2022年5月3日火曜日

「平和都市八王子」には「海軍カレー」は似合わない!!

 



八王子市の平和に向けての取り組み

世界連邦平和都市宣言

























































宣言文

八王子市は戦争放棄を憲法に明記した日本国民の立場から、
世界の恒久平和を実現し人類の福祉の増進を目的とした
世界連邦建設の趣旨に賛同する。

今日人類の生存を脅かしつつある爆発的人口増加、
食糧・資源の枯渇、環境破壊等は、武力による支配を法の秩序に
おきかえた戦争のない世界平和機構によってのみ解決し得るとの認識に立って、
他の宣言諸都市とともに相携えて人類永遠の平和の確立に努力する。
右宣言する。

昭和53年12月21日(八王子市議会)
(原文縦書き)

「世界連邦平和都市宣言」記念碑



非核都市平和宣言






















宣言文
世界の恒久平和は、人類共通の願望である。
しかるに、核軍備拡大競争は依然として続けられ、
人類が平和のうちに生存する条件を根本から脅かしている。
また、通常兵器の軍備拡大競争も一段と激化し、
世界の各地で武力紛争や戦争が絶えまなく続き、
限定核戦争の脅威が迫っている。
わが国は、世界唯一の核被爆国として、
また、平和憲法の精神からも核兵器の廃絶と軍備縮小の推進に
積極的な役割りを果たさなければならない。
したがって、わが八王子市は、非核三原則の完全実施を願い、
厳粛に非核平和都市を宣言する。
昭和57年6月29日(八王子市議会)
























































































「平和都市八王子」には「海軍カレー」は似合わない!!

海軍カレー(かいぐんカレー)とは、旧日本海軍(1872年-1945年)の兵食に
由来するとされるカレーライス
である。






















2022年4月27日
八王子市教育委員会
教育長  安間 英潮 様 
戦争をさせない八王子市民集会実行委員会

市内小・中学校給食での「海軍カレー」提供について
 日頃の安心・安全な学校給食の提供に感謝申し上げます。
 さて、2022年度も始まり学校給食も開始されました。
今回、児童・生徒に配布された給食の献立表に「海軍カレー」が
記載された件について、実行委員会としては看過できない問題であるとして
貴職に要望及び質問いたします。
献立予定表の献立名に「海軍カレー(地産地消の目印付き)」とあり、
裏面の「食育だより」では『~和み献立~神奈川県の郷土料理』と
称して「よこすか海軍カレー」の紹介をしています。
また、市のホームページでは、デリバリー給食第2エリア4月15日の
『献立カレンダー』一口コメント欄に、
「横須賀市には、海上自衛隊の基地があり、
『海軍カレー』は日本のカレーのルーツだと言われています。
海上自衛隊では、毎週金曜日にカレーを食べる習慣があります。」と
「海軍」や「自衛隊」への賛美ともとれる記述もあります。
私たちは、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と
書かれた憲法のもとに暮ら
しています。
八王子の子どもたちが通う学校で一斉に提供される給食に、
「海軍カレー」という献立が許されてよいはずがないと考えます。
 まして今日、ロシア軍によるウクライナ侵攻が国際的に問題になっています。
あえて、軍隊組織「海軍」を冠した「海軍カレー」を
児童生徒にたべさせるというのには、一体どんな意味があるというのでしょう。
しかも、八王子市は非核平和都市宣言をして本年は40周年となります。
その八王子市の食育教育に力を入れている教育委員会が軍隊組織の名がつく
「海軍カレー」をなぜこの時期に提供したのでしょう。
 私たち「戦争をさせない市民集会実行委員」は、
戦争反対・人権尊重・いかなる差別も許さないを基本に八王子での
市民活動を2015年夏より進めてきました。
「海軍」等の軍事組織は、こうした私たちの思いと相反します。
八王子市教育委員会が、十分私たちの思いを受け止めていただけるよう要望します。
適切な判断を期待します。

 以下の2点について文書での回答を要請します。

1、国際的に戦争停止を求める声が高まる中、軍隊組織「海軍」と
名がついた献立名を
決定した経過を明らかにしてください。
2、八王子市の宣言と今回の教育委員会の献立決定とは矛盾していると考えますが、貴委員会の考えをお聞かせください。  

以上    

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