2024年2月15日木曜日

731部隊と大学

 




オンライン講演(ZOOM)

731部隊と大学」

お話:吉中丈志さん(京都大学医学部臨床教授

9月20日(水)









(講演概要)「731部隊と大学」

戦時中、731部隊で行われてきた残虐行為は、書籍、テレビ、新聞などのメディアを通じて、広く国民の知ることとなっています。

 果たして、当の大学の認識はどうでしょうか?

『731部隊と大学』(吉中丈志編)という本の中には、次のような一文があります。

「京都大学医学部創立百周年に際して発行された記念アルバム『近衛町無番地』(京都大学医学部創立100周年記念写真集編纂室、2004年)の中で、本庶佑氏(当時医学部長、その後ノーベル医学・生理学賞受賞)は、「残念なことに(中略)京都大学医学部と戦争との関わりについての掘り下げは誠に不十分である」として、731部隊に関する検証は残された課題だと示唆された。京都大学の歴史にはノーベル賞受賞といった光もあれば、同時に陰もある。中でも、京都大学医学部が731部隊に大きく関与した歴史は、負の遺産の最たるものであろう。・・・・・・」

今回のオンライン講演では、京大医学部臨床教授の吉中先生に、今の大学の731部隊に関する認識について語っていただきます。



第7回三多摩平和交流会


三多摩平和交流会の感想

第7回三多摩平和交流会 アンケート集約(2023年9月30日、10月1日)


1、戦争の知らない側面が見える。より細かく戦争というものを見ていくということは、戦争を正しく捉え、戦争を正しく恐れ、反対していくために重要なことだと感じます。また、これだけの方々が反戦の声を上げ続けることに勇気をもらいます。国の流れに抗えるような賢い市民として生きていけたらと思います。

 多くの人と話をして、もっとこのような話のハードルを下げて、戦争反対が当たり前という流れの助けになったら良いなと思います。(知り合いから、20代)


2、貴重なお話をありがとうございました。戦争は嫌だという思いがより強くなりました。しかし同時に無力感も覚えます。上官から命令が下れば、自分もそれがどんなに非道な命令であったとしても抗うことはできないだろうと思います。大半の人はそうではないかと悲観的な考え方ですがそう思います。ですからそういう命令が下る状況になってしまったらおしまいだ。そうなる前に、一応の平和の中にいると言える今のうちに、歴史を学び、戦争の痛い、悲しい、苦しいことだと感情を動かして理解していきたいと思います。ありがとうございました。(チラシ、30代)


3、今回初めて参加しましたが、とても1日では足りないと感じるほど充実した内容、プログラムだったと思います。以前からずっと気になっていた、関心を寄せていたテーマの学習だったり、映像に触れる事が出来、参加してよかったなと感じました。全ての問題は大元の所で繋がっていることを、改めて感じ、気づかせてくれる企画だったと思います。これからも関心を持ち続け、行動にも移していきたいです。ありがとうございました。(チラシ、知り合いから、50代)


4、今回、この展示で、活動されている団体を(数多く)知り、いろいろな分野の事を知ることができ、良かったです。各展示がよくまとめられていたので、短い時間、限られた時間でも、消化しやすかったです。

 平和への活動をされている団体が多くあり、私も、常に情報を得て、できることをしていこうと思いました。戦争を回避し平和を維持していくのは、私達の務めだと改めて感じました。(チラシ、50代)


5、手作り感あふれる、熱のこもった展示でした。関係者、準備に奔走された皆様、お疲れさまでした。

 浅川地下壕の展示で解説スタッフの方(お名前を確認せず申し訳ありません)にとても丁寧なお話を伺うことができ、勉強になりました。朝鮮人労働者やその周辺住民との関りも、場所によっていろいろあったのだと再認識でき、好例(と言っていいのか、少なくともましだと思える実例)が、多摩地域にあったことに安堵しました。まだまだ終わっていない課題がたくさんあるので、今後もその進捗や、新たに発掘した歴史を発信し続けて下さい。(知り合いから、50代)


6、取り組みを見て励まされ、特に黒井さんの講演には、戦争の悲惨さが、まざまざと伝わり、シベリア抑留の祖父のでくのぼうぶりにすっかり子も孫もそっぽを向いたことに、考えさせられました。世界中の支配者が、終なく?各国政府官僚が、共謀して戦争を始め、庶民のみ戦争に放り込む。そして真相・真実は明かされず、開戦し、国民の命を破壊しつくした。世界中の支配者加担者のみ無傷、責任負わされず、それどころか、大儲け。それを今もやっているが、彼らに決して騙されないよう複眼的に見る、自分の頭で考える、分かり合うが必要。

