隊であったのだろうか?元731部隊員の告白記を見ていこう。越 定男著(元関東軍第731部隊第3部本部付運輸班員)『日の丸は紅い泪(なみだ)に』(発行所:教育史料出版会)と言う本を見てみたいと思う。

 越定男(こし・さだお)・・・1918年3月長野市に生まれる。
1934年工業高校機械科を卒業。1939年渡満、第642部隊に入隊。1941年第731部隊(石井部隊)に入隊。以後4年間細菌班をはじめ運輸班などに勤務。1945年8月敗戦により引き揚げ、9月長野に着く。戦後第731部隊員としての経歴を隠しながら苦難の日々を送り、現在に至る。

●私達日本人は、南京大虐殺の「この事実を・・・」を謙虚に読むべきだと思う。
南京でどんなことが起こっていたのかをもっと日本人は知る必要があると思う。
今でも多くの被害者の方々はPTSDに悩んでいる!!


731部隊

『日の丸は紅い泪に』(越定男著:教育史料出版会)より

1,白地に紅く

(昨日の続き)細菌生産者たちの恐怖
何のためにこんな危険な作業をするのだろう、という疑問は絶えずあった。が、もちろん誰もそのことを口に出す者はいなかった。しかし、事実を見たり聞いたりしているうちに、次第に分かってきたことは、主として謀略・かく乱に使うのであろうということであった。
 私たちのつくったペスト米は、“ネズミ作戦”と呼ばれる細菌戦に使われた。“ネズミ作戦”というのは、飛行機に5,6匹のネズミと、ペスト米を入れたかごを積んで、地上300メートルの低空飛行で、目的地である敵の糧秣庫や密集部落に、小さなパラシュート(1.5メートルぐらい)で落とす。すると蓋が割れて、ペスト米を食べたネズミが飛び出す。あとはネズミによってペスト菌が拡がり、敵を恐怖の混乱に陥らせるのである。容器は火を吹いて燃え上がり、証拠は残らない。その上、この燃え上がる火が敵に見えないように、作戦は明け方に行なわれる。平房の飛行場からは、連日飛行機が、南京・上海方面に飛び立っていったのだから、ペスト・ノミは相当使われたとみてよいであろう。(明日に続く)

※ペスト菌に汚染されたネズミとそのあとにはペスト・ノミなんともおぞましいものを兵器として使用したものだ!!こうしてペストをはやらし、それは自然に発生したと皇軍(大日本帝国軍)は言っていたのだろう。責任は日本にはないと言うのだろう。何とも卑劣極まる!!(ノブ)

日本軍細菌戦部隊

日本陸軍軍医学校(東京)
関東軍第731部隊(ハルピン)・・・関東軍各師団防疫給水部
華北方面軍甲1855部隊(北京)・・・華北方面軍各師団防疫給水部
華中方面軍栄1644部隊(南京)・・・華中方面軍各師団防疫給水部
華南方面軍波8604部隊(広州)・・・華南方面軍各師団防疫給水部
南方方面軍岡9420部隊(シンガポール)・・・南方方面軍各師団防疫給水部
関東軍第100部隊(長春)

   
516部隊

   
731部隊

  
  
731部隊は天皇の直接命令によってつくられた。


  
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南京大虐殺     

「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳) (発行:ストーク、発売:星雲社、定価2000+税)

2、日本軍の狂暴な個人的虐殺

本人の受けた害

李金友(男、68歳)の証言
 私は李金友といい、今年68歳です。1937年には21歳で、興中門驢子行の劉学富の家で馬車を御すのを手伝っていましたが、日本軍が入ってきてから、私たちに強いて興中門を塞ぐのに土を運ばせました。土を運んでいる時に、私は張文亮が日本軍に撃ち殺されるのをこの眼で見ました。やがて私は老人何人かと一緒に難民区へ行ったのですが、私と劉万戸が米を抱えて歩いていて、海軍部の近くまで来たら、日本軍に見つかり、海軍部の後ろに追いやられ、その場で劉万戸が撃ち殺されました。それから日本軍は老人何人かを放ち、私は留めて衣服を洗わせたりの雑用に働かせました。その日のお昼に、私は水を担いで来るというのを口実に虎口(ここう)を逃れ出ました。(劉君が記録)

※何で殺されたのかがよく分からない?むやみに皇軍は庶民を殺したのか?気に食わないと殺す?

憲法9条

「Imagine9」【合同出版】より

考えてみよう、

日本の憲法9条のこれから。


「日本の憲法9条をあたりまえのものだとどうか思わないでください。それは、ある日突然なくなってしまうかも知れません。憲法9条があるからこそ、みなさんは戦争に行くことなく暮らせてきました。しかし、憲法9条が救っているのは、日本人の命だけではありません。世界中の人々が救われています。9条がなければ、皆さんはアメリカが第二次大戦後に攻撃してきたすべての国、つまり、朝鮮半島、ベトナム、パナマ、グラナダ、イラク、アフガニスタンなどへ戦争に行かされていたのです。」
 これは、アメリカの元海兵隊員で、今では世界的に平和活動を行っているアレン・ネルソンさんの言葉です。



第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


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