2020年12月10日木曜日

細菌戦の系譜!!

  中国侵略戦争

細菌(生物)戦争
『BCGと人体実験』 美馬聡昭著
731部隊 ペスト研究、攻撃用か(1988年朝日新聞)
防疫研究室と昭和天皇の関係
1940年と2020年の東京オリンピック
731部隊と国立感染症研究所の問題
731部隊 行動示す新資料・埋もれた公文書
情報公開裁判「化学学校記事」「衛生学校記事」
ABC企画委員会
731部隊・100部隊展
記憶の継承を進める神奈川の会




入所者479人の遺体解剖 ハンセン病療養所が報告書―熊本




終戦から75周年の今、新たな動きを受けての改訂新版!

『長き沈黙【増補版】父が語った悪魔の731部隊』 
2020年11月10日初版第1刷発行 1000円+税

父は自らが隊員であった旧日本軍731部隊の罪状をマスコミに告白し、その2年後に世を去った。
父の遺志を受けて、485回にに及ぶ「語り継ぐ活動」を行ってきた著者。
「憲法改正」が声高に叫ばれ、70年間守られてきた平和憲法が脅かされる今、学び取ってほしい戦争の真実を伝える。

第1章 関東軍防疫給水部731部隊員になる
第2章 731の亡霊 私たちは何を学び取るか
第3章 悲劇を繰り返さないために 教育・学校を考える
混声合唱組曲『悪魔の飽食』



混声合唱組曲「悪魔の飽食」(池辺晋一郎指揮)



「許すな憲法破壊!院内集会」-日本学術会議会員任命拒否は憲法違反ー



『スパイの妻』黒沢清監督 ヴェネチア銀獅子賞に輝いた最高傑作!

映画『スパイの妻』

第77回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した、黒沢清監督最新作『スパイの妻』。

731部隊が行なった生体実験、細菌戦を世界に訴えようとした勇気ある行動!!

世界は、もう事実を知っているのに、なぜ日本政府は、

きちんと事実を認め、謝罪しない??


ユーザーレビュー

 紙芝居のような味わい(褒めてる)

黒沢監督の映画独特の紙芝居の様な味わいの映像で、主人公夫婦が裕福な設定のため画面が大変美しいです。
全編を通して不穏な空気が立ち込めていてミステリー感満載です。
政治的なメッセージが読み取れますが、それより単純にミステリーとして鑑賞しました。
★3.7ぐらいです。4まではいかないかな、と。

高橋一生は立ち姿が美しく何を考えているかわからないムードが良いし、あの時代の狂気と紙一重の愛国心に溢れた東出昌大もぴったり(この人も立ち姿が美しい)で良いのですが、この映画はやっぱり蒼井優あってのものだと思います。

中盤から正義と愛、「夫の役に立っている私」に酔っている感じがそれこそ「お見事」です。

個人的には高橋一生はアメリカのスパイだったと思っていいるのですが、妻がどこまで気が付いてなくて騙されていたかは藪の中かな、と

黒井秋夫講演会






パネル展「731部隊 戦前・戦後の医学」

―医学と人権を考える―

(以下、パネル展の内容)

◎ビキニ水爆実験

水爆実験で被爆したのは第五福竜丸だけではない!!延べ992隻が被爆!









ビキニ水爆被災事件に光を当て、被災者救済と核兵器禁止条約推進のために

太平洋核被災支援センター事務局長 山下正寿

 ビキニ事件処理と戦犯釈放が取引された日米政治決着

 

