731からフクシマへ!!
731を問う!!
2009年1月31日土曜日
1938年 南京 1月31日
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「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月31日 中国の新年。使用人や従業員の祝日だ。難民が庭できちんと整列して、3度お辞儀をしてくれた。中には若い娘さんもたくさんいる。おかげで守られ、救われたと言って、誰もが感謝してくれるが、あいにくまだことは片付いていない。難民たちから縦...
2009年1月30日金曜日
1938年 南京 1月30日
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「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月30日 委員会としては気にかけていることを書いてローゼンに渡し、日本側にかけあってくれるよう頼んだ。とはいえ、これでよくなるという希望を抱いているわけではない。なぜなら、ローゼンは日本人にとって必ずしも好ましい外交官ではないからだ。い...
2009年1月28日水曜日
1938年 南京 1月29日
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「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月29日 プリドー=ブリュン・イギリス領事とフィッチが今朝9時にビー号で出発した。私の日記帳もお供した。フィッチが近いうちに戻れるなどと、誰も信じていない。日本人との緊張感は日増しに高まっている。委員会を解散して、新たに救済委員会を組織し...
1938年 南京 1月28日
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「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月28日 フィッチが今日、何の前触れもなく田中領事から上海へ行く許可をもらった。イギリスの砲艦ビーで行き、6日後にアメリカの砲艦オアフで戻ると言っている。なんだか妙な話だ。証明書とか旅券、あるいはそういうたぐいのものを一切よこさないだけ...
2009年1月27日火曜日
1938年 南京 1月27日
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「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月27日 今日は皇帝ヴィルヘルム2世の誕生日だ。ちょっとくらい皇帝をしのんだところでナチ党員であるということに傷はつくまい。私のように皇帝の時代に生まれた人間は、やはりそうすっぱりと忘れることはできない。ただし、私が懐かしんでいるのは皇...
2009年1月26日月曜日
1938年 南京 1月26日
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「南京事件」(笠原著:岩波新書)より 1月26日・・・日本軍将校がアメリカ大使館員アリソンを殴打、外交問題となる(アリソン事件) 「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月26日 中国人兵士の死体はいまだに野ざらしになっている。家の近くだからいやでも目に入ってしまう。いったい...
2009年1月25日日曜日
1938年 南京 1月25日
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「南京の真実」(ラーベ著:講談社)より 1月25日 外交部に設けられた病院で働く中国人の男女2人の看護人が、マギーに連れられて本部にやってきた。病院で働いていた苦力が一人、日本兵に刺し殺されたのだ。我々は詳しい事情を聞き、極秘文書に記録した。それと同時に、どうやらひどい状態らしい...
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