2008年11月28日金曜日

南京大虐殺and IMAGINE 9

日中戦争では、日本刀が広く使われた事が、『「百人斬り競争」と南京事件』(笠原十九司著)を読むとよく分かる。南京攻略戦の途中から百人斬り競争を始めた、二人の少尉は戦後南京の裁判で処刑されたが、その二人はたまたま大新聞の記事になって有名になったから処刑されたのであり、その他にも沢山の日本人兵士が日本刀で、中国人を斬った。それが戦いの最中なら正当性はあるが、残念ながら、敗走する兵を後ろから斬ったり、捕虜にした無抵抗な兵士を据え物斬りしたりもした。前述の百人斬り競争の中身も、このように斬られたものがいたという。
 ともかく、中国戦線に於いては日本刀が威力を振るった。
著書に載っている一例をあげる。地方紙「新愛知新聞 三河版」
【隊長からもらった日本刀で敵の首32!新城町の剣道選手・・・君の痛快な武勲をきく】
(1938年6月17日)
・・・・・・・・・
隊長より特に剣道の腕を見込まれ、隊長所持の伝家の日本刀贈与の栄光に浴し・・・徐州攻撃参加の激戦には真っ先に振りかざして突進、真っ向当竹割と敵兵の首12個を吹っ飛ばした。すでに幾多の戦闘にても18個の首を切り落としており、衛兵勤務の立哨中敗残兵2名が出没したが、このときなどは敵は無茶苦茶で簡単に斬り落とすことができた。現在刀の刃はボロボロに濡れているが零れているが、切れ味は大丈夫だ。
 合計32首を葬ったが、凱旋までには50個を血祭りにあげる覚悟だから安心していてくれ。

このような記事がいろいろな地方紙に武勲として紹介されていた。当然その当時の日本は国民こぞっていけ!いけ!モードであったのだから。
敵国の中国人を沢山斬ることに何の疑問もはさまなかっただろう。たとえ、それが無抵抗なものであっても。勿論捕虜を斬るとか、敗残兵を斬るというのは戦時国際法違反である。


{IMAGINE9}【合同出版】より

想像してごらん、
武器をつくったり
売ったりしない世界を。


Imagine,
A world that doesn't
Make or sell weapons.



紛争が続くアフリカでは、子どもたちまで武器を持ち、命を落としています。
その武器はヨーロッパやアメリカから売りつけられています。
アフリカの私たちは、殺しあう必要もないのに買わされているのです。
 だから、9条はアフリカにこそ必要だと思います。
9条があれば、これ以上アフリカに武器を持ち込ませないようにできるのです。(ケニア/男性)

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