1954年12月に入って吉田内閣が倒れ,鳩山内閣となった。外務大臣も重光葵外相となり、政府与党幹事長は岸信介、いずれもA級戦犯・容疑の責任を解かれ、政界復帰したメンバーのもとで「事件処理」が加速された。日米科学者会議の開催からマグロ検査中止、そして1月4日の「政治結着」まで1カ月余りの急展開であった。日米交換文書への調印に向けて、かなり多くの展開があったことがアメリカ史の研究者・ 高橋博子さんによって、アメリカ公文書と外務省公文書が発見され、明らかになった。アメリカ政府が日本政府に見舞金200万ドルは、米議会に諮る必要のない最大限度の額として支出されていた。アメリカ政府の心理戦略の協議機関で「米政府の最高レベルで秘密工作を検討した委員会」である工作調整委員会(OCB)の承認をへて、アイゼンハワー大統領による承認のもと、対外工作本部の予算から出された。又、駐日大使アリソンと重光との会談では、ビキニ水爆被災問題の「解決」と日本の戦犯 解放とが文字通り並立する問題として議論されていた。戦犯でもあった重光外相は6項目のメモの最後に「大規模な戦犯の解放と仮出所、この問題を解決することで、米国政府の役割に対して日本の人々が好意的な態度とらせ、ほかの政府の関心事である行動の面で、われわれの関係改善に向けて実質的に貢献するであろう」と、戦犯解放によって日本人の対米観が好転することが述べられていた。 アメリカ側は今後の「汚染まぐろ放棄」も「更なる死者」にも法律上の責任はとらないことを公文中に明記するよう日本側に求めている。ビキニ事件をアメリカのためにも処理する代償に戦犯釈放を求め、そのために第5福竜丸以外の被災乗組員は、何の救済措置も受けることなく棄民として放置された。戦犯はその後釈放され、ビキニ事件は、日本の保守政治の形成に大きな影響を与えた

*小林六造 

(当時)慶應大教授、北里研究所部長、理事、副所長兼任、

陸軍軍医学校防疫研究室嘱託

(戦後)国立予防衛生研究所 初代所長、国立癩(らい)研究所長


*小島三郎 

(当時)東京帝国大学伝染病研究所教授、

陸軍軍医学校防疫研究室嘱託、

栄1644部隊に1941年と1944年に訪問している。

サルモネラ菌の研究

(戦後)国立予防衛生研究所 第2代所長、文部省百日咳研究班員


*宮川正

(当時)731部隊宮川班班長(レントゲン班)、軍医中尉

(戦後)東京大学教授、埼玉医科大学教授

 


2020「731部隊 戦前・戦後の医学ー医学と人権を考える」  1
 


2020「731部隊 戦前・戦後の医学ー医学と人権を考える」2
2020「731部隊 戦前・戦後の医学ー医学と人権を考える」3


隠された毒ガス兵器


小津安二郎も毒ガス部隊だった

『従軍日記』 小津安二郎



森友・加計問題などで公文書改ざん、事実の隠蔽などが問題になっているが、敗戦時の証拠隠滅、文書焼却、事実の隠蔽は、その比ではない!今も続く歴史改ざん!!           





※30年経過したら、すべての情報を公開せよ!!


  新宿・謎の人骨100体・731部隊【歴史解説】

1989年7月22日、新宿で謎の人骨が大量に発見された

    関東大震災と朝鮮人虐殺「なかった」ことにしたい集会、誰が参加するの か?   

                   

 

    歴史改ざん(「風を読む」)


       

                 【日航機墜落事故の真相】

今の日本の実態!!




 

 

●今の日本人は、まさかと思うかもしれない。


今、世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルス。これは、細菌戦(生物戦)ではないのか?
過去に、日本が中国で行なった細菌戦のように。(以下は現在分かっている細菌戦)

 日本政府・日本医学界が、真摯に過去に向き合い、生物兵器を作ったことを謝罪し、今のこの難局に立ち向かわない限り、オリンピック開催はないであろう。

 

 

東大医学部を卒業、将来を期待される医学者でありながら、731部隊の恐ろしい体験から、そしてその731部隊に参加したという罪の意識から、戦後医学者の道を捨ててしまった男、秋元寿恵夫

元731部隊員(第十課 血清班班長)秋元寿恵夫の言葉

「もしもバイオテクノロジーが軍事研究の魔の手に捕らえられた時の行き先がどうなるのかの危険性は、「ひょっとしたら人間の知能などを変える」どころか、さらには人類にとって取り返しのつかない害悪をもたらす生物兵器の出現につながっていくかもしれないのである。」


