2010年8月18日水曜日

日本軍兵士の息子たち100人宣言

【転送歓迎】

日本軍「慰安婦」問題の解決を希求する日本人男性の皆様
緊急の取り組みにご協力ください!
 (8月23日までの取り組みです)

韓国強制併合100年を機に日本軍「慰安婦」問題の解決を求める
=日本軍兵士の息子たち100人宣言=
に賛同してください
<宣言文は下にあります>
 韓国挺対協では、韓国強制併合100年を機に、日本軍慰安婦問題の解決を求める「100人宣言」運動が取り組まれています。
 これは8月25日に韓国のメディア向けに公表されます。
 
 日本側からも、是非これに発信する必要があると考えています。
 被害者側でこのような取り組みが進められているのに、日本側から何のアピールもないのはやはり立場性が問われてしまいますし、なによりも被害者であるハルモニ達に「日本人はどうして何もいわないのだろう」と思われたくはありません。

 日本ではすでに「在日」女性100人宣言と、日本人女性100人宣言が取り組まれています。
 日本人男性として何がアピールできるのか悩みましたが、やはりここで黙って何も取り組まないわけにはいきません。日本人として、男性として、アピールしなければならないことがあるはずです。
 そこで下記のような宣言を作成しました。
 日本人男性の皆様、是非ご協力ください。

 表題は「日本軍兵士の息子たち100人宣言」となっていはいますが、実際に日本軍兵士の息子や孫である必要はありません。日本人であればOKです。

 余談ではありますが、私自身は、祖父がフィリピンで戦死しています。母の顔を見ることなく、異国で戦死しました。以前祖父の戦友から話を聞く機会がありました。大岡昇平の小説を引き合いに出すまでもなく、ひどい戦場だったようです。そういうことに心を痛めないはずがありません。ただそこの「酋長」の娘を隊員が強姦した話を、思い出話っぽくの自己批判もなしに語られたのには驚きました。日本軍兵士のメンタリティがそのようなものであるということは、当時のことを想像すれば、私も日本人男性ではあるし、理解できなくはありません。残念ながら現実として日本人はそういうものであるし、男性とはそういうものです。だからこそ、許せないのです。そういう思いを宣言文にのせました。

 日本軍「慰安婦」問題は、男性で取り組まれている方が非常に少ないのが実際です。正直100人集まるかどうかはわかりません。しかし100人集まらなければこの企画は成立しません。

 賛同される方はpeaceright2001@hotmail.comあてにお名前(必須)フリガナ(必須)をお知らせください。同様の市民宣言も同時並行して進めているので「日本軍兵士の息子たち100人宣言」か「日本人男性100人宣言」と明記していただければありがたく存じます。
 締め切りは8月23日です。

 是非とも日本人男性の友人知人を巻き込んで、賛同者を広げてください。
 よろしくお願いします。

(おかだだい 拝)




韓国強制併合100年を機に日本軍「慰安婦」問題の解決を求める
=日本軍兵士の息子たち100人宣言=

 今年は韓国を強制的に「併合」した1910年よりちょうど100年を迎えます。私たちは日本軍兵士の息子として、孫として、深い反省と自己批判なしにこの年を迎えることができません。
 日本軍は、中国大陸に、フィリピンやインドネシアなどの太平洋地域に、沖縄に、日本軍が侵略し戦場となったありとあらゆるところに「慰安所」を設置しました。そこには朝鮮人女性がとりわけ多く連れて行かれ、日本軍兵士の「慰安」を強要されました。
 「慰安所」は戦場・占領地の日常風景の一つでした。当時そこにいた父や祖父たちの多くはそれを常識として無批判に受け入れ、「利用」したことでしょう。
 当時戦場・占領地に生きていた父や祖父たちとは異なり、私たちは今に生きています。何の疑問もなく「慰安所」を受けいれていた父や祖父たちとは異なり、私たちは「慰安婦」とされた女性たちが当時、どのような耐え難い日々を生きていたか知っています。一日に何十人もの兵士たちの「慰安」をさせられ、弾の飛び交う前線にまで引きずり回され、逆らえば殴られ、切られ、心をズタズタにされ、生きて解放を迎えられぁw)スことそのものが奇跡でした。
 戦争の終わった8月15日は、彼女たちにとって解放とはなりませんでした。戦後生き残った私たちの父や祖父たちの多くは日本に帰国し、何事もなかったかのように生きてきた人が多かったのですが、「慰安婦」とされた女性は現地に放置されたり、「こんな体になって帰れない」と帰国船から身を投げたり、朝鮮半島に帰っても多くの人が家族の元には帰れなかったりしました。そして戦後半世紀の間、「慰安所」での体験を誰にも明かすことなく生き抜いてきました。
 私たちの父や祖父たちが苦労をしなかったとは思いません。しかし「慰安婦」とされた女性たちの苦難と絶望を思えば、あまりにも大きな隔たりがあるといわざるを得ません。父や祖父たちの行為が直接的に彼女たちの苦しみの源になったことを思えば、それはなおさらです。
 現在日本には、日本軍「慰安婦」問題を口にすれば「父や祖父を冒涜する行為だ」と非難する人たちがいます。しかしそれは全く間違いです。まずは「父や祖父を冒涜したい」のではなく、慰安所を設置し女性に「慰安」行為を強いた日本政府の責任を問いたいのです。それを前帖w)qcjして、あえていいます。子孫の私たちが加害の行為に目を瞑っていては、・u痰竭c父たちはいつまでも罪を背負ったままです。父や祖父たちの罪をその背から下ろし、私たちに相続された罪を清算するためには、まずは事実に向き合わなければなりません。仮に戦争を生き残り、今も生きる元日本軍兵士たちが彼女たちに向き合わなかったとしても、今を生きる私たちは、父や祖父の加害行為に向き合わなければなりません。
 そして現在も日々生まれ続けている女性に対する差別や犯罪を根絶するためにも、向き合わなければなりません。男性が持つ加害者性という属性を払拭するためにも、向き合わなければならないのです。
 朝鮮植民地支配の最大の罪のひとつがこの日本軍「慰安婦」問題であり、戦時性暴力を象徴するものでもあります。植民地支配から100年を経過した今年こそ、この問題を清算しなければなりません。

日本人男性として、今年こそ日本軍「慰安婦」問題の解決を求めます
日本政府の謝罪と補償を実行し、被害女性の尊厳回復を実現することを求めます

2010年8月29日
(以下賛同者100人)

  

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