2009年7月25日土曜日

この世の地獄!731部隊・南京大虐殺

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「日の丸」・「君が代」反対!!
●731部隊はどのようにしてつくられたのか?天皇と皇族の731部隊への係わりは?

●私達日本人は、南京大虐殺の「この事実を・・・」を謙虚に読むべきだと思う。
南京でどんなことが起こっていたのかをもっと日本人は知る必要があると思う。
今でも多くの被害者の方々はPTSDに悩んでいる!!


731部隊
『死の工場(隠蔽された731部隊)』(シェルダン・H・ハリス著:近藤昭二訳)より

10章「誰が知っていたのか?」

(昨日の続き)裕仁と親しいつきあいをした人々のうち、あまりに多くの人たちが、その計画の規模に気づいていた。結局、彼はこの政策についていくらかのことを聞かないわけにはいかなかった。そして、最終的に、大日本帝国において、政策決定は政府の最高レベルで行われるものであって、陸軍の将軍たちの気まぐれでできるものではなかったのである。
 それでも、天皇を扱うに際しては公平を期すために、裕仁は絶対君主でなかった旨を繰り返しておくべきだろう。石井や参謀本部は戦後、逆の主張をしているが、天皇は、たとえそれが攻撃的なものであるにしろ、防御的なものであるにしろ、細菌戦の研究の中止を断固として命令することは決してできなかった。彼は基本的に国家事項については受け身的な役割しか果たさなかった。さらに、はっきり言える事は1930年代から第二次世界大戦中にかけて一貫して陸軍を支配してきた狂信的な軍国主義者たちは、もし仮に裕仁が向こう見ずにもそのような命令を下したとしても、細菌戦研究の中止を命令するような勅令には従わなかっただろう。軍国主義者たちはすべてを犠牲にしてでも使用可能な細菌兵器を作り出す決意を固めていた。彼らは、文民の生活を送る誰の願いに反するものだとしても、それが天皇の意志に背くものだとしても、この計画を進めたであろう。
 しかし、今日使用可能なすべての証拠を見てくると、この章の冒頭に掲げた疑問は次のように読み替えるべきかもしれない。-戦前および戦中の日本の支配層にいたエリートのうち、誰が細菌戦の計画について知らなかったのだろうか、と。(以上、引用終了)

 ※細菌戦の計画については軍部の者たちはみんな知っており、石井の講演を聞いた天皇も感心して強力にその兵器開発を後押ししたのではなかったのか。それゆえ、東京の陸軍軍医学校と平房の巨大施設を飛行機で何回も往復し、また、たくさんの施設がよく連携したネットワークで結ばれ、全国の帝国大学の医学部の協力を得ることが可能であった。私は天皇は決して受け身的な存在などではなく大元帥として、積極的に自らも関心のある生物兵器や細菌兵器の開発をバックアップしたと思う。敗戦濃厚な時期によく天皇が「もう一度戦果を挙げてから」と執拗に反撃の機会を期待した裏にはこの兵器に賭けるものがあったのではないかとも思う。(ノブ)
 
日本軍細菌戦部隊

日本陸軍軍医学校(東京)
関東軍第731部隊(ハルピン)・・・関東軍各師団防疫給水部
華北方面軍甲1855部隊(北京)・・・華北方面軍各師団防疫給水部
華中方面軍栄1644部隊(南京)・・・華中方面軍各師団防疫給水部
華南方面軍波8604部隊(広州)・・・華南方面軍各師団防疫給水部
南方方面軍岡9420部隊(シンガポール)・・・南方方面軍各師団防疫給水部
関東軍第100部隊(長春)

   
516部隊

   
731部隊

  
  
731部隊は天皇の直接命令によってつくられた。


  
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南京大虐殺     

「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳) (発行:ストーク、発売:星雲社、定価2000+税)

2、日本軍の狂暴な個人的虐殺

本人の受けた害

劉登学(男、72歳)の証言

 1937年の12月13日午前9時ごろに、私は李成東と一緒に家を出たのですが、三茅宮7号の門外で、私たちはこの目で、お婆さんが1人日本兵にその場で刺し殺されるのを見ました。日本軍が2人を見つけて、検査し、李成東がねずみ色の綿布のチョッキを着ていたので、お前は中国兵だと言い、銃剣で李を続けて3太刀刺したので、李はその場で日本軍に刺し殺されました。私は何も疑わしい物は見つからず、それで生き残れたのですが、その時は死ぬほど吃驚しました。それと、1938年の1月に、兄が富城橋で日本兵に打たれ吐血して死にました。(周秀英と朱月娥が記録)

   
憲法9条

「Imagine9」【合同出版】より

おたがいに戦争しないと


約束した世界



 「相手が攻めてくるから、準備しなければならない」
 軍隊は、いつもそう言って大きくなってきました。でも、こちらが準備することで、相手はもっと不安に感じ、さらに軍備を増やしていきます。その結果、安全になるどころか、互いに危険がどんどん増えていきます。
 このような競争や衝突を避けるため、国々は「お互いに攻めない」という約束を結ぶ事ができます。
とくに、地域の中でこのような取り決めを行っているところは多く、ヨーロッパには「欧州安全保障・協力機構(OSCE)」が、東南アジアには「東南アジア諸国連合(ASEAN)」が、アフリカには「アフリカ聯合(AU)」が地域の平和のための枠組みとして存在します。

 日本を取り囲む東北アジア地域には、このような枠組みはありません。朝鮮半島は南と北に分断されており、中国と台湾は軍事的ににらみ合っています。日本では多くの人が「北朝鮮が怖い」と感じていますが、逆に朝鮮半島や中国の人たちの間では「日本の軍事化が怖い」という感情が高まっています。
 NGOは、「東北アジア地域に平和メカニズムをつくろう」と提案しています。
 その一つのアイデアは、東北アジアに「非核地帯」をつくることです。
日本や韓国、北朝鮮は核を持たないことを誓い、一方でアメリカ、中国、ロシアなどの核保有国はこれらの国に「核による攻撃や脅しをしない」という法的義務を負うような条約をつくるのです。すでにこのような非核地帯条約は南半球のほとんどにできており、最近では中央アジアにもできました。
 また、日本とロシアの間で争いになっている「北方領土」周辺に平和地帯をつくるとか、中国と台湾それぞれが軍備を減らし平和交流を増やすといった提案がなされています。


第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


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