1939年 731部隊 ノモンハン戦争にて細菌戦(チフス菌、コレラ菌、赤痢菌)を行う
*1940年は皇紀2600年(神武が即位して2600年??)東京オリンピックや万博が開催される予定であったが、戦争の為中止!!
1940年 6月4日  731部隊、農安大賚・農安で細菌戦(ペスト菌)を行う
10月 4日   731部隊、衢州で細菌戦(ペスト菌)を行う
10月27日  731部隊、寧波で細菌戦(ペスト菌)を行う
1941年11月4日  731部隊、湖南省常徳で細菌戦(ペスト菌)を行
1942年17月 100部隊は、ハイラルの北約120キロのソ連国境で行なった「三河演習」で鼻疽菌の生存期間を測定、炭疽菌の土 壌への浸透力の調査した 
8月  731部隊、湖南省江山、常山、衢県、麗水、江西省広信、広豊、玉山で細菌戦(ペスト、コレラ、チフス)を行う
1943年12月  100部隊第2部に細菌戦準備の第6科を設置


【コロナは生物兵器か】人工のコロナウイルスショックによる文明の転換点 船瀬俊介氏が語る

 




米軍300人が新型コロナの感染が広がる前に武漢にいたという。
新型コロナウィルスを撒いたのは??

 

10分で学びなおす 「731部隊」より(『週刊現代』より)








 

 

1929年11月7日昭和天皇陸軍軍医学校視察

 

 

731部隊は、石井四郎が、細菌戦の司令塔ではなかった。誰が裏で司令塔になっていたのだろうか?小泉親彦陸軍軍医総監、宮川米次第5代東大伝研所長、大元帥昭和天皇等がバックにいた。


NHKスペシャル 「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験~」 2017年8月13日


 

●日本政府は、新宿戸山の軍医学校跡地(現国立感染症センター)から見つかった人骨の身元調査を早急にして、遺族に返還し、きちんと謝罪すべきだ!!

 

731部隊被害者遺族の訴え!!        

 

 



 1929(昭和4)年 実験医学雑誌第13巻雑報


雑報

学術集談会

9月19日(水曜日)午後1時より所内講堂に於いて学術集談会が開催された。演題並びに演者自抄次の如し

1、細菌溶血毒素の研究 長瀬亀吉君

1、該精製溶血毒素は無色透明にして濃縮せる状態においてもBiuret,Millon、Xanthoprotein、Ninhydrin 等の各反応陰性なり、煮沸、塩酸滴下、10倍容の純アルコール添加、又は硫酸アンモニウムの半飽和によりて混濁又は沈殿を生ぜず、10倍容の純アセトンによりて僅かに混濁すれ共暫時放置すれば消失す。65℃乃至70℃に30分間加熱すれば破壊せらる。Amylalkohol,Aetner又はChloroformによりて抽出せられず、透析性を有せず、ミクロキールダール法によるに100ml中に3.22mgの窒素を含有す。

 

  伝染病研究所の写真は、『傳染病研究所』小高健著より 

 

   

この新型コロナウィルスがどこで作られたかは分からないが、細菌戦の系譜をたどると、日本は、戦時中、1925年のジュネーブ議定書を無視して、中国で細菌を製造し、細菌戦を行なった。戦後、731部隊での研究データをアメリカに渡し、731部隊員は全員戦犯免責され、アメリカは生物戦の研究を本格的に始めた。
日本政府は、中国で行った細菌戦や生体実験の事実を、(日本の裁判所は事実認定をしている)未だに隠し続け、その事実を認めていない。勿論謝罪もしない。日本軍が中国に遺棄してきた生物兵器は戦後、どのようになったのだろうか?
この新型コロナウィルスに影響しているのだろうか?
今、日本人は過去に犯した戦争犯罪を直視し、きちんと歴史事実に向き合う時ではないのか?

