2009年6月13日土曜日

この世の地獄!731部隊・南京大虐殺

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「日の丸」・「君が代」反対!!

●国家的犯罪:731部隊の実験で亡くなった多くの方々に対して、日本は謝罪も補償もしていない。犠牲者のご遺族の精神的ショックはいかほどのものか?大変なものだろう!!
●私達日本人は、南京大虐殺の「この事実を・・・」を謙虚に読むべきだと思う。
南京でどんなことが起こっていたのかをもっと日本人は知る必要があると思う。
今でも多くの被害者の方々はPTSDに悩んでいる!!

731部隊の足跡
中国侵略日本軍第731部隊罪証陳列館 編纂
『中国侵略日本軍第731部隊』(日本語版)より

4、細菌兵器の研究開発

14世紀半ば、ペスト病が欧亜大陸を襲い、ヨーロッパでは4分の1近い人口の命が奪われた。そのため、細菌兵器の危険性は国際社会に広く知られ、ペスト菌を主剤とした細菌兵器の開発と生産は硬く禁じられていた。ヨーロッパ訪問後の石井四郎はこの事情を知っていたものの、彼の率いる731部隊はその禁令を破って細菌兵器の開発を続けた。彼は日本医学界の有能な学者を集めては細菌兵器の研究に従事させ、ペスト、コレラ、腸チフス、炭疽などの病菌を細密に研究し大量繁殖させた上、ペストウィルスを感染させたノミを用いて細菌戦を数多く行った。その他、ウィルスを持つ陶器爆弾など細菌使用兵器の設計にかかった。1940年、細菌の保存とその殺傷力増強のため、731部隊は粉末状の細菌の大量生産をはじめ、粉末状の炭疽菌とペスト菌を相次いで開発した。

2、細菌の感染ルート

細菌の感染源を増やす

●細菌の殺傷力を最大限に発揮させるため、731部隊は細菌感染の最適ルートを研究し続けた結果、ノミが最適な媒介物であると判断した。ノミに細菌を感染させると、1匹1匹が「小型細菌伝染源」となり、感染したノミが人間または動物を攻撃した時に細菌の幅広い蔓延を引き起こす可能性が高いのである。

●細菌に感染したノミを大量生産するため、731部隊は昆虫班を設立した。このノミの生産過程はきわめて複雑で、まずネズミの血で大量のノミを飼育し、ペスト菌で汚染したハタリスをノミの飼育容器に入れる。ハタリスは保菌動物なので、短時間にペスト菌で死亡することはなく、時間が経つと、ペスト菌成分の入ったハタリスの血液を大量に取ったノミは、その1匹1匹が小型細菌伝染源と化す。最後はこれらノミを戦地に投与すれば、大規模な細菌戦は実施できる。

●動物班班長の石井三男は部隊長石井四郎の3番目の兄である。

●満州第659部隊(731部隊)のハタリス(ネズミの一種)の現地収集に関する命令・・・この命令は731部隊は大量のノミ飼育に使うネズミが不足しているため、各地からハタリスを徴収せよと指示した。

731部隊の各地からのネズミの収集状況表

731部隊の各地からのネズミの収集状況

1945年の1月から5月まで(龍江省)

場所

数量

泰来県

12500

トルポト旗

4500

景興県

3000

龍江県

14500

富裕県

3000

訥河県

14500

甘南県

4000

林甸県

不詳

合計

56000



●1945年5月以降、戦時情勢が緊張化したことから、日本陸軍参謀本部から短期間内に1から2トンのノミを生産し、ペスト計画を実施せよとの命令が731部隊に下った。これを受けて石井四郎はすぐに緊急会議を開き、細菌戦の準備を急ぎ、各地からのネズミの大量収集を要求したが、ペスト作戦の準備を完成しないうちに、あわてて撤退した。

日本軍細菌戦部隊

日本陸軍軍医学校(東京)
関東軍第731部隊(ハルピン)・・・関東軍各師団防疫給水部
華北方面軍甲1855部隊(北京)・・・華北方面軍各師団防疫給水部
華中方面軍栄1644部隊(南京)・・・華中方面軍各師団防疫給水部
華南方面軍波8604部隊(広州)・・・華南方面軍各師団防疫給水部
南方方面軍岡9420部隊(シンガポール)・・・南方方面軍各師団防疫給水部
関東軍第100部隊(長春)

   516部隊

   731部隊

  
  731部隊は天皇の直接命令によってつくられた。


  化学兵器CAREみらい基金ブログ

  大久野島(毒ガス島)

