2009年12月19日土曜日

宮内庁!!

宮内庁とはどんなことをやっている役所なんだろう?

まさか、宮中祭祀を職員一同でやってはいないだろうね。



生涯賃金8億円!宮内庁長官ピンボケ金満人生

2009年12月19日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ


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 天皇の特例会見問題がドロ沼化の一途だ。もう会見は終わったのに、自民党は「天皇の政治利用だ!」と相変わらず大騒ぎしている。しかし、その火ダネを作った宮内庁の羽毛田信吾長官(67)は、エラソーに言える立場なのか。


●処分歴もある“スネ傷”官僚なのに…

「天皇陛下のお務めのあり方を守るというのが私の立場。辞めるつもりはない」――。官房長官の要請をバラし、内閣の方針を公然批判しながら、ポストにしがみついている羽毛田長官。

 民主党の小沢幹事長は15日も、「辞めてから言うべき。政権交代して政治主導になったのに、頭が切り替わっていない」とカンカンだった。

 羽毛田長官が居座りを決め込む理由はハッキリしている。こんな声がささやかれているのだ。

「羽毛田長官は1965年に京大法卒業後、厚生省に入省。老人保健福祉局長、保険局長などを経て、99年に事務次官に上り詰めた。01年に宮内庁次長に横滑りし05年から現職を務めています。次官時代は年収2500万円でしたが、宮内庁長官はその上を行く。国家公務員特別職で、副大臣や官房副長官と同等です。俸給月額145万円に諸手当を含め、年収3000万円に迫るでしょう。厚労省を辞めるまでの給与・退職金が約5億円なので、宮内庁での上積み分を考えると、生涯賃金8億円は下らないでしょう」(霞が関事情通)

 絵に描いたようなキャリア官僚だが、96年には岡光序治元次官らとともに、飲食接待問題で処分された“スネ傷”官僚でもある。何より、年金や医療など日本の厚労行政をぶっ壊した“戦犯”だ。国民からすれば「フザケルナ!」だが、羽毛田長官の今回の“暴走”には、クビをかしげる向きもある。

 関係者が言う。

「彼は典型的な官僚気質のイエスマンですよ。おとなしくて政治的野心も強くない。一連の発言には驚きました。小泉政権時代の05年4月に宮内庁次長から長官に昇進したが、誰かに言わされているのではないか」


●犯罪者ゾロゾロ、宮内庁のデタラメ実態

 この一件で、宮内庁という特殊な役所にも注目が集まっている。職員は総勢約1000人。長官や侍従長ら特別職52人のほか、987人の一般職員がいる。「数が多すぎる」という批判もあるが、宮内庁は予算を含めて“アンタッチャブル”。そのトップが「自分が偉い」とカン違いしたって不思議ではない。

「宮内庁では事務をあずかる長官官房や管理部は通称『オモテ』、皇室を世話する侍従職や東宮職などは『オク』と呼ばれ、互いに『あっちがやっていることは知らない』と保身に走りがちです。また、長官官房には他省庁からのキャリア出向組が多く、彼らはみんな腰掛け感覚。一般職員との間に溝もある。そもそも長官からして、厚労省や警察庁など旧内務省系官庁の天下り指定席です。組織がグチャグチャだから、事なかれ主義が横行しています」(皇室ジャーナリスト)

 閉鎖的で浮世離れしているせいか、不祥事もゾロゾロだ。今年8月にも都内で警官を殴った職員が逮捕されたばかりだが、昨年は本を万引した職員が捕まっている。01年には、ひき逃げした相手を死なせた職員、04年もひき逃げで老人にケガを負わせた職員が捕まった。06年には職員が無免許運転で事故を起こし、処分も公表されなかったと週刊誌に報じられた。

 職員数1000人にして、この犯罪率の高さは異常だ。トップの羽毛田長官は皇室のことを考えるなら、まず組織改革に心血を注いだらどうか。

(日刊ゲンダイ2009年12月16日掲載)

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