 

 

●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)

「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって 

本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。


3章 細菌戦裁判弁護団から

 

判決の法律論は正義に反する

 

土屋公献(731細菌戦裁判弁護団長、元日弁連会長)

何点か法律論について具体的にお話したいと思います。法律論については、8つの点について、従来の裁判所の用いた論理をそのまま使っています。

 まず、ハーグ陸戦条約3条の解釈については、裁判所は、解釈論として、個人が相手国に対して直接賠償請求することは国際法上できないという、我々の主張と全く逆の解釈論を取りました。請求できるという判断が、既にいくつも出ているのに、それを完全に無視した形です。

  


731部隊員が多く入った国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)や自衛隊などでの生物兵器の開発・研究も行われているのではないか?

     731部隊の行なった細菌戦

 

●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!

安倍晋三は何でこんな行動がとれるのだ??無反省のまま、ずっと生き延びられるのか??
安倍首相の731戦闘機試乗 「止まらない挑発」の非難

 

           

2013年5月12日、安倍晋三は宮城県東松島市の航空自衛隊基地を訪問して、機体番号が‘731’であるアクロバット飛行団訓練機の操縦席に座りサムズアップして写真に収まった。

           

731部隊全景(中国に於いて人体実験を繰り返し、細菌兵器を開発し、中国各地で細菌戦を行なった。)
旧満洲第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求めます!

731部隊新発見公文書の中身とは 細菌研究を明記

 

 

 

 

 

●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』

 

 

三月十三日晴風あり

 

零上三度 ずいぶん暖かになった 衛兵上番 狭サイ射撃 割合によし

今月というより今年最初の衛兵勤務だ 何も知らない風紀衛兵特別守則を覚えるに忙しい 風あれど暖かく内地のそれと変わりなし・・・といっても内地に行ったわけではない 一年半前の霊感式の想像であるが。実際芽が出そうだ。午後に一時半狭サイ射撃アリ 春の日を背に浴びながらその音なんと和やかな?割合によく当たるその射撃は不思議なくらいだ。週番司令はない。副官から銃剣の手入れ不良で怒られた。やむを得ない




    

大江健三郎著

「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)

 

 





挿絵カット 丸木位里・赤松俊子『ピカドン』(1950年86日ポツダム書店発行)より

 

Ⅱ 広島再訪

 去年の夏と全く変わらない、もう一つの夏と、その二つの夏の間の、取り返しのつかない悲劇な死を迎えた47人の死者たち、不安にさいなまれながら忍耐し続ける原爆病院のベッドの患者たち。僕は、広島の市街に足を踏み入れるや否や、そこここでこの1年の死者の思い出を語ってくれる人々に出会う。しかし、僕らの会話は時々不意に中絶してしまうのだ。僕らはそれぞれ汗を拭い、輝く比治山を眺める。

 

唯一の戦争被爆国 日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください!

  日本は、日中戦争で国際法に違反して、細菌戦、毒ガス戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!

 

●『細菌戦部隊』

731研究会編   1996年9月(核時代51年)初版発行


Ⅰ 731部隊


生体解剖をやらされた

意識がはっきりとしている“マルタ”の手足を解剖台に縛り付け・・・

 

鎌田信雄(かまたのぶお)

731部隊・少年隊

(経歴)

1923年生まれ

1938年 731部隊入隊

1940年 新京の防疫でペスト感染

1943年 病気療養の為帰国

■この証言は1994年6月、1995年10月ほかの聞き取りをまとめたもの。

解説―石川太刀雄丸

1973年の金沢地域医療研究会が発行した機関紙『酔いどれ船』には、石川へのインタビューが掲載されている。その中で彼は、731部隊での細菌製造について、「ちまたのうわさは聞いていたが、真偽のほどは分からない。事実だとしたら、第一部以外の二部、三部の軍人がやったのだろう」と述べた。また剖検はしなかったのかという質問には、「それは陸軍病院でやるから」といい、猿の剖検は「笠原君グループがやる」(自分は)孫呉へ行って、悪いけれども死ぬのを待っているという訳だ。そして剖検する」と語っている。

更に流行性出血熱の共同研究者であった「浅沼」については、「知らない」と言い切った。(これらのインタビュー(第1回、第2回討論録)は、1993年11月、金沢で開催された731部隊展の報告集に掲載されているので、詳細を読まれたい方は『731部隊展の軌跡ーいしかわ731部隊展報告集』を参照されたい。)