  中国人戦争被害者の要求を支える会

  中帰連

  ハイナンネット
 
  南京への道:史実を守る会

  根津公子さんのページ
  

南京大虐殺     
   「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳)
1、日本軍の狂暴な集団的虐殺

 中華門外での集団虐殺

梅福康(男、63歳)の証言

1937年12月のある日の午後、日本兵200人余りが梅架村にやって来ました。私達のこの村は6軒で20人足らずの小さな村でした。日本軍が村に入って来るなり、、殴る蹴るして村人全部を外に追い立てました。夜になり、彼らは若い婦女子を集めてある家屋に閉じ込め、男をもう1つの家に閉じ込めました。深夜に、女の人たちは日本兵が居眠りをしているすきにそっと逃げました。明くる日の朝、日本兵が気付いて、男の人たちを滅多打ちにしました。その後、日本軍は手榴弾を沼に投げて魚を死なせ、銃剣で私の2番目の兄とそのほかの人たちをせっついて、魚をつかみに沼へ行かせました。2番目の兄はその時ちょうど高熱を出していて、寒い日でもあり、沼から上がって来た時は、全身がたがた震え、のどが渇いて堪らなく、水が飲みたくて、日本軍が焚き火をしていたそばでお湯を飲もうと少し注いで、ちょうど飲もうとした時に、日本軍の1人に茶碗をひったくられ頭にぶつけられて、頭が割れ血が流れました。
 私達の村から外れた田んぼの真ん中に土の小高く盛り上がった所がありました。日本兵は魚を食べてから、私の家の祖母と父、2番目の兄、姪、従兄3人と私の8人に、村の隣人4人を加えた、みんなで12人を、一緒に小高い所のそばまで駆り立て、盛り上がった所を背にぐるっと丸く並ばせ、それから手ぬぐいで隣同士の手と手を縛って繋げて行きました。縛り終わったら、日本兵は残酷にも私達が後ろ向きに丸くなっている真ん中に手榴弾を投げ入れました。手榴弾が炸裂してからも、私達が死んでいないといけないと、凶悪にも又走って来、銃剣を振り上げて私達みんなを何度も突っつきました。かわいそうに小さな姪は、剣で刺されて痛くて堪らずに、泣き出したところが、たちまち日本兵に手で口をふさがれ窒息死させられました。私自身は耳の周りとあごと舌とがみんな炸裂で傷し、胸に2太刀と、尻に1太刀とで、3太刀突っつかれました。この時に害を受けた12人の内、10人が死んで、最後まで生き残ったのは私ともう1人の隣人だけになりました。我が家は8人だったのが、7人炸裂死の惨に遭ったのです。
 日本兵は私達が全部爆死させられたと思い、火を放って家を全部焼きました。私の兄が前に日本軍に捕まり飯炊きに隣村へ行かされたのですが、自分の村から火が出ているのを見て、駆けて帰って来て、初めて私のまだ生きているのを見つけ、私を近くの山に担いで行き、2,3日おきに場所を移し、20日足らずしてやっと危険を脱しました。私は舌が2,3年回らずに、話もはっきりは言えませんでした。(秦金文が記録)

憲法9条

             「Imagine9」【合同出版】より



軍隊のお金をみんなの暮らし

のために使う世界


1年間に世界で120兆円、日本で5兆円という、想像もつかないほど巨額のお金が、戦争のため、又はその準備のために使われています。1発数千万円ないし数億円もかかるようなミサイルを何百発も準備することが、「国を守るため」として正当化されています。
 世界の軍事費は、今世紀に入ってから特に増え続けています。世界の軍事費の約半分はアメリカの軍事費なのですが、そのアメリカが、2001年の「9.11テロ」をきっかけに、「テロとの戦い」と称してイラクを攻撃したり、世界中のアメリカ軍を強化したりして、軍事費を増やしているからです。
 その一方でアメリカ国内では、社会保障や教育すら十分に受けられない人々が増えています。ハリケーンがアメリカを襲った時、これらの貧しい人々が最も大きな被害を受けました。これによって「超大国アメリカ」の中の貧困問題が目に見える形で浮かび上がりました。

 世界的には、いわゆる北の先進国が莫大な軍事費を使う一方で、南の途上国では貧困が広がっています。「人類の5分の1が住む国々では、人々は1杯2ドルのコーヒーを当たり前に飲んでいるのに、別の5分の1が住む国々では、人々は一日1ドル以下で暮らし、子どもたちは蚊帳(かや)がないためにマラリアなどの病気で死んでいる」(国連開発計画=UNDP,2005年)というのが、世界の格差の現実です。


第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


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