 ウクライナ戦争もロシアが本当に侵略したから開戦になったか学び直す必要があると思います。私はNATOも米・ウクライナも支配者が共謀していると聞いています。みんなが言っているから、マスコミが言っているからが、先の大戦に走らせたとも思います。(チラシ、60代)


7、高橋悠太さん講演を聴きに来ました。1つ1つの出来事が具体的できちんとデータと画像をとって見せていただけたのは、とても良かった。冊子の中の呼びかけ人には、お互いに声をかけられる知り合いが4人載っていた。大変申し訳ないが「三多摩平和交流会」という隔年のイベントを初めて知った。

 これだけの内容の展示を団体のいろいろな違いを調整して、整然とされていることに驚いた。川崎・横浜「戦争展」を始めて30年以上になるが。(60代)


8、今年も参加させてもらいました。退職して5年余りが経ちますが、こうした会に参加することで、社会の一員としての実感を持つことができます。実行委員の皆さんありがとうございます。展示の中の高校生平和ゼミナールと中学生のイラストを見学し、運動が継続されていることを強くうれしく思いました。(展示、ビデオの感想、チラシ、60代)


9、「声をあげる高校生たち核兵器禁止条約に署名・批准を」上映を観て、東京高校生平和ゼミナールの津田幸介先生のお話を伺いました。高校生平和ゼミナールの活動が全国に広がっていること力強く思いました。

 先日、スティーブンリーパーさんたちの活動運動が又始まっていることを知りました。いろいろな活動がつながり、核兵器禁止条約日本政府批准を実現進めていきたいと思います。

 三多摩平和交流会の活動につながって行きたいと思います。

(レイバーネットイベントカレンダー、70代以上)


10、いろいろなお話をお聞きし、展示を観て勉強させて頂きました。色々な方が、平和や命の為に取組んでいて、多くの人と繋がっていければと思いました。ありがとうございました。(チラシ、70代以上)


11、「無限の瞳」の映画とても感動しました。成城(高校)学園にある平和の像は見学に行ったことがありましたが、原水爆禁止運動の始まる前から高校生たちであった若者たちの運動があったことを初めて知りました。古い映画でも中身は新鮮。この映像をもっともっと広げて行くことができたらと思います。機会があったら映像を借りて上映会を実施したいです。又、大人たちがなかなか無関心のままいる中で高校生平和ゼミナールの若者たちが全国で頑張っている。本当に力強く思います。陰ながら応援していきたいと思っています。

(ビデオに〇、チラシ、70代以上)


12、黒井さんの記事(朝日)を読みました。初めて聞く内容でした。「三光」の本も読み、「731部隊」の講演シリーズで聞きました。

 私の父も、満州国に2年、その後、日本に帰り、特攻隊に入隊していました。少し若かったので、出撃する前に敗戦を迎えました。父もどうにかすると、狂暴な一面を見せることもあり、それは、元々の人格であると理解していたのです。黒井さんの記事を読み、父を少し理解できるようになりました。

 (週刊金曜日、70代以上)


13、PFAS杉井先生さすが医師です。難しい医学的言葉は避けて、分かりやすく、お話しいただけて理解を深めることが出来ました。ありがとうございます。是非、今日のパワポを頂きたく思います。

 (チラシ、PFAS世話人の1人、70代以上)


14、学校で子ども達に伝えてゆくこと、素晴らしいと思います。PTSDの連鎖、大変な事実だと思います。引きこもり、DVとの関連は、あると思います。黒井さんの御活躍期待しています。

 (お知らせ、70代以上)


15、10/1(日)に参加させて頂きました。素晴らしい講演会、映画上映でした。大変な労力だったと思います。ありがとうございました。お疲れさまでした。

 ここ数年はコロナ禍もあり、ほとんど自分は動けていないので、せめてと本日9:30~黒井さんのお話から一日学ばせて頂きました。充実した一日でした。ありがとうございました。

 (チラシ、70代以上)


16、高橋君の「カクカワ」の活動の話に引きづりこまれました。国連での「核兵器禁止条約」成立の、新しい時代を切り開く希望として正面から受け止めた姿勢に深く感動しました。市民の運動が社会を動かし、世界を動かす展望を語る姿に日本の新しい希望を感じました。