 『証言 人体実験(731部隊とその周辺)』


中央档案館、中国第2歴史档案館、吉林省社会科学院編
江田憲治、兒嶋俊郎、松村高夫編訳


五 日本の降伏前夜、平房細菌工場を爆破しての証拠隠滅

 

秦正氏自筆供述書(1954年9月7日) 

 

2、ペスト菌兵器の大規模生産を命じた。このために、石井は部隊員に鼠の捕獲と飼育を命じた。7月下旬には、部隊内で飼育されている鼠が数千匹に達していた。

3、1945年6月下旬、まず部隊員の家族の中の老人と子供約200名を日本に逃がした。


 


●毒ガス戦
・『日本軍の毒ガス兵器』  松野誠也著

第1章毒ガス兵器の製造と教育

4 毒ガス戦の訓練や教育はどのように行われたか

海軍の毒ガス戦教育

 そして、44年6月には館山海軍砲術学校が横須賀漢軍砲術学校に吸収合併されて閉鎖されると、毒ガス戦の研究と教育は横須賀海軍砲術学校の所管となった。化兵科の全員は、水野部隊として神奈川県辻堂に配備され、ここで敗戦を迎えたという(西村進「舘砲化兵科の思い出」同前所有)

 海軍における毒ガス戦教育の詳しい実態の解明は今後の課題である。



 


 ・『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店 1995年発行)




 

2章 地図から消えた神秘の大久野島

 

大久野島の面積はたったの70ヘクタール前後、大部分は山地である。ここにはわずか7戸の農民が住んでいるだけだった。1894年、日清戦争が始まると、明治天皇は大本営を広島の第5師団の中に移し、広島を中心とした地区一帯は重要な軍事基地となった。同時に大久野島も建設が進められて軍事要塞となり、1899年から、日本の軍隊はこの島に重砲台を置き、3か所に砲台を置いた。その時、16門の口径12~28センチの大砲を島の北、仲、南の3ヵ所に配置し、当時の重要軍事基地ー広島を守ったのだ。

 







 

 

 

日本軍の毒ガス戦と遺棄毒ガス問題

 

●『三光』     中国帰還者連絡会編
日本鬼子(リーベンクイズ)

 

毒ガス実験

―8名の農民を生体実験に

 

三上忠夫

軍曹

〈略歴〉

本籍地     千葉県銚子市

出身階級    漁民(小資産)

学歴      尋常小学校6年中途退学

卒業後の職業  漁師

最終部隊    旧59師団歩兵第54旅団独立歩兵第45大隊

捕虜年月日場所 1945年8月23日 北朝鮮咸鏡南道興上里小学校

年齢      37歳


「ハクション」真っ赤な顔をしながら兵隊が、「まだガスが残っているぞ」と呟いた。小隊長と篠原と藤原の3人がなにやら話している。「全員集合」皆がくしゃみをしながら老百姓の倒れている所に集まった。

「ウン、注目。93式赤筒、燃焼時間5分間だ。これが世界に誇る日本軍のガスの威力だ。いくら八路軍がゲリラ戦術を使おうが、最後にはこのガスがあるんだ。皆殺しにしてやるんだ。このガスの威力を忘れちゃいかんぞ」「ハッ」・・・富山は、腰にぶら下げたずのうから『ガス防護教範』を引っ張り出し、感心して聞いている初年兵の方を、ジロジロ見ながら得意満面に言った。・・・「では今から現在地を泰安に向かって出発する」富山の声と共に小隊は泰安に向かって前進した。






2018年12月に、『留守名簿 関東軍防疫給水部 満州第659部隊』2冊が発売されました!!(不二出版)

 



●日米安保条約・自衛隊を問う!!
自衛隊は、防護のためと言って、旧日本軍の細菌兵器・毒ガス兵器使用の反省・謝罪もないまま新たな生物兵器・化学兵器を作っているのだろうか??憲法9条を持ち、生物兵器・化学兵器禁止条約を批准しているにも関わらず!!


