2022年1月17日月曜日

731部隊と100部隊の戦後責任ー永寿総合病院から見える731部隊とワクチン村(加藤哲郎講演)

 



この加藤先生の講演があった日の朝、東大弥生キャンパス前の歩道で、東大医学部志望の高校2年生が、3人の人を刺すという大変ショッキングな事件が起きた。その被害者の2人は受験生だった。
 なぜ、医学部を目指す高校生が、殺傷事件を起こしたのだろうか?
本来、医者は、人の命を救わなくてはならないのだが、この高校生は、「3人を切った。面識はない。医者になるため東大を目指して勉強していたが、成績が1年前から振るわなくなり、自信をなくした。医者になれないのなら人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」と自供している。

医者に求められるのは、本来は倫理的な側面が大きいと思うのだが、今の医学教育はあまりにも偏差値に重視になっているのではないか?

それには、過去に日本が行った人体実験、細菌戦を全く反省できていない日本の医学界の体質がこの高校生にも影響を与えているのではないだろうか?

いかに多くの人を殺せるかを、731部隊では追究し、細菌兵器まで作ってしまった。
部隊員は戦犯免責され、アメリカの核戦略にも協力してきた。そこには被爆者を救うという発想は全くなかった。ただただ、過去の自分たちの犯罪を免責してもらうために協力した。

日本は、その医学界の過去を全く反省していない。隠し続けている。
人体実験で、学位を得て、出世した医学者もかなりいるだろう。それを黙認しつつ今の医学界が存在している。京大、東大、慶応大・・・などは過去の反省をしていない。勿論、そこには日本政府の暗い過去があるからである。反省をしてはいけないのだろう。

医学部を目指すものは、過去の歴史から学ぶ機会もなく、ただただ偏差値を上げることに汲々とする。

そんな中で、起きた事件ではないのか??

改めて、日本の医学の過去を問いたい!!

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