2026年9月30日水曜日

日本軍の毒ガス戦





日本軍の毒ガス戦
~毒ガスパネル展解説員養成を兼ねて~
わたしたち「むさしの科学と戦争研究会」が、今年、学ぶ対象は、「日本軍の遺棄毒ガス問題」です。
近代の戦争で初めて毒ガスが使用されたのは、第一次世界大戦(1914~1918)におけるドイツでした。塩素ガスから始まり、各国で様々な毒性化学物質が開発・使用されました。
大戦後、世界では、1925 年のジュネーブ条約で生物化学兵器の禁止が謳われました。一方、日本の陸軍は、1919 年から新宿の陸軍科学研究所で化学兵器の開発を始め、第二次大戦では、広島の大久野島などで製造・砲弾への充填が行われ、中国大陸で大量に使用されました。海軍でも、平塚の相模海軍工廠で化学兵器が開発、製造されています。
  戦後、主に日中戦争の戦場で、使用されなかった大量の毒ガス弾が密かに埋められたり、湖や河川に投棄されました。1950 年~60 年代、中国では、遺棄毒ガス弾を回収・埋設しましたが、すべての毒ガス弾の発見・除去はできず、偶然発見された遺棄弾による被害が、今も続いています。これが「遺棄毒ガス問題」です。その被害は、中国だけでなく、日本国内でも起こっています。
  12 月 25 日(金)~27 日(日)の「むさしの平和のための戦争展」では、この問題に焦点を当てて展示をします。今回の学習会は、そのプレ企画です。展示スタッフが、展示当日、しっかりとパネルに向き合うことができるように養成することが、学習会の大きな目標ですが、一般の方々にも、ぜひ、この問題を知っていただきたく、多くのご来場をお待ちします。
日 時 11 月 20 日(金)13時30分~15 時
会 場 武蔵野プレイス 
4階フォーラムB
講 師 五井信治さん
(毒ガス展横浜実行委員会)
参加費 300円
主 催 むさしの科学と戦争研究会
https://www.facebook.com/musashinoantiwar  
https://x.com/musashisensoten

連絡先 080-6602-2913(鳥居)
musashonosensoten@gmail.com





























2026年 横浜展
来場者の感想
1、「日本軍の遺棄毒ガス」と「被害者」の賠償責任は裁判が続いているが政府の責任を認めていない。とてもつらいことだと思う。
・このパネル展をじっくりしっかりみると多くの人の苦しみが分かるような気がする。
(70代・横浜・知人の紹介)

2、TVで以前、日本軍の遺棄化学兵器の被害が中国でいまも続いていることを取り上げた番組を見て以来、この毒が被害者のことが気になっていました。パネルで被害者お一人おひとりの具体的な苦境を知り、改めて、日本政府は被害者への謝罪と補償を行うとともにできるだけ早く、遺棄化学兵器の処理を進め、完了しなればならないと強く思います。首相官邸公式サイトなどから、政府に意見を伝えるつもりです。
・加害の歴史の無視や否定、軍拡、排外主義、差別の横行など、日本が負の歴史の清算を果たさないまま、過ちを繰り返そうとするのを市民として必ず止めなければ。そのためにも負の歴史を知り、共有することが大切と思います。自然破壊の花博問題にも軍事の要素が絡んでいることに驚きました。平塚市民なので、毒ガス問題、思った以上に当事者でした。
(50代・平塚市・webを見て)




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