 「核兵器禁止条約への日本参加」を議員に直接尋ねる面会活動を進める「カクカワ広島」の体験談が聴きごたえがありました。この広島からの核廃絶の取組の中から研究分析による政治の分析は若い世代にできる柔軟で納得できるものになっていました。

 (70代)


17、千葉君を救うために高校生達が作成した「無限の瞳」素晴らしいです。様々なことを教えられる貴重な映像に感動しました。成城高校では毎年上映されているとのこと。若者に伝え続けて頂きたいです。

 高校生平和ゼミナールの活動には希望を感じました。こんな素晴らしい学生達が全国にいるんだと思うと元気が出ます。お世話役をしている津田先生の存在は、とても大きいと思います。感謝いたします。

 (チラシ、70代以上)


18、貴重なパネル展示を多数見ることが出来まして、有難うございます。

 ここまで、用意された皆様方の御苦労大変だった事と思います。展示内容も、戦争、空襲、被害状況、三多摩地区以外の広島原爆に関することや731部隊、又、PTSD、PFAS汚染問題、オスプレイ、又、高校生平和活動等幅広く扱っており、大変勉強になりました。これからも皆様方の御活躍応援致します。

 (チラシ、70代以上)


19、9/30 広島の若い方達の反核運動の具体的話が励まされました。

  9/30 ビデオ―731部隊と現在の感染症(コロナ)との関係のビデオで、医師たちの悪業がよくわかりま

     した。

10/1 PTSDの黒井さんの話=西東京の学童の子ども達に戦争の愚かさを話されてることに感動しました。


  展示は全体が分かりやすく、よく作られ多くの人に見てもらいたいです。

  国分寺の中学生の絵とメッセージを出来たら冊子にして頂きたい。

 (70代以上)


質問用紙

高橋悠太講演会での質問

1、話を聞いて勇気づけられました。初めは緊張したという国会議員への働きかけが、今は世界に向けて活動を進めている行動力、そのエネルギーは核兵器禁止への思いの現れだと思います。若者の中での繋がりを進める上でのアドバイスがあれば教えてほしいです。私達の運動の中ではなかなか若い人たちと繋がりません。私は基地の被害と軍備拡大の影響をもろに受けている。横田基地周辺での運動をしています。座り込み。


2、日常、「この先はどうなってゆくんだろう」「私は年だからいいけれど、子どもや孫たちはどうなるんだ」と悲観的な考えしか浮かばなかったけれど、高橋さんの講演を聞いて、こんな具体的に動いて仲間を造り、行動を起こしている人がいてくれたんだと感激しました。

 意識を変えることが大事なことなんですね。

 どんな育て方を親御さんがしたのか知りたいです。



日中永久不再戦のために!!

 日中永久不再戦のために!!

帝銀事件と731部隊

 





日本軍細菌戦部隊731とはどんな部隊であったか

 

731部隊の4つの細菌戦

 



群馬の森「朝鮮人追悼碑」撤去問題



「歴史のデマ」振りまく団体を後押しするのか?群馬県の追悼碑撤去問題


群馬の森「朝鮮人追悼碑」撤去問題 山本一太知事会見

群馬の追悼碑撤去「不当な暴挙」 復元要求、北朝鮮メディア

韓国通信「朝鮮人追悼碑」撤去について




前橋市長選挙 野党側新人の小川晶氏が初当選 与党推す現職破る

群馬県、朝鮮人追悼碑を粉々に…「良心がずたずた」


なぜ、杉田氏はこんなことを言うのだ?

朝鮮人追悼碑「日本に不要」 自民杉田氏、歴史修正扇動

群馬の森 朝鮮人追悼碑撤去をめぐり、アーティスト有志が反対の要望書を26日に提出する意向。賛同者も募る



公園は誰のものなのか? 「群馬の森」朝鮮人犠牲者の追悼碑をめぐる闘い

最高裁判事・群馬県山本一太知事の歴史認識を問う!!




群馬県は、何でこんなことをするのだ!!撤去反対!!


2024年1月30日 「朝日」

・・・・・・(前略)
戦前の日本を美化する風潮が強まるなか一部の勢力から抗議を受けた県が、政治的中立を盾に事なかれ主義に陥っているとすれば、歴史改ざんに手を貸すことにもなる。きわめて危うい事態だ。

 山本知事は今からでも、碑を残す道を探るべく、あらためて団体と話し合うべきだ。県がやるべきは、過去の歴史について開かれた議論ができる環境を整えることであり、みずから議論の場を封じることではない。





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