日本の毒ガス


●情報公開裁判
なぜここまでして、国は衛生学校や化学学校で作っていた機関誌を公開しないのだろうか?

731関連裁判の動向について   和田千代子


(1)『衛生学校記事』の情報公開裁判

①原告側は、防衛省の『衛生学校記事』の隠蔽の2つの事実の角度から暴いてきた。第1は衛生学校が自ら発行した『衛生学校記事』を保管してきた事実であり、第2は衛生学校長を務めた金原節三氏(戦時中陸軍省医務局医事課長、1955年~57年衛生学校長)が1976年に死亡した後に遺族が衛生学校に寄贈した2028点の「金原資料」の中に『衛生学校記事』が含まれており保管され続けている事実である。





 

 

DEMO RESE TV「731部隊の真実part1」




 

・次回『化学学校記事」情報公開裁判は(第16回)東京地裁?号法廷(未定)は

12月16日(水)11:00~になりました。




1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊




 


●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
※以下の記述から、自衛隊では、いま世界で流行している新型コロナウィルスなどの生物兵器の研究も大分以前からやっているといるのではないかと思われる。

3、沖縄―核だけなく毒ガスも

目に見えない恐怖

 関係者によると、毒ガスが貯蔵されているところは、ヤギやウサギが放し飼いされており、警備犬が、侵入者の監視に当たるとともに、これらのヤギやウサギの逃げるのを見張っているようだ。

 だから米軍関係者の間では、警備犬が多数いるところは、特殊兵器の貯蔵庫か、訓練施設ある、と見ている。

 一説によると、知花地域には、50頭以上の警備犬がうようよしているという。同地域の中央部に当たる通称レッド・ハットンと呼ばれるところには毒ガスをはじめ、鉛の丸い容器に入った細菌類や、放射能物質がある、と従業員の間では、強く信じられている。


 

 


 

 ●昭和天皇の戦争責任を問う!!


天皇万歳に浮かれる無責任国家  田中利幸より

重要なことは、アメリカが、日本占領支配のために、裕仁の戦争責任を隠蔽してまでも、彼の天皇としての「権威」を政治的に利用したことである。つまり、私たちが本当に問わなければならないのは、「絶対的権力を保持していた国家元首の戦争犯罪・責任の免罪・免罪の上に制定された民主憲法が、果たしてどこまで真に民主主義的であるのか?」ということである。


 


 



●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)

吉田裕監修 

 

2001年ピュリッツァー賞受賞

 

 


※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!

戦後補償問題に国家無答責という天皇主権の明治憲法下の原則を適用するな!!
  

     



4部 内省なきその人生

1945(昭和20)年―1989(昭和64) 年

 

第十四章  創り直された君主制

意識的か否かは別として、東久邇内閣は政治家と官僚と暗黒社会の結束を戦後復興の基礎に据えたわけである。とはいえ、総理大臣の主な関心事は、あくまでも「国体」護持について国民の支持を取り付けることにあった。この目的のために東久邇は、1941年に退役したのち、みずからを東条内閣の敵手と位置付けていた石原莞爾を2人目の「内閣顧問」に委嘱した〔しかし、結局、石原は辞退したという〕。石原は新たな千年王国的運動―東亜連盟―の指導者で、その信奉者は本州北部から九州南部にまで広がっていた。

 



731部隊員が戦犯免責され、ABCC(原爆傷害調査委員会)に協力した。その結果、アメリカの原爆投下を日本政府は問うことは無く、また被爆者は、ABCCに治療されることもなかった。そして日米安保条約の下、核兵器の廃絶に日本政府は後ろ向きである!

 

日本には多くの被爆者がいるのに、日本政府はなぜ核兵器禁止条約に署名しない?

地球の温暖化や異常気象の最大の原因は、今までの2000回以上の核実験や原発事故などの放射能汚染で地球が壊れてきているからではないのか??米の原爆投下責任と核実験をしてきた国の責任を問う!!


●『二酸化炭素温暖化説の崩壊』広瀬隆(集英社新書 2010年発行)

第2章 都市化と原発の膨大な排熱


コジェネの発想と燃料電池

 

たとえ優れたコンバインドサイクルであっても、まだ3分の1以上の熱エネルギーを捨てている。熱から電気を生み出すには、タービン翼が耐えられるかという物理的な限界がある、どうしても膨大な量の排熱を捨てなければならないのだ。そこで、排熱を捨てずに利用するコジェネの発想が生み出された。コージェネレーションとは、電気と熱の両方を同時に生み出すシステムのことで、うまくやればこれによってエネルギーの利用効率を90%にも高められる。 

 

 

※私が考える、今の異常気象の要因は

1、1940年代から60年代にかけて大規模に行われた、核実験による環境破壊の影響

2、都市化したコンクリート(アスファルト)ジャングルによるヒート・アイランド現象

3、その結果による、交通機関(電車・バス・乗用車・航空機・船舶)やオフィス・住居などの冷暖房による排熱

4、自動車社会の排ガス

5、原子力発電による温排水の排出・・などに拠っているのではないか?

 

 

 

 

 

●核実験(ウキペディアより)

若くして白血病で亡くなった夏目雅子、本田美奈子、また五輪候補選手だったスイマーが白血病になったのは、放射能の影響ではないのか?


月の砂漠の犠牲者 夏目雅子と本田美奈子


核兵器禁止条約

署名国・批准国

2020年12月4日現在の署名国と批准国。

署名国                  署名日             批准日 (締約日)

 コロンビア                   2018年8月3日

クック諸島 (加入)     2018年9月4日

コモロ            2017年9月20日

  ドミニカ国         2019年9月26日                     2019年10月18日

ドミニカ共和国                  2018年6月7日

 

 

 




●核なき世界へ!!Toward a Nuclear-Free Future




●核融合もすべきではない!!
20170303 小出裕章先生にきいてみた!!〜土岐市核融合科学研究所 重水素実験について






なぜ、日本は広島・長崎・ビキニ・JCO臨界事故・福島と5度も被爆しているにに、日本医学界は「脱原発!!」と叫ばない!!

       

      

原爆投下された直後、日本は自らが原爆調査をして、731部隊(人体実験や細菌戦)の事もあるので、アメリカの心証を良くしようと考えた。そして科学者を総動員して原爆調査(被爆者を救済するための調査ではなく、原爆の威力調査)を181冊の調査書にまとめて、英訳し、アメリカに渡した。その後、731部隊員は、731で研究したデータを渡し、戦犯免責を受けた。原爆調査書は被爆者の治療には全く生かされず、日本の医学界は、原爆の放射能被害については、何も言及しなかった。そればかりか、その後のアメリカの原爆・水爆実験も批判せず、その被害を過小評価した。そして日本政府が、原子力の平和利用として原発を推進する政策にも、大きく加担している。

XII) 731部隊、広島長崎、チェルノブイリ、福島より

・・・第二次世界大戦中、日本軍は3000人もの医師たちが関わったとされる731部隊により、妊婦や子供まで含めた人体実験が行いました。極東裁判では捕虜虐待死の容疑で死刑に処された軍医幹部もいる中、731部隊関連者は訴追されませんでした。戦後、「研究データを米軍に提供すること」、さらにはなんと、「広島・長崎の研究に協力すること」を引き換えに免責されたのでした。

2010年のNHKの番組で、「(米国への研究データの提供のほかに)原爆調査への協力を731部隊の免責のカードとして使った」という元陸軍軍医の証言がありました。

封印された原爆報告書




水爆実験
水爆実験ブラボーで被爆したのは第5福竜丸1隻ではなく、延べ1000隻近くの漁船が
被爆した!!







 

           

JCOの臨界事故


福島第1原発事故

核兵器廃絶
徳仁・日本政府・日本医学界は、731部隊のことを謝罪し、戦争被害者の救済、戦争をしない政策にお金をかけるべきだ!

日本はなぜ戦争責任問題を解決できないのか
水俣病


731部隊(unit731)
昭和天皇の戦争責任を問う!!天皇制反対!

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