生物兵器(BW)や毒ガス兵器(CW)開発のために生身の人間を実験動物に使い、国際条約で禁止された毒ガス戦や細菌戦を実行するという重大な、戦争犯罪を犯した医学者・科学者・軍医たちは、戦後「東京裁判」の背後で、人体実験のデータや人体の病理標本をアメリカに差し出すことで一人残らず免罪され、戦後の日本社会の繁栄を享受した。彼らは免罪して貰った恩返しに広島・長崎におけるアメリカの被爆者調査(ABCC)に協力し、放影研(放射線影響研究所)や国立予防衛生研究所(後の感染症研究所)、国立大学医学部、製薬会社、血液銀行(後のミドリ十字社)など医療・医学の表舞台で活躍した。ビキニやチェルノブィリの被ばく者達の医療にも関わり、そして遂には若年層の甲状腺ガンを含む、フクシマ原発事故の被ばく者たちが発症したガンを原発事故とは無関係と診断する医師たちがいる。こうした731部隊の体質を継ぐ医学者・科学者たちが、戦時における人道に反する加害の事実を反省することも、認識することも、学ぶ機会さえないまま育っている現代日本人社会から、忘れさられようとしているフクシマの被災者・被ばく者を繋ぐ系譜を形づくっている。
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(731ネットワーク五井信治)まで
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