2011年3月27日日曜日

この世の地獄!原子力

TBSニュース
ドイツで原発廃止デモ 25万人参加


ドイツで原発廃止デモ 25万人参加  

 福島第一原発の事故を受け、ドイツで「反原発」のうねりが最高潮に達しています。26日には、原発廃止を訴える、これまでで最大規模のデモが行われました。

 「福島にチェルノブイリ、もうたくさん!」(デモのシュプレヒコール)

 「福島は警告する」と書かれた横断幕を掲げ、原発の廃止を訴えるデモ参加者たち。首都ベルリンをはじめ、ドイツ全土で反原発デモが行われ、25万人が参加しました。

 「残念ながら、日本で起きたことはドイツでも起きるおそれがあります」(デモ参加者)

 ドイツでは、安全性を見直すため、国内にある17基の原発のうち、稼働年数の長い8基をすでに一時停止させていますが、反原発運動の高まりは「原発政策」の見直しにも影響を与えそうです。(27日03:55)



転送です(再掲ご了承ください)

反原発 銀座デモ!参加者がふえています―再度お知らせします―

 福島原発震災発生!3/27(日)「反原発 銀座デモ・パレード」 
東電本社前も通ります。
集合時間  1時45分  出発 2時
デモ集合場所:銀座 水谷橋公園
         (ホテル西洋銀座・テアトル東京のとなり)
        地下鉄銀座1丁目または京橋駅下車数分
        解散は日比谷公園(予定)
        ★日比谷公園で最新状況を報告します。


たんぽぽ舎さんより◆地震と原発事故情報 その23◆
      たんぽぽ舎です。【TMM:No1038】
     ◆ 地震と原発事故情報 その23 ◆
    4つの情報(福島第一3号機で作業員被ばく-東電のずさんな安全管理、
たんぽぽ舎へ寄せられたメールご紹介、27日(反原発 銀座デモ)のお知らせ(再度)、原発の基本がよくわかる本の紹介)をお送りします。

1.福島第一3号機 作業員3人被ばく…東電のずさんな管理体制浮き彫り…
 東京電力は24日、福島第一原発3号機のタービン建屋で電源復旧作業中だった東電協力社員の3人が、40~50分間に170ミリシーベルト以上を被ばくし、内2人の両足には放射性物質が付着していたため、福島県立医大病院に搬送したと発表した。(25日各紙発表)25日に、千葉市の放射線医学総合研究所に送る。同日他の建屋の作業も中断し、復旧作業は遅れるというが、現場作業者の被ばくは深刻で、今回の被ばく事故も、明らかに「人災」だ。3人を含め、24日現在で今回の事故による累積被ばく線量が100ミリシーベルトを超えている作業員は24日で計17人になった。東電は、3人とも防護服やゴム手袋を着用し、線量計も20ミリシーベルトでアラームが鳴るように設定し、アラームが鳴ったとの情報もあるが、「なぜ高い線量の中で作業を続けたのかは不明」という。実際には、前日の作業終了後に測った線量が低かったため、24日は作業前に線量を確認していなかった。
 さらに搬送された2人は長靴ではなく、普通の作業靴をはいており、作業現場にたまっていた約15cmの水に浸かった状態で作業をしていた。東電責任者は、現場に立ち会っていなかった。180ミリシーベルトと言えば、放射線業務従事者が、「法定の5年間にさらされてよい放射線の限度100ミリシーベルトをはるかに超えている。250ミリシーベルトを1度にまとめて受けた場合に、白血球の減少が 始まると計算されている。この責任を、誰がとるのか。現場の作業員さんの中には、「誰かがやらなければならない仕事を粛々と進めているだけ」と多くを語らない場面もあるようだが、自分たちの労働現場については、雇用主を通すなど、是非声を上げほしい。
 小出裕章・京都大原子炉実験所助教は、「今回の被ばくは、敷地全体が汚染されていることの表れだ。電源が回復し、1つ1つの機器を動かしていく段階だが、多くの作業員が大量の被ばくを覚悟しなければいけない。被曝限度を引き上げてもすぐに限界に達する状態だ。次々と人が必要になるが、特殊技能を持った人員は確保できるか心配だ」と話している。(3月25日毎日新聞3面)こうした事態を招く原子力発電自体、ゴメンだ!廃炉に向けて、ともに進もう。

2.たんぽぽ舎に、うれしいメールがいくつも寄せられています。
その一つを紹介します。
「いつもメールをありがとうございます。
特に、今回の原発大事故についての情報・分析を感謝しています。
27日のデモ行進に、体調が許せば参加したいと思います。
 昨年頃、「原発なしで暮らせる」という趣旨の冊子の案内を拝見した記憶がありますが、その趣旨の冊子(文献)があれば、教えて下さい(購入できるかどうかも)。
 私は阪神淡路地震が起きたとき、すぐに、このような地震があるのだから原発はやめるべきだ、という投書を朝日新聞に送りましたが、採用されませんでした。
もう一度、その声をあげようと思っています。」大河原礼三(79)歳

3.反原発 銀座デモ(上記>
4.“原発の基本”がよくわかる本を推薦します!
小林公吉著「原子力と人間―闇を生む光」星雲社(たんぽぽ舎で扱っております。)
   第1章 原子力がやってきた
   第2章 原子力の正体
   第3章 原子力といっしょの暮らし その1 原子力発電
   第4章 原子力といっしょの暮らし その2 放射線
  第5章 原子力のない暮らし≪とことん話そう≫
                            
私は、この本が大好きです。
今毎日私たちを襲ってくる放射性生成物は、どういう物質で、原子力発電の燃料からどのように生まれるの? 何故生まれるの?世の中は、こうしたことを「常識」として知っている理科系の人間ばかりではないでしょう。
先生は「分りにくいことを分りやすく伝える」努力を続けてこられた高校の先生として、生徒に向かうかのようなやさしさを持って、膨大な原子力の世界を平明 に教えてくださいます。原子力の事故は、チェルノブイリなど有名なものだけではなく、隠された深刻な事故が多く存在し、ヒバクで大勢の人々が苦しんでいること。今後深刻に成らざるを得ない食品汚染と内部ヒバク、「放射線単位」の読み解き方。そして1番心配な事故は「地震」によって起こると、今を予言していらっしゃいます。『人類は、原子力発電と共存できるのか。』先生の問いは、最終的にそこに向かい、エネルギー問題について重要な示唆を与えてくださいます。今、こうした非常時であるからこそ、私はこの1冊を落ち着いて読み、原子力についての知識を身につけておくことを、是非お勧めします。         
                  (たんぽぽ舎 槌田春美)
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 今、「地震と原発事故情報」を発信しています。
 希望者は、たんぽぽ舎あて、Eメールアドレスをお伝え